Posted by ブクログ
2020年11月23日
半世紀ぶりに読み返す。妙なところをよく憶えていた。バンクス家の男の子がメアリー・ポピンズへのささやかな反抗で「わざと耳のうしろを洗わないでおきました」。
切ない「ジョンとバーバラの物語」、半裸のゲストヒロインが印象的な「クリスマスの買い物」など、憶えていてよさそうなものだが……。
なお、ラスト...続きを読むの置き手紙は記憶にあった。
ツンケンしたヒロインの性格は作者その人を反映しているのだろう。映画『ウォルト・ディズニーの約束』を観た後ではそうとしか思えない。