林容吉の作品一覧
「林容吉」の「帰ってきたメアリー・ポピンズ」「風にのってきたメアリー・ポピンズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「林容吉」の「帰ってきたメアリー・ポピンズ」「風にのってきたメアリー・ポピンズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
訳のうまさに驚いてしまった。しかも訳者は男性、財政学の先生。二重の驚きだ。
再読するきっかけとなったのは、新井潤美著『不機嫌なメアリー・ポピンズ』(平凡社新書)。なぜポピンズがツンとしていて不機嫌なのか、その理由が書いてあった。そうか、ナニーはそういう存在だったのか。半分納得したが、それでもポピンズの不機嫌さは度を越えている。
映画やミュージカルのメアリー・ポピンズは、この原作とはかなり違っている。思いっきりアメリカ的脚色、明るいメアリー・ポピンズ。でも、原作のように不機嫌なポピンズのほうが何倍もおもしろい。(2013年公開の映画『ウォルト・ディズニーの約束』は、メアリー・ポピンズの原作とディ
Posted by ブクログ
2025/4/11-2025/4/16
アリエッティの原作。小さい時に読んだことがあるようなないような
ミニチュアの世界観が大好きなので、アリエッティの世界もとても楽しめた。表紙に書いてある絵と描写される部屋の様子が一致していたので、ちょくちょく表紙を見ながら楽しんで読んでいました
なくしたものは小人が持っていったんじゃないかっていうのはかなり夢があるし、私も子どもの頃はそう考えることもあったなぁ(もちろんアリエッティと、そしてこびとづかんのおかげ)
妖怪ウォッチとかも同じ原理で流行ったんじゃないかな。
映画も良かったけど、映像のある映画よりも詳細に床下の暮らしが書いてあって、想像が広
Posted by ブクログ
この世界と異世界?とのハザマにいて、風とともに時空を超えて旅するメアリー・ポピンズさんの物語です。思ってもみなかったです、メアリーさんは「時空の旅人さん」でした!
おもしろかったです!裏表紙に「小学4・5以上」とあります。小学生のわたしには難しかったかも、いま読めてよかったです。
物語は12篇の連作短編の形式です。わたしは特に「10 満月」がよかったです。「みんなおなじ」のメッセージが響きました。「みんな」とは何で、「おなじ」とはどんなことかを読んでいただきたいです。
宇宙の歴史を俯瞰するような内容もあり、感動しました。
メアリー・ポピンズさんは、バンクスさんちの4人の子どもの世
Posted by ブクログ
十一月五日のガイ・フォークスのお祭りの日に、打ち上げ花火の星に乗ってやってきたメアリー・ポピンズ。
いつものように、じゅうたん製のバックとオウムの頭のついたこうもりがさを持って。
メアリー・ポピンズの言葉は辛辣で、子どもたちを決してほめたりはしないけれど、なぜか彼女の魅力に引き込まれてしまいます。
ジェインとマイケルは、メアリー・ポピンズがつれていってくれるおとぎの世界についても、深く聞かないことにしています。
それは、世の中には、説明できることもあるけれど、説明できないこともあるとちゃんとわかっているからなのです。
自分だけが知っている夢の世界。
それは簡単に人に話すと意味のないことになっ
Posted by ブクログ
あのメアリー・ポピンズが、凧に乗ってバンクス家の子供たちのもとに帰ってきた。
彼女の持っているじゅうたん製のバッグには、ただひとつ大きな体温計が入っているだけ。
ムクドリや赤ちゃんとお話ができたり、子供たちに不思議な体験をさせてくれるメアリー・ポピンズ。
ふだんは決して笑わないし、優しさや親切の押し売りもしないけれど、彼女が巻き起こす独特なファンタジーの世界はとっても楽しく、わくわくの連続です。
ショーウインドウに映った自分の姿にうっとりするメアリー・ポピンズが愛らしくて、こちらもついつい笑ってしまいます。
彼女と過ごす楽しい時間は、永久に続くことはないけれど、心の中できらめく星のように