作品一覧

  • 「忙即閑」を生きる

    「忙即閑」を生きる

    小説・文芸

    -
    1巻539円 (税込)
    憩いの時と多忙な時は互いに浸透しあっているように思うという大岡氏の現代詩と芸術への思い、古典への誘い、芸術家たちとの温かい交流、外信部記者のころの出来事――。ことばと人、芸術をめぐる大人のエッセイ集。
  • 名句 歌ごよみ[春]

    名句 歌ごよみ[春]

    小説・文芸

    -
    1巻550円 (税込)
    日本を代表する詩人・評論家の大岡信による名句・名歌アンソロジー。万葉の時代から現代まで、古今の「春」の秀作を精選し、詩情あふれる解説で綴る。春のエッセイ5編と「芭蕉について立派だと思うこと」を併載。
  • 名句 歌ごよみ[冬・新年]

    名句 歌ごよみ[冬・新年]

    小説・文芸

    -
    1巻561円 (税込)
    日本を代表する詩人・評論家の大岡信による名句・名歌アンソロジー。万葉の時代から現代まで、古今の「冬・新年」の秀作を精選し、詩情あふれる解説で綴る。冬・新年のエッセイ5編も収録。
  • 名句 歌ごよみ[恋]

    名句 歌ごよみ[恋]

    小説・文芸

    -
    1巻561円 (税込)
    日本を代表する詩人・評論家の大岡信による名句・名歌アンソロジー。人生を力強く生き抜いた俳人・歌人の「恋」の秀作を精選し、詩情あふれる解説で綴る。初収録の講演録4編、シリーズ全5冊の句歌総索引を併載。
  • 人生の黄金時間

    人生の黄金時間

    小説・文芸

    -
    1巻561円 (税込)
    一見無用に見えるものの貴さを語る第1章を始め、詩歌のなかに日本人のあり方をみる第2章、親交の深い造形美術作家の魅力に触れる第3章で構成。日常のなかで誰もがもてる「黄金時間」を綴った大人のエッセイ集。
  • 名句 歌ごよみ[夏]

    名句 歌ごよみ[夏]

    小説・文芸

    -
    1巻572円 (税込)
    日本を代表する詩人・評論家の大岡信による名句・名歌アンソロジー。万葉の時代から現代まで、古今の「夏」の秀作を精選し、詩情あふれる解説で綴る。夏のエッセイ5編と「牧水が立派だったと思うこと」を併載。
  • 名句 歌ごよみ[秋]

    名句 歌ごよみ[秋]

    小説・文芸

    -
    1巻583円 (税込)
    日本を代表する詩人・評論家の大岡信による名句・名歌アンソロジー。万葉の時代から現代まで、古今の「秋」の秀作を精選し、詩情あふれる解説で綴る。秋のエッセイ5編と「子規が立派だと思うこと」を併載。
  • 詩人・菅原道真 うつしの美学

    詩人・菅原道真 うつしの美学

    小説・文芸

    4.0
    1巻660円 (税込)
    日本の文化伝統のなかには「うつしの美学」がきわめて深い根拠をもって生きている.「うつし」とは「移し」.すなわち,あるものを別のものに成り入らせ,その動勢と調和に美を見出す精神の活動である.菅原道真の詩は,その「うつし」が生んだ,最もめざましい古代的実例であった.和歌の詩情を述志の漢詩に詠んだ詩人を論じる.(解説=蜂飼 耳)

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  • 日本語の豊かな使い手になるために : 読む、書く、話す、聞く [新版]

    日本語の豊かな使い手になるために : 読む、書く、話す、聞く [新版]

    ビジネス・実用

    -
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今日ほど、ことばの教育が困難な状況に面しているときはなかったのではないだろうか。日本語を書くことだけではなく、読むことすらカッタルイと感じる若者も多い。  そのなかで、ことばの教育の出発点をどこに求めればよいのか。ことばの楽しさと豊かさを味わうための哲学と方法が、詩人と実践家の交流によって切り拓かれた。

