私の万葉集 四

私の万葉集 四

1,562円 (税込)

7pt

3.0

『私の万葉集』第四巻。ここでは、大岡信が「万葉集」巻十三から十六までを取り上げる。特に力を入れている巻十六は歌数こそ少ないものの、その多様性と知的興味を誘う魅力溢れた刺激的巻である。正岡子規もこの巻十六について書いているように、「滑稽的美」を感じる特異かつ最も重要な一巻である。

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私の万葉集 四 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年09月03日

    第四巻では、巻十三から巻十六があつかわれています。

    巻十五の中臣宅守と狭野茅上娘子の恋歌の贈答にかんして、著者は土屋文明の評価に対する批判をおこなっています。著者によれば、土屋は「万葉集の純な歌境」を称揚し、「理知的なもの」をそれとは正反対のものとしてしりぞけるという立場をとっており、娘子の歌に厳...続きを読む

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