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-初開催にて5000人超えを動員したプロジェクト「me Days」founder・FUMIYA、初の著作。 ――僕は昔、「透明人間」と呼ばれていました。 「娘が生まれた日。あの瞬間に見たものを、なかったことにしたくない。」 その想いから、ひとりの男が動き始めた。 いじめ、家族の死、男性不妊―― 何度も人生に絶望し、「透明人間」と呼ばれていた少年は、やがて父になった。 そして今、社会に問いを投げかけている。 なぜ、この社会では大切なものほど声に出して語られないのか。 なぜ、僕たちは「空気」に支配されてしまうのか。 妊娠・出産・育児を“文化”として再定義する社会実装型プロジェクト「me Days」を立ち上げ、 初の取り組みでは5,000人を超える人がその思想に触れた。 だが、この本で語られるのは、その結果ではない。 馬鹿にされて、嗤われて、否定され続けて、それでもなお見たかった景色。 その過程で掴み取った、たったひとつの答え。 「大切なものを、当たり前に大切にできる未来でありたい」 そのすべての原点にあるのは、 絶望の中で見つけた、“人生でいちばん大切なこと”。 ・今、つらい時間の中にいる人 ・「普通」という言葉に違和感を覚えている人 そして、 この社会の「空気」に、傷ついたことがあるすべての人へ。
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-この世から離れて、心を限りなき無限の世界へ。 瞑想とはいったい何なのか??。 そして、なぜ瞑想することが幸福へとつながるのか。 カタチだけで終わりがちな方法とは一線を画し、 釈迦仏教から延々と続いてきた瞑想の本質を説いた画期的な書。 誰もが、あの世との交流を可能にする正しい作法や注意点などを 詳しく解説し、質疑応答も収録。 真の瞑想とは何か― ○心を調和させることで、あの世と通信する方法 ○この三次元世界にいながら、三次元的ならざるものをキャッチするために心の波動を整える方法 ○心配、取り越し苦労、不安などを取りのぞき、この世では感じとることのできないような幸福感を感じとれる ○念の集中による危険性にも言及 ---------------------------------------- この内容はおそらく一般の方にも広く受け入れられることと思います。なぜならば、これまで克明に瞑想の本質を奇跡の神秘体験を通して語った本は、私の見るところ地上には出ていないからであります。(まえがきより) ----------------------------------------
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-【待望の復刊】 この本が広がっていれば、 「失われた30年」はなかった! 発刊から38年の時を経て、 なお色あせない、恐ろしいほどの先見性。 まだ、間に合う。今こそ、ビジネスに革命を! ビジネスと心、仕事と愛、経済活動と幸福感― 来たるべき未来社会の姿とは。 ◇理念経済学の実現 「利益」と「個人の幸福感・ユートピア建設への貢献感」とを調和し、極大にする時代へ ◇心と経営 「心」の視点から見た「ビジネスの原点」「立身出世の意味」「ライバルとの競争」「管理職や経営者の条件」「労働組合問題」 ◇貨幣経済の進化 「人々の心を豊かにする」ための貨幣経済のあり方とは ◇ビジネスにおける真理価値の増大 どんな精神的修養を得られるかが、会社のステータスシンボルになる ◇未来社会の展望 「未来型家族の姿」「都市問題の改革」「農業問題を解決する方法」「新ビジネスの出現」 激変する世界情勢と経済環境、 変わる働き方、増える余暇、新たな家族の形。 先の見えない時代を生きる私たちの指針となる一冊。 ---------------------------------------- 「ビジネスの世界で、 自らの真実なる心を押し殺している 多くのサラリーマンたちのことを思うとき、 私は何とかして、 彼らの心を自由の天地に解放してやりたいと 切実に思うのです」 (本書より) ---------------------------------------- やりがいのある仕事を探す就活生や転職者に。 新たなアイデアを求めるビジネスマンに。 そして、会社を発展させたい経営者に。 「仕事」を頑張るすべての人に贈る あなたの道を照らし、背中を押してくれる希望の書。
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-たった10秒で、相手の本性・性格・裏の顔がわかる! 本書では、最新の心理学を元に、人間関係・仕事・恋愛ですぐ使える「人の本音を見抜くコツ」を紹介します。相手の「しぐさ」「表情」「声のトーン」「会話の間」などから読み取れる、すごい読心術を一挙公開! (本書の主な内容)●服装を見るだけで「ナルシスト」は見抜ける ●人の心は「顔」にすべて出る ●「笑顔=楽しい」とは限らない ●本音は「話の内容」より「声」に出る ●人は尊敬する相手ほど、長く見る etc. 「人の心が読めるようになると、人間関係がうまくいき、結婚生活もうまくいき、しかも仕事は順調で、出世・昇給の確率も大幅にアップ。いくつかの研究を見ただけでも、これだけたくさんのメリットがあるのです。ちなみに、『人の心を読む』能力は、純粋に技術です。生まれつきの才能ではありません。技術ですから、だれでも訓練で伸ばすことができます。ピアノの演奏を習ったり、自動車の運転を習ったりするのと同じで、だれにでも身につけることができるのです。本書をしっかりとお読みいただければ、だれでも人の心を読めるようになることを保証しましょう」(本書「はじめに」より抜粋)
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-ドストエフスキーと「ロシア的精神」の要諦 「いつも私は人間を、ドストエフスキーの人間と、彼の精神に無縁な人間とに分けた」とベルジャーエフは序文で記している。この感覚は、ドストエフスキーの作品で提示される人類に普遍的な諸問題――たとえば、自由と幸福の二律背反、神なき世界で罪は存在するのか、善とは、悪とはなにか等々――を引き受けてしまった人間にとって馴染みのあるものではなかろうか。 本書は、青年期はマルクス主義者であったが、その後、キリスト者へと転向を果たし、共産主義を強く批判することになるベルジャーエフが、ドストエフスキー作品とがっぷり四つに組み、作品の登場人物たちが宣い、吐露する思想に伴走しながら、ドストエフスキーの「世界観」を明らかにするまごうことなき「古典」であり、日本におけるドストエフスキー理解にも大きな影響を与えた。同時にそれは、「ロシア的精神」に関する一個の思想書でもある。解説=堀江広行 [目次] 序文 一 ドストエフスキーの精神像 二 人間 三 自由 四 悪 五 愛 六 革命――社会主義 七 ロシア 八 大審問官――神人と人神 九 ドストエフスキーとわれわれ 解題 解説 ベルジャーエフとその『ドストエフスキーの世界観』堀江広行
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-コロナ禍という感染症を経て、社会的連帯を破壊された人々は、いかにして再び繋がるのか――「人の資本主義」の観点から、社会のあり方・自らの生き方への変革をうながす。立命館大学稲盛経営哲学研究センター「人の資本主義」研究プロジェクトの成果第二弾。 【主要目次】 はじめに(中島隆博) 第Ⅰ部 感染症と資本主義 第1章 万人のためのデモクラシー(中島隆博) 第2章 感染症と経済学(安田洋祐) 第3章 感染症後の社会構想(広井良典) 第4章 感染症と資本主義における国家の役割(野原慎司) 第Ⅱ部 疫病と生命と資本主義 第5章 惑星社会システムの混乱と人間と生命の線引き(鈴木鉄忠) 第6章 感染症の社会経済史(鎮目雅人) 第7章 歴史から考える新型コロナウイルス(藤原辰史) 第Ⅲ部 資本主義と歴史 第8章 資本主義はなぜ生まれたのか(小野塚知二) 第9章 思想史からみた資本主義と経済学(有江大介) 第10章 資本主義を考える:マルクスの疎外論と悪魔(稲葉振一郎) 第11章 嗜好品から見る資本主義と人類文明史(高田公理) あとがき(中島隆博)
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4.0【内容】 権力の暴走を抑制し、政治の劣化を阻止する〈永続する政治体〉とは? ポピュリズム、排外主義の蔓延、世の中を「いますぐ変えたい」願望の台頭。そして民主主義が機能停止しつつある、今。『人間の条件』と双璧をなす主著を徹底読解。その思想の核心を丁寧に掴み取る。 【著者プロフィール】 仲正昌樹(なかまさ・まさき) 1963 年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。 現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かり やすく読み解くことで定評がある。また、近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演 出)などで、ドラマトゥルクを担当。演劇などを通じて精力的に思想を紹介している。