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  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌

    日本の詩歌 その骨組みと素肌

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻704円 (税込)
    日本の叙景歌は,偽装された恋歌であったのか.和歌の核心にはいかなる自然観が存在していたのか.和歌と漢詩の本質的な相違とは? 勅撰和歌集の編纂を貫く理念とは? 日本詩歌の流れ,特徴のみならず,日本文化のにおいや感触までをも伝える卓抜な日本文化芸術論.コレージュ・ド・フランスにおける,全五回の講義録.(解説=池澤夏樹)

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  • 詩の誕生

    詩の誕生

    小説・文芸

    3.7
    1巻715円 (税込)
    詩とは何か,詩が生まれ死ぬとはどういうことか――.言語以前の詩について,刻々の詩を感じる人間の瞬間の意識について,あるいは七五調の呪縛力についてなど,詩をめぐる万古不易のトピックに,現代詩に大きな足跡を残すふたりが果敢に切りこむ,白熱の対話による詩論.日本的感受性,日本語,日本文化を根源から探る.

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  • 百人一首

    百人一首

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻715円 (税込)
    久方の光のどけき春の日に……『百人一首』は歌ガルタとしても愛好され、日本人の行動と美意識に深い影響を及ぼしてきた。この名歌群の一首一首がわれわれの言葉で再構成され、現代詩として歌いあげられた。古典はここに新しい息吹きを帯び、華麗な美の世界を展開する。各首簡潔にして懇切な鑑賞の手引も付す。『折々の歌』の著者による、百人一首を知る必読の書!
  • 星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句

    星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句

    小説・文芸

    4.7
    1巻770円 (税込)
    意味はわからずとも,まずは五七調のリズムの心地よさをたっぷり味わい,ことばの響きを楽しもう.『万葉集』の和歌から昭和初期の短歌,俳句まで,くりかえし口ずさんでほしい約二〇〇作をえらんだアンソロジーです.それぞれに短い鑑賞の手引きをそえました.

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  • おとぎ草子

    おとぎ草子

    小説・文芸

    4.5
    1巻792円 (税込)
    一寸法師に浦島太郎,いじめに耐えて幸福を手に入れた鉢かつぎ姫,おそろしい大江山の酒呑童子……長く読みつがれてきた,おなじみのおとぎばなし7編をいきいきとした日本語で.

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  • 自選 大岡信詩集

    自選 大岡信詩集

    小説・文芸

    3.5
    1巻814円 (税込)
    同時代と伝統、日本の古典とシュルレアリスムを架橋して、日本語の新しいイメージを織りなす詩人大岡信(1931― )。のびやかな感受性と、偏ることのない厖大な知を、自由自在に多方面に活動させることで日本語の現代詩に新たな展望を切り拓く詩人のエッセンスを、自選により集成する。全125篇。(解説=三浦雅士)

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  • ファーブルの昆虫記 上

    ファーブルの昆虫記

    ビジネス・実用

    3.0
    1~2巻836~946円 (税込)
    私たちの身近にいる虫を丹念に調べあげて書かれたファーブルの労作『昆虫記』全10巻から,ハチ,クモ,カマキリ,サソリなど,興味深い話を選び,美しい平明な訳でお届けする.

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  • 日本語の豊かな使い手になるために ―話す・聞く・読む・書く

    日本語の豊かな使い手になるために ―話す・聞く・読む・書く

    小説・文芸

    -
    1巻858円 (税込)
    ことばは生きもの! ことばひとつで気持ちが明るくなることもあるし、疲れがとれることもある。そんな、ことばのもつ力を探りながら、ことば感覚を磨く、これまでにない日本語講座。心をとらえることば、想像力を引きだすひとこと、人間関係をはぐくむ話し方・聞き方など、日常生活を豊かにするヒントにあふれている一冊。日本語はおもしろい!
  • 第七 折々のうた

    第七 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    「白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる」(俵万智),「わが――光輝く――角」(米国インディアンの詩),「霜柱どの一本も目ざめをり」(加藤楸邨)…….詩歌の宇宙を飛翔するシリーズの七冊目.「朝日新聞」一九八八年九月一四日付まで一年間の掲載分に加筆するこの巻では,初登場の歌人・俳人らの作品が多く収められる.

