林容吉のレビュー一覧

  • 床下の小人たち

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    金曜ロードショーでスタジオジブリ『借りぐらしのアリエッティ』を見たら急に原作を読みたくなった
    小学生の時に読んだが殆ど忘れてしまっていた 

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    2026年08月14日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    訳のうまさに驚いてしまった。しかも訳者は男性、財政学の先生。二重の驚きだ。
    再読するきっかけとなったのは、新井潤美著『不機嫌なメアリー・ポピンズ』(平凡社新書)。なぜポピンズがツンとしていて不機嫌なのか、その理由が書いてあった。そうか、ナニーはそういう存在だったのか。半分納得したが、それでもポピンズの不機嫌さは度を越えている。
    映画やミュージカルのメアリー・ポピンズは、この原作とはかなり違っている。思いっきりアメリカ的脚色、明るいメアリー・ポピンズ。でも、原作のように不機嫌なポピンズのほうが何倍もおもしろい。(2013年公開の映画『ウォルト・ディズニーの約束』は、メアリー・ポピンズの原作とディズニー映画の乖離の舞台裏を描いていた。原作者パメラ・トラヴァースを説得するウォルト・ディズニー、なんだかなと思う。)

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    2025年05月05日
  • 床下の小人たち

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    ネタバレ

    2025/4/11-2025/4/16

    アリエッティの原作。小さい時に読んだことがあるようなないような

    ミニチュアの世界観が大好きなので、アリエッティの世界もとても楽しめた。表紙に書いてある絵と描写される部屋の様子が一致していたので、ちょくちょく表紙を見ながら楽しんで読んでいました

    なくしたものは小人が持っていったんじゃないかっていうのはかなり夢があるし、私も子どもの頃はそう考えることもあったなぁ(もちろんアリエッティと、そしてこびとづかんのおかげ)
    妖怪ウォッチとかも同じ原理で流行ったんじゃないかな。

    映画も良かったけど、映像のある映画よりも詳細に床下の暮らしが書いてあって、想像が広がった。「よくそんな使い方思いつくなぁ」と感心しながら読んでた

    基本的に映画と流れは同じように感じたけど(ラスト以外)、男の子の性格は結構違ったように感じる。映画の子は弱々しくて優しい感じの子(とは言っても映画を見たのも随分前のことなのであてにならないと思うけど)だった気がするんだけど、原作の方はアリエッティに対してちょっと強気な感じがした。かわいかったけど笑

    ホミリーの性格は悪口言ったりアリエッティへの当たりが強かったり、はしゃいでると怒ったりと序盤は若干キツかったなぁ、とか児童文学に求めるのも間違ってるか( ̄▽ ̄;)部屋に新しいものを入れてはしゃいでいるところは可愛かった笑
    ポッドはあまりキャラが立っていないような感じがしたけど、よくある夫が妻の尻に敷かれている系の家庭かな?と思ったら意外としっかりしてて、やっぱりこの家にはポッドがいないとダメだなぁとか思ったり。それでいて、人間とお喋りしてるっていうからおいおいおい、いいんかーーーーとツッコミ。(人間に見られちゃダメなはずなのに、「幻覚だと思ってるから大丈夫っしょ」ってわざわざ会いに行ってるっていうのがガバガバすぎる笑。その点映画の方が、「人間に会っちゃダメ!!」ってのが強く表現されていたように感じた)

    アリエッティはその年頃の女の子って感じがした。外に出たい、外を知りたい、冒険したい、みたいな。割と共感出来たなぁ

    アリエッティ達の存在がおばさんにバレたのは、確実に男の子が荷物を運び入れすぎたせいだと思うんだけど、それに対して一言も謝罪がないのはツッコミたくなった笑でもホミリーもホミリーで満更でもなかったもんなぁ、仕方ない。おかげで3人の新しい生活を知れるし、子どものアリエッティにとっては暗い床下にいるより健全だからアリかなと思う!(何様)

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    2025年04月16日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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     この世界と異世界?とのハザマにいて、風とともに時空を超えて旅するメアリー・ポピンズさんの物語です。思ってもみなかったです、メアリーさんは「時空の旅人さん」でした!
     おもしろかったです!裏表紙に「小学4・5以上」とあります。小学生のわたしには難しかったかも、いま読めてよかったです。

     物語は12篇の連作短編の形式です。わたしは特に「10 満月」がよかったです。「みんなおなじ」のメッセージが響きました。「みんな」とは何で、「おなじ」とはどんなことかを読んでいただきたいです。
     宇宙の歴史を俯瞰するような内容もあり、感動しました。

