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Posted by ブクログ 2014年05月27日
まじめに遊びを考える一冊。
遊びを1.アゴン(競争)、2.アレア(運だめし)、3.ミミクリ(模擬)、4.イリンクス(目眩)に分類し、世界中のサンプルを当てはめ検証す る。まさに女の子がする「ままごと」なん てミミクリまんまっすよね。
遊びによって文化が始まるのではなく、遊びの中に文化があるとは至...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
遊びの種類をアゴン(競争)、アレア(運)、ミミクリ(模倣)、イリンクス(めまい)の四つの要素に分けて解説する。
また社会的慣例、習慣、祭儀が単純化して遊びとなったり、現行のそれらが遊びとして取り入れられたりしていることを指摘する。
また遊びの初期の無秩序・歓喜の段階をパイディア、ルールが形づくられ一...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月29日
遊びについての古典。ホイジンガと比較すると、遊びの範囲を狭くとっている。ホイジンガは、あらゆる文化活動の基底に遊びをみたが、カイヨワは基本的に無償性を重視しており、「何も生み出さない」という点が重要だとしている。この限定によって、彼の有名な遊びの分類、アゴン、アレア、ミミクリ、イリンクス(あとパイデ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月14日
ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』をうけて、「遊び」の定義をより広く、より細かくとるべきと指摘した一冊。
アゴン(競争)、アレア(賭け)、ミミクリ(模擬)、イリンクス(眩暈)の四分類と遊び手の姿勢を表すルドゥスとパイディアの二分類。
本書では主に前者の四分類に焦点を当て、遊びの分類を示した後は、文明の...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月06日
遊びについて、先人のホイジンガの説も取り上げながらその分類や文化との関わりについて述べられた本。文章は非常に難解であるが、特に文化に関する分析は興味深い。多くの地域の事例を基に示された、ミミクリ・イリンクスの原始的文明からアレア・アゴンの秩序文明への改革のくだりは、遊びに対する新たな一面を気づかせて...続きを読む
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