中野明の作品一覧
「中野明」の「図解・最新 心理学大事典」「一番やさしい ピケティ「超」入門 『21世紀の資本』と「格差社会」を今日から語れる本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
日本の歴史や美術史を読んでいると、しばしば海外の美術館の名を目にする。絵画をはじめとする美術品が海外に渡ったいきさつが書かれている。美術品の海外流出をとおして、文化財と社会の関係について考えさせられた。
古美術品の最大の流出時期は明治維新の混乱で、大名家や仏寺から絵画や美術工芸品が溢れ出た時だ。つぎは大戦後の混乱時の鈍翁のような蒐集家や旧家が極上の美術品を手放したときだ。
一方それらを蒐集したのは、明治維新後にお雇い外国人としてやってきたモース、フェノロサ、キヨッソーネや蒐集家のピゲロー、フリーア、フィッシャー夫妻、戦後のドラッカーやプライスのような愛好家達だった。彼らは自分の眼力を頼りに