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4.4【内容】 ハイデガー、フランクフルト学派から、ポストモダン以降まで。資本主義を根底から批判し、近代の本質を暴露した思考の最前線を、《危機の時代》の中で再び召喚する。 【内容目次】 [講義]第1回 ハイデガーからフランクフルト学派まで はじめに──フランクフルト学派とは?/ユーロ・コミュニズム/ルカーチ──疎外と物象化/歴史的背景/社会心理学──エーリッヒ・フロムとマルクーゼ/エルンスト・ブロッホ/ベンヤミン/狭義のフランクフルト学派──社会研究所の創設/ルカーチとアドルノの「物象化」/「同一化作用 Identifikation」/西か、東か/「文化産業 Kulturindustrie」/フランクフルト学派以前──「価値哲学Wertphilosophie」と「実存主義 Existenzialismus」/ヤスパースとハイデガー/ハイデガーの哲学1──『存在と時間』とは?/ハイデガーの哲学2──「世界内存在 das In-der-Welt-Sein」/ハイデガーの哲学3──「決意させるentschliesen」/ハイデガーへの批判/ハイデガーと「祖国」──「ヘルダリン講義」をめぐって/ハイデガーとヒューマニズム/アドルノのヘルダリン論「パラタクシス Parataxis」/質疑応答 [講義]第2回 実際に『啓蒙の弁証法』を読んでみる。1 「弁証法」とはそもそも何か?/「啓蒙」とは何か?/「自然への頽落Naturverfallenheit」/「価値としての文化Kultur als Wert」批判/形而上学の破綻/「世界を呪術から解放すること die Entzauberung der Welt」と「知識 Wissen」/アニミズムと一神教、そして論理学/トーテムと『視霊者の夢』、そして「絶対的理念」/形而上学の放逐/オイディプスの答え──擬人法から合理的世界観へ/「等価交換原理 Aquivalent」/貨幣の役割──啓蒙の社会編成/神話、文学、科学/詩人の追放──科学的認識VS.芸術的模倣/物神崇拝──はたして呪術と神話は消滅したのか?/オデュッセウスの試練──動物化しきれない人間/自己保存/自由と不自由/質疑応答 [講義]第3回 実際に『啓蒙の弁証法』を読んでみる。2 セイレーン/「叙事詩 Epos」としての『オデュッセイア』/「市民的個人 das burgerliche Individuum」の「原像 Urbild」/先駆者ニーチェ/「先史時代 Prahistoire」/自己の冒険の帰結/物語的自己/交換と贈り物と犠牲/主体性の原史(Urgeschichte)/言葉=死んだ記号/「冒険 Abenteuer」への経済的合理性の視点/「故郷 Heimat」/童話──啓蒙理性の暴力性/質疑応答 [講義]第4回 実際に『啓蒙の弁証法』を読んでみる。3 文化とは何か?/「美的な様式 die asthetischen Manifestationen」/[資本vs.個人][普遍vs.特殊]/文化産業のテクノロジー/「作品」の芸術史──同一性vs.総合芸術/「ベタなもの」、「紋切型Cliche」/世界をリアルに感じる/「型通りの隠語(ジャルゴン)Jargon」/「スポンサーと検閲官 Sponsor und Zensor」──物象化された作品/市場の論理と自由/「後期資本主義 Spatkapitalismus」1──労働と欲望/「後期資本主義Spatkapitalismus」2──絶望した者たちと結社組織(ラケット)/個性派スターという“擬似高級感”/社会的に有用とはなにか?/芸術における使用価値・交換価値/広告の勝利──労働に絡め取られ、個性を失う人間/質疑応答 [講義]第5回 フランクフルト第二世代──公共性をめぐる思想 ハーバマス──フランクフルト学派第二世代/アドルノ・ホルクハイマーとハーバマスの差異1──立場・戦略の違い/アドルノ・ホルクハイマーとハーバマスの差異2──「市民社会」と「公共性」/「実証主義論争 Positivismusstreit」──フランクフルト学派vs.批判的合理主義/コミュニケーション理論と「討議倫理 Diskursethik」/システムと「生活世界 Lebenswelt」/「歴史家論争 Historikerstreit」──記憶と愛国/法/討議的民主主義──ハーバマスとロールズ、サンデル/質疑応答 [講義]第6回 ポストモダン以降 アクセル・ホーネット──「承認 Anerkennung = recognition」論/非合理主義的な系譜とポストモダン──「危ないもの」への評価/フランス現代思想とドイツ/「承認」とコミュニタリアニズム/一九九〇年代/スローターダイク/質疑応答 後書きに代えて──現代ドイツ思想史の“魅力”/ドイツ現代思想をもう少しだけ真面目に勉強したいというやや奇特な人のためのブックガイド/もっと奇特な人のためのブックガイド/年表/現代ドイツ思想相関図 【著者プロフィール】 仲正昌樹(なかまさ・まさき) 1963 年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。 現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かり やすく読み解くことで定評がある。また、近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演 出)などで、ドラマトゥルクを担当。演劇などを通じて精力的に思想を紹介している。
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4.0歴史と記憶、記号論、消費と労働、表象文化、都市空間…あらゆる思考の出発点、ヴァルター・ベンヤミン(1892‐1940)の主要作品群『翻訳者の課題』『歴史の概念について』『暴力批判論』『複製技術時代における芸術作品』を徹底的に読み解く。 【目次】 序論 言語について 2―『翻訳者の課題』を読む 後半 暴力について―『暴力批判論』を読む 歴史について―『歴史の概念について』を読む メディアについて―『複製技術の時代における芸術作品』を読む ベンヤミンを理解し、深めるための参考書 【著者プロフィール】 仲正昌樹(なかまさ・まさき) 1963 年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。 現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かり やすく読み解くことで定評がある。また、近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演 出)などで、ドラマトゥルクを担当。演劇などを通じて精力的に思想を紹介している。
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-心とからだを統一して精神の自立をはかってきた子育てが、精神修養や国家の教育によって変容していった要因は何か。西田幾多郎と西田天香の自立過程論を検討して、非一神教の国の教育での自立の特徴を探り、澤柳政太郎、福澤諭吉、岡倉天心、久松真一、そして大田堯へ、彼らの自立過程の思想に学びながら、「意欲」を通して自立を促す教育の在り方を展望する。 【主要目次】 はじめに 序 章 近代日本の教育思想と「精神の自立」という問題 第Ⅰ部 心とからだの形成と学校教育――精神の自立と修養,実践,国家 第1章 学校教育批判と精神の自立の変容――蓮沼門三と修養団 1 修身科批判から修養の運動へ/2 修身科から修養による陶冶へ/3 修養の組織化による精神の自立の変容 第2章 新教育にみる心とからだ――澤柳政太郎の成城小学校と修養 1 教師と学習者の修養/2 新学校における自立/3 修養の科学化と心とからだの教育 第3章 日本精神と国家統制――国民学校における心とからだの乖離 1 人間性にもとづく修養の苦悩/2 日本精神宣揚のための「国民的修養」/3 心とからだの乖離による精神の破壊 第Ⅱ部 自立した精神とはなにに依って立つのか――「意欲」と〈投企〉の思想 第4章 西田幾多郎の「無欲」と精神の自立――自立の教育文化 1 挫折とともに生きる/2.無欲への〈投企〉/3 精神的自立にはたらく教育文化 第5章 宗教と修行と精神の自立――西田天香の「捨欲」と精神の自立 1 実業体験を通した人間形成/2 野心と挫折から修行へ/3 一燈園における自立の共有 第6章 非一神教の国における精神の自立――宗教、教養、教育文化 1 儀礼と〈投企〉による精神の自立/2 懺悔という再生による自立/3 「意欲」と教育文化・教養による精神の自立 第Ⅲ部 思想家たちと精神の自立――近代確立の希求と近代の向こうへの模索 第7章 近代的精神の知育と徳育――福澤諭吉の「独立自尊」 1 封建的意識への反抗/2 知育による「人民の間の気力」の形成/3 知育と徳育にもとづく「独立自尊」 第8章 東洋的精神の美育――岡倉天心の「空虚」 1 文明開化から東洋文化へ/2 美育による精神の自立/3 「空虚」による自立と調和 第9章 「無」としての主体の能動性――久松真一の「東洋的無」 1 心と身体の脱落という選択/2 「無」の創造的はたらきと「相互参究」/3 後近代の人間をめざして 第10章 共育という自己実現――大田堯の「教育はアート」 1 臣民意識から国民意識へ/2 子どもの表現活動にみる自立/3 アートとしての共育と自己実現 終 章 自立を促す教育への展望 あとがき
