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Posted by ブクログ 2021年08月08日
青木保 「多文化世界」 多文化世界を構築して 文明衝突を避けようとする思考実験の本と捉えた。とても良書〜文化人類学は 世界を変える学問だと思う
バーリンの文化多元主義(プルーラリズム) と ナイの ソフトパワー論 を主テキストにした2部構成。前半は多文化世界の概要を論じ、後半は どのように文化度...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月03日
著者は文化人類学者。仏教国タイについての理解を深めるために、出家してタイの僧院で修行したエピソードは、目新しくて興味深く読んだ。民族.宗教.地域.言語が異なる異文化への理解を深めることで、自国の文化も深く理解でき、他者との相互理解に基づく深い交流が可能になるという。これからの未来を生きる全ての人にと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月24日
文化人類学者・青木保氏が、2001年の3.11米国同時多発テロとその後2年間の世界の動きを踏まえて、“多文化(の併存する)世界”の課題とそれへの対処の方法について考察したもので、2003年に出版された。
本書出版以降も、世界各地でテロ及びそれへの報復が散発し、更に、ここ数年のIslamic Stat...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月06日
私たちが生きている現在は「価値の亀裂」の時代である。
これを「文明の衝突」という概念で捉えることにはおおいな妥当性があるが、別の観点から眺めると、「多文化世界」というビジョンが浮かび上がります。「文化相対主義」という文化人類学の基本的概念に立脚した著者の論点は、それぞれの文化の相違を認め尊重しあうの...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月03日
国際社会の知識がまったくといって良いほどない身としては
読む際には片手に辞書が必要でした。
特に印象に残っているのが宗教の話で、神道が世界から見ても極めて民族的な宗教だというのにはなるほど、と思いました。
私たち日本人のほとんどはたとえ信者じゃなくとも、初詣やお祭りといった形で神道の文化を体験してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月21日
ソフトパワーの力を考えた時、日本のソフトパワーって何??って考えて一番最初にうかんだのは「マンガ・アニメ」。こんなに外国の人々に受けがいいのだから、もっと政府は上手く利用すればいいのになと思います。私が知らないだけなのかもしれないけれど。本の内容としては、なるほどという面もありましたが、同じことを何...続きを読む
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