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ユーザーレビュー

  • 新版 歎異抄 現代語訳付き

    匿名

    購入済み

    私なんかが評価するもしないもないでしょうが、歎異抄を読んで特に感心するのは信仰や善悪について親鸞がいかに深く考えているかということです。表面的な善行も悪行も多分親鸞はどうでもいいと思っているのではないかな。普通宗教的な考えは人間社会に一種の価値規範体系を提供します。それには良い面もあるのでしょうが、しばしば家父長制のように変質していってしまいます。親鸞の思想ではここの部分の価値が無効化されています。焦点になるのは善か悪かではなく、自力が他力かという部分のみで、本当の信仰とは自力を起こさず阿弥陀如来の本願を信じて任せきることだと。しかしこの阿弥陀如来の本願のみを信じる絶対他力は、世俗権力による支

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    2024年08月17日
  • 新版 歎異抄 現代語訳付き

    購入済み

    わかりやすい

    とてもわかりやすい現代語訳です。
    初めて歎異抄に触れるには良いですね。

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    2014年07月29日
  • 親鸞聖人ものがたり

    Posted by ブクログ

     親鸞の一生涯をわかりやすく解説した本。fbの寺田さんの紹介。

     読んでみて、意外と、親鸞の生涯については、既視感があった。なんかの本で勉強していたのかな。

    (1)歎異抄の現代訳で、「自分のはからい心を捨てること、これを自然という、これすなわち他力である。」(p216)

    (2)不来迎思想は、来迎像の礼拝の否定をも意味するが、さらに形像の阿弥陀仏礼拝にも否定的だった。(p240)

     浄土宗というと、阿弥陀如来の像が有名だが、確かに、荘厳の阿弥陀如来に心を打たれるのと、他力本願を信じるのとは、違うはず。イスラムの偶像崇拝の否定にも共通する話だと思う。

    (3)造悪無碍。(p186)

     悪

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    2012年03月11日

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