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-激動の平安・鎌倉時代に、あらゆる人に救いをもたらす法として見出された“本願念仏”。既存教団の強烈な圧力のなか、この教えを伝え託した師・法然と、その委託に応えきった弟子・親鸞の呼応と苦闘の姿に、いま私たちが出遇う一声の念仏にかけられた願いを尋ねる一冊です。※スマートフォン・タブレットで法話音声もお聴きいただけます。
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-【内容紹介】 「なんで自分だけ、うまく合わせられないんだろう」 職場、家庭、友人関係――私たちは日々、人との“違い”に苦しんでいます。 空気が読めない気がする。価値観が合わない。周囲と比べて、自分だけがおかしい気がする。 でも、その苦しさは、「違う人がいる」からではなく、「違いをどう感じているか」という“自分の見え方”から生まれているのかもしれません。 本書は、異文化感受性研究から生まれた理論「DPIC(Developmental Profile for Intercultural Consciousness)」をもとに、自分の“常識の構造”を見つめ直し、人間関係に振り回されない視点を育てていく一冊です。 「わかってもらえない」と感じる理由。 「普通になれない」と責めてしまう背景。 そして、人と違うままでも、安心して生きられる立ち位置のつくり方。 他人を変えるのではなく、「違い」を感じる自分への理解を深めることで、人間関係は少しずつラクになっていきます。 “わかり合えなさ”を恐れなくていい。 人と違うあなたが、自分を否定せずに生きていくための、新しい人間関係の教科書です。 【目次】 第1章 小説 「普通」との距離 前編 第2章 さよなら、唯一の「正しい世界線」 第3章 自動運転という名の罠 ~なぜ人は「普通」から外れた人を許せないのか~ 第4章 それって、どう見えているの? ~気にしていることが、あなたの世界の中心地~ 第5章 透明な壁、見える痛み ~なぜ、その視線はあなたに向くのか~ 第6章 その痛みを、別の言葉で語り直す ~物理学が、あなたの味方になる~ 第7章 「異」という出来事 ~「小さな線引き」でふり返る、あの分かれた経験~ 第8章 DPIC:あなたはいま、旅のどこにいる? ~「異」との出会いが、景色を変えていく~ 第9章 小説 「普通」との距離 後編 第10章 ふたたび、美紀の旅へ ~DPIC解説編~ 第11章 DPICの旅路へ
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-【内容紹介】 IFS(内的家族システム)創始者、リチャード・C・シュワルツ博士による唯一の「公式」ワークブック。 自分の好きな時間に、自分のペースで。内なる「パーツ(部分)」と出会い、理解し、癒すための一冊です。 内的家族システム(IFS)モデルは、私たち一人ひとりが単一の人格ではないと説いています。むしろ、私たちは多くの傷や葛藤を抱えた、それぞれ異なる内なるパーツたちの「家族」を内に宿しているのです。より自信と勇気、そしてつながりを持って生きるために、私たちはそれらを癒すことができます。 本書を通して、シュワルツ博士は、IFSについて学び、それを自分の人生に適用するための非常に貴重なツールを提供します。 初心者にもわかりやすいIFSの概要から始まり、本ワークブックでは50以上の実践法、エクササイズ、瞑想を提供し、以下のことをサポートします: ●あなたのシステムを構成する「パーツ」を理解する (不快な状況を避けようとコントロールする「管理者」や、痛みを伴う感情に衝動的に反応する「消防士」など) ●各パーツへの理解を深め、思いやり(コンパッション)を向ける (それぞれのパーツが、いかにしてあなたを守ろうとしているかが分かります) ●パーツが騒ぎ出したときの対処法を学ぶ (不安なときにも落ち着きを保ち、勇気を持って困難な状況に立ち向かえるようになります) ●過去の傷やトラウマを癒す方法を探求する ●最も深い知恵の源である、中核となる「セルフ(本来の自分)」を発見する ワークブック全体を通して、さまざまな学習スタイルに対応した多種多様なエクササイズが用意されています。また、QRコードからは、あなたの旅路をさらに後押しするガイド付き瞑想(音声)にアクセスできます。 IFSは、ストレス、不安、うつ、PTSD、トラウマ、燃え尽き症候群(バーンアウト)、依存症、摂食障害、人間関係の悩みなどに対して、画期的なツールであることが実証されています。 シュワルツ博士はこう記しています。 「IFSは人生を変えます。今度はあなたが、この変容をもたらすツールを自ら体験する番です。あなたも、あなたのすべてのパーツも、ここでは歓迎されています」 【目次】 日本語版へのまえがき 序章 第1章 セルフとパーツを理解する 第2章 働きすぎの管理者パーツをねぎらう 第3章 誤解されがちな消防士パーツを理解する 第4章 重荷を背負ったエグザイルを抱きしめる 第5章 無限の可能性を秘めたセルフリーダーシップ
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身近にたたずむ「歴史の証人」との出会いが あなたの毎日をちょっとずつ、あたたかくする。 「小さな仏さま」を訪ねて、町を歩いてみましょう! ---------------------------------------------- お地蔵さまは、六道を輪廻する衆生 (命あるもの。人間を含むすべての生物)を あまねくお救いくださる仏さまである ---------------------------------------------- (浅草寺「めぐみ地蔵」説明書より抜粋)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベーコン、ホッブズ、ロック、ニュートン、トーランドのいずれも、一体的な運動を展開したわけではない。だが、啓蒙の光は確かに存在していた。のちにスコットランドやフランスで展開され、世界を照らした光の源があった。本書では、哲学、科学史、倫理学、教育思想、宗教思想、政治思想・政治理論、社会思想史、経済学史という多彩な分野を渉猟しながら、啓蒙の歴史的全貌を明らかにし、一つの大きな「啓蒙運動」の根底を提示する。あまりに明るく直視されてこなかった光源を見つめ直し、解明する大著。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 人の何気ない一言を何度も思い出し、気持ちを引きずってしまう。そんな「気にしすぎる思考のクセ」に悩む人のための本です。 あのときの言い方は良くなかったのではないか、本当はどういう意味だったのかと考え続け、気づけばその出来事に時間と気力を奪われている。そんな状態から抜け出したい人に向けて書いています。 私は中学校・高校で国語を教えていた頃、生徒とのやり取りの中で、自分の言葉がどう受け取られたのかを必要以上に気にし、正しさを伝えようとするほど距離が生まれる経験を重ねてきました。 その後、医療事務や空調設計の仕事を経験しましたが、環境が変わっても同じように人の言葉に振り回されることに気づき、これは性格ではなく思考のクセだと考えるようになりました。 本書では、「気にしない人になる」のではなく、「気にした後に立て直せる人になる」ための考え方をまとめています。 思考のクセに気づき、受け取り方を整えることで、人の言葉に縛られすぎない状態をつくることは可能です。この本が、その最初の一歩になれば嬉しいです。 【目次】 1章 その一言が頭から離れない 2章 気にしすぎと言われたあなたへ 3章 人の一言に支配される理由 4章 その一言で評価を決めてしまうv 5章 悪く受け取る癖に気づく 6章 その一言、本当に否定か 7章 反応がないことに不安になる 8章 気にしすぎる自分を責めない 9章 優しさが自分を苦しめる 10章 空気を読むほど苦しくなる 11章 感情と事実を切り分ける 12章 別の意味を考えられるか 13章 飲み込まない思考を持つ 14章 反芻を止める思考法 15章 引きずらない力を持つ 16章 事実と解釈を分ける練習 17章 その場で整える思考術 18章 反芻を止める具体策 19章 自分の基準をつくる 20章 気にした後の立て直し方 【著者紹介】 深月凌雅(ミヅキリョウガ) 元中学校・高校の国語教師。思春期の生徒たちと向き合う中で、正しさを伝えようとするほど距離が生まれる現実に悩み、人の言葉に振り回される自分と向き合い続ける。 教職を退職後、医療事務、空調設計の仕事を経て、現在はライターとして活動。環境が変わっても同じように悩む経験から、それは性格ではなく思考のクセだと実感する。言葉にできない感情や対人不安、気にしすぎてしまう心理をテーマに、実体験をもとにした執筆を行っている。 著書に『もうバタバタしない!時間とタスクの超整理術』『わかってほしい。でも、言えない。--言葉にならない気持ちの整理術』『AIでは代替できない人になる』など。
