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先達の言葉にこそ、この国の叡智が詰まっている。仁愛を決断の基本とした小早川隆景、一癖ある者を登用した島津斉彬、時間と進歩の価値を熟知していた秋山真之、教養の正体を見抜いていた内田百けん、学問を支えるのは情緒と説いた岡潔……。約五百年にわたる日本の歴史の道程で生み出された九十八人の言葉と生涯に触れながら、すばらしい日本人を発見する幸福を体感できる珠玉の名言集。
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Posted by ブクログ
盛りだくさんの内容で、何回読んでも新しい発見があります。磯田先生の価値観がよくわかります。お勧めの本です。
現代にも通用する言葉がたくさんあってびっくりしました。 気位の高い人がこんなにもいるとは……本当に驚きです。 爆笑問題カーボーイの「思っちゃったんだからしょうがない」のコーナーで、 「もし自分に、世界に通用するぐらいのラクロスの才能があったとしても、一生気づかずに終わる」というリスナー投稿を思い出し...続きを読むました。つまり、著者が苦労して発掘してくれたからこそ、歴史に埋もれた大思想家達の上記の金言集が日の目を見るようになったわけで、どんなに良い事を言っても、それが記録(あるいは記憶)に残らなければ意味がない、ということです。 そして、「自分にはどんな才能があるのか分からない、だから色んなことにチャレンジしていかなくてはならない」という事も含まれていて、果敢に挑戦した人たちの言葉がここに記されていて、感動しました。 人生において、所謂「成功」の定義をどこに置くかで色々変わってくると思いますが、躓いた時や落ちこんだ時に勇気をくれる偉人達の言葉に感謝して、発奮したり、気合を入れ直したりしたいです。 僕の評価はSにします。
かつて日本に存在した有名な人から無名な人まで。 まさに「叡智」と呼ぶべき言葉とエピソードの数々。 今この人が日本にいてくれたら!と思ってしまう。 横井小楠のエピソードには心震えました!
ボクがこれまで読んだ名言集の中で、まちがいなくNO.1。歴史に揉まれても風化しない名言には真理をついた奥深さがある。 ここにあるのは、超メジャーな武将から決して表舞台には出てこない町人や芸人の発した言葉。それらひとつひとつに込められた言葉の重みに、思わず身が引き締まる。 それにしても、磯田先生の解...続きを読む説はいつ読んでも秀逸だ。 本当にステキな解釈をしてくれる。
全体を通しての感想は、人生の本質ってのは昔から大して変わってないんだろうなあ、ということ。 一気に読むよりは、一日1ページとか読んで、コトバを心に沁み込ませる読み方が良さそう。新聞連載だったのがよくわかる。何度でも読み返す価値がありますな。
すごい人がいたことに感心し,それを発掘した著者に敬意を表します.熊本ゆかりの横井小楠と掘勝名の足跡に驚嘆しました.
新聞に掲載されてた、日本人の偉人(と隠れた偉人)の名言集です。 美しい言葉や思想でいっぱいです。 自分もがんばって行こう、と前向きになりつつも、人生なんて大したものじゃないや、ぼちぼち行くか、と力も抜ける本でした。
磯田さんの文は、いつも多くの語彙から簡潔・明瞭に言葉を選んで纏められていて感心する。 取り上げられている方々の素晴らしさにもっと触れてみたいと、調べものをしたいという衝動にからせてくれる道しるべ?にもなってくれる。
生きた時代も環境、職業等も多岐に渡っていて、色々な人たちの言葉とその背景がわかりやすく。 メジャーじゃない人も予想より多く登場していて、読み応えがありました。
まあ名言集だけども 名言そのものより 日本に例えば江戸時代に こんな人がいたのか 著者は良く見つけたなという驚きが先に立つ 昔だって小さい国が多数あって それぞれ統治されていたのだ 名君賢人がいてもおかしくないけども すごいなとしかいいようがない 以下名言メモ 牛田権三郎 万人があきれはてたる値が...続きを読む出ればそれが高下の界なりけり 佐藤一斎 学を為すには,人の之を強うるをまたず。必ずや心に感興する所有って之を為す。 馬越恭平 心配すべし。心痛すべからず。 内田百閒 知らないという事と忘れたという事は違う。忘れるには学問をしなければならない。忘れた後に本当の学問の効果が残る。
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