バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

ビジネス・実用
1,023円 (税込)

5pt

わかり合えない他者を、敵にしないために。

分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書!

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バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死後十年近くを経た2016年になって「トランプ現象を予言していた」と再評価されることとなったアメリカの哲学者リチャード・ローティの思想の全体像について、主著の『偶然性・アイロニー・連帯』を中心に置いて解説し、分断や分極化が進む現代においてローティを読むことの意義を説く。NHK番組の「100分de名著

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    **本を読んだ理由**
    - [[三宅香帆]]が推薦していたから

    **この本を一言で**
    - 普遍的な真理を共有できない人々が、バラバラなまま共に生きる方法を考える本

    **本の要点3つ**
    - 自分の価値観や言葉も歴史や文化によって偶然につくられたものであり、絶対的ではない。自分の正しさを改訂可能

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かった。真理や本質といったものはなく、文化も個人も偶然の産物に過ぎない、という主張はすごくしっくりくるし、好みでもある。それを認識することでこそ手を取り合う事ができる、というのも素敵。そう思うと、個々人がフラットというか、一つの尺度で優劣がつけられる存在ではないという感覚が自然と湧いて

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    世界が混迷を極め、先行きが見通せない世界が目の前にある。世界全体が、戦争を推し進めていく方向に進んでいるような気がする。停戦の合意を掲げながら、攻撃をしている。停戦を呼びかけても、意地でも戦争を続けている。力による現状変更を断行し、民間人の虐殺を伴う大規模な武力行使が続いている。それを世界の右傾化と

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    哲学者ローティの歩みをたどりながら、「言葉」について考える一冊。

    ルワンダでのジェノサイドから分かるように、言葉、語彙、ことばづかいというものが人の命を奪うことがありうること。
    本質主義に囚われる限り、人権の概念すら「われわれ」と「やつら」を線引きし、攻撃してよいという正当化に繋がってしまうこと。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    「分極化」「対立」が起こっているこの社会において、どのような態度で考えるべきかを、リチャード・ローティの哲学に沿いながら示唆してくれる一冊。

    新書なのだが、結果的には、前に読んだ「〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす」がコンパクトになったバージョン(その分、正義と善構想のあたりの議論が省かれていて、

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    組織で賃金労働者やってると、すごく既視感のある話題だな〜と思う。社会の中での人文知の実装をとても丁寧にやっているな印象。素晴らしい。
    一つの用語をどこまで抽象度を上げて話すか?ということだけでもイデオロジカルな話だし。また、バザールとクラブの話も身に覚えのある人は多いのではないかと思う。親しい人の前

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    「私たち」という言葉づかいには、常に逡巡をともないます。そこには誰が含まれて、誰が含まれていないのだろう。最近そんな事をよく考えます。

    本書を友人に薦める際、ポイントにしている事があります。「正しさ」で殴り合っている渦中の人には届かないとしても、「殴り合っていたかも…?」と顔が浮かんだ人には薦めよ

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    ずっと「中庸」でありたいと思っていた自分にとって、とても頷ける理論ばかりで読んでよかった。
    ローティの哲学についてもっと知りたいと思った。

    思想を知ったところですぐに実践に移すのは難しいし、それで社会が直ちに変わるわけでもないと思うが、それでも少しだけ今の社会への希望を捨てずにいさせてくれる本。

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    100分de名著では理解しづらかったことが分かったような気がした、特に4章の連帯の章についてはいろいろ考えた。それぞれ個別の被害、残酷さの中の当事者にあるものたちがなぜ孤立してしまうのかあるいは時には対立してしまうのかということを考えた。

    0
    2026年05月22日

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