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-時代背景と精神に迫った画期的入門書 「理性の時代」 その真の相貌を描く 理性による人類の進歩を確信した18世紀ヨーロッパ。啓蒙主義はいかなる変革を社会にもたらしたのか。時代の精神とその背景を追う格好の入門書。 === ヴォルテール、モンテスキュー、ルソーら、18世紀ヨーロッパの思想家たちは、伝統的な宗教教義を離れて人間と自然を理解することにより世界は進歩しうると信じ、知的活動を繰り広げていく。自由な理念が人類を明るい未来へと導くと確信していたその時代、啓蒙主義は本当に社会を変革できたのか、それとも批判した当の社会に吸収されてしまったのか。啓蒙主義に対する近年の批判も含め、「理性の時代」の背景とその精神に多角的な光をあてた画期的入門書。文庫版では、最新の研究動向まで総括する訳者解説と、日本語文献案内を完備する。 【目次】 第1章 啓蒙主義とはなにか 第2章 目標は人間科学 第3章 啓蒙主義の政治学 第4章 理性による宗教改革 第5章 誰が啓蒙主義者か 第6章 統一性か多様性か 第7章 運動か、それとも心性か 第8章 結論――啓蒙主義は重要であったのか 訳者解説 文庫版訳者解説 参考文献/日本語文献案内/文庫版・日本語文献案内
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-三単現の-sは「最後の名残り」、be動詞は「保守的」?! ルーツをたどればルールがわかる! 印欧祖語からゲルマン祖語、古英語を経て現代英語へ──。波乱万丈の歴史を知れば、複雑な規則も腑に落ちる! 読めば英語の見え方が変わる快著。 === いわゆる「三単現」の場合にだけ、なぜ一般動詞は末尾に-sが付くのだろう。be動詞はam, are, isなど色々な形をなぜ使い分けなければならないのだろう。英語には一見不可解なルールがあふれている。本書は古英語、ゲルマン祖語、果てはインド・ヨーロッパ祖語にまでルーツをさかのぼり、それらと比較しながら現代英語の特徴を解明する。完成されたインド・ヨーロッパ祖語が時代と共に崩れ、新たな形の言語に再構成されてゆく──。その波乱万丈の歴史を知れば、動詞の変化や厳格な語順、仮定法の感覚、綴りと発音のずれなど、難しいルールも腑に落ちるはずだ。読めば英語の見方が一変する快著。 【目次】 はじめに─英語の3つのルーツ 序章 英語発達史概観 第1章 インド・ヨーロッパ祖語民族の言語・文化・神話 第2章 英語の語源と印欧語比較言語学 第3章 印欧諸語の中の英語 第4章 古英語から現代英語まで 第5章 文字と綴りのルーツ あとがき/文庫版あとがき/参考文献/索引
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-本能を呼び覚ませ 旅のなかで遭遇した事物がもたらす情動と思考 読む者の心を深い地点から揺さぶる20篇 旅のなかで遭遇した信頼のかたち。湧きあがり、おのずから増大する点で信頼は勇気に似ている。洞察と情動に満ちた哲学的旅行記。 === 跳躍とともにおのずから増大していく点で、他者への信頼は勇気に似ている──。トンブクトゥからリマ、シドニー、ラサ、カイロへ。旅先での邂逅がもたらす衝撃と驚きと発見、そして溢れ出る情動。ある地では、現代における聖性への問いが、また別の地では、正義を求めた情熱の残響があった。未知なるもののなかへ身を投じることで、人ははじめて生の力が何であるかを知る。その瞬間に際しては、精神を空にし、自我を消し、言葉を黙らせるのだ。理性を超えた感情のほとばしりやうごめきを研ぎ澄まされたまなざしでとらえた20篇の記録。 【目次】 はじめに I アラワーヌ ノーリアの歌 ファサード 知りえぬ知性 リング II 古い病院 III タイフーン サンパウロ 男 手紙 無心の歌 アディス・アベバ ラブ・ジャンキーズ IV 理解 恐ろしい神秘の晩餐 絶滅した宗教の復活 ラリベラ ヴードゥ 湧きあがる V 寡黙 注記 訳者あとがき 解説(管啓次郎)
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-「天皇制」なる呼称は、天皇制否定、天皇制廃止、天皇制打倒、という風に、皇室に敵対する表現であることをご存知だろうか。あるいは、その事情を知らないばかりに、皇室を敬愛していながら、この呼称を何の気なしに使っておられる方が少なくないのではないか。いうまでもなく、皇室は、制度でもなければ機構でもない。日本国民としては、伝統に則して「皇室」と呼ぶのが正しい。「天皇制」という敵対語法を初めてつくったのは、ソ連共産党が指導する国際組織のコミンテルンである。それがわが国に持ち込まれたのは大正12年3月であった。開闢以来、「天皇制」などという不敬な呼び方は日本語になかったにもかかわらず、今日では新聞はおろか、国語辞典、百科事典においても、平気で使われている。本書では、あらゆる文献にあたりながら、この呼称の由来を徹底的に究明。そこに仕組まれた悪なる思想を暴きつつ、日本人における「皇室」の意義を明らかにする。
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3.0★その“古い頭”、まだ使い続けますか? 経験が、あなたの成長を止めている。 AI時代に取り残されるのは、能力が低い人ではない。考え方を変えられない人だ。 元・日本マイクロソフト業務執行役員の澤円さんが、思い込み、ムダな常識、古いルールを捨て、自分の価値を最大化するための思考法を公開。 「当たり前」を疑い、俯瞰し、再定義する。そんな習慣が、仕事も人生も大きく変えていく。 ムダな会議、ムダな残業、ムダな気づかいに振り回されない。 「正解探し」をやめて、自分の頭で考える。 肩書きや前例に頼らず、自分の価値で勝負する。 本書では、時間、ルールと慣例、コミュニケーション、マネジメント、自分自身という5つのテーマから、凝り固まった思考をアップデートする具体的な技術を紹介します。 変化を恐れる人から、変化を味方につける人へ。 これからの時代を、自分の頭で生き抜くための一冊です。
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-脳科学が導く!「1分1秒をあじわう、しあわせ体質に」 「人生は順調なはずなのに、どこか満たされない」 「あの人は、自分より恵まれているような気がする」 「やりたいことを達成してきたのに、“もっと手に入れなきゃ”と焦ってしまう」 「しあわせだと思うのに、“本当にこれでいいのか”と不安になる」 日常のなかで、ふとそんな感覚を抱いたことはないでしょうか。 家庭も仕事も人間関係も、大きな問題はない。何か問題が起きても、頑張って向き合っている。それなのに、胸の奥だけが追いつかない。 これはすべて、あなたの人生そのものではなく、目の前のしあわせに集中できない、脳のクセが問題なんです! 今の世の中では脳の使い方を知らない多くの人は、「不幸になるためのトレーニング」をしているようなもの。 本書を通じて、脳のクセを知り、適切な対処法を身につけるだけで、しあわせに没入できる脳を手に入れることができるのです。 いまあなたが手にしているしあわせを、より深く味わってもらえれるはずです。 ※この電子版はカラー表示できる端末でご覧下さい。
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-◎知識ゼロでも無理なく学べるやさしい入門書 臨床心理学とは、心の悩みを抱える人々に寄り添う、 心理カウンセリングの理論を形成している学問です。 ・臨床心理学の勉強を本格的に始めたいという、学生や社会人 ・心理カウンセリングとはどのようなものなのか、興味を持っている人 ・SNSや動画などでメンタルヘルスの話を見たり聞いたりするけど、 正しいかどうかよくわからないという人 本書は、このような心理学の世界に興味を持つ人を対象とした、 やさしくかつ本格的な入門書です。 ◎臨床心理学の全体像から各学派の特徴までわかる 本書の第Ⅰ部では、 「臨床心理学とは何か?」 「カウンセリングはどのように行われるのか?」 「心理検査やコンサルテーションは何をするのか?」 といった臨床心理学の基礎を、実際の現場の流れに沿ってわかりやすく解説。 臨床心理学や心理カウンセリングの全体像が自然とつかめる構成になっています。 また、第Ⅱ部では、精神分析、認知行動療法、家族療法、ゲシュタルト療法、EMDRなど、 臨床心理学を代表する13の主要学派を紹介します。 それぞれの理論の背景、技法の特徴、向いている人・向いていない人などを、 各分野で長年研鑽を積んできた専門家がリアルな体験談を交えて説明します。 特に、「この理論が自分の人生でどう役に立ったか」という各専門家のエピソードは、 読者にとって大きな学びと気づきが得られることでしょう。 臨床心理学の世界の面白さを奥深さを、本書でぜひ味わってみてください!
