哲学・宗教・心理の検索結果
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自分だけを信じて生きる スピリチュアリズムの元祖エマーソンに学ぶ
スピリチュアルは宗教ではない。 自分を信じるとは何か。霊魂とは何か。 マルクス、ガンジーなど大思想家たちに影響を与え、世界中に広がった思想の軌跡を辿る。 金融・経済の近未来予測を当ててきた著者が、今度はスピリチュアルの真髄に到達したーー。 いつの時代も人々は、「病気やお金の心配、煩悩から逃れ、幸せに生きること」を願ってきた。そして宗教を頼りにしたが、宗教は人類の苦悩に答えられなかった。むしろ難しい教義で人々を煙にまき、寄付を集め、聖職者のいる寺院、教会、教団を肥やしてきた。私たちは宗教に縋りついてはいけない。大事なことは、「各々が自分の霊魂と対話し、自分を信じて生きること」だ。元牧師でスピリチュアリズムの元祖・エマーソンの教えを、彼の著作『自己信頼』(1841年)を元に解説。世界に広まった軌跡を辿る。著者自身が導かれた霊魂のエピソードも掲載。 -
〈超・図解〉 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評の書籍が、読みやすいB5判・フルカラーで登場! 身のまわりの「なぜ?」は、心理学でこんなに面白くなる。 「ケンカするほど仲がいい」は本当? なぜ、渋滞では隣のレーンばかり速く進むように見える? 株価は晴れた日に上がりやすい? 会議のリーダーは、座る場所で決まる? 家族や恋愛、仕事、お金、買い物、ストレス、街中での出来事――。 私たちが毎日のように目にする行動や感情の裏側には、心理学で説明できる意外な理由が隠れています。 心理学者・内藤誼人が、身近な疑問を入り口に、社会心理学の研究や実験をわかりやすく紹介します。 豊富な図やイラストを眺めながら読み進められるため、心理学を初めて学ぶ人にもぴったりです。 難しい専門用語を覚えるのではなく、「そういうことだったのか!」と楽しみながら、人の心と行動の仕組みを理解できます。 知れば、いつもの景色や人間関係の見え方が少し変わる。 仕事にも暮らしにも会話にも役立つ、身近で実践的な心理学の入門書です。 こんな人におすすめです・ ・心理学を基礎から気軽に学びたい ・人がなぜそのように行動するのか知りたい ・仕事や人間関係に心理学を役立てたい ・図やイラストを見ながら楽しく学びたい ・短時間で教養と雑学を身につけたい この本を読んだあと、何げない人の行動が「心理学の答え合わせ」に見えてくるかもしれません。 【目次】 第1章 『家族・恋愛』の心理学 第2章 『やる気・ストレス』の心理学 第3章 『街中』の心理学 第4章 『お金・買い物』の心理学 第5章 『メディア・よのなか』の心理学 第6章 『仕事・職場』の心理学 【著者略歴】 心理学者。立正大学客員教授。有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。 社会心理学の知見をベースにした心理学の応用に力を注いでおり、とりわけ「自分の望む人生を手に入れる」ための実践的なアドバイスに定評がある。 『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』(以上、明日香出版社)など、著書多数。 -
ペルシア人の手紙
本書は、「三権分立」を説いた『法の精神』(1748年)で知られるフランスの思想家シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(1689-1755年)の名を一躍知らしめた記念碑的作品(1721年)の新訳である。 ボルドー近郊のラ・ブレードの城に生まれたモンテスキューは、ボルドー大学で法律を修め、弁護士になった。1709年にはパリに出て、さまざまな学者や文人と交流しつつ多彩な領域について知見を深めた。本書『ペルシア人の手紙』に見られる東洋についての記述は、この時の成果である。5年後の1714年には急逝した父のあとを継いでボルドー高等法院評定官となったモンテスキューは、その傍らで執筆活動を続け、7年後の1721年に匿名で本書を発表するに至る。 宮廷での政争に疲れたペルシアの貴族ユズベクが友人のリカとともにヨーロッパに出かけてパリに長期滞在する間、故国をはじめとする各地の知人・友人と交わした書簡の集成──このような体裁をとる本書は、たちまちベストセラーになり、発売後1年のうちに10版を重ねるほどの売れ行きを見せた。その魅力は、何よりもまず18世紀前半のヨーロッパ、とりわけフランスの社会を東洋人の目で活写し、風刺したところにある。人々の生活や風俗が具体的に描かれるとともに、時には政治について、時には宗教について語られていく。多岐に及ぶ話題を扱う架空の書簡は、当時の貴重な記録として読むこともできるだろう。 もちろん、フィクションとしての魅力も大きい。ユズベクがあとに残してきたペルシアの宮廷では腐敗・堕落が進み、やがて崩壊の危機に瀕する。ところが、遠く離れたヨーロッパに身を置くユズベクに与えられた手段は手紙しかない。当然のことながら、往信と返信のあいだで生じた出来事についての詳細は語られず、読む者はさまざまな想像をめぐらせながら、宮廷の行く末を見守ることになる。その読書体験は実に刺激的であり、本書がのちの書簡体小説の先駆として高く評価され、読み継がれてきたのも当然のことと言える。 本書は、実力者として知られる研究者が最新の研究を踏まえて取り組んだ、画期的な新訳である。平明な訳文、簡にして要を得た注と解説によって、読む者はたちまち18世紀を生きることができるだろう。今後のスタンダードとなるべく満を持して送り出される渾身の訳業。 [本書の内容] 登場人物 暦について 地名について 関連地図 序 文(1721年) 『ペルシア人の手紙』に関するいくつかの考察(1758年) ペルシア人の手紙 訳者解説 手紙一覧 -
人生迷子 - 立ち止まったときの処方箋 -
「私の人生、このままでいいの?」 Xフォロワー数約40万人!大人気の精神科医Tomyが贈る 「人生の停滞期」に一歩踏み出すためのヒント。 毎日忙しく、やるべきことはこなせている。 家族や友達もいて、ちゃんと生活できているはずなのに、どこか満たされない。 「私、このままでいいのかな」 そんな「人生迷子」を抜け出すにはどうしたらいいのか――。 あらゆる不安を吹き飛ばしてきた精神科医Tomy先生が、精神医学・心理学の知見や自身の経験をもとに、行き場のないモヤモヤに答えていきます。 ・人生を考える時間がないなら、動きながら考える ・誰かと比べてしまうときは相手との「違い」を探しにいく ・他人の顔が浮かんだ時点で、他人軸になっている ・「一回の結果」で失敗かどうかを決めない ・同じ毎日が嫌なら、日常に少し刺激を入れてみる 読んだ後には、心がふっと軽くなり、また歩きだそうと思える一冊です。 <目次> 1章 もやもやの根っこを知る なんとなく時間だけが過ぎる/自分だけ変わっていない/元気だけど、元気じゃない/恵まれているのに、満たされない ほか 2章 「他人軸」から「自分軸」に戻す やりたいことがわからなくなった/いつまでも自信が持てない/「自分軸」はどう作る?