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  • 第六 折々のうた

    第六 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    一九七九年一月,朝日新聞の一角を占め始めたコラムは短い中断をはさみながら続き,一九八六年末には二○○○回を越えた.ことばの狩人たる筆者による,これは壮大な偉業といえよう.加筆をほどこして編まれる新書の六冊目は,一九八六年の一年分を収録.「あとがき」には,ヨーロッパ知識人の強い関心も紹介.

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  • 第五 折々のうた

    第五 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    古今の詩句を借りて,それらをあるゆるやかな連結方法によってつなぎとめながら,全体として一枚の大きな言葉の織物ができ上がるように,それらを編んでみたい――.詩人の企ては朝日新聞コラムが次々に新書に編まれることによって果たされ,広範な読者に迎えられている.本書はその五枚目の「織物」.一九八五年一年間の新聞連載に加筆.

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  • 第四 折々のうた

    第四 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    一九七九年から「朝日新聞」の一角を占め始めた小さなコラム「折々のうた」.それはたちまち大反響をよんだが,筆者の企てた〈日本詩歌の常識づくり〉は,新書という形をとって実を結びつつある.広く親しまれている俳句・短歌から知られざる歌謡・川柳・現代詩まで,多彩な作品の心を伝えるシリーズ.一九八四年三月まで一年分を収める.

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  • 第三 折々のうた

    第三 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻880円 (税込)
    古来,日本人の感性はどれほどの細やかさと豊かさを備え,自由奔放に羽ばたいてきたか――.日本詩歌の沃野へと読者をいざなう好評シリーズの三冊目は,一九八三年三月まで一年間の「朝日新聞」連載に加筆する.時代と空間をかろやかに超えて響き合う言葉と言葉.様式の垣根をとりはらって織りなされる華麗な絵巻物.

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  • 続 折々のうた

    続 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻902円 (税込)
    好評の前著に続く一年間の新聞連載に加筆して贈る.この二書において,俳句や短歌にとどまらず,狂歌や漢詩,さらに琉球の古歌謡に至るまで,広大な日本詩歌の世界に光があてられ,新しい〈常識〉が作り出された.簡潔な表現にこめられた哀切な想い,大らかな叙情を,詩人のこまやかな感性が的確に読みとり,奥深いことばの森に読者を誘う.

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  • 新 折々のうた1

    新 折々のうた

    ビジネス・実用

    5.0
    1~9巻924円 (税込)
    日本の詩が短さの中にこそとらえる人生の大切な一瞬――その多様な表現が的確に読み解かれ,〈言葉の織物〉はあでやかさを増す.『地球歳時記』や『台湾万葉集』からの佳作をも収め,短詩型文学の魅力が世界へ広がる時代に,装いを新たにして送る,好評シリーズの新刊.朝日新聞一九九三年五月一日から九四年四月三○日掲載分を収録.

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  • 第十 折々のうた

    第十 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻924円 (税込)
    俳句・短歌から現代詩まで,日本詩歌の沃野へ読者を案内してきたシリーズの第十巻は,一九九二年四月まで一年間の新聞連載に加筆.特に反響の大きかった世界各地の子どもたちの「ハイク」や障害者の短歌作品を数多く収める.ブラジルの十一歳の少年は,こう詠んでいる.「言葉ってものは/傷つけもするし幸せにもする/単純な文法です」.

