国原吉之助の作品一覧

「国原吉之助」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ローマ皇帝伝 上
    アウグストゥスファン必読の書。「ローマ皇帝伝」なんて堅苦しい名前だが、中身は「〇〇は女好きだった」云々ゴシップまみれとなっている。中でもアウグストゥスのページは(作者スエトニウスがファンだったのか)記述が厚く、熱がこもっていて笑ってしまう。
    ゴシップばかり載っているのでかなり信憑性は怪しいが、一度読...続きを読む
  • タキトゥス 年代記 上 ティベリウス帝からネロ帝へ
    こんなに面白いと思わなかったー!
    サトクリフ好き&歴史の時間に聞いたことのある人たちが出てくる(当たり前か)というのもある歴史を物語のように楽しめる。権力を握ったものが容易に周囲に猜疑心を抱くこと。それは血の繋がった親、兄弟、子どもに対しても容赦ないこと。権力者の周りで阿諛追従に躍起になる役人や政治...続きを読む
  • タキトゥス 年代記 上 ティベリウス帝からネロ帝へ
    タキトゥスの有名な著作。アウグストゥスの死から書き起こし、ティベリウス、クラウディウスを経てネロの事跡へ(カリグラは写本喪失)。その明晰な文体と通底する自由を愛する精神は、現代人にとっても興味深いものであろう。
  • ローマ諷刺詩集
    芸人の皮肉な言動は怒るよりも、面白がった方が楽しいし、生産的だと思うのですが、この本に収められている詩も、しかめっ面で文学として見るよりも、ゲラゲラ笑って読むべきだと思います。
  • タキトゥス 年代記 下 全二冊 ティベリウス帝からネロ帝へ
    クラウディウスの治世から始まりネロ帝の治世の最中で筆が止まる下巻。この巻において最も人の心を打つのは哲学者セネカの最後であろう。古来己の思想には似つかわしくない豪奢な生活を非難され続けているセネカであるが、その最期に見せた雄姿はストア派の面目を保って余りあるものである。

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