/平凡で何者にもなれない私 ほか 3章 見えない未来より、今日を生きる 社会はどんどん悪くなる?/理想と現実のギャップ/同じような毎日に絶望/社会に必要とされない ほか 4章 大切なつながりだけ残す 自分だけが取り残されている/友人の変化がさみしい/人といると疲れる/一人ではないけど、孤独 ほか 5章 立ち止まっても大丈夫 私が立ち止まったとき/「人生に立ち止まる」とは何か?/人生がまた歩き出すとき 【著者プロフィール】 精神科医Tomy 1978年生まれ。東海中学・東海高校を経て、名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局に入局する。39万フォロワー突破のX(旧・Twitter)が人気で、テレビ・ラジオなどマスコミ出演多数。著書『精神科医Tomy が教える1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)に始まる「1秒シリーズ」は、累計36万部を超えるベストセラーに。『精神科医Tomy の気にしない力』(だいわ文庫)、『精神科医Tomy が教える30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)、『うつ未満 。 「大丈夫」と言えない日の相談室』(秀和システム新社)ほか著書多数。 X:@PdoctorTomy -
子どもの気になる言動が改善する からだの使い方
\\Amazonランキング第1位// (売れ筋ランキング「家庭教育」「小児科学(本)」「親子関係」「児童心理」「理学療法学」「リハビリテーション」カテゴリ[2026年3月30日調べ]) 「発達特性は治らない」を覆す! 子どもの気になる言動を改善する、まったく新しい「身体の使い方」の本! 子育ては、毎日試行錯誤の連続です。 こんな「気になる言動」に、頭を悩ませていませんか? ・落ち着きがない、ソワソワしている ・忘れっぽい、切り替えが苦手(過集中) ・すぐ怒る、泣く ・感情が抑えられず、きつい言葉を発する ・集団行動や対人関係に不安を感じる 特に、発達障害やグレーゾーンのお子さんは、これらの言動が強く出るケースも多く、「どうしたらいいのか」と不安になることもあるでしょう。 子どもの将来に対して、焦りや心配もあるのではないでしょうか? これまでの子育て本は「声かけ」「接し方」といった、症状とうまく付き合っていくための対処法が主流でしたが、この本は全く異なるアプローチを提案します。 ◆根本改善のカギは「身体の使い方」にあった! もし、その「気になる言動」が、根本から改善されるとしたら? 実は、座り方や猫背姿勢、手足の動作のぎこちなさなどがあると、脳への適切な情報伝達や発育を妨げ、それが落ち着きのなさや、切り替えの苦手さといった「気になる言動」として現れているケースが非常に多いのです。 本書は、簡単な運動によって「身体の使い方」を変え、身体の発達をうながすことで、気になる言動を改善していく新しいメソッドを紹介します。 ◆週1回×3カ月で子どもの行動が変わる! 著者は、医療資格(理学療法士)とスポーツ資格(アスレティックトレーナー)の両方を持つ池上悠先生。これまでに0歳から高齢者まで5000人以上、延べ3万件もの発育・運動サポート実績があり、多くの子どもたちが身体の使い方を変えることで行動が改善されていく過程を見てきました。 特別な訓練や道具は不要。「イスに座るときは足を床につける」「グーパージャンプ運動をする」など、親子で一緒に、遊びながらできる、簡単でわかりやすいものばかりです。 「気になる言動・症状は治らない」という先入観を外し、根本的な改善を目指せるのが本書の最大の特徴です。 特に、身体の土台作りに大切な3~8歳のお子さんをお持ちの親御さんに、切実に届けたい一冊。 この本を読み、お子さんと一緒に「身体の使い方」を変えて、笑顔を増やしていきませんか? 【目次】 第1章 なぜ運動? 身体はすべてつながっている 第2章 身体と心を育てる姿勢と体幹 第3章 集中力が続かない・注意散漫な子の身体の動かし方 ・注意散漫で、目に入ったものに気が散ってしまう ・根気がなく準備が遅い、進めるのが苦手 ・物忘れが多い、うわの空で話を聞いていない 第4章 感情的・衝動的になりやすい子の身体の動かし方 ・すぐ泣く、怒る、とげがある言葉を言ってしまう ・飛び跳ねたり、衝動的に走ってしまい、よくケガをする 第5章 コミュニケーションが苦手な子の身体の動かし方 ・表情や言葉の意図、文脈を読み取ることが苦手 ・引っ込み思案で興味が狭く限定的、新しいことに消極的 -
人間革命
日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った創価学会第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。(1巻概要)1945年(昭和20年)7月3日の夕刻、一人の男が、東京・中野の豊多摩刑務所を出獄する。軍部政府の弾圧によって投獄されていた、創価教育学会の理事長・戸田城聖である。そこで彼が見たものは、戦火に焼かれた国土であり、誤った宗教・思想に導かれた国民の悲惨な結末であった。彼は決意する。“民衆の真実の幸福を築くには、日蓮仏法を広宣流布していく以外にない”と。やがて日本は敗戦。戸田は、壊滅した学会の再建に踏み出す。「創価教育学会」の名称は「創価学会」に変更され、彼の出版社「日本正学館」には四散していた学会員が集い始める。11月18日、獄中に殉教した師・牧口常三郎会長の1周忌法要が営まれ、獄中で地涌の菩薩の使命を自覚した戸田は、「広宣流布は私がやる」と決意する。翌21年が明けると、戸田は数人の同志に法華経講義をスタート。彼を中心にした広布の歯車が、少しずつ動き始めた。(1巻目次)黎明/再建/終戦前後/占領/一人立つ/千里の道/胎動/歯車 -
バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学
わかり合えない他者を、敵にしないために。 分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書! -
『論語』 孔子の言葉はいかにつくられたか
〈「古典」は創造される〉 儒家たちが己の思想の正否を賭けてテキストと格闘し続けた、エキサイティングな二千年の思想史! □「子曰く」……孔子は本当にそう言ったのか?□ 春秋時代の弟子たちが残した師の言行は、口承で、あるいは竹簡や木簡によって紀元後に伝えられた。 それはさらに時を経て、前漢から宋、江戸時代の日本に至るまで、儒教の思想家たちの強い意志と意図とともに編纂、継承され、ついに『論語』は東アジア最大の古典としてつくりあげられた。 鄭玄、何晏から朱子までの儒家、江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠らはあるべき聖賢の思想をいかに追い求めたか。 『論語』テキストの系譜を、ひとつの思想史として描き出す! 「本書が扱うものは、『論語』の形成過程と、朱熹の『論語集注』が成立するまでの解釈史である。しかも、そこで明らかになることは、『論語』とは、孔子の「ありがたい」言葉が収められているものではなく、長い歴史の中で、思想家たちの意図のもと孔子の言動は作られてきた、という事実である。それでは、『論語』を読むことに意味はないのか。そうではあるまい。『論語』などの古典は、時代や個人に応じて受け取られ方が異なるからこそ、時代を超えた普遍性を持って読み継がれてきた。『論語』も、それを手にした一人ひとりの思いに基づいて読まれてきた」(本書より) -
