林容吉のレビュー一覧

  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    ディズニーの映画では観たことがあったし、母が歌う『チムチムニー♪』を聴いたりしてはいたが、本を読んだことはなかったなぁと思って今更ながら読んでみた。

    感想は、、、小さいころに読んでおくべきだったなぁと。
    今読んでもおもしろいけれど、その面白さは例えばイギリスの文化や時代の背景を想像する楽しみだったり、メアリー・ポピンズに近い年齢で読んでいるから、子どもの気持ちで、ということを念頭においてもしばし視点はメアリーにもなってしまう点。

    こどもの頃の純粋な目で心でこれを読んだというベースがあって、おとなになった今も繰り返し読んでいる愛読者とは違うんだろうなぁという、淋しい気持ち。

    しかし子どもの

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    2014年03月01日
  • 野に出た小人たち

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    小人シリーズ第2作。家を出た小人たちが、靴で雨風を凌ぎつつも、自分たち"借り暮らし"の仲間を探すお話。普段ならなんでもない世界が、親指姫にでもなったかのように、広く大きく見詰めているようで面白い。
    そして、最後に再会した時に、あんなに文句を言っていたのに、、、と仲良く抱き合っている姿がとても人間らしくて笑える。

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    2014年01月14日
  • 床下の小人たち

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    ジブリの次回作。一度は人形の家具などを手に入れて贅沢な暮らしが出来るアリエッティたちだが、他の「大きい人」に見られてしまって——。じめじめした台所下から、空の下での生活を始めるようになるまでの小人シリーズの第一巻。閉じ込められた生活からの開放感が気持ちが良い一冊。

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    2014年01月14日
  • 床下の小人たち

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    ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』原作。

    「読書・お絵かき・お人形遊び」と、鍵っ子の3大ひとり遊びを制覇していた幼少期より、小人さんのお話は大好きでした。『親指姫』とか『スプーンおばさん』とか『とんがり帽子のメモル』とか。

    小人目線だとジャングルみたいに見える庭の芝生や、そびえ立つダイニングテーブルへの冒険……にもワクワクなのですが、子ども心に一番興味があったのは、小人たちが使う生活用品の数々。
    キキョウの花を帽子にしたり、マッチ箱がひきだしになったり椅子になったり、もちろん「お椀の舟に箸の櫂」は基本中の基本。自分の身の回りのガラクタも、小人ならどう使う?なんて考え始めると捨てるに捨て

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    2015年03月08日
  • 床下の小人たち

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    映画とは全然違うんだなぁ…とびっくり。でも原作で読むと小人たちの借りぐらしの様子が見れて楽しかった。人間からするとゴミみたいなものでも小人たちにとっては素敵な生活用品に。あの手紙を書いたのって少年?野に出た小人たちが気になるのでぼちぼち5部作読んでいこ。2011/626

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    2015年05月16日
  • 帰ってきたメアリー・ポピンズ

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    メアリー・ポピンズの第2巻。
    いつも不機嫌でしつけに厳しいメアリー・ポピンズ、でも鏡やショウウィンドウにうつる自分の姿にうっとりするうぬぼれやさん。だから憎めない、読んでいても嫌みがない感じが良い。

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    2013年10月13日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    ネタバレ

    よんでみてびっくり。こんな楽しいお話しだったとは思わなかった。勝手に「奥様は魔女」的なドタバタコメディを想像していたのだけれども。

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    2013年10月13日
  • 床下の小人たち

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    にんげんを相手に「借りぐらし」をしてる小人たちと、しぜんを相手に「借りぐらし」をしてるにんげんはどこがちがう?

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    2013年10月13日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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    ロンドンオリンピックの開会式でメアリー・ポピンズが登場したのを見て、懐かしさで久しぶりに読んだ「メアリー・ポピンズ」。

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    2012年08月16日
  • 野に出た小人たち

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    「床下の小人たち」続編。床下から野に逃れたアリエッティたち。編みあげの靴の中でサバイバル。新しい生活に戸惑う一方、長年憧れた「自由」に喜ぶアリエッティ。新しい仲間スピラーや前作に少し登場した白イタチを持つ少年トムが登場。登場人物の人間性や物語の骨組みが小学生向けとは思えないほど複雑でしっかりしています。前半のトムじいさんのお話はちょっと我慢、後半グイグイ読ませます。次作を読みたくなる終わり方。

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    2012年05月02日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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    ネタバレ

    いなくなっちゃうくだりが
    せつないんすよ。
    バンクス家の子供達に劣らず
    あーー行ってしまうのぉ?と
    ページめくるのが惜しかったですわ。

    本を開けば いつでもどこからでも
    物語を楽しむ事はできるけれど
    ワクワクするお話を読むその1回目の
    高揚感は いくつになっても変わらないなぁと
    改めて 本を読むって 幸せだなー