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  • 第九 折々のうた

    第九 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻924円 (税込)
    「口頭試問してゐる吾の拠りどころ崩るるごとき瞬間があり」(半田良平),「黒猫の子のぞろぞろと月夜かな」(飯田龍太),「手の届くかぎりの障子破り終へてみどり児が新年の風に臨めり」(大江昭太郎)…….すでに三千回を越す「朝日新聞」連載コラムに加筆して編まれる好評シリーズ.本巻は一九九〇年五月から九一年四月まで一年分を収録.

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  • 第八 折々のうた

    第八 折々のうた

    小説・文芸

    -
    1巻924円 (税込)
    「盃の手もとへよるの雪の酒つもるつもるといひながらのむ」(元の木網),「春の虹手紙の母に愛さるる」(寺山修司)…….一九七九年一月二十五日の「朝日新聞」連載開始以来,世代を超えて広範な人々から愛読されている「折々のうた」.ミリオン・セラーとなっているシリーズの八冊目は,一九八九年九月十五日までの一年分に加筆して編む.

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  • 折々のうた

    折々のうた

    小説・文芸

    4.5
    1巻990円 (税込)
    過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ、愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。朝日新聞連載一年分に加筆。

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  • うたげと孤心

    うたげと孤心

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    詞華集の編纂,歌合,連歌といった古典詩歌の創造の場としての「うたげ」,これに対峙する創作者たちの「孤心」.『万葉』『古今』,そして『梁塵秘抄』等々,日本詩歌史上の名作の具体的な検討を通して,わが国の文芸の独自性を問い,日本的美意識の構造をみごとに捉えた名著.豊饒なる詩のこころへの誘い.(解説=三浦雅士)

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  • 紀貫之

    紀貫之

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,287円 (税込)
    紀貫之は「古今集」の重要な歌人かつ中心的な編者であり、「土左日記」の著者としても知られ、また「伊勢物語」の作者にも擬せられている人物である。しかし「下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集」と正岡子規によって痛罵されて以来、つねにその言葉がつきまとい、正当な評価が妨げられてきた。はたしてそうだったのか? 本書は、詩人の魂による繊細な鑑賞によって「子規以来」のイメージを覆し、貫之が「フィクション」として豊かな才能に恵まれていたことや古今集の特徴である象徴と暗示を体現した歌人であったことなどを、精緻に論証していく。貫之の復権を成さしめた画期的歌人論。読売文学賞受賞。
  • こども「折々のうた」100 ~10歳から読みたい日本詩歌の決定版!~

    こども「折々のうた」100 ~10歳から読みたい日本詩歌の決定版!~

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ 50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 【ご注意】※この作品は二色刷りです。
  • 日本詩歌の特質

    日本詩歌の特質

    小説・文芸

    -
    1巻1,496円 (税込)
    何が日本の詩や芸術を支えてきたのか 恰好の日本詩歌入門 古代から現代まで、色と色離れ、うたげと孤心、全体と個といった対立概念がいかに日本の詩歌を支えてきたかを闊達に語った名講演。 === 古代から現代まで日本の詩歌はどのようなものに支えられてきたのか。彩り豊かな表現が行われる一方、色彩のない鋭い感覚自体が色となる転換も起きる。そうした「色」と「色離れ」をはじめ、大勢の人々が集い、交歓する「うたげ」と一人でいる孤独の心「孤心」、全体の世界と個の世界といった、遠心的動きと求心的動きの振幅が時代ごとの文芸を形づくったと著者は主張する(「詩歌の読みかた」)。その他、本書には、松尾芭蕉、高浜虚子、飯田蛇笏をテーマにした講演など七つを収録。著者自身、日本文学の全体像をめぐって語るべきことを語ったと述懐する、またとない日本詩歌入門。 【目次】  Ⅰ 詩歌の読みかた  Ⅱ 芭蕉について立派だと思うこと 文学・美術にみる幕末 虚子文学の意味 飯田蛇笏の文業  Ⅲ 日本詩歌の特質 『日本とヨーロッパ 一五四三~一九二九』展 あとがき 解説(中西恭子)
  • 現代詩人論