古代ユダヤ賢人の言葉 超訳聖書
本書は聖書のなかでも旧約聖書を中心に、主にダビデ、ソロモン、そしてパウロの言葉で構成されている。 彼らは古代ユダヤ人のなかでもその知恵によるエピソードや名言で広く知られている。 ユダヤ人といえば、芸術、科学、あるいは金融など、さまざまな分野で傑出していることはよく知られている。 幾度となく、為政者たちによって絶滅の危機に追いやられながらも、滅ぶこともなく、厳然と世界にその影響力を保持する民族は、ユダヤ民族をおいてほかにはないだろう。 そんな彼らの原動力、国を失っても失せることがなかった民族意識と団結心、 そして現代社会に与える影響力、これらの源泉は、彼らが共有してきた独特の信仰と思想にある。 その信仰とは、ヤーウェと呼ばれる「天地万物の創造主」なる唯一の神を信じる信仰であり、 思想とは、他でもない聖書のことである。 聖書というと、多くの日本人は、キリスト教の教典だと思っているかもしれない。 しかし実際にはそうではない。 とりわけ旧約聖書は、キリスト教徒のみならず、 ユダヤ教徒、そしてイスラム教徒までもが認める聖典だ。 だから、キリスト教の教典なのではなく、キリスト教も聖書を使っていると言ったほうが正しい。 そもそもユダヤ民族にとって聖書とは「契約書」であると言っていいだろう。 彼ら古代ユダヤ人は、モーセという指導者に導かれ神と契約を交わす。 この契約とは、「生き方」の契約であり、ペナルティー条項付きの契約だ。 ひらたく言えば、ユダヤ人が規範としている生き方のマニュアルに従って生きると、 人生は祝福されるということを、世界中の人々が知るようになるために、 神がまずユダヤ人を選び、彼らと契約を交わし、 彼らに厳しくその契約条項に則って生きていくようにさせた、ということになる。 ユダヤ人の優秀ぶりと成功ぶりを見れば、この目的を十分に果たされていると言えるのではないかと思える。 ユダヤ人が「選民」と呼ばれるのはこのためだ。 実りある人生を歩むために学びたい、2000年以上前から変わらない、 奇跡の民族ユダヤの人生を強く賢く生き抜くための教え。 -
依存症・トラウマ・発達障害・うつ 「眠り」とのただならぬ関係
そもそも私たちが睡眠をとる一番の目的は、脳をクールダウンさせたり、脳のメンテナンスを行なうこと。 この大事な睡眠が、寝酒、依存症、トラウマや恐怖体験、うつ病や双極性障害などによって、ペースを乱されてしまうのです。 発達障害をもつ人も、睡眠の問題を抱えやすいことがわかっています。 睡眠薬への依存も、増え続けています。 ――なぜそうなる? どうしたらいい? 各分野の専門家に聞きました。 心の問題と「睡眠」の、深~い関係をわかりやすく解説します! 【監修者の一人 松本俊彦医師からのメッセージ】 こんなにもわかりやすいのに、「眠り」についてこんなにも深く掘り下げた本は、いまだかつてありませんでした。ふつうの不眠症、あるいは、うつ病や統合失調症に伴なう不眠を扱った本はいくらでもありますが、不眠治療の「超」応用編である、依存症、トラウマ、発達障害の不眠にきちんと正面から向き合った本は、これまでまったくなかったのです。 現在、不眠に悩んでいる人は、本書を読めば、知識だけでなく希望も手に入れることができるでしょう。なぜなら、各分野一線級の専門医の解説に加えて、不眠に苦しんだ当事者の体験、不眠とつきあう知恵まで書かれてあるからです。 専門職から当事者まで、不眠に関心を持つすべての人にお勧めします! -
言葉の道具箱
「言葉とコミュニケーション」は、哲学の問いであり、「私」の問いである。 美味しさを伝えるには、「言葉が奪われる」とき、言い換えの力、ジェンダーを表す単数のthey…。日常の問いを哲学につなげ、柔らかな言葉で新たな可能性を探る。「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位に輝いた『言葉の展望台』、『言葉の風景、哲学のレンズ』に続くエッセイ集。 「コミュニケーションについて考えるなかで徐々にわかってきたのは、目の前の相手としっかりと向き合うためには、ときに自分自身で物事を決めるのを中断し、相手に身を委ねる必要があるということだ。私の言っていること、私が発話を通じてしていること、そして会話のなかで現れる私とあなたの関係、そのいずれも、私単独で決めることではなく、私とあなたのあいだで相互的に調整されることであって、だからこそときには自分の意志を引っ込めてあなたのやりかたに合わせることもできる。」(本書より) 【目次】 レンコン団子の美味しさ 言葉が奪われる 「卒煙支援ブース」へようこそ 「生き延びましょう」とあなたに向けて 自分自身を語るために いま、ここから、私が投げかける言葉 会話の事故 哲学者に語れること 突如、迫りくる 理想的な言語、不完全な言語 あれ、そうだっけ 呼びかける言葉 -
たぶん一生使わない? 異国のことわざ111
ことわざの数だけ世界がある。 一見シュールで、じつは奥深い。 “日本では絶対通じない”ことわざ集。 「マングース殺して後悔」(ネパール) 「酒のお礼に水」(チベット) 「苦労はお前の、金なら俺の」(モンゴル) 「金を出せば王様の口ひげの上で太鼓が叩ける」(イラン) 「ロバをしっかり繋げ、後はアッラーに任せよ」(トルコ) 「自分の糞は臭わず」(サーミ人) 「ウオトカよ、こんにちは、理性よ、さようなら」(ジョージア) 「優れたホメロスも居眠りをする」(古代ローマ他) 「大きなジャガイモを集めるのが最高」(アイルランド) 「両方からくる肉の匂いがハイエナの足を折る」(ケニア・キクユ族) ……などなど、ユニークな世界のことわざをイラストとともにご紹介! 「ことわざ」から世界の広さを堪能できる1冊。 日本では通じないけれど、あなたも使ってみたくなるかも? -
入門 犯罪心理学
近年、犯罪心理学は目覚ましい発展を遂げた。無批判に信奉されてきた精神分析的をはじめ実証性を欠いた方法が淘汰され、過去の犯罪心理学と訣別した。科学的な方法論を適用し、ビッグデータにもとづくメタ分析を行い、認知行動療法等の知見を援用することによって、犯罪の防止や抑制に大きな効果を発揮する。本書は、これまで日本にはほとんど紹介されてこなかった「新しい犯罪心理学」の到達点を総覧する。東京拘置所や国連薬物犯罪事務所などで様々な犯罪者と濃密に関わった経験ももつ著者が、殺人、窃盗、薬物犯罪、性犯罪などが生じるメカニズムを解説し、犯罪者のこころの深奥にせまる。 -
すごい恋愛ホルモン 誰もが持っている脳内物質を100%使いこなす