     メアリー・ポピンズさんは、バンクスさんちの4人の子どもの世話係なんですが、子どもたちに笑顔で接したりしません。津村規久子さんは『やりなおし世界文学』のなかで「ハードボイルド世話係」と呼ばれていました。
     そうゆうことね。メアリーさんは、ありのままの自分でいるんですね。自分の楽しみがあり、おしゃれします。淡々と自分の役割をはたし、自分のしたいことをするんです。成長とか自己実現なんて関係なし。
     この世界からみると不思議なことでも、メアリーさんからしたら、特別でもなんでもない、いつものこと。クールです。あまりに普段っぽいので、この世界と異世界、ふたつの世界がまじりあったみたいで楽しいです。

     メアリー・ポピンズさんの物語に吹く風は、他の作品でも感じたことがあります。イギリスの国民的SFTVドラマシリーズ『ドクター・フー』です。『ドクター・フー』は1963年スタート。『メアリー・ポピンズ』がイギリスで出版されてから29年後のことです。もしかして『メアリー・ポピンズ』を読んでた子どもたちが『ドクター・フー』を作ったのかも、と空想すると楽しいです。



     最後に気になったヨークシャー・プディングについてのメモです。
     妻に確認「この料理のソースはグレービーソース、つけ合わせはヨークシャー・プディングの3点セットやで」
     そうだよね、この訳はちょっとどうかなと思いました。翻訳の初版が1954年だから当時の日本ではみんなこの料理を知らないからこの訳になったんでしょうか。この訳だとたちまちオリエンタルな料理ですよね。

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    2025年03月05日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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    十一月五日のガイ・フォークスのお祭りの日に、打ち上げ花火の星に乗ってやってきたメアリー・ポピンズ。
    いつものように、じゅうたん製のバックとオウムの頭のついたこうもりがさを持って。
    メアリー・ポピンズの言葉は辛辣で、子どもたちを決してほめたりはしないけれど、なぜか彼女の魅力に引き込まれてしまいます。

    ジェインとマイケルは、メアリー・ポピンズがつれていってくれるおとぎの世界についても、深く聞かないことにしています。
    それは、世の中には、説明できることもあるけれど、説明できないこともあるとちゃんとわかっているからなのです。
    自分だけが知っている夢の世界。
    それは簡単に人に話すと意味のないことになってしまいそうです。

    物語はこの三冊目で終わりなのですが、メアリー・ポピンズとのお別れのシーンが切なくて、胸にじんとくるものがありました。
    けれど、本を開けばまた彼女に会えるのですよね。
    『メアリー・ポピンズ』この物語に出会えてほんとによかったです。

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    2024年10月12日
  • 帰ってきたメアリー・ポピンズ

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    あのメアリー・ポピンズが、凧に乗ってバンクス家の子供たちのもとに帰ってきた。
    彼女の持っているじゅうたん製のバッグには、ただひとつ大きな体温計が入っているだけ。

    ムクドリや赤ちゃんとお話ができたり、子供たちに不思議な体験をさせてくれるメアリー・ポピンズ。
    ふだんは決して笑わないし、優しさや親切の押し売りもしないけれど、彼女が巻き起こす独特なファンタジーの世界はとっても楽しく、わくわくの連続です。

    ショーウインドウに映った自分の姿にうっとりするメアリー・ポピンズが愛らしくて、こちらもついつい笑ってしまいます。

    彼女と過ごす楽しい時間は、永久に続くことはないけれど、心の中できらめく星のようにいつまでも残っていることでしょう。

    きっとまた会えるはず。
    だって、往復切符を持って、メリーゴーランドに乗って行ってしまったのだから…。

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    2024年08月04日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    東風の吹く寒い日に、4人の子どもたちのお世話係としてバンクス家にやってきたメアリー・ポピンズ。
    彼女はちょっと風変わりで、無愛想でこわそうだけれど、どこか人をひきつける魅力があるようです。

    翻訳独特の言いまわしが小学生の頃には難しくて、ほとんど内容を覚えていなかったのですが、最近になってディズニーの「メリー・ポピンズ」2作を観て、映像を頭の中で再現しながら、物語を楽しむことができました。

    柄のところがオウムの頭になっている傘を持ってお出かけをし、往来に絵を描いているバートと一緒に、絵の中に入ってお茶をしたり、ジェインとマイケルを連れて、笑いじょうごのウイッグさんを訪ねたり。

    双子のジョンとバーバラの物語はとても素敵でした。

    メアリー・ポピンズと過ごした夢のようなひとときは、西風とともにあっけなく去っていきます。
    子どもたちだけでなく、大人の私たちも笑顔にしてくれる、不思議なおとぎの世界。
    この物語を読み終えた後には、きっとまた彼女に会いたくなります。

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    2024年06月08日
  • 空をとぶ小人たち