    現代詩人論

    小説・文芸

    -
    1巻1,562円 (税込)
    大正末期から戦後まで、混迷の時代の中で輝かしい光を放った詩人たち――西脇順三郎、金子光晴、中野重治、中原中也はじめ、「四季」の三好達治、立原道造、戦後「荒地派」の鮎川信夫、田村隆一さらに清岡卓行、谷川俊太郎に及ぶ、23人の魅力の源泉に迫る。「詩」と「批評」という二筋道を、一筋により合わせ得る道を自らの内に探求してきた著者の、刺激に満ちた詩人論。現代詩を語る上で、必読の詩人論が誕生した!
  • 私の万葉集 五

    私の万葉集 五

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    大岡信が、六年間に亘って「万葉集」に立ち向かった『私の万葉集』の最終巻。巻十七から二十。この第五巻は「歌日記」が中心であり、万葉最末期の歌 移り行く 時見るごとに 心痛く 昔の人し 思ほゆるかも 大伴家持天平時代の人間を生き生きと伝える、大岡信渾身の、実作者による日本美起源の鑑賞、完結。
  • 私の万葉集 四

    私の万葉集 四

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    『私の万葉集』第四巻。ここでは、大岡信が「万葉集」巻十三から十六までを取り上げる。特に力を入れている巻十六は歌数こそ少ないものの、その多様性と知的興味を誘う魅力溢れた刺激的巻である。正岡子規もこの巻十六について書いているように、「滑稽的美」を感じる特異かつ最も重要な一巻である。
  • 私の万葉集 二

    私の万葉集 二

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    巻二の補遺及び、巻五から巻七までを取り上げる。巻五は、『万葉集』全二十巻の中でも特異であり、大伴旅人と山上憶良の二人に尽きるといっても過言ではなく、しかも、濃密かつ心に残る和歌の抒情の魅力が詰まった巻として有名。『万葉集』の面白さを存分に感じる一冊。
  • 私の万葉集 一

    私の万葉集 一

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    限りなく尊くまた懐かしく面白い万葉の歌。 詩歌の実作者が書いた『万葉集』の鑑賞。 8世紀後半に成立した『万葉集』は、きわめて難解である一方、我々の心に残る多くの親しまれた歌がある。 その膨大な数の歌を、巻一から巻二十まで通読した大岡信の鑑賞に、日本の美学の起源をみる。 『万葉集』を、現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集にするために、現代詩人が挑む。
  • 私の万葉集 三

    私の万葉集 三

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    大岡信の『私の万葉集』第三巻(全五巻)。 ひさかたの 天の香具山 この夕  霞たなびく 春立つらしも   人麻呂のゆったりとした万葉人の息吹を伝えたい。著者の思いは、愛情深く、平易な文体で現代につなげていく。「万葉集」巻八から十二までを、たとえば恋の歌、それは、日本人の永遠に通ずる心の古典として……。
  • あなたに語る日本文学史

    あなたに語る日本文学史

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,815円 (税込)
    古来、日本文学は詩歌を中心に展開してきた。「万葉集」から始まり、「古今和歌集」「新古今和歌集」に注がれた情熱、中世の和歌と歌謡、江戸の連歌遊びと俳句――それらが近現代の散文にまで及ぼした影響に目くばせをしながら、詩人・大岡信が次世代のために語り継ぐ日本文学史。「文学史とはその言語への、無限定で深い愛着を、文学作品というある種の限定のもとにあるものを通じて、なんとか披瀝してみせるものだ」(「あとがき」より)。
  • 現代詩試論/詩人の設計図

    現代詩試論/詩人の設計図

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,870円 (税込)
    「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
  • 松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙

    松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    東北・北陸の各地を旅し、数々の名句や研ぎ澄まされた散文による夢幻的紀行「おくのほそ道」(新訳・松浦寿輝)をはじめ、「閑(しづか)さや岩にしみ入(いる)蝉(せみ)の声」(芭蕉)、「夏河を越すうれしさよ手に草履(ざうり)」(蕪村)、「白魚(しらうを)のどつと生(うま)るゝおぼろ哉(かな)」(一茶)といった名句の数々と、連句「鳶(とび)の羽のの巻」、長詩「春風馬堤曲(しゅんぷうばていきょく)」など、江戸期俳諧三人の巨星の名句・連句を精選し、新たに評釈を付す。俳諧の文学的・詩的魅力を味わい尽くす最良の入門書。他に、鼎談形式で歌仙を愉しむ『とくとく歌仙』より「加賀暖簾の巻」なども収録。 解説=池澤夏樹 月報=:藤野可織・堀本裕樹
  • 私の万葉集 全五冊合本版

    私の万葉集 全五冊合本版

    小説・文芸

    -
    1巻5,940円 (税込)
    限りなく尊くまた懐かしく面白い万葉の歌。 詩歌の実作者が書いた『万葉集巻』巻一から巻二十までの鑑賞。 8世紀後半に成立した『万葉集』は、きわめて難解である一方、我々の心に残る多くの親しまれた歌がある。 その膨大な数の歌を、通読した大岡信の鑑賞に、日本の美学の起源をみる。 『万葉集』を、現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集にするために、現代詩人が挑む。
  • 詩人たちのロールシャッハ 創造的言葉が生まれてくるところ

    詩人たちのロールシャッハ

    ビジネス・実用

    -
    1巻6,600円 (税込)
    本書は、ロールシャッハ法研究の第一人者である馬場禮子が、大岡信、吉本隆明、谷川俊太郎など当代一流の詩人・作家たち7名に対して施行したロールシャッハ・テストの結果と解釈、その後の対話の全記録をまとめたものである。『心の断面図』の内容に、金子光晴・野坂昭如両氏の検査結果と解釈、さらには全被検者の詳細な検査の数値表、馬場による継起分析も追加して、より専門性と資料的価値の高い貴重な内容になっている。

ユーザーレビュー

  • 日本の詩歌 その骨組みと素肌

    Posted by ブクログ

     この本は、日本の詩歌についてフランスの高等教育機関コレージュ・ド・フランスで5回にわたって講義した本である。日本の和歌をフランス人に説明するのは至難の業であるのに違いないのに、この著者の素晴らしいのは、まず第一回の講義で菅原道真の詩歌を取り上げたことである。
    我々日本人だって、菅原道真が卓越した詩人であったことを知らない人が殆どである。というのも道真が生きた時代は、インテリ層は漢文で文章を書いており、詩も漢詩だったのだ。
    万葉集では7世紀から8世紀の和歌が、4,500首も編纂されたにもかかわらず、それから古今和歌集が1100首の和歌を編纂するのに150年もかかっているのは、その間の9世紀においては中国文明を吸収するために費やされていた期間だったようだ。
    日本の詩歌を論理的な思考を好むフランス人に説明するためにはその「骨組みと素肌」にまで解明しているのは素晴らしい。第二回は「紀貫之と古今和歌集の本質」、第三回は「奈良・平安時代の一流女性歌人たち」、第四回は「叙景の歌…なぜ日本の詩は主観の表現においてかくも控えめなのか」というテーマ設定がしびれる。
    この講義が1994、5年に行われたものなのだが、全く古いと思えず、現代日本人が知らなければならない日本人の心の原点だと思います。
    読んで良かったと思う本でした。

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    2026年03月22日
  • あなたに語る日本文学史

    Posted by ブクログ

    教科書で覚えないといけなかった作品や作者に、実際のリアルな生活がある事を感じさせてくれた。その作者の生活と自分の生活が地続きなことが不思議に感じる。著者の日本語がきれい。