素敵な恋を「したい」のに、なぜか「楽しめない」あなたへ――□出会いがない。出会っても、ピンとこない□相手のスペックが、どうしても気になってしまう□彼のことを好きか嫌いかすら、わからない□そもそも、他人と付き合うメリットを感じない□傷つかない恋愛がしたい□メールのやり取りやデートが面倒くさいし、ひとりのほうがラク――「そんな私って、ちょっと変…?」「もしかして自分には、人並みの“恋愛力”というものが欠けているのかも…?」と嘆く方たちに向けて、臨床数7万件超の大人気心理カウンセラー、大嶋信頼先生が「恋愛感度を上げる習慣」をやさしく指南します。多くのファンの方からの「読みたい!」リクエストによって実現した、大嶋先生にとって初となる、待望の「恋愛本」です。【「恋の才能がない自分」から脱け出す、驚くほどカンタンな方法。その鍵は、脳内ホルモンにあった!】 -
御書と師弟 新版
2008年12月から2009年12月まで計31回にわたり聖教新聞紙上で連載・刊行された池田大作先生の御書講義「御書と師弟」がこのたび装いも新たに発刊! 新版は、旧版全3巻の合本版。「日蓮大聖人御書全集 新版」にもとづき、構成を再編集し、1冊にまとめられています。 【目次】 生命変革の大仏法 三変土田わが一念で仏の国土に! 題目の大音唱題の声は大宇宙に轟く 不退転の信心勝負は一歩も退くな 動執生疑〝限界の壁〟を痛快に破れ 妙の三義わが生命は偉大なり! 陰徳陽報師弟一体の労苦こそ必勝の力 創価の師弟 「御義口伝」と青年永遠を一瞬に凝結しゆく唱題行 不借身命と現代「死身弘法」が創価三代の魂 如我等無異と師への報恩「師弟不二」こそ人生最極の道 女人成仏の宝冠 創価の母に永遠の感謝 末法流布の大陣列青年よ続け 歴史を創れ 正義の後継者未来部の君よ 負けるな 普賢の英知新世代の智慧で勝て! 勝利への軌道 勝利の因果仏法は未来を創る希望の哲学 「凡夫即極」の人間学「庶民こそ偉大!」の大宣言 法華経の兵法信心は絶対勝利の利剣 抜苦与楽の英雄戸田先生「折伏は尊い『仏の仕事』」 生命の勝利の王道師子王の学会と歩め! 三世の勝利劇師弟の宿縁は永遠なり 世界広宣流布 仏の未来記大聖人の未来記を学会が実現 日蓮が一門立宗の大精神は学会に厳然 地涌の同志の団結最高の目的は広宣流布 立正安国の太陽世界に対話の大道は燦然 源遠流長威風堂々と世界広布へ 仏縁の拡大皆が創価の大使たれ 仏法即社会人生に勝つ信仰 引用・参考文献 一、本書は、『御書と師弟』全3巻を合冊し、新版とした。 一、御書の引用は、『日蓮大聖人御書全集 新版』(創価学会版)に基づき、ページ数は(新○○㌻)と示した。『日蓮大聖人御書全集』(創価学会版、第二七八刷)のページ数は(全○○㌻)と示した。 一、法華経の引用は、『妙法蓮華経並開結 新版』(創価学会版)に基づき(法華経○○㌻)と示した。 一、肩書、名称、時節等、また「婦人部」「女子部」などの各部・グループ名は、原則、講義発表時(二〇〇八・二〇〇九年)のままにした。 一、編集部による注は、(= )と記した。 一、引用・参考文献は巻末に収録した。 -
現代語訳 学問のすゝめ
日本近代におけるマニュフェストともいえるもので、明治の精神形成の一方の旗幟をなした古典的名著。文語体としては画期的に平易な文章で書かれていたが、本書では全17篇を読みやすい現代語に全訳した数少ないもの。 -
アドラー 性格を変える心理学
「性格は変わらない」 と思い込んでいるあなたへ! 世の中には、「自分は性格で損をしている」などと、自分の性格を恨めしく思っている人が少なくありません。なかには、物事がうまくいかないことを性格のせいにして、「生来のもの」としてあきらめてしまう人もいます。 しかし、心理学者アドラーによれば、それは大きな間違い! 性格は、(1)生得的なものではなく、(2)対人関係の問題を解決するために身につけたもので、(3)自らが変わろうと決心すれば、必ず変えることができる。つまり、ここでもアドラーの持論である「人間の悩みは、すべて対人関係の悩み」であり、大事なことは、「まず自分を知り、他人を理解し、共同体感覚を身につけることにある」というわけです。 そこで著者は、アドラーの著作『性格の心理学』から、一般に「損」と思われがちな性格に焦点をあて(2-5章)、さらには多くの人が関心をもつ「きょうだい関係」を別立てし(6章)、一つずつ丁寧に解説していきます。 ポイントは、このタイプ分けの目的が「性格診断」にあるのではなく、個々人が自分の性格を理解し、必要があればその性格を変えていく「知的手段の場」とすること。 たとえば「虚栄心」は優越性の追求ですが、実は劣等感の裏返しで、人に認められようとする努力が原因である。だから、人の期待に合わせることをやめ、現実の自分をそのまま受け入れられれば虚栄心は払拭できる――というわけです。 「性格が変われば、人生はがらりと変わる」とアドラーは言います。現状の自分の性格や生き方に悩み、不満を持っている人たちに送る、アドラー×岸見一郎による、あなたの人生を変える一冊です! -
イスラーム入門 文明の共存を考えるための99の扉
イスラーム教徒(ムスリム)が少ない日本では、その教え自体になじみが薄い。よくわからない一方で、日々の報道を通じ中東の戦争や、欧州のテロ事件、難民といった言葉でイスラームのイメージが形作られています。世界のムスリムの人口が16億人を超えると言われる今、無益な文明の衝突を減らすには、相手のロジックを知り考えることが何よりも大切なはずです。本書は、日本人イスラーム法学者が、「ムハンマド」「スンナ派」など、99のトピックでイスラームの教えと歴史をやさしく概説し、その多様性と共存への可能性へと目を開く一冊です。【目次】序 理解はできないけれども共存するために知っておくべきイスラームのこと/第一章 法の宗教/第二章 イスラームの下の暮らし/第三章 イスラーム人物伝/第四章 イスラームと現代/コラム 近代日本のイスラーム理解1 大川周明/コラム 近代日本のイスラーム理解2 井筒俊彦/あとがき/著者選 イスラームをさらに知るための文献リスト/資料 イスラーム関連年表 -
1日10秒マインドフルネス
■一番わかりやすいマインドフルネスの本!! 多くの企業で取り入れられているマインドフルネス瞑想。 でも実践するのは難しいかも……。そんなイメージを払しょくする1冊が待望の文庫化! 本書を読めば、誰でもマインドフルネスが理解できて、実践できます! ■1日、たった10秒で人生がもっと色鮮やかになる! 本書の特徴は1日10秒だけのエクササイズでマインドフルネスになれる点。 10秒なら無理なく簡単に続けられます。 手順は簡単! 1 マインドフルネスの開始の宣言 2 今、ここのあなたを実況する 3 マインドフルネスの終了の宣言 するとこんな効果が…… ・イライラしてもすぐに冷静に物事に対処できた ・動揺しても次の瞬間にはやるべきことに集中できた ・身体や心の疲労を感じにくくなった ・嫌なことにも前向きに取り組めるようになった ・不安や怒りの感情がふっと消えた たった3つの手順、1日10秒のマインドフルネスが、 毎日をもっと豊かにし、仕事も趣味も、面白いぐらいにうまく動き出すきっかけを作ります! 本書には45年間瞑想を続けた精神科医が教える、誰でも理解できていつでも実践できるエクササイズが存分に詰まっています。 毎日をいらいら過ごしている人や、不安や不満に悩まされている人にとってなくてはならない1冊になることは間違いありません。 