バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

1,023円 (税込)

5pt

わかり合えない他者を、敵にしないために。

分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書!

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バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「私たち」という言葉づかいには、常に逡巡をともないます。そこには誰が含まれて、誰が含まれていないのだろう。最近そんな事をよく考えます。

    本書を友人に薦める際、ポイントにしている事があります。「正しさ」で殴り合っている渦中の人には届かないとしても、「殴り合っていたかも…?」と顔が浮かんだ人には薦めよ

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    ずっと「中庸」でありたいと思っていた自分にとって、とても頷ける理論ばかりで読んでよかった。
    ローティの哲学についてもっと知りたいと思った。

    思想を知ったところですぐに実践に移すのは難しいし、それで社会が直ちに変わるわけでもないと思うが、それでも少しだけ今の社会への希望を捨てずにいさせてくれる本。

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    100分de名著では理解しづらかったことが分かったような気がした、特に4章の連帯の章についてはいろいろ考えた。それぞれ個別の被害、残酷さの中の当事者にあるものたちがなぜ孤立してしまうのかあるいは時には対立してしまうのかということを考えた。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    ローティの思想には初めて触れたが、
    非常に面白かった。
    自分の言っていることが100%正義で普遍的だと思っている哲学者に比べたらよっぽどまとも。

    可愛らしいカバーに惹かれて手に取ったがかなりガッツリ哲学書でした。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    公共的なものと私的なものは統一すべきでないが、しかし統一すべきでないものとして1人の人間の中に同時に存在うる。
    ことばの選び方は人間や社会にとって決定的に重要である。
    アイデンティティに訴える「ことばづかい」が、論法として相手を黙らせ、会話を止めるものになるという点については、マイノリティ当事者が悪

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    ゆる言語学ラジオで「バザール」と「クラブ」の話を聞いて気になり購入。
    「われわれ」と「やつら」の対立がルワンダ内戦の例をもとに書かれていて本当に恐ろしかった。恐ろしく感じたのは、身近でも起こりうるとリアルに感じたから。会話を続けて「われわれ」を拡張しながら共に生きること。バラバラだとわかったうえで付

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    学校に行き、社会に出ると、自分とは異なる視点や考え方をもった人が多くいることに気づきます。

    そして学生時代に学んだ、 絶対的な正解 というのは、この世に意外とないのだなと気づきます。

    本書で取り上げる哲学者のリチャード・ローティは絶対的な真理を追求するよりも、人々が対話をしながら、より良い社会を

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    バラバラな人たちを統一しようと正しさで黙らすのは無理ゲー。隣人と会話を続けるためにはどうすればよいのかという問い。人を記号化する語彙の危うさ、個々への想像力で〝われわれ〟を拡張する必要性。にしてもトランプのような人物の出現を20年以上前に予見していたのすごい。リチャードローティ知らなかったけどいろい

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    ローティの入門書として最適。法による支配より、力による支配が強く感じてしまう今のような時代を予見していた。力強くはないが、大切な反哲学の思想。

    内容)基礎付け主義批判、終極的な語彙の改訂性、文学やルポを重視する文化政治の視点、残酷さを避けると言う意味でのリベラリズム、公私の二元論、小さな断片を手が

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    難しい言葉も多かったが、日常の体験に近い説明が多く、楽しく読めた。価値観が合わなくても、違いを認めながら一緒にやっていくことの大切さを感じた。

    0
    2026年05月31日

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