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    気球を作るポッドって、まるでムーミン谷の、スノークのお兄さんみたいだな。実験好きで、思い立ったら直ぐに実行してしまう所が。

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    2024年05月18日
  • 野に出た小人たち

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    野に出て、靴の中に住んだのが、間違いだったのだろうか?なかなか、居心地良さそうだったのにな。結局、人間には、見つかってしまうものなのかしら。ハシバミは、味気無いだろうな。キイチゴは、酸っぱそうだし。セリを水で流し込むとか、相当な辛さが伝わってくる。

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    2024年05月16日
  • 帰ってきたメアリー・ポピンズ

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    ネタバレ

    あの日メアリーは「オー・ルヴォアール また会うまで」と手紙を置いて去っていきました。
    そのとおり、またやってきたのです。
    凧にのって!(ぜったいにそんな事メアリーに言ってはいけません。)

    なんと言っても「わるい水曜日」です!
    今度は、いつもお姉さんだからと我慢させられるジェインの反抗期。
    ここで村上主義者の皆さんに伝えたいのは『水曜の子どもはなげきがいっぱい』
    はい、街壁と同じマザーグースが引用されてますー
    飾り皿の中の少年との、とっても素敵なお話しです。

    「ロバートソン・アイの話」も最高です!そう、あの役立たずの眠ってばかりのロバートソン・アイがねえ…
    かしこさを持ち合わせていない王さまに知恵を授けてくれる教授を探すおはなし。まさに含みがありどこか哲学的。出てくる算数のはなし、_6たす7は13でございます。それでは5たす8はいくつでございましょう。_
    これ、ピッピも学校行った時、先生に同じこといってたな( *´艸`)
    王さまは、教授たちからは教えられず、のらくらものから大事なことを教わるのです。「石は輝きなき星で、人は、翼なき鳥ではないか。」このセリフ、しびれました。
    メアリーの去り際もすごかった、メリーゴウランドごと吹っ飛んで行った…

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    2024年02月15日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    子どもの頃にドリトル先生と同じように親しんだつもりだったがあまり覚えてなかったのがショックでした。メアリーのエキセントリックさと、この町のメアリーの一味に驚かされる。

    "大人にも読めるたいへん含蓄ある物語"
    なのでした。

    しかし高校生の頃に大好きだった古いミュージカル映画、つまりハリウッドとディズニーにすっかり毒されていた自分にがっかり&考えさせられました。
    映画の中のジェインとマイケルが歌う 新聞広告の歌が大好きだったのに、そんなシーンどこにもありませんでした。新聞社に手紙を書いていたのはバンクス夫人。映画はもっとブーム提督のことを描くべきだし、素敵な絵描きさんは煙突掃除夫じゃない!
    トラヴァースさんと映画サイドが揉めたのも無理はない…

    ともかく、木のオランダ人形みたいなメアリー・ポピンズは、じゅうたんのバッグを提げてやって来ました。
    …じゅうたん?!え、じゅうたんなの?と
    原書まで持ってきて調べたところ、はい、しっかりと〖carpet〗とありました。
    なるほどぉ、そうなると魔法のじゅうたんを思い浮かべれば、あの空っぽのバッグから次々といろんなものが出てくるのも納得。

    メアリーとの日々が始まります。
    この巻でいちばんの問題作は「わるい火曜日 」でしょうか。
    マイケルの反抗期っぷりからはじまり、
    小さな光る磁石のような円盤で世界を回ります。
    人種問題に触れていますね、白人至上主義にもとれるし、それを揶揄しているようにも。。

    ほろりとさせられちゃうのは「ジョンとバーバラの物語」 ムクドリとのおしゃべりが大好きな賢い双子たち。いつか自分の言葉が分からなくなるんだとムクドリにからかわれても、自分たちはそうはならないと言い張ります。。旅に出たムクドリが帰ってくると…。せつないけれど、素敵なお話。

    メアリーは去っていきますが、なんとなく最後はにおわせて…
    いる。

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    2024年02月09日
  • 床下の小人たち

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    ネタバレ

    小人とは、かよわく守ってあげたいかわいらしい存在だ、と思っていた自分に、おこがましさを覚えました。
    アリエッティがはじめて少年と話して涙を流していた時、お互いが譲らず、それぞれの存在価値を認めさせようとするところ。
    小さな人たちが何を恐れて不安に思い、尊厳を大切にしていたか。大きいだけの人間は何を踏み躙るのか。
    そうだ、コロボックルもニングルも、とても賢くて、どう生きるかをまっすぐに考えて、真剣に生きていたのでした。