【 目 次 】 はじめに 第1章 10秒の時間で人生も仕事も大きく変わる 10秒のマインドフルネスは人生を変える 人生の質を下げるネガティブ ネガティブは仕事の質も下げる 幸せのチケットを手に入れよう どんな時も10秒で前向きに考えられる 難しくないからずっと続く 「10秒」は長すぎず短すぎない 「気づく力」を高めよう 第2章 いつでもどこでも10秒でできる マインドフルネス瞑想入門 10秒マインドフルネス瞑想をマスターする 手順1 はじめの宣言 手順2 感じる 手順3 おわりの宣言 リラックス効果高まるマインドフルネス───── 胸式呼吸 頭も冴えてくるマインドフルネス───── 腹式呼吸 緊張がなくなるマインドフルネス───── 鼻を通る空気 繊細さほとばしるマインドフルネス──── 指の感覚 集中力を復活させるマインドフルネス──── 物を拾う より美味しく味わうマインドフルネス──── 食べる 重力を感じるマインドフルネス────── 立つ やれば癖になってくるマインドフルネス─── 左右の重心 身体目覚めるマインドフルネス─────── 前後の重心 新しい一歩を踏み出すマインドフルネス─── 歩く こわばりをゆるめるマインドフルネス─── 身体の一部 感情ほぐすマインドフルネス──────── 心の声を聴く 11秒めのマインドフルネスを始める 瞑想中のモヤモヤ「雑念」を取り払おう わいてくる雑念は後回し 10秒の連続が雑念をなくし覚醒をもたらす すべての雑念をなくさなくてもいい 昼休みの5分投資で良質な午後へ 場所にはこだわらない 第3章 一喜一憂しない 実践!10秒マインドフルネス マインドフルネスで感情をコントロールしよう やる気がまったくでてこないとき 水を存分に味わう 絶対に失敗したくないとき 両手で両膝をタッチ 怒りや悲しみに我を忘れそうなとき 両手両目を∞に動かす 不安が頭を離れないとき アキレス腱を伸ばす 罪悪感や嫉妬を感じてしまったとき 頭がもやもやしたら鎖骨をこする 危機感で焦ってしまったとき おでこ手当てでストレスを発散 第4章 こんなときに役立つ マインドフルネスを応用しよう あまり効果を感じないときの3つの理解 マインドフルネスな日記を始めよう 読書や映画鑑賞が毒になるとき 肥満は自動操縦モードのせい ダイエットもマインドフルネス ゴルフは「今、ここ」で結果を出す 人に会う時の緊急用マインドフルネス マインドフルネスで自分自身が相談相手になる 祈りがマインドフルネスを強化する 挑戦をあきらめない マインドフルネスと引き寄せの法則 おわりに -
一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教
「ユダヤ教、キリスト教、イスラームの神は同じ」「戒律を重んじるユダヤ教とイスラームのコミュニティは驚くほど似ている」「千年以上にわたって中東ではユダヤ教、キリスト教がイスラームのルールに則って共存してきた」。なのに、どうして近現代史において衝突が絶えないのか?本書は、日本ではなじみが薄い一神教の基礎知識を思想家内田樹とイスラーム学者中田考がイスラームを主軸に解説。そして、イスラームと国民国家、アメリカ式のグローバリズムの間にある問題を浮き彫りにし、今後の展望を探る。【目次】序 レヴィナシアン・ウチダ、ムスリム中田先生に出会う 内田 樹/第一章 イスラームとは何か?/第二章 一神教の風土/第三章 世俗主義が生んだ怪物/第四章 混迷の中東世界をどう読むか/第五章 カワユイ(^◇^)カリフ道/補遺 中東情勢を理解するための現代史 中田 考/跋 未だ想像もできないものへの憧憬 中田 考 -
ブッダゴーシャに、会いに行く―スリランカ:上座仏教の故郷を訪ねる―
アジアの人々の心に生き続けている上座仏教、ブッダゴーシャがまとめあげた。 その教えを知り人々への理解を深めることができれば幸いである。 同じ仏教徒だからと、安易に流れてはいけない。 アジアの各地の人々へ関心をよせる、学生、ビジネス・マン、そして社会人へ。 上座仏教の教え:四諦(したい)とは ・苦諦(くたい) 人の生涯は、苦に満ちている。 それに負けずしっかりと受け止めることである。 ・集諦(じったい) その苦しみは、どこからきているのか原因を知る。 ・滅諦(めったい) 苦しみをもたらす原因から離れ執着しないことを学ぶ。 ・道諦(どうたい) 苦にまみれた人が、その苦しみを越えた清らかな境地に立つために歩む、八つの正しい道を知る。 -
現代思想入門
人生を変える哲学が、ここにある――。 現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした、「入門書」の決定版。 * * * デリダ、ドゥルーズ、フーコー、ラカン、メイヤスー…… 複雑な世界の現実を高解像度で捉え、人生をハックする、「現代思想」のパースペクティブ □物事を二項対立で捉えない □人生のリアリティはグレーゾーンに宿る □秩序の強化を警戒し、逸脱する人間の多様性を泳がせておく □権力は「下」からやってくる □搾取されている自分の力を、より自律的に用いる方法を考える □自分の成り立ちを偶然性に開き、状況を必然的なものと捉えない □人間は過剰なエネルギーの解放と有限化の二重のドラマを生きている □無限の反省から抜け出し、個別の問題に有限に取り組む □大きな謎に悩むよりも、人生の世俗的な深さを生きる 「現代思想は、秩序を強化する動きへの警戒心を持ち、秩序からズレるもの、すなわち「差異」に注目する。それが今、人生の多様性を守るために必要だと思うのです。」 ――「はじめに 今なぜ現代思想か」より * * * [本書の内容] はじめに 今なぜ現代思想か 第一章 デリダーー概念の脱構築 第二章 ドゥルーズーー存在の脱構築 第三章 フーコーーー社会の脱構築 ここまでのまとめ 第四章 現代思想の源流ーーニーチェ、フロイト、マルクス 第五章 精神分析と現代思想ーーラカン、ルジャンドル 第六章 現代思想のつくり方 第七章 ポスト・ポスト構造主義 付録 現代思想の読み方 おわりに 秩序と逸脱 -
君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉【電子特典付】
初の著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』が30万部以上の大ヒット中! ローランド待望の自著第二弾! コロナ禍で元気のない世界を、ローランドが「言葉の力」で明るく照らす。 「圧倒的に勇気づけられる」「ポジティブになれる」と大反響! 前著『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』は、名言を切り口とした ローランド自身の半自叙伝的要素も持つ本であり、「俺」が語る本でした。 本書は、前著とは違い、読者のあなたへローランドが熱く語りかけてくるものです。 本書を読んでいる間の主役はあなたです! 「君」が主役の本です。 ローランドがあなたを全力で肯定し、応援します! 心に響く「ローランドからのメッセージ」も掲載。名言よりもハマる方続出中。 ポジティブシンキング、仕事論、トップの在り方、ミニマリズム、デジタルデトックス、 生き方、メディアでは見せない一面も、自著では語っています。 今、ローランドが「伝えたいことはすべて書き記した」という本書。是非、ご一読を。 【電子特典付き】 電子書籍版には、「単行本未収録の写真」と「著者直筆メッセージ&サイン」も収録! -