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3.7イエスはキリスト教の先駆者ではない。歴史の先駆者である。 歴史の本質を担った逆説的反逆者の生と死! イエスという男がどこから来たのか、我々は知らない。「ナザレのイエス」と呼びならわされていたから、ガリラヤ地方の村ナザレの出身だったのは確かだろう。(…)しかし、ある日イエスは決断してナザレの村を出て、あのような活動をはじめた、というのではない。いつ、どのようにして出てきたのか、気がついてみたら、イエスという男はああいう活動をやっていた、ということだろう。(…)だいたい、あれだけの活動が、一つ二つの決心やきっかけでできるものではない。それはイエスという男の生の帰結であり、出発であり、内容であった。――「第一章 逆説的反抗者の生と死」より 【目次】 第一章 逆説的反抗者の生と死 一 歴史の先駆者 二 イエスの出生 三 それならお前はどう祈る? 四 イエス叙述の方法 五 イエスは愛の説教者ではない 六 「十戒」批判 七 逆説的反抗 八 貧しい者は本当に幸いか? 第二章 イエスの歴史的場 一 ヘロデ家とローマ風 二 ソロモンの栄華 三 宗教史的背景? 四 イエスと熱心党 五 帝国の税金と神殿税(カイサルのものと神のもの) 第三章 イエスの批判――ローマ帝国と政治的支配者 一 イエスの相手 二 災害としてのローマ支配 三 右の頬をなぐられたら 四 諸国民の支配者 五 奴隷について 六 社会関係と神観念 第四章 イエスの批判――ユダヤ教支配体制にむけて 一 預言者の墓を建てる者 二 イエスと旧約律法 三 律法学者批判 四 「汚れ」と「清め」――パリサイ派の生活支配 五 「安息日」批判 六 神殿貴族の権力 第五章 イエスの批判――社会的経済的構造に対して 一 日雇労働者の賃金もしくは社会的平等 二 大土地所有、農業労働者、「失業」 三 分水嶺の両側――地主の慈善、神の前の平等 四 農民一揆――隠喩的語り口の限界 五 資本の増殖と能力崇拝 六 小作人の借金を棒引きにせよ 七 富に対する直感的な反発 第六章 宗教的熱狂と宗教批判の相克 一 イエスにおける宗教的熱狂の自己相克 二 神の国――ユダヤ教の発想 三 神の国――洗礼者ヨハネの極限 四 「罪の赦し」を祈りたければ…… 五 イエスと洗礼者ヨハネ 六 ヨハネの死 七 倫理観念の異様な拡大?――「姦淫」の女 八 イエスのまわりの女たち 九 「神の国」の逆説的批判 十 宗教的熱狂――病気治癒へののめりこみ 十一 植民地支配下の奇跡信仰 十二 イエスの熱狂――異常が日常に浸透しはじめる 十三 「人の子」――終末論的確信 十四 「人の子」――一人の人間の確信と絶望 十五 イエス受難物語 十六 十字架の死の苦痛 あとがき 索引 ヘロデ家の家系(表) イエス時代のパレスチナ(地図) 【著者プロフィール】 田川建三(たがわ・けんぞう)(著) 新約聖書学者。 1935年東京にて生、2025年没。 ・主な著作 『原始キリスト教の一断面』(1968年、勁草書房) 『マルコ福音書(註解)』上巻(1971年、改訂増補版1997年、新教出版社) 『立ちつくす思想』(1972年、勁草書房) 『歴的類比の思想』(1976年、勁草書房) 『思想の危険について』(1987年、インパクト出版会) 『書物としての新約聖書』(1997年、勁草書房) 『キリスト教思想への招待』(2004年、勁草書房) 『新約聖書訳と註』全7巻8冊(2007~2017年、作品社) 『新約聖書本文の訳』上製本、携帯版(2018年、作品社) ・共著 インタヴュー『はじめて読む聖書』(新潮新書、2014年、新潮社) http://www.tagawa-kenzo.server-shared.com
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-無法の時代の〈真の法〉とは? 米中露の大国が、小国を踏みにじる"無法"の時代の到来は、まだ始まりに過ぎない。 ニヒリズムの世紀を生き延びるために〈真の法〉を指し示す道標がここにある!! 著者は『神論』で、啓示一神教の「神」を存在者の総体としての「宇宙/世界」の創造者と、非在の善悪を基礎づける価値基準の制定者、の二つの側面、即ち造物主と立法者を一身に統合する超越唯一神として描き出した。本書は主として立法者としての超越唯一神と人間の関係を法的関係とみなす立場から「法」というものを根源的、かつ総合的に考察する。 著者の専門とするイスラームの古典文献から、マックス・ヴェーバー、ハンス・ケルゼン、ニクラス・ルーマン、ハーバート・ハートなど近代法哲学まで、さらに比較法学、法人類学、法社会学、法史学などの文献を渉猟。様々な古今東西の法現象を端倪し、我々が日頃自明視している大陸法文化と極東文化圏の法文化を相対化、根本的に「法」を問いなおす。 【目次】 前書き 序 「法の中の法」シャリーア「無法の国」日本 概論 法の一般理論の50のテーゼ 第一部 序説 1. ポスト・トゥルースの時代におけるテキスト 2. フェイクニュースと人神の多神教 3. ニヒリズムと超越論的遂行論 4. 新カント派と自然法 5. イスラーム法からグロティウスへ 6. アリストテレス自然学の破綻と西洋近代 7. 世界の不条理と法 8. 自然法の古代的性格 9. ホーリズムとクワイン 10. 事実と意見 11. ドゥオーキンとAI ハーキュリーズ 12. 法と人間の時間性 13. 善悪の直解と脳の「神スポット」 14. 法の実践理性による基礎付けとカント 15. 近代とカントの批判哲学の破綻 16. ヘーゲルと人神の誕生 17. 科学信仰の司祭たち 18. 豊かさと欲望の法 19. ロールズと人権 20. マッキンタイアと人権の虚偽性 第二部 法哲学と法人類学 1. 言葉と概念 2. ポパーの3 世界論と存在の意味 3. 法文とその存在論 4. 法的人権とその等価物 5. 西洋近代法の家父長制イデオロギーの言語分析 6. 静態法学と動態法学による法文分析とイデオロギー批判 7. ケルゼンの法実証主義 8. ケルゼンとローマ教皇 9. リベラル・デモクラシーの欺瞞 10. 新カント派マールブルク学派とケルゼン 11. ケルゼンとヴィトゲンシュタイン 12. 多神教と脱呪術化 13. 諸行無常と刹那滅 14. 啓示一神教と創造神 15. 時間と存在 16. 空間と存在 17. 法的人間の存在論 18. 法人類学における法と人間 19. 歴の中の法 20. 西洋とイスラームの法システム 第三部 一般理論 1. 法の一般理論のモデル構築 2. 人間の法と法文 3. 法秩序と行政秩序 4. 部族主義と近代国際法 5. 成文憲法と不文憲法 6. ゲルマン的法理念と法の支配 7. 近代西欧社会の法的コミュニケーション 8. 交替一神教としての多神教 9. 民族法と普遍法 10. ラビ・ユダヤ教と「トーラー(律法)」 11. ユダヤ法の化石化と終末論 12. シャリーアとトーラー 13. キリスト教と祖法 14.『ローマ法大全』と『ナポレオン法典』 15. 過熱社会における法 16. 法の存在の必要性と危機 17. 法の妥当 18. 法は何のためにあるのか? 19. ハッラークと法人概念批判 20. ハッラークの世俗主義リベラリズム批判 小結 後書きに代えて 法と死 追記 ハーバーマスの死 【著者プロフィール】 中田 考(なかた・こう)(著) 1960年生まれ。1984年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1992年、カイロ大学大学院文学部哲学科博士課程修了(博士号取得)。1992年、在サウディアラビア日本国大使館専門調査員。1995年、山口大学教育学部助教授。2003年、同志社大学神学部教授。元イブン・ハルドゥーン大学客員教授。クルアーン釈義免状取得、ハナフィー派法学修学免状取得。主要著書に『イスラームの論理』(筑摩書房、2016 年)、『帝国の復興と啓蒙の未来』(太田出版、2017年)、『宗教地政学から読み解くロシア原論』(イースト・プレス、2022年)、『どうせ死ぬ この世は遊び 人は皆』(実業之日本社、2023年)、『イスラームから見た西洋哲学』(河出書房新社、2024年)ほか多数。内田樹・山本直輝との共著書に『一神教と帝国』(集英社、2023年)。監修に『日亜対訳クルアーン』(作品社、2014年)。また、ライトノベルにも挑戦しており、作品に『俺の妹がカリフなわけがない!』(晶文社、2020年)がある。
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-代表的な仏教教団のひとつである真宗大谷派は、近代社会に向き合うなかでいかなる変化をとげたのか。教団組織の改革運動に注目し、外部からの宗教への批判、軍国主義の時代、新宗教の台頭など、いくつもの危機に直面した宗教者たちの軌跡をたどる。 【主要目次】 1章 信仰と組織改革の論理:真宗大谷派の改革運動と近代日本 2章 分析枠組みと事例の概要:教団組織論と改革派の系譜 3章 「宗教」と「反宗教」の近代:マルクス主義的宗教批判の生成 4章 戦争と改革派の動員:組織の合理化と教学の再編成 5章 封建遺制批判と教団改革運動:「真人社」の結成と課題 6章 大衆の時代と浄土真宗:同朋会運動の展開と課題 7章 教団改革の帰結:宗憲改正にみる法学の論理と教学の論理 8章 改革の帰結と浄土真宗の新たな課題
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-【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 特集「漢字・漢語・漢文──文明から考える」グローバル化とIT化が進む現在、漢字から日本語と日本人のあり方を再考する。 *特集「漢字・漢語・漢文──文明から考える」もともと文字を持たなかった日本語は、仏教経典の翻訳を通じて漢字と出会い、各地の言語文化との交錯の中で独自の表記体系を築いてきた。漢字・漢語は東アジアに広がり、いまなお列島と大陸にその痕跡を残している。そのプリズムのような影響は、地域ごとに異なる文明と世界像を形づくってきた。欧米語を基盤とするグローバル化とIT化が急速に進む現在、日本語と日本人のあり方を再考する。 編集:公益財団サントリー文化財団 ・アステイオン編集委員会
