大岡信の一覧

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作品一覧

2022/09/22更新

ユーザーレビュー

  • 折々のうた
    とりあえず一家に一冊置いておきましょう。たまに読み返してみれば、その時々で琴線に触れる詩歌が見つかるのではないでしょうか。
  • うたげと孤心
     大岡信の文学史的評論である。祝祭性や集団性と、その対極にあるかのような個人的創作とが日本文学の中では調和していたことを述べる。さまざまな具体例を引用し、論評を加えつつもその切り口は自ら詩を作る創作者としての立場が貫かれている。文学を研究の対象とする学者とはかなり扱い方が違うと感じた。
     文学が個人...続きを読む
  • 新 折々のうた 9
    「大岡信『折々のうた』選 俳句(二)」(岩波新書)を手にすることができました。
    そのあとがきを読んでいると刮目すべきことに出会いました。

    この編集者長谷川櫂氏によりますと
    俳句の編年史では「古典主義俳句」と「近代大衆俳句」の2つに大別され、
    古典主義俳句は第1期松尾芭蕉時代と第2期与謝蕪村時代にわ...続きを読む
  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌
    社会の状況と関連させつつ議論しているので、分かりやすい講義録になっている。女性注目した3章と5章(女性歌人と中世歌謡)がとくに印象に残った。
  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌
    重税への怒りを詠う

    平安時代の学者で政治家、菅原道真といえば、学問の神様として名高い。毎年正月になると、道真をまつる福岡県の太宰府天満宮は初詣の受験生でにぎわう。学者として異例の出世を遂げたが中傷のため太宰府に左遷され、失意のうちに死んだことから、死後、祟りをなしたという伝説もある。

    しかし菅原...続きを読む

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