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Posted by ブクログ 2019年01月09日
税金をどう合法的に回避するのか?
と考えるのは、個人であれ、企業であれ、必然である。
あまりにも、納めた税が、不具合な使われ方をしているからである。
企業のグローバル化のなかで、「税回避」は、
複雑で多様化し、小さな国や特殊な国などは、その優遇によって
税をかすめ取ろうとすることは、ありうることだ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月25日
大蔵省=財務省で主税局主計官、東京税関長を務め、財務省退官後は政府税調メンバーとして国際税制の世界に関わるかたわら、弁護士として企業の国際会計を支え来た人物の著書。筆者は官僚として大蔵省・財務省として在籍した期間のほとんどを、国際税制の世界で過ごしてきた。彼が紹介する世界は、あの手この手を使って節税...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月25日
悪知恵をフル活用して、法の網をかいくぐり、徴税吏から逃げおおせた富裕層やグローバル企業は、虎の子のマネーを悪用し更なる自己拡大を計る。その過程で発生する財政危機や金融危機のリスクを、自分達以外の人々に被せながら。
恰も台風の如く、国境など関係無しに方々を荒らして回る連中に、我々はどう立ち向かえば良...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月16日
タックスヘイブン……名前は聞いたことありましたがいまいちどういう存在かわからないので本書を手に取りました。
そこで、タックスヘイブンに関連する金融機関をとおすことで税金逃れのようなことが横行している実態をはじめて知りました。しかも先進国が表では国際協力とか言って、規制の方向でまとまっている状況がある...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月02日
筆者は東大法学部で司法試験に合格して卒業し、大蔵省に入省。その後、国際機関を含む数々の要職を経由した、絵に描いたようなエリートだ。
本書はタックス・ヘイブンを含む脱税やマネーロンダリングといった資金関係の問題の入門書としてだけでなく、筆者の経験をノンフィクション・ストーリーとして観賞する意味でも面白...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月03日
タックスヘイブンにおいてどのような仕組みで租税回避ができるのか知りたくて本書を手
にした。
ただ技術的な手法の公開を期待していた場合、本書はその期待に答えることができない。そ
れを教示することは、新書の読書層には想定していないのだろうし、安易な情報公開を控え
ることで模倣するものを事前に阻止するこ...続きを読む
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