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-「叱らない」「褒めない」「比べない」 ――真に子どもの能力を引き出す、アドラーの教育思想とは 子どもとの関係を見つめ直し、対人関係の悩みを解きほぐす一冊 第一部 アドラーの教育思想の基礎 ・教育は何を目指すのか ・教育が目指す三つの柱 ・共同体感覚とは何か 第二部 誤った教育からの脱却 ・自己中心性と承認欲求 ・競争と比較の問題 ・劣等感と向き合う 第三部 勇気を育てる教育 ・困難に向き合う ・失敗に向き合う ・勇気とは何か ・勇気づけ 第四部 叱らない・ほめない教育 ・なぜ叱ってはいけないのか ・叱る代わりにできること ・なぜほめてはいけないのか 第五部 子どもの自立を援助する ・課題の分離 ・見守る勇気 ・大人と子どもは対等である 第六部 子どもの個性を見る ・子どもの劣等感 ・子どもの話を聞く 第七部 学校と家庭の役割 ・学校教育の意味 ・勉強をどう教えるか ・特別な子どもたち 第八部 未来を生きる子どもたちへ ・これからの世界を生きる ・大人がモデルになる
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-その違和感、大きなトラブルの前兆です! あの時、気づいておけば……と後悔するその前に。 元捜査一課刑事×現役探偵が明かす、 些細な変化からリスクを見極め、大切な人を守る究極の自衛術。 最近、パートナーが妙に優しい、子どもの言動に以前とは違う何かを感じる――。私たちは日常生活の中で、このような「小さな違和感」に出会うことがよくあります。しかし、それが些細なことである場合、大半の人はその小さな違和感を「気のせいだろう」と見過ごしてしまいます。実は、その違和感こそが、のちに家庭崩壊や深刻な事件へとつながるトラブルの前兆です。隠し事に気づかず、放置したウソが積み重なれば、やがて家庭では浮気や非行へ、職場では不正や隠蔽へと形を変え、取り返しのつかない事態へと発展していきます。未曽有の詐欺被害や対人トラブルが急増する現代、自分自身や大切な人を守り抜くためには、確かな「目」と「備え」が必要なのです。 本書の著者は、かつて大阪府警捜査一課の刑事として、殺人・強盗・放火といった凶悪事件の最前線に立ち、犯罪捜査と人間心理を知り尽くしてきたプロフェッショナルです。12年間の刑事生活であまたの現場を捜査し、現在は現役探偵として、浮気や非行、金銭問題などの解決に伴走しています。犯罪が起きる瞬間の悪意、家庭が壊れる直前の予兆など、数多くの現場を知り尽くしている著者だからこそ語れる言葉には、圧倒的な説得力があります。 本書では、そんな著者が長年の現場経験で培った知見をもとに、日常のリスクに備えるための実践的スキルをまとめました。これは単に人を疑ったり、証拠を集めたりするためのテクニックではありません。相手のしぐさや言葉の端々に現れる「ウソのサイン」を敏感に感じ取り、最悪の事態を未然に防ぐための「危機管理能力」です。 ビジネスでの商談、パートナーとの関係、子どものSOS。あらゆる対人シーンで後悔しないために――元捜査一課刑事にして現役探偵の著者が、「命を守る現場」でたどり着いた一生モノのスキルを凝縮した一冊です。今、あなたの心が感じているその「違和感」の正体を、ぜひ本書で確かめてください。
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-わたしに一体、何が起きているのか――? 他者からケアされ、他者に見つめられ、人は自分自身をつくりあげ、そして〈自分への接し方〉を学んでいく。ところが日常のなかで信頼を寄せていた相手から受ける虐待やネグレクト、見通しのきかない不安定な生活環境がもたらす逆境や傷つきが、手当てされないままに放棄されたとき、やがて〈複雑性PTSD(CPTSD)〉となって人を苦しめる。長期にわたる逆境体験、重篤化するトラウマ症状、不安定化する情動調整の、攻撃・自傷などの行動化、対人関係トラブルなど、複雑性PTSDの症状は多岐にわたる。 自覚できない何かが自分の身に起こる複雑性PTSDは、「わたしは誰?」というアイデンティティが失われたまま、いつの間にか「自分は生きている価値がない」という偽りのアイデンティティにすりかわってしまう。だからこそ回復過程では、再トラウマに転じない安全な方法で、「自分への理解」「自分への接し方」を学び直すことが欠かせない。 複雑性PTSDとPTSDの違い、恐怖と怒りの克服、解離の理解と対処、自分の考え方のメタ認知、エクスポージャー(曝露)の使用法、希死念慮・自殺願望への対処、物質使用との付き合い方、セラピストをとの出会い方など、専門用語を極力使わず日常的な表現やエピソードを多く用い、ひとりでも安全に学べる心理教育とコーピング(対処法)を提供し、寄り添う支援者にはトラウマインフォームドケアの視点を紹介する。 奪われたアイデンティティを取り戻し、癒しの道を歩みつづけるための、複雑性PTSDセルフケア・ワークブック。
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-精神療法と精神病理学の二つの領域を往還し思索してきた著者が,成果を整理し提示することで,包括的な精神療法に関する議論を目指して,2000年から2025年までに発表した論文を一冊にまとめた単著である。 全4部構成で,第I部「精神療法の土台を考える」では,精神療法論を中心に,精神療法と精神病理学の関わりを論じ,倫理・共感・EBMを整理する。第II部「精神療法を進める」では,ケースフォーミュレーションや統合的精神療法,逆説的技法など具体的な精神療法の把握を試みた論考を収める。第III部「精神療法の姿それぞれ」では,統合失調症,不安,暴力,自殺,パーソナリティ症など具体的な精神疾患や問題行動に応じた精神療法の議論を展開する。第IV部「精神療法をめぐる省察」では,治療者の姿勢やチーム医療,オンライン精神療法に加え,筆者が目標としてきた安永浩からの学びを記した論考と,解離性同一症のビリー・ミリガンのケース検討を収載している。 本書は,ヤスパースの思想を軸に,治療関係の本質を人間関係として捉え,専門職としての責務と倫理を問い直す内容となっている。
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-職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか? 中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解く。 「いじめ」「サイコパス」「キレる心」「だまされる心理」など、脳科学から人間を鋭く分析し、対処法をわかりやすく教えてきた中野信子さん。 本書では初めて、日本人の脳に迫ります。 「醜い勝ち方より美しい負け方が好き」「不倫は懲らしめるべき」「雇うなら体育会系男子という企業意識」「なぜ、イケメンのほうが美人より会社で得なのか?」「今が幸せと感じられないし、将来も不安でしかたない」「同調しないと怖い」――日常のさまざまな現象の背景には脳の影響があります。 相手の気持ちを察するのがうまい日本人。それを「空気」を読むといいます。それは、すぐれた協調性、絆の深さ、恩や恥を感じる心にもつながるでしょう。 でも逆に、周りの空気が私たちに、「生きづらさ」や「不安」「忖度する心」「バッシングの快感」といったものを生じさせる原因にもなります。 近年苛烈さを増すバッシングは、「人を引きずりおろす快感」や「ルールを守らない人間を懲らしめたい欲求」という空気です。 日本は世界幸福度調査で常にその順位の低さが話題になりますが、生理的な特質からきているのでなかなか幸福度を上げるのは難しいでしょう。 「褒める」教育が当たり前になっていますが、エリートが行う捏造や改竄の裏に、誤った褒め方がある可能性がわかりました。日本人の才能を伸ばす方法についてヒントが見つかるでしょう。 ほかにも、留学などに「挑戦」する人が減ったのはなぜか? なぜ女性が「婚活」に苦しむのか? なぜ13年連続でイグノーベル賞をとれたのか? なぜ日本は長寿国なのか? 脳の中に私たち自身を読み解くカギがあります。 日本人の特徴を知ることは、日本人以外の人々との違いを知ることにつながります。このことが、現在をより良くし、未来を資する役に立つはずです。 空気を読む脳〈目次〉 はじめに 第1章 犯人は脳の中にいる ~空気が人生に与える影響とは? 第2章 容姿や性へのペナルティ ~呪いに縛られない生き方 第3章「褒める」は危険 ~日本人の才能を伸ばす方法とは? 第4章「幸福度が低い」わけがある~脳の多様すぎる生存戦略 おわりに
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-それは「西洋の伝統」なのか? 現代社会で重視されている「多様性・公平性・包摂性(DEI)」の思想に至る道は、実は100年前に帝国日本の挑戦から始まっていた――。本書は「脱植民地」をキーワードに、アメリカと日本における黒人・女性・外国人の権利が、啓蒙思想や社会運動ではなく「帝国」による国益の追求によって拡大してきたこと、さらに、それは日露戦争での日本の勝利に始まっていたことを明らかにする。 【内容】 はじめに 第一章 人種主義に抗う帝国 第二章 大日本帝国を揺るがす植民地 第三章 マイノリティの運命の分岐点 第四章 日本では起きなかった権利革命 第五章 加わり始める外圧 第六章 脱植民地化に対する反動の時代 おわりに あとがき