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    2012年01月14日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    イギリス、4~5年生から。ちらちらとジュリー・アンドリュースの顔が浮かんできたけれど、面白くて一気読み。フフンと嘲笑うところや、子どもたちに容赦ないのがいい。厳しく接しているところが、まさに古きイギリスのナニーといった感じ。映画では不思議な出来事ばかりに目をとられていたけれど、原作を読むと、メアリーポピンズの個性が結構丁寧に描かれているなと感じる。

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    2011年11月22日
  • とびらをあけるメアリー・ポピンズ

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    大好きなメアリー・ポピンズシリーズ終盤。
    彼女との別れも近くなり、
    読みながら行って欲しくない気持ちで、
    胸が張り裂けそうでした。

    彼女とずっと一緒にいたいのは、
    バンクス家の子ども達と同じ気持ちだったんです。

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    2011年10月27日
  • 風にのってきたメアリー・ポピンズ

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    これは映画から入った。
    初めて読んだときは落差に驚いた。
    でもこの偏屈でちょっと恐いところが魅力。

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    2011年12月17日
  • 野に出た小人たち

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    ジブリの映画になった「借りぐらしのアリエッティ」原作の続編。電子書籍版を購入。
    住み慣れた床下を出て野を歩くアリエッティ一家の様子や、彼らとさすらいの(?)借り暮らし・スピラーの交流が描かれている。安全な床下とは違い通りかかる人間や動物たちに怯えたり、寒さに震えたり、飢えに悩まされたりといろいろ苦労するアリエッティたちにラストではなんとびっくり!な展開がさらに待っている。「えっここで終わり??」と思わず口に出たくらいぶつ切りなラストだったんで、急いで次読むことに(笑)。

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    2011年07月25日
  • 帰ってきたメアリー・ポピンズ

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    ネタバレ

    ジュリー・アンドリュースの映画のラストだけVHSで観たことがある、「人間の理性は感情に勝るわ」って。そのセリフもしゃべるオウムも原作にはなく、もっとそっけなくてでも愛情があって、というメアリー・ポピンズ。この読者に媚びない設定が好きだ。どうしてこんなお話、思いつくんだろう。ああ、英国!

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    2011年08月25日
  • 空をとぶ小人たち

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     メアリー・ノートンの小人たちシリーズの第4作です。

     アリエッティ一家はリトル・フォーダムにやってきました。そこは小さな模型の街。鉄道員のポットさんが怪我で仕事を辞めてから、自分自身の楽しみのために作ったものでした。

     そこにアリエッティ一家が住まい、アリエッティと人間のミス・メンチスとの出合いもあったのですが、リトル・フォーダムに小人たちが住み着いていると知ったプラターさん夫妻に捕らえられ屋根裏に閉じ込められてしまいます。
     見世物にするために捕らえられたと知ったアリエッティと父ポッド、母ホミリーは脱出を計画しますが……。

     父ポッドの勇敢さ、一家を守ろうという心意気が素晴らしいです

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    2011年02月06日
  • 空をとぶ小人たち

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    模型の町リトル・フォーダムに落ち着いたアリエッティ一家。理想的で平和な生活を営めるようになったが、ある日見世物にするため誘拐されてしまう。

    あくまでも人間との間に一線を引こうとする父・ポッドの態度は旧弊で頑固だが、生きるための知恵か。あいかわらず母・ホミリーには魅力がない。アリエッティに男社会に対する批判の眼が生まれてきたのは頼もしい。

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    2010年08月25日
  • 空をとぶ小人たち

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    この物語はいいなぁ・・・・・。  大人になった今、こうやって読み返してみる(ひょっとするとこの2冊は初めてかもしれないけれど)と、本当に大切なことが数多くこの物語には含まれていると感じられます。  自らの手を使って工夫をしながら生活を豊かにするということ、自分の力で自分の生き様を守り構築していくということ、生きていくためにそして生活を継続させるために何かを選択する際に必要な覚悟について、勇気と無謀の違いについて・・・・・・そういうことが、この小人一家を見舞う災難とそれに伴う冒険の描写の中でさりげな~く書かれているのが、とにかく好印象です。

    (全文はブログにて)

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    2010年08月11日
  • 川をくだる小人たち

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    この物語はいいなぁ・・・・・。  大人になった今、こうやって読み返してみる(ひょっとするとこの2冊は初めてかもしれないけれど)と、本当に大切なことが数多くこの物語には含まれていると感じられます。  自らの手を使って工夫をしながら生活を豊かにするということ、自分の力で自分の生き様を守り構築していくということ、生きていくためにそして生活を継続させるために何かを選択する際に必要な覚悟について、勇気と無謀の違いについて・・・・・・そういうことが、この小人一家を見舞う災難とそれに伴う冒険の描写の中でさりげな~く書かれているのが、とにかく好印象です。

    (全文はブログにて)

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    2010年08月11日