「大人になりきれない人」の心理
五歳の子どもに、三十歳のビジネスマンのような生き方はできない。しかし「五歳児の大人」は、何の責任も負うことなくチヤホヤされていたいと願いながらも、「大人として」生きなければならないのだ。大人になりきれない人にとって、自信もなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら過ごす日常は辛い。それに振り回されるまわりの人もまた、辛いはずだ。本書は、大人のフリに疲れた人の困った言動とその原因を分析し、今より心豊かに、人に優しく、満足感をもって生きるための方法を、自身も「五歳児の大人だった」という著者が説き明かす。彼らを上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも役立つ心理学。「最近の日本の親は五歳児の大人が多い」「五歳児の大人を救う3つの条件」「幼稚さを認める勇気を持とう」など、現代社会の問題点や問題解決のための具体的アドバイスを満載した人生論。『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』を改題。 -
わたしが「わたし」を助けに行こう ―自分を救う心理学―
あなたを癒やせるのは、あなただけ。 悩みのすべては心に住む「もうひとりの自分」が引き起こしていた。 「部屋が片付けられない」「忙しくて時間がない」 「相手に思ったことが言えない」「お金が貯まらない」 「がんばっているのに成果がでない」……。 あなたが、なかなか解決できないこと。 いつも問題を繰り返してしまうこと。 これらの問題や悩みは、 心の中に住む「もうひとりのあなた」が引き起こしていたのです。 そして、その理由はけっして嫌がらせではなく 「あなたを守る」ため。 たとえば、「部屋が片付けられない」は、 部屋がスッキリすると気持ちもクリアになり、 抑え込んでいた不安や焦燥感が湧いてきてしまうのを防ぐため。 「忙しくて時間がない」は、 時間ができてしまったら、“いつかやればできる”という可能性が なくなってしまうのを防ぐため。 このように、あなたを傷つけまいと問題を引き起こす 「もうひとりのあなた」である「心の防衛機能」を、 この本の中では「ナイト(騎士)くん」と呼びます。 悩みを解決して、本当にやりたかったことをやるためには、 あなたの「ナイトくん」を見つけ、安心してもらうこと。 これから、あなたの知らなかった「あなた自身」の謎を解き明かしながら、 誰かに頼るのではなく、 あなたがあなた自身を助けることができる方法をお伝えします。 各章の前には、「わたし」と「ナイトくん」のショートストーリーが入り、 心の学びをナビゲートしてくれます。 -
人生は苦である、でも死んではいけない
人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人へ。ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が送る力強いメッセージ! 人生は苦しい。苦しいこともあれば、楽しいこともある、ではなく、本来的に人生とは苦しいもの。それゆえ仏教は「生老病死」の苦しみを説き、聖書は人生を嘆きの谷になぞらえる。でも、それでも死んでしまうのではなく、この事実を認め、受け入れた上で生きていこう。いじめられている人も、会社でハラスメントを受けている人も、死んでしまうのではなく、とにかく生きよう。どんなに孤独に思えても、かならずどこかに「仲間」はいる。だから絶望することなく、希望を持って生きてゆこう。人生を「生きる」ことが、この世に生を受けたすべての人に課された課題だから。 仏教、キリスト教、ギリシア哲学--いにしえの知恵をたずね、アドラー心理学、三木清の『人生論ノート』など、さまざまな思想に学び、築き上げた、岸見一郎の総決算としての人生論! -
科学と宗教と死
昭和4年に生まれ幼い時から戦争の時代を生きてきた著者。第二次世界大戦後も死刑囚と接する拘置所の医務技官として、また作家として、常に人間の生と死に向き合ってきた。子どもの頃は怖ろしい存在であった死が、医務技官して接した死刑囚の信仰心によって劇的に変化を遂げたこと。79歳で突然迎えた最愛の妻の死。そして81歳の時に心臓が停止して死の淵をさまよったこと。医師・作家・そして信仰の徒としてのこれまでの人生と、その中で続けてきた死についての思索の軌跡を素直につづる。【目次】はじめに/第一章 少年の心に植えこまれた死/第二章 死へのアプローチ/第三章 迫りくる老いと死/第四章 生を支える死と宗教/おわりに -
新約聖書
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フランシスコ会聖書研究所が1956年の設立以来、実に55年の歳月をかけて翻訳し、注釈をつけて完成した永久保存版。 およそ現存する聖書はすべて人の手によって書き写された写本であり、オリジナルは存在しない状況下で、聖書の元来の読み方は何であったかを複合的に研究し、評価し、決定していく「原文校訂」(本文批評)という作業を経て、より神のみ言葉に近いオリジナルの聖書を口語訳で実現。 さらに内容の理解を助ける小見出し、最新の学説に基づく洗練された注釈と解説、そして適所に配された地図とイラストは、聖書という大きな山を登る際の堅固な杖となって、入門者には正しい入口を示し、経験者にはより深い造詣を与えてくれる。 本文総ふりがな(総ルビ)、美しい挿画入り。四福音書と使徒言行録を収録。 -
日本一やさしい天皇の講座
◆二百年に一度の大事件。 譲位、女系、女帝、旧皇族の皇籍復帰の是非について“先例”に基づいてすべてを答える! 天皇を知ることで「日本」が見えてくる 平成二十八年八月八日に天皇陛下のおことばによって議論がはじまった譲位問題は、国民が改めて天皇という存在について思いをいたすきっかけとなりました。そして、天皇陛下が譲位され上皇になられると、光格上皇以来二百年ぶりの大事件となります。そこで本書では三つの疑問に取り組みます。 一、なぜ、天皇は必要なのか 二、なぜ、皇室は一度も途切れることなく続いてきたのか 三、そもそも天皇とは、そして皇室とはなんなのか ……どれだけの人がきちんと答えられるでしょうか。 世界最長不倒の歴史を誇る皇室を知ることで、「日本」が見えてきます。百二十五代続く長い歴史のなかで、天皇はいかにして権力を手放し立憲君主になったのか。 そして今回、論点となった譲位、女系、女帝、旧皇族の皇籍復帰の是非について、すべて「先例」に基づいて答えることで、日本人として当然知っておくべき知見を述べました。日本一やさしい天皇の講座のはじまりです。 -
万葉集原論