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-もはや資本主義はマスク主義に変わった! 斎藤幸平氏が解説・絶賛! 「思考を操作されないために、 私たちに残された時間は少ない」 その先にあるのは自由か奴隷化か―― かつて大量生産大量消費の社会システムは、 「自動車王」ヘンリー・フォードになぞらえて フォーディズムと呼ばれた。 いま、SNS、AI、宇宙、世界経済、そして全人類の脳を 「テクノキング」イーロン・マスクが支配しようとしている。 「マスキズム」という名の新たなシステムは どうやってできたのか。 私たちをどこへ連れて行くのか。 「マスキズム」の特徴とは―― ・自立しようとするほど、 Xやスターリンクなど「マスクのインフラ」への接続が必要になる ・国家と対立するのではなく、一体化して独占を強める ・すべてを技術が統治し、人間と機械が一体化する ・選民主義を生み、排他的な反グローバル主義を加速させる イーロン・マスク個人についてではなく 「マスクを中心とした社会システム」に 初めて目を向けた全米騒然の話題作が日本上陸! 【目次】 はじめに マスク主義は21世紀のOSである 第1章 選民のためだけの未来主義 第2章 上位集合(スーパーセット) 第3章 サービスとしての主権 第4章 電気的自立(エレクトリック・オートノミー) 第5章 アテンション錬金術 第6章 機械と人間の融合 第7章 ヒトラー化するAI 第8章 Xという名の国家 終章 マスキズムの4つの未来
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-暗躍する現代のソフィストたち。2500年前の技術に―― 現在のあなたも操られている。 なぜ、あの男の話を皆が信じるのか? なぜ、事実は容易に否定されるのか? なぜ、対立が激化し話が通じなくなるのか? トランプ大統領の放言から企業による扇動まで、 分極化の背景で機能している恐るべき「説得術」を徹底解体。 [概要] 民衆のポピュリズム化、湧き起こる陰謀論、たび重なる政治的分断。 数々の混乱の「設計図」は紀元前5世紀に完成していた。 メディアが増幅する「熱狂」の正体は何か。 アテネを破滅させた古代の言語による心理操作術=「レトリック」から、 現代に覆いかぶさる言説構造の裏側を暴く。 [目次] はじめに:バイブル・ベルトで育った私の生い立ち 第1章:二つの真実の物語――過去と現在 真実とは何か/真実と勝利/真実と自然に湧き出る言葉 第2章:事実と言葉――陰謀論が生まれる理由をゴルギアスの弁論から考える 現実を否定する方法/事実と媒体/ジャンルの混同 第3章:レトリックが現実を形づくる:言葉が果たす役割を プロタゴラスの弁論から考える 物語を語る/幅広い意味を持つ「アメリカ」という言葉 ある物を別の物に置き換えて考える/アメリカという国家を 企業に置き換えて考える/戦争という隠喩との闘い 第4章:深く根づいたイデオロギー:アルキビアデスの言葉の奥にあった考え方 マイクの前で怒る親/アメリカというイデオロギー/議論の仕組み 第5章:操られやすい人々:カリアスを惑わした言葉 間違った判断を招く価値観/感情に訴えかける 第6章:意見の相違への対処:アスパシアの問いかけ 意見の相違の重要性/意見の相違に問いを投げかける 銃に関する意見の相違 結 論:二極化する時代にレトリック思考をもつ ・レトリック思考を身につけるために ・レトリック思考をもつために注目すべきポイント(早見表) ・用語集 ・謝辞 ・原注 ・索引
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-人新世は、進歩と壊滅の両方の可能性を内包している。技術と医学の進歩をもたらし、女性解放の時代である〈女新世〉の成立を可能にしつつある一方で、環境汚染や気候変動をもたらし、経済的不平等や格差を生んだ。 19世紀末以降、資本主義の経済的・社会的力学によって女性たちは家事労働に長時間を費やす暮らしから少しずつだが解放され、自由な時間を持てるようになっていく。工業化に少し遅れて公衆衛生と医学の進歩が進み、乳児死亡率を大きく低下させ、子孫を残すために多くの子供を産まなければならない状態からも女性を解放した。 人新世の始まりとともに人間社会が経験した幾つかの現象は、女性の地位にとって決定的なものであったと考えられる。どの現象も女性解放の単一の原因とみなすことはできないが、いずれもその成立条件である。女性解放をフェミニズム闘争の成果とする思考から自由になれば、誰もがこの関係に気づけるだろう。人新世に基づく一連の現象がなければ女性解放は起こらず、〈女新世〉は訪れていない。西洋社会に暮らす人々は便利な生活に慣れていて、自身を取り巻く物質的環境を当たり前のものと思いがちだが、それは長い人類史のなかでつい最近生じたものにすぎない。 フェミニストであるということは、フェミニズムを可能にした諸条件を維持しようとすることである。平和な社会関係を維持することもそれに含まれる。女性の自由の維持に欠かせない諸条件を悪化させないこと。これこそが今のフェミニズムの中心的課題であるべきではないだろうか。 人新世の解放的側面と破壊的側面の歴史的・論理的な絡み合いは、善と悪、進歩とリスク、自由と隷属が表裏一体となった人間存在の悲劇へと私たちを立ち返らせる。女性解放と環境危機、人新世における2つの主要な指標をもとに、フランス気鋭の研究者が新しいフェミニズムを探究する話題の論考。 「人類学に根ざした実証的な見地から書かれたこの重要な著作は、フランスだけでなく、日本の読者にとっても間違いなく示唆に富む視座を与えてくれるだろう」エマニュエル・トッド氏 【著者略歴】 ヴェラ・ニコルスキ 政治学博士。旧ソ連の科学者一家に生まれ、1991年に家族とともにフランスに移住。エコール・ノルマル・シュペリウール(パリ高等師範学校)を卒業し、社会科学のDEA(修士号に相当)および政治学の博士号を取得。著書に『女新世』他。 【訳者略歴】 橘明美(たちばな・あけみ) 仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業。訳書にローラン・ビネ『文明交錯』、エディス・ウィダー『深海の闇の奥へ』、ポール・モーランド『人口は未来を語る』、スティーブン・ピンカー『人はどこまで合理的か』、ミチコ・カクタニ『エクス・リブリス』、イザベル・オティシエ『孤島の祈り』、ピエール・ルメートルその女アレックス』シリーズ他。
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-【書籍説明】 この本は、先延ばしに悩み、「やらなければ」と思いながらも動けない方のための本です。 やる気が出ない。 気づけば後回しにしてしまう。 そして一日の終わりに、「今日もできなかった」と落ち込んでしまう。 そんな経験はないでしょうか。 私自身、これまで何度も同じことを繰り返してきました。 やろうと思っているのに動けない。 そのたびに、自分の意志の弱さを責めてきました。 しかし、あるとき気づいたのです。 行動できないのは、意志が弱いからではなく、「動き出しにくい状態」になっているだけなのかもしれない、と。 実際に、やり方を少し変えるだけで、驚くほど行動しやすくなることがありました。 この本では、やる気に頼らずに動き出すための、小さな工夫をまとめています。 3分だけやる、タスクを小さくする、前日に少し準備しておく。 どれも特別なことではありませんが、これらを実践することで、少しずつ「動ける自分」に近づくことができます。 私はこれまで、中学校・高校の国語教師として生徒と向き合い、その後、医療事務や空調設計の仕事も経験してきました。 環境や仕事内容が変わっても、共通して感じていたのは、「人は動けないときがある」ということです。 そしてそのときに必要なのは、気合いや根性ではなく、行動を後押しする仕組みでした。 この本を通して、「やらなきゃ」と思うだけで終わってしまう日が、「少しだけやってみよう」と思える日に変わっていけばうれしいです。 完璧に変わる必要はありません。 まずは、小さく一歩だけ。 そのきっかけとして、この本が役に立てば幸いです。 【著者紹介】 深月凌雅(ミヅキリョウガ) 元・中学校・高校の国語教師。教壇に立ちながら、生徒たちの「やろうと思っているのに動けない」という姿に多く触れる。自身もまた、先延ばしや行動できないことに悩み、試行錯誤を重ねてきた。 その後、医療事務、空調設計の仕事を経験。異なる環境の中でも、「人はやる気だけでは動けない」という共通の課題を実感する。 現在は、自身の経験をもとに、無理なく行動に移すための考え方や習慣について発信。本書では、先延ばしに悩んできた実体験をもとに、「小さく動く」ための具体的な方法をまとめている。 著書に『もうバタバタしない!時間とタスクの超整理術』『わかってほしい。でも、言えない。--言葉にならない気持ちの整理術』『AIでは代替できない人になる』など。
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-『維摩経』は一世紀末に著された初期大乗仏典である。釈尊の入滅から約五百年後、仏教界が保守化、権威主義化した。その反省から生まれたのが大乗仏教運動であり維摩経である。聖徳太子が注釈書を記すなど日本でも重視されてきた。本書は二〇世紀末に発見されたサンスクリット写本を著者自ら翻訳・精読。仏典に書かれた戯曲的な記述の意味、在家主義、男女平等について、空・不二・中道の思想などを平易に解説する。 ■目 次■ はしがき Ⅰ 『維摩経』の基礎知識 1 主人公、ヴィマラキールティについて 2 商業都市ヴァイシャーリーについて 3 アームラパーリーとその園林 4 題号の意味 5 『維摩経』と『法華経』に至るインド仏教史の概略 Ⅱ サンスクリット写本と諸翻訳間の異同 1 漢訳の七訳三存四欠 2 古訳・旧訳・新訳の比較 3 サンスクリット写本の発見とその出版 4 『維摩経』貝葉写本の校訂と現代語訳 Ⅲ 『維摩経』各章の思想 1 第一幕=アームラパーリーの園林にて 第一章 ブッダの国土の浄化(仏国品第一) 第二章 考えも及ばない巧みなる方便(方便品第二) 第三章 声聞と菩薩に見舞い派遣を問う=前半(弟子品第三) 第三章 声聞と菩薩に見舞い派遣を問う=後半(菩薩品第四) 2 第二幕=ヴィマラキールティの邸宅にて 第四章 病気の慰問(文殊師利問疾品第五) 第五章〝不可思議〞という解脱の顕現(不思議品第六) 第六章 天女(観衆生品第七) 第七章 如来の家系(仏道品第八) 第八章 不二の法門に入ること(入不二法門品第九) 第九章 化作された菩薩による食べ物の請来(香積仏品第十) 3 第三幕=再びアームラパーリーの園林にて 第十章 「尽きることと尽きないこと」という法の施し(菩薩行品第十一) 第十一章 〝不動であるもの〞という如来との会見(見阿閦仏品第十二) 第十二章 結論と付嘱=前半(法供養品第十三) 第十二章 結論と付嘱=後半(嘱累品第十四) Ⅳ 『維摩経』の人間主義 1 大乗仏教における在家の復権 2 「空」による現実肯定の思想 3 「空」の思想と政治活動 4 自立した女性像を描く 5 言葉の限界性と必然性 6 マイトレーヤ菩薩への皮肉 Ⅴ 『維摩経』と『法華経』が現代に問いかけるもの 1 自在に社会貢献する菩薩を待望 2 AIの台頭と仏教の役割 あとがき 参考文献
