あらすじ
床下にひっそりとくらしていた小人の一家は,人間に見つかり,未知の野原へ脱出します.生まれてはじめて野原にきた小人の少女アリエッティは,まぶしい日の光や野イチゴつみを楽しみ,野育ちの小人スピラーと友だちになります.けれども,戸外の生活は危険がいっぱいです.ファンタジーの傑作「小人シリーズ」第2作.
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野に出て、靴の中に住んだのが、間違いだったのだろうか?なかなか、居心地良さそうだったのにな。結局、人間には、見つかってしまうものなのかしら。ハシバミは、味気無いだろうな。キイチゴは、酸っぱそうだし。セリを水で流し込むとか、相当な辛さが伝わってくる。
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小人のアリエッティたちは、人間の家から外に落ちていた人間の靴の中に引っ越しをした。スピラーという小人とも出会う。スピラーは、食料になる虫とかをくれたんだけど、みんなはそれが嫌で金切り声をあげたりする。最後にはみんな仲良くなってよかった。
ハラハラしたりもするけど、アリエッティたちの暮らしを見ているのが楽しい。『アラビアンナイト』とは全然ちがう感じのおもしろい本だと思う。野いちごを食べているがおいしそうでうらやましかった。(小6)
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主人公の少女の一番好きなところは、外の世界への好奇心と強いあこがれをもってるところ。外国へ行ってみたい!と強く思っていた10代の頃を思いだした。床下でうまれ育った少女が初めて外の世界へ飛び出し、冒険をする。それだけでわくわくするではないか!そして、新たな男の子出現!このお話の聞き手は人間の女の子、そして語り手もおばあさん。小人の主人公も女の子。出会う相手は男の子なのだ。
はじめの一冊しか読んでないひとにもおすすめ。
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はじめての野原で、小人の少女アリエッティは野イチゴつみを楽しみ、野育ちの小人スピラーと友だちになります。けれども、戸外の生活は危険がいっぱいです。
野に出た小人たち新版
野に出てさまざまな冒険をしてようやく
人間のすむ家に戻れたアリエッティーの家族でしたが・・
そこも出て行かざるおえなくなって、
小人達の住めるミニチュアの家が山ほどある理想の街を目指して冒険の旅に出発します。
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小人シリーズ第2作。家を出た小人たちが、靴で雨風を凌ぎつつも、自分たち"借り暮らし"の仲間を探すお話。普段ならなんでもない世界が、親指姫にでもなったかのように、広く大きく見詰めているようで面白い。
そして、最後に再会した時に、あんなに文句を言っていたのに、、、と仲良く抱き合っている姿がとても人間らしくて笑える。
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「床下の小人たち」続編。床下から野に逃れたアリエッティたち。編みあげの靴の中でサバイバル。新しい生活に戸惑う一方、長年憧れた「自由」に喜ぶアリエッティ。新しい仲間スピラーや前作に少し登場した白イタチを持つ少年トムが登場。登場人物の人間性や物語の骨組みが小学生向けとは思えないほど複雑でしっかりしています。前半のトムじいさんのお話はちょっと我慢、後半グイグイ読ませます。次作を読みたくなる終わり方。
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ジブリの映画になった「借りぐらしのアリエッティ」原作の続編。電子書籍版を購入。
住み慣れた床下を出て野を歩くアリエッティ一家の様子や、彼らとさすらいの(?)借り暮らし・スピラーの交流が描かれている。安全な床下とは違い通りかかる人間や動物たちに怯えたり、寒さに震えたり、飢えに悩まされたりといろいろ苦労するアリエッティたちにラストではなんとびっくり!な展開がさらに待っている。「えっここで終わり??」と思わず口に出たくらいぶつ切りなラストだったんで、急いで次読むことに(笑)。
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第1作の「床下の小人たち」の最後で永年住みなれた大きな家を追い立てられた「借り暮らしの人たち」が野原へ脱出し、危険と隣り合わせの自由な世界の中でアレヤコレヤと珍騒動が持ち上がるのが「野に出た小人たち」なんですけど、この第2作では「借り物」をする相手(≒ 人間)がほとんど出てこないためにちょっと1作目とは雰囲気が異なります。 この「野に出た小人たち」から登場する正体不明(?)の小人族の1人、スピラーがいい味を出しています。 なんていうか、生命力にあふれた「タフガイ」っていう感じなんですよね~(笑)
(全文はブログにて)
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「床下の小人たち」の続編。床下にひっそりと住んでいた小人の一家が野原へ出るおはなし(母親がヒステリックなのにみんなが穏やかなのが偉いと思ってしまう)。前回同様おもしろいです。
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床下の小人たちで感じた疑問が解ける部分がいくつかある。
ただ、描写がまどろっこしい。絵がないとわからないよ…。
相変わらずホミリーはすぐ金切り声をあげたり悲観的なことばかり言うし、最初はスピラーを汚らしいと追い払うし、なんかイラッとするキャラ。
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床下の家から追い出されたアリエッテイたちのその後がとても気になり読みました。
私たち人間でさえ野宿したりするサバイバル生活は危険だし大変なのだからアリエッティたちはすごく小さいのだからもう想像を絶する困難でしょう。
でも、アリエッティと父のポッドは逞しい、母のホイミーは体より口を動かしてばかりだけど母親というものはこういうものだなと思いました。
また気になるところで終わってしまいました。続きが気になります。
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野に出たアリエッティたち。毎日がサバイバル。スピラーの逞しさは、サバイバルを生き抜いていく上で魅力的。新たな棲みかを見つけたアリエッティたちの冒険は続く。2011/640
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アリエッティ達が野に出た後の話。なぜそれを知ってる人間がいるかがわかりますが、気になるのはこの後というところで終わり。まあ二巻目だし。次も読んでみようかな。
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アリエッティの楽しみたい外に出たいって気持ちも分かるし、
ホミリーの借り暮らしとしての生活に戻りたい気持ちも分かるし、ポッドの逞しさや心の広さは素敵だと思ったけど、
ハラハラさせられました。
楽しそうな流れでも、冬が、狐が、と。
アリエッティが年齢の割に、自由になれて嬉しいだけで、
周りの人たちの気持ちが理解出来てなさ過ぎるように感じてしまうんだけど、
家族だけで、ずっと暮らしてたから学ぶってあんまり無いかもなあ、
なんてリアルな感想を持ってしまった。
それにしても、
またしても、気になる終わり方!
Posted by ブクログ
「大きな家」から脱出した小人たち。
そこは新しい世界でアリエッティには珍しいことがいっぱいで刺激的。
でも一家はアウトドアライフには慣れていないのでこのままでは冬を越せそうにない。
さてどうする?