「おそらく、私は「万葉集原論」を生涯の課題としていくことだろう」。 本書は日本を代表する文学者、中西進の真骨頂である。 現存する最古の歌集『万葉集』。七、八世紀の歌、四千五百首余が二十巻に収められ、額田王、柿本人麻呂などの著名な歌人、天皇、皇族から、防人、遊女に及ぶ作者と作品の豊かさは、世界的にみても異彩を放っている。 この『万葉集』研究の第一人者であり、幅広い文学活動でも知られる著者は、古代日本文学の本質に迫ると同時に、世界のなかの日本文化を問う視座を持ち続けてきた。 『万葉集』とは何か。真摯にそれを見極めんとした本書が示すのは、学問とは何か、その方法はいかにあるべきかという切実な問題意識に裏打ちされた、著者だからこそ到達しえた比類なき『万葉集』の姿である。(原本:『万葉集原論』桜楓社、1976年) 【主な内容】 学術文庫版まえがき 一 万葉集研究の方法 文学史の方法――その「歴史」について 文学研究の方法 万葉集研究の方法 研究と批評 二 万葉集の構造 万葉集の構造 万葉集の生成 万葉集の原点 万葉集の集団性 三 万葉集の表現 万葉歌の形式 万葉歌の方法 古代的知覚――「見る」をめぐって 古代文学の言語 万葉集の漢語 桜楓社版後記 解題 犬飼公之 -
今すぐできる心の守りかた フラッシュバック・ケア
アメリカで活躍するトラウマ治療の専門家の著者によるフラッシュバックケアの決定版。 フラッシュバックというと、震災や事故、性被害、虐待などの大きな出来事を思い浮かべ、「私には関係ない」と思ってしまいがちですが、小さな出来事であっても、フラッシュバックは起こり得ます。どんなトラウマがフラッシュバックかは、「自分ではどうしようもなかった」出来事で。そのため、個人差があり、一概にどんなトラウマかということはいえないのが実情です。 そんな意外にも身近にあるフラッシュバックの予防と対処法を、アメリカで専門的な経験と知識とで心理療法士としてクライアントに治療を行うだけでなく、講師として多くのプロの心理専門家にもトラウマと回復について教えている著者がわかりやすく解説。本書では、著者の経験と知識をもとに、フラッシュバックを抱える読者に対して、「今すぐ使える」「誰でも使える」「わかりやすい」ことをベースに、丁寧にひもといていきます。 -
火薬の世界史
不老不死を求めた中国の錬丹術師によって発見されたのは、爆発を起こす「火薬」だった――。中国では、数百年間にわたり、火薬の製法は極秘とされ、数々の独創的な兵器が発明された。しかし、モンゴル帝国の拡張に伴って、アラブ、ヨーロッパへと伝わり、次第に戦争や植民地支配の材料となっていく。また、戦国時代の日本は、世界で最も急激に鉄砲が広まった特異な地域だった。戦争と背中合わせで、技術革新の中心にあり続けた火薬の歴史をたどると、近代へと至る世界の動きが見えてくる。 『世界を変えた火薬の歴史』(原書房)の文庫化。 【目次】 プロローグ 一六〇五年一一月五日 第1章 火の薬 第2章 火薬の誕生 第3章 発火装置と爆弾 第4章 ロケットと砲 第5章 西方へ伝播した中国の発明 第6章 火薬とイスラム帝国 第7章 ヨーロッパに伝わった火薬 第8章 火薬の製造 第9章 新たな火薬兵器 第10章 火薬はいかにして近代ヨーロッパをつくったか 第11章 火薬兵器がヨーロッパへ与えた影響 第12章 アメリカ大陸とアフリカにおける火薬 第13章 東洋の新たな火薬兵器 第14章 火薬の平和的利用 エピローグ 黒色火薬時代の終焉 訳者あとがき -
人生を自由自在に楽しむ本
すべては映像! 人生、怖いもの知らずでいきましょう。キャメレオン竹田が教える「人生の主導権」を取り戻し、思い通りに生きるヒント なるべく相手の望みを叶えなければという考え、 そうできなかったときの罪悪感、 自分の気持ちを素直に外に出すことへのためらい……。 こうした“モヤモヤ”に心当たりはありませんか? 優しくて繊細な人だからこその悩みですが、 「他人の反応に一喜一憂する人生」には、今日からサヨナラしましょう。 だって、「あなたの世界は、すべて、あなたが創った映像」なのですから! この秘密を知ると、目の前の現実があっさり好転していくんです。 さあ、本書で「人生の種明かし」を始めましょう。――著者 大人気! 著作累計50万部突破のキャメレオン竹田が、 「自分の人生を取り戻し、自由自在に生きるコツ」を伝授します! -
不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか
男は不自由だ。子どもの頃から何かを成し遂げるべく競争するように育てられ、働くのが当たり前のように求められてきた。では、定年を迎えたら解放されるのか。否(いな)、「年収一千万の俺」「部長の俺」ではなくなったとき、「俺って何だったんだろう」と突然、喪失感と虚無感に襲われ、趣味の世界ですら、やおら競争を始めてしまうのだ。本書は、タレント、エッセイストとして活躍する小島慶子と、男性学の専門家・田中俊之が、さまざまなテーマで男の生きづらさについて議論する。男が変わることで、女も変わる。男女はコインの裏表なのだ。 -
相手のホンネは「しぐさ」でわかる
深いお辞儀は実は拒否の表れ!? 不意にポケットに手を入れた恋人は怪しい!? 自分のなにげない「しぐさ」にも、実はこんな意味があった! 深層心理は隠せない! 「電話を受けながら落書きをしてしまう」「質問に答えるとき口元に手をやる」「キョロキョロと目が泳いでしまう」など、無意識にしてしまう“しぐさ”や“癖”には、実は深い意味がある。言葉はつくろえても、本心は動作に表れているのだ。本書は、こうした身体の動きから、深層心理を解き明かそうというもの。注意深く相手を観察すれば、“しぐさ”だけで相手の心は9割わかる! (内容例)●会議中、手に持った資料をしきりに触っている理由は? ●うなずき過ぎの人は話を聞いていない可能性大 ●ひとり暮らしの部屋で独り言をつぶやいている人の心理を探る ●なぜスポーツチームの勝敗に熱狂してしまうのか? ●いつも地味な相手が赤いネクタイを締めてきたら要注意!! ●ふだんはおとなしいのに、運転中は喧嘩っ早くなる人の本性 -
渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説
〈『論語と算盤』よりも明快!〉 渋沢栄一「最後の肉声」を現代語訳。 読めば、2021年大河ドラマ『青天を衝け』が、ぐっと味わい深くなる! ■怒濤の人生を回顧し、現代人に希望を託す、畢生のメッセージ■ 時勢が緊迫する昭和のはじまりにあって、人生の黄昏を迎えていた「日本資本主義の父」は、 後世に何を言い遺こそうとしたか。 「家訓」にはじまり、倫理観、経済観、政治観、人生観など広汎なテーマについて32項目にわたって、 幕末維新の経験をふまえ、日本の明日を憂いながら語り尽くした談話集「青淵論叢」を、 渋沢という人物を知り尽くした鹿島茂が読みやすく現代語訳し、さらに懇切に解説。 「金というものは社会の力を表彰している役にたつ道具ですから、これを貴ぶのは正当なことですが、しかし、必要な場合にはよくこれを消費しなければなりません。消費はもちろんよいことなのです。よく集めてよく散じ、もって社会を活発にし、それによって経済界の進歩を促すのはまさに有為の人が心がけなければならないことなのです。真に経済のよくわかった人は、よく集めてよく散じるようでなければなりません。よく散じるとは正当に支出することです。金を善用することです」(本書「富者の要務」より) 「江戸の封建主義に代わって明治・大正の資本主義が登場しても、官は官のもの、民は民のものという疎外的分担体制はよりひどくなっている。 これは、自分にも責任があるのだから、なんとしても最終解決しなければならない。 では、どうすればいいのか? これが、日本の資本主義をほとんどゼロから独力で作り上げた渋沢が古希にあたって再度、自分に問いかけた疑問だったのである」(本書「編訳者解説」より) 【本書の主な項目】 立身出世の秘訣/信用を得る人得ない人/叱言(こごと)の云い方/真の成功とは何か/予の人物鑑識法/大国民は斯う有り度い/外来思想と咀嚼消化の力/国家観念と世界主義/政治経済と道徳観念/道徳と経済の合一説/事業経営に必須の条件 ほか -
