健診の結果も悪く、通風もでていることから、お酒を減らしたいが、毎日の晩酌をやめれないため手にとった。
よく酒は百薬の長というが、それは昔の中国の皇帝が酒税を取るために作った言葉であって、肉体的にはメリットはゼロだと主張してむしろ多くの病気は「酒」から影響している。
そんなお酒をに対する考え方を根
...続きを読む本から見直し、お酒との付き合い方、メリット・デメリットを考えた上で禁酒(依存度が深い人はこれ一択)しようだけではなく減酒しよう、それにはまずは酒を知り、自分を知り、仕組み化することが重要だと主張している。
個人的に印象的だったのは以下3つ
①酒は嗜好品ではなく「薬物」なので麻薬と変わらない。(ものによってはそれより悪い)
②「依存症」はその人の性格や意思の問題ではなく病気。そして体の問題ではなく考え方・認知・など頭や精神のほうの問題。
③禁酒・減酒を成功させるポイントは「仕組み化」すること。本の帯にも「禁酒は意思が1割。、仕組み化9割」と記載
そして最後に依存にはレベルがあっていわゆる「依存症」は他人事ではなく自分もなり得る上に、片足突っ込んでいる事実を知ったこと。
自分も習慣化されなくなってきたなと感じたら、またかかりつけ医に怒られに行く感覚でこの本を読み返したい。
なんとなくお酒を飲んでいる人、毎日飲んでいる人、少しお酒が増えてきた、昼からお酒のことを考えてしまうなんて人に読んでもらいたい一冊。