内山龍雄の作品一覧
「内山龍雄」の「アイン シュタイン 相対性理論」「一般相対性理論(内山龍雄 著) 物理学選書 15」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内山龍雄」の「アイン シュタイン 相対性理論」「一般相対性理論(内山龍雄 著) 物理学選書 15」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アインシュタインが1905年に、特殊相対性理論を世界に初めて発表した第一論文『運動している物体の電気力学について(独: Zur Elektrodynamik bewegter Körper)』の翻訳と、その解説が文庫本になったものです。
正直、この本で相対論を勉強するのは難しいです。相対性理論を理解するためだけならもっといい本が世の中に沢山あります。だけど、原論文が文庫サイズで読めるの感動しますよね。
自分が教鞭をとる講座では、「せっかく理系学科を卒業するなら、この文庫本をぜひ読めるようになって卒業してください」と伝えて、学生に薦めています。
Posted by ブクログ
相対性理論の専門書は6冊目(ブルーバックスの高校数学でわかるを入れると7冊目)。
物理的な根拠と解釈が非常に詳しく書かれている。扱っているトピックも他書にはないものも多く、大変に豊富。式展開も丁寧。学術書らしからぬ書き口もユニークで学んでいて引き込まれる。
特殊相対論、電磁気学の知識は前提にされているが、それ以外は本書で学べる。
重力波やブラックホールについても、これまで読んだどの本よりも詳しい。
8章のスピノルを使った時空のカテゴリー分けの所は数学的なノーテーションを物理的な概念に結びつけるのが難しかった。また、最後の第10章 重力場の理論の正準形式はもっと解析力学に対する洞察を深めな
Posted by ブクログ
新書にして、数式を最小限に抑えつつも、相対性理論のなんたるかを見事に記述した名著。物理を全く勉強したことがない、という人はきついかもしれないが、ニュートン力学を少しでも学んだ人は、本書により、相対論の世界の威力を思い知ることができるだろう。内山先生だからこそ書けた本。一般教養書としては難解な部類に入るが。
・光速不変の原理とは、光源の運動状態が変化しても、それから放射される光の伝搬速度は変化しないという意味。
・空間ではなく、時間軸方向の加速度と力。
・重力によって光の速さは変わる。地表に近い点を通る光の速さは地表より遠い点を進む光の速さより遅い。
・計量テンソルの定義。曲線座標の目盛りの大