新装版 「原因」と「結果」の法則
聖書の次に読まれている不朽の名著。 良い結果の裏には、必ず良い原因が存在する。 デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールら、成功哲学の祖たちが影響を受けたはじまりの一冊『「原因」と「結果」の法則』が、新装版になって登場。 各章にエッセンシャルパートを設けたので、すでにお読みいただいた方も、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。 「私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。私たちがどんな策略をもちいようと、その法則を変えることはできません。 『原因と結果の法則』は、目に見える物質の世界においても、目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、ゆらぐことがないのです」(本文より) シリーズ100万部を超える、自己啓発書の原点となる書。 -
超参拝力 世界一わかりやすい「神さま付き合い」
熱心に神社通いをしているのに、なんかうまくいかない。お金の苦労も絶えないし、厄年で大変な目にあった……。 あなたの願いが叶わないのは、なぜなのか? それは、正しい参拝をしていないからかもしれません。 社会心理学者のリュウ博士と、神社インフルエンサーの八木勇生さんが神社にまつわるあれこれを徹底討論。 超効果的な祝詞の唱え方や、願いが神さまに届くお辞儀の仕方、神社と一体化する合掌瞑想の秘密などなど、 神さまに好かれるためのコツを1冊にまとめました。 成功者が当たり前にやっている「神さま付き合い」のお作法を身に着ければ、あなたの人生はみるみる変わります! <効果がぐんぐん上がるちょっとしたコツ> ・願いがスケールアップする「お祈り」の仕方 ・神さまから力をいただく「マイ神社」のススメ ・心を「無」にするとご利益が舞い込む ・神社について学べば神さまとのご縁が深まる! ・「お祓い」の効果も抜群なお賽銭システム ・お賽銭は神さまが降りやすい500円玉がベスト -
人に好かれる心理技術を覚えよう 仕事と恋に自信がつく・13のスキル
「女を口説くのがうまい男は仕事ができる」「仕事のできる男はもてる」「もてる男は仕事ができる」――それはあるべき男性の理想像。 そうした考えに立って、本書は<ビジネス>と<恋愛>の2つの側面において、それぞれに心理学の分野から実践的なヒントを授けます。 愛と勇気のこもったメッセージを是非、明日のあなたの未来人生に役立ててください。 Lesson1 積極人間になる/Lesson2 プラス思考を磨く/Lesson3 誉めて人を動かす/Lesson4 人との距離を縮める/Lesson5 行動力を高める/Lesson6 自己改造を図る/Lesson7 行為のサインを見落とすな/Lesson8 スモール・ステップスから始めよう/Lesson9 彼女のウソの見抜き方/Lesson10 非日常性を演出する/Lesson11 「友達」から「恋人」に変わる/Lesson12 通信メディアで恋を成就する/Lesson13 恋愛能力をパワーアップさせる ◇◆◇著者 富田 隆◇◆◇ 1949年東京生まれ。駒沢女子大学教授。専攻は認知心理学とコミュニケーション心理学。社会問題から芸術まで多方面に渡り独自の才能を発揮。心理学に裏付けられた分析とエスプリのきいたコメントでみんなに愛され、テレビでも活躍中。『「モテる」子どもに育てる七つの引き出し』『オジさん解体心書―リセットする人、しない人』『誰も知らないあなたの説明書~本音や相性が怖いほどわかる心理ゲーム50~』(各電子書籍、SUMIDA出版)など、他多数の著書がある。 -
「日本の神様」がよくわかる本
お稲荷さん、八幡さま、天神さま……。日本には太古の時代から、八百万神と呼ばれるほど、数多くの神様が存在する。商売繁盛や家内安全、あるいは豊作や縁結び等々、それらのご加護を授かるために神社を参拝するなど、神様は現代の日本人の生活に深く溶け込んでいる。とはいえ有名な神様でも、各々の神様がどのような個性や性格を備えているかまでご存じだろうか。そんな我々になじみ深い代表的な神様の起源や性格、さらにはご利益までを一挙に紹介したのが本書だ。例えば平安時代の文人で、非業の死を遂げた菅原道真公を祀る天神さまが、学問の神様として一般に広く浸透したのは江戸時代から。当時の寺子屋には必ず天神さまの尊像が掲げられ、毎月25日には近所の天神社にお参りに行くのが恒例だった。これが現在の受験合格のご利益信仰のはしりだという。お願いもその道の神様にしてこそ、初めてご利益が得られるというもの。日本の神様ガイドの決定版。 -
音楽教程
古典的学識に通じ『哲学の慰め』『算術教程』などを著した「最後のローマ人」ボエティウス。その著作群は大きく4つに分けられる。数学的諸学科に関する教育的作品、アリストテレス、キケロ、ポルフュリオスなどの著作の翻訳と注釈、キリスト教神学の哲学的考察、そして最後に『哲学の慰め』。『音楽教程』は第一期に属するもので、ピュタゴラス以降の音楽理論を総覧し詳述しており、後世とくに中世~18世紀までの西洋音楽理論に絶大な影響力を維持していた。「協和・不協和」「音程と旋律」「オクターヴ」「5度」「4度」「全音」「半音」など、音の性質を体系立てたことの意義は大きい。オクターヴの完璧さは何に由来するのか、5度、4度の協和が「完全」である理由は何なのか、また、半音は本当に全音の「半分」なのか、あるいは、旋法の構造はどのようなものなのか。 聴覚に甘美に響くことが音楽の起源ではあるにせよ、そこに判断のすべてを任せる姿勢を批判し、強調されるのは最終的な完全性と認識は理性に存するという一点である。そのうえで探求されるのは、音程あるいは協和音に関する数学的解明であり、モノコルドの弦長を二分割、三分割、四分割……と計算を尽くす方法で「数比」の重要性を明確にし、音程の根拠を示すこと。1500年ほども前に形作られたこの理論の骨子は、音響科学などの知見をもって近代の音楽理論が挑んだ刷新の試みにも完全に克服されたとは言えず、いまだに西洋音楽の基盤をなすものである。 本書は、19世紀のラテン語版刊行物を底本とし、英・仏・独・露語版を参照して翻訳した初めての日本語版である。
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