    でも、床下からずっと出たかったアリエッティがはじめて「上」に行った時のちょっと警戒しながら、ドキドキしたり感動したりするの瑞々しさは、とても素敵だった。
    ずっと暗いところで暮らすことって想像できない。はじめて日差しを浴びた時の眩しさ、お父さんをはじめて広いところで見て、「(お父さんが遠ざかって行って)ちいさくなったように見えました」、と感じるところ、何かあった時のために木戸をしめずに借り物をしに行くところ、とてもリアリティがあって鼓動が速くなるようでした。アニメでは淡々とお父さんのお手伝いをしていたように記憶しているのだけど、はじめてってこんな感じか、と。

    少年と交流を深めて、でも少年も(アニメよりさらに)力のない子供で、どうにもならないことに悲しみ苦しむ時、結局はこれがこのお話の肝なのだよな、と思いました。

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    2024年02月02日
  • 空をとぶ小人たち

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    いつもはアリエッティたちに、人間はそれほど関わらないんだけど、今回は、重要な役割を果たしていて、それがおもしろかった。お金のために、アリエッティたちをさらったりする。人間には、いい人だけじゃなくて、関わっちゃいけないような人もいるんだということが、ちょっと残念だなって思った。
    さらわれたところから、気球でから脱出するシーンが一番ドキドキした。うまくいくかわからないし、ハプニングもあって、すごくハラハラしたけど、成功してよかった。(小6)

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    2023年10月15日
  • 野に出た小人たち

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    小人のアリエッティたちは、人間の家から外に落ちていた人間の靴の中に引っ越しをした。スピラーという小人とも出会う。スピラーは、食料になる虫とかをくれたんだけど、みんなはそれが嫌で金切り声をあげたりする。最後にはみんな仲良くなってよかった。
    ハラハラしたりもするけど、アリエッティたちの暮らしを見ているのが楽しい。『アラビアンナイト』とは全然ちがう感じのおもしろい本だと思う。野いちごを食べているがおいしそうでうらやましかった。(小6)

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    2023年09月03日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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    メアリー・ポピンズは、かっこいい。こわくて厳しい感じがするのけど、本当はやさしい。鼻をならすのも、好き。まほうの道具も大好き。(小4)

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    2022年04月03日
  • 床下の小人たち

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    傲慢な人間中心主義と想像力ある共生思想のぶつかり合い。悲惨な結末だけど、それだけではない物語。なんとも言えない温もりがある。小人たちの家族、社会はいろいろ。人間の今と未来への皮肉も感じる。多層なものがたり。

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    2021年09月28日
  • 空をとぶ小人たち

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    模型の村《リトル·フォーダム》にたどり着いた小人の一家は、平和な暮らしもつかの間、見物客めあてのプラターさんに誘拐されてしまう。閉じ込められた屋根裏部屋から、気球を作って脱出する。
    その脱出作戦の準備から実行まで、周到に運んだお父さんは頼りがいがありすぎる❗
    ただ、そこで終わらないのがこのお話のいいところで、もといたリトル·フォーダムに何故住み続けられないのか、アリエッティに話して聞かせるお父さんは、本当にいいお父さんですね。
    《リトル·フォーダム》を作ったポットさんや、ミス.メンチスの生き方も魅力的です。

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    2021年09月08日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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     半世紀ぶりに読み返す。妙なところをよく憶えていた。バンクス家の男の子がメアリー・ポピンズへのささやかな反抗で「わざと耳のうしろを洗わないでおきました」。
     切ない「ジョンとバーバラの物語」、半裸のゲストヒロインが印象的な「クリスマスの買い物」など、憶えていてよさそうなものだが……。
     なお、ラストの置き手紙は記憶にあった。

     ツンケンしたヒロインの性格は作者その人を反映しているのだろう。映画『ウォルト・ディズニーの約束』を観た後ではそうとしか思えない。

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    2020年11月23日
  • 公園のメアリー・ポピンズ

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    公園で起こった不思議な出来事。
    モウさんの、いってしまうことはない、という言葉。ジェインたちが子供だから、ということではなく、覚えているなら、思い出しさえすれば、いつでも会える、いつでもそばにいるのだ。メアリー・ポピンズだって、大人だけれど、二つの世界を行き来している。

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    2019年08月04日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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    この本の中の「末ながく幸福に」を読んでからというもの、本当に幸福な気持ちで生きられるようになりました。
    こんなに愛と平和とこの世の神秘を感じる文章に出会ったのは、初めてです。
    この物語を理解した時、私の人生は変わりました。
    自分自身とこの世のもの、すべてが一体化して、溶け合うような感覚を味わったのです。

    一人でも多くの人に読んでほしい一冊です。
    星5つではとても足りません。言葉に表しきれないくらい大切な本です。

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    2018年11月16日