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ネット画像をSNSにアップする、ウェブ上の文章を自分のレポートに貼り付ける、ネットでドラマや動画を視聴する…。コピーが日常行為になっている現在、誰もが「うっかり」他人の権利を侵害してしまう可能をもっています。本書では、著作権の基本ルールをわかりやすく解説し、「模倣と創造」の関係について考えます。
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Posted by ブクログ
著作権の基本的な話から、表現者を守りつつ縛りすぎないという法による規制の難しさまで学ぶことが出来ました。 特にネットで活動をしている人は読んで損は無いと思います。文章は簡単です。
著作者人格権は著作者にずっとあるはずなのに、なんで契約すると主張できなくなるんだろう、というのがずっと分からなかったのですが、この本を読んで解決しました。
模倣の例として、モーツアルト、シェークスピア、モナリザが取り上げられていて、驚いた。文化の質とは、模様の連続なんだなぁって実感した。
コピペが多いこの時代、意外と理解が曖昧な著作権や肖像権も絡めつつ、正しいコピペって何だろうかと教えてくれるような一冊。 正しい、というだけに著者は模倣すること自体を否定している訳ではなく、文化や芸術が発展する中で重要な役割を果たしているのだ、ということにも言及している。 作った人が神、リスペクト...続きを読むして引用するというのは確かにそうだなと思う。
「正しいコピペ」や「上手なレポートを書く方法」はもうすこしつっこんでほしかった。コピーと模倣や翻案とかのちがいみたいなのももうすこしつっこめたんじゃないかという気もする。
スマホやSNSの時代にコピペを便利に使われている。これまで、芸術には、まねるということが基本で、そこから芸術が生まれている。今後も創造には真似ることが大事であるが、正しいコピペが必要である。また、時代にあった法の整備も大切であると筆者は言う。
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