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    2025年06月14日
  • 折々のうた

    折々のうた

    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    とりあえず一家に一冊置いておきましょう。たまに読み返してみれば、その時々で琴線に触れる詩歌が見つかるのではないでしょうか。

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    2021年09月19日
  • うたげと孤心

    うたげと孤心

    小説・文芸

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     大岡信の文学史的評論である。祝祭性や集団性と、その対極にあるかのような個人的創作とが日本文学の中では調和していたことを述べる。さまざまな具体例を引用し、論評を加えつつもその切り口は自ら詩を作る創作者としての立場が貫かれている。文学を研究の対象とする学者とはかなり扱い方が違うと感じた。
     文学が個人の創作であり、他にはない個性の結晶であるというのは常識的な考えである。しかし、一方で作品は作者の周りの環境の中で作られる。場合によっては創作そのものに他者が介入することもある。日本古典文学では一座の共鳴のもとで作品が作られることも多い。
     晩年の大岡信は外国人も含めた詩の共同制作ともいえる連詩という試みをしている。もちろんこれは連句の伝統を応用したものだが、現代文学の中にしかも国際的な文壇のなかにそれを再現したのだ。日本文学の分析にとどまらないところが創作者たるゆえんであると感じた。朝日新聞の折々のうたも原作者と大岡の連詩であると考えればより一層分かりやすくなるような気がしている。

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    2020年03月19日
  • 新 折々のうた 9

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    「大岡信『折々のうた』選 俳句(二)」(岩波新書)を手にすることができました。
    そのあとがきを読んでいると刮目すべきことに出会いました。

    この編集者長谷川櫂氏によりますと
    俳句の編年史では「古典主義俳句」と「近代大衆俳句」の2つに大別され、
    古典主義俳句は第1期松尾芭蕉時代と第2期与謝蕪村時代にわけられ、
    近代大衆俳句では第1期小林一茶時代、第2期正岡子規と高浜虚子時代、
    第3期加藤楸邨と飯田龍太時代にわけられています。

    ではなぜ一茶が近代大衆俳句に組み込まれるのか?
    近代俳句といえば子規ではないのか?

    そのキーワードは「大衆化」だそうです。
    これまで多くの文学史は明治以降を近代とし、子規を近代俳句の創始者とされてきましたが、
    長谷川氏は子規を創始者ではなく中継者としてとらえています。
    明治時代というのは西欧化がはじまったということであって、
    大衆を中心とした近代文化は天明の大飢饉以降の徳川家斉将軍のころからはじまっているとしています。

    通説で明治時代から近代化がはじまったというのは政治形態や西欧化
    という観点から見た歴史のとらえ方で、
    文化という視点から見れば江戸後期(1880年代以降)を近代とするとしています。
    この頃から俳句人口が急速に増大し、古典を知らない庶民も俳句をつくうようになった。
    実はこの味方は長谷川櫂氏だけでなく、小説家丸谷才一氏も同じ様な見方をしています。

    また、その丸谷才一氏が
    「文学の中心部は形式別にすればいつたい何だろうかと考へてみよう。
    それはもちろん詩である」
    「その詩集の中でもとりわけ大事なのは何か。詞華集にほかならない。」
    (丸谷才一「日本文学史早わかり」講談社文庫)
    と述べています。
    その詞華集には「万葉集」「古和歌今集」「新古今和歌集」など勅撰和歌集がありますが
    「近代」以降は無く、また広範にわたる詞華集が乏しかったのが実情だったのです。

    そこに現れたのがこの大岡信『折々のうた』です。
    万葉集から現代の詩歌合わせて6762首、日本詩歌集で空前絶後の偉業だと言われています。
    それを俳句集(2巻)、和歌集(2巻)、詩と歌謡の5冊にまとめられて
    この度、岩波新書として出版されるとのこととなりました。
    良い本が出版されると一人ほくそ笑んでいます。

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    2019年12月30日

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