生きるための哲学

生きるための哲学

792円 (税込)

3pt

4.7

生きづらさを抱えるすべての人へ贈る、心の処方箋。学問としての哲学ではなく、現実の苦難を生き抜くための哲学を、著者自身の豊富な臨床経験を通して描き出した名著。

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生きるための哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    精神科医として臨床現場に立つ著者が、精神的危機に陥った患者たちとの交流や古典の著者の人生を紐解いて、現代を生きる我々の日々の羅針盤となる「生きるための哲学」を探る本書。

    所謂、哲学者が難解なものを更に難解にして言葉遊びに興ずるようにも見える非日常な学問としてでなく、古典ギリシャ哲学のように、今どの

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    著名人の例を挙げてくれることで、岡田先生の本はいつも読みやすいし、分かりやすい。だからこそ、さらっと読めてしまうという面もあるので、じっくり読むことを心がけている。この本もじっくり読んだ。
    本を読んで感銘を受けただけでは、私の人生は変わらない。変わるためには、何かしらの行動が必要だ。悪あがきでもいい

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    哲学に触れるだけのよくある自己啓発的な本かと思ってしまうが、実際はフランクルやウィトゲンシュタインなどの哲学者や、ヘッセやモームなど作家の人生を例に挙げて、人間が困難な状況をどう生きたかという事例として取り上げていく内容だった。
    その他に、著者が精神科医として関わってきた人々の事例も織り交ぜられてい

    0
    2024年02月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    精神科医の著者が、幼少期に親の愛情に恵まれなかった人間がどう生き抜いているかをまとめた本。
    様々な困難に直面した時に人間がどのように人格形成していくのか。科学的な目線で人間学をまなべる。

    歴史上の小説家などの生い立ちや、自身が対応した患者の具体例をあげて、ある程度類型化して紹介。

    0
    2023年01月17日

    Posted by ブクログ

    生き抜くために必要なのは、学問としての哲学ではなく現実の苦難を生き抜くための哲学であり、それは生々しい一人の人間の叫びや、言葉にはならない生きざまの中にある
    本書はいくつかの例を提示していく中で、自身の哲学を感じ取るうえで手がかりを与えてくれる

    東大の哲学科に在籍していただけあって他の著書でも哲学

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    後世に名を残した文豪や哲学者の人生、または一般の人の「生きづらさ」のケースを紐解きながら、生きる意味はどういうことか、絶望からどのように立ち上がったのかを綴った「生きるための哲学書」。読んでいて思わず泣いてしまいました。私も振り返れば親との関係では色々と困難なことがあるけれど、でもそれを補うような人

    0
    2019年12月03日

    Posted by ブクログ

    何事も不満に思ってしまうか、むしろ良いチャンスと、ありがたく受け止めるかで、同じ境涯であっても幸福にも不幸にもなってしまうものである。
    という部分には共感した。
    以前の私は不満ばかり感じていた。だが、ある時、考えが変わった。
    不満を感じているなら、現状を変えればいいんだけど、変化への恐怖で結局何もせ

    0
    2021年12月18日

    Posted by ブクログ

    「言葉だけの哲学に用はない。」その言葉を体現するような、濃密な本。自分のことしか考えられなくなってると、頭を殴られるような衝撃がある。文豪の人間的苦悩が、市井の人々の話と同列に生々しく語られる。「おわりに」だけでも、迫ってくるものがある。

    0
    2021年06月27日

    Posted by ブクログ

    自分用メモ
     自分が何者か分からず、生きることに常に迷いや違和感を抱え、本当はどうすればいいのか、どうしたいのかと揺らぎ続けている。
     正解のない問いを問うこと、それこそが哲学するという営みである。
     人はパンや水を求めるのと同じように、誰であれ活きるための哲学を必要とする。
     生きる意味とは何か?

    0
    2021年04月11日

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