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-生体エネルギー研究の古典的名著! すべての生命にはその青写真である電磁気的な鋳型=「生命場(ライフ・フィールド)」があり、それは宇宙の構造の一部をなしていた――その実在を30年以上にわたる研究でつきとめたバー博士による、唯一の著書。1988年初版のロングセラーを改訳し、未収録の資料を加えた、待望の新版。 *あらゆる生物は、「生命場=ライフ・フィールド」の電場に導かれて発生・成長する *生命場は、月や太陽黒点など宇宙の力の影響を受けている *人間の生命場の変動は、心身の異常を引き起こす。がんや精神疾患の予防的診断は、生命場の測定によって可能である *すべての生命は偶然にできたのではなく、宇宙の秩序あるデザインのもとに造られた
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界中の5~15歳の子どもから集まった「死」に関する質問に、2人の作家と1人のイラストレーターが丁寧にこたえる一冊。生物学者や心理学者の監修のもと、科学・哲学・心理の視点から、やさしく向き合います。家庭や教室で語り合うきっかけに最適。気になる質問から自由に読み進められる構成で、考える楽しさが広がります。ミュンヘン国際児童図書館の児童書推薦カタログ『ホワイト・レイブンズ2024』選出。
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-世界的権威が50年・約10万組のデータでたどり着いた「関係を修復し育むための科学」 世界的に有名な「ラブ・ラボ」の創設者であるゴットマン夫妻は、長年の研究を通じて、私たちが対立するときに犯しがちな「5つの間違い」と、幸せなカップルが実践している「5つの秘訣」を特定しました。本書では、そのすべてが具体的かつ、誰にでも実践できる形で示されています。 【目次】 日本の読者の皆さんへ イントロダクション 第1部 対立について最初に学ぶこと 第1章 なぜ私たちはケンカをするのか 第2章 なぜ私たちはそのやり方でケンカをするのか? 第3章 私たちは何についてケンカをしているのか? 第2部 誰もが経験する5つのケンカ 第4章 ケンカ その1――突然の爆弾投下 第5章 ケンカ その2――感情の洪水 第6章 ケンカ その3――浅瀬 第7章 ケンカ その4――行き詰まり 第8章 ケンカ その5――部屋の中に広がる溝 結論 良いケンカ 正しいケンカの仕方 クイックガイド 【著者】 ジュリー・S・ゴットマン ゴットマン・インスティテュートの共同創設者。臨床心理士および教育者として極めて高い評価を得ており、関係が破綻しかけているカップル、虐待やトラウマのサバイバー、がん患者とその家族への専門的な心理療法を専門とする。主な著書に本書 『夫婦・カップルの正しいケンカの仕方 対立をつながりに変える原則』(Evolving)など。 メディア出演も多く、「グッド・モーニング・アメリカ」や「TEDメインステージ」のほか、『アトランティック』『ニューヨーク・タイムズ』『タイム』など多数の媒体に登場している。 ジョン・ゴットマン ゴットマン・インスティテュートの共同創設者。ワシントン大学名誉教授。結婚の安定性および離婚予測に関する研究の世界的権威であり、50年にわたり約10万組のカップルを対象とした画期的な調査・研究を行ってきた。250本以上の学術論文と50冊以上の著書があり、主な著書『夫婦・カップルの正しいケンカの仕方 対立をつながりに変える原則』(Evolving)など。「TEDメインステージ」への登壇をはじめ『ニューヨーク・タイムズ』『タイム』『ハーバード・ビジネス・レビュー』など主要メディアへの寄稿・掲載も多数。 平田香苗 夫婦やカップルを「ひとつのシステム」として捉え、関係改善を支援する関係性コーチ。2008年に独立、15年以上にわたり個人・夫婦・組織を対象にコーチングや講師活動を行う。パートナーとの関係性の探究から、システムコーチングおよびゴットマン夫妻の科学的夫婦関係理論に出会う。CRR Global認定 組織と関係性のためのシステムコーチ(ORSCC)、CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)、ゴットマン・インスティテュート「結婚生活を成功させる七つの原則プログラム」認定リーダー。
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4.0日本の政権党の「裏金」問題を始めとするさまざまな腐敗と不正。トランプ前大統領など世界中での「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭・・・近年の世界の政治状況は、「政治」という営みについての従来の常識を揺るがしかねない事象に満ち満ちています。逆に言えば、そういう時代であるからこそ、「正しい」政治のあり方について今一度あらためて、その根本から考えてみる必要があるのではないでしょうか。 そこで本書では、西洋の政治学の基礎を作ったとされるアリストテレスに始まって、様々な思想家達の議論の跡をたどり、そもそも「政治」とはどのような営みとされてきたのかを再度確認することを通して、政治の本質を明らかにしてゆきます。そしてその上で、現代においてどうすれば「正しい」政治、「よりよい」政治は実現可能となるのか、その条件を探ります。 アリストテレスは「人間とは政治的動物である」と言いました。つまり人間にとって「政治」とは、その存在の根本をなす重要な営みの1つだということです。「政治」を抜きにして人間存在はありえない。本書はそのような人間の根本の営みとしての「政治」について知る恰好の1冊であるとともに、平易な政治思想史の教科書としても最適です。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ≪こんな哲学の本、見たことない!!≫【昔話】で学ぶ、日本一やさしい【哲学入門】「浦島太郎は偽善者か?」(浦島太郎×ニーチェ)「鬼は本当に悪なのか?」(桃太郎×デカルト)「鶴を助けたのは下心?」(鶴の恩返し×カント)誰もが知っている「昔話」を題材に、意外とよくわかっていない「哲学の基礎知識」を紹介。プラトン[イデア]/ジャン=ポール・サルトル[実存主義]/荘子[万物斉同]/G・W・F・ヘーゲル[弁証法]/九鬼周造[いき]/ジョン・デューイ[道具主義]/フランシス・ベーコン[経験論]…など。36人の有名な哲学思想が、この一冊でまるわかり!NHK・Eテレ『世界の哲学者に人生相談』で指南役を務めた、哲学者・小川仁志氏と人気漫画家・おほしんたろう氏によるシュールな漫画で、哲学を“楽しく、正しく、わかりやすく”学べる本。
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-「仕事での失敗」、「友人からの悪口」、「家族からの一言」…… そんな、忘れたいけど頭に浮かんで離れない「嫌な記憶」を忘れる心理学テクニックを紹介します。 【「忘れること」=「心の整理機能」】 心理学的なテクニックを使うことで、嫌な記憶を遠ざけることができます。不要になった情報を手放して、心を軽くしていきましょう。 【「忘れる力」は身につけられる】 嫌な記憶を忘れるための「13の心理学テクニック」と、嫌な記憶を強めてしまう5つの意外なNG行動を紹介していきます。繰り返し実践していくことで、忘れる力を鍛えることができます。 <もくじ> 第1章 「記憶」ってそもそも何? 第2章 どうして嫌なことって頭から離れないの? 第3章 「嫌な記憶」を忘れる13の方法 第4章 「嫌な記憶」が忘れられなくなってしまう5つのNG行動 【著者】小林正法: 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了・博士(学術)。名古屋大学、関西学院大学での博士研究員を経て、現在は山形大学人文社会科学部准教授。専門は認知心理学。主な研究テーマは「忘却」「感情と認知の相互作用」「未来思考」など。2022年、日本認知心理学会優秀論文賞を受賞。本書が初の単書。 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
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-人類にとって永遠の問いであり続ける「生命とは何か」。その核心に迫るべく、紀元前7世紀の古代ギリシアから現代までの2600年にわたり、西洋の科学が生命をどう理解してきたかをたどり直し、根本的な限界を明らかにする。その上で、存在論哲学の最高峰たるハイデガーの生命論を取り上げ、批判的に検討。これらの生命観を超克すべく、植物の生命に着目して独自の議論を展開した、渾身の書! 【目次】はじめに/第一章 古代ギリシアからデカルトまでの科学的生命観/第二章 デカルト没後から一八世紀末までの科学的生命観/第三章 一八世紀末から現代までの科学的生命観/第四章 科学的生命観の歴史的総括/第五章 ハイデガーの生命論、その批判的検討/終章 〈生命〉とは……──植物の探究をとおして/おわりに/文献注/文献一覧/あとがき/人名索引
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-なぜ、吉田松陰が心酔したのか? 「性善説」そして「王道政治」。 「仁」「義」「礼」「智」の神髄とは何か。 孔子の正統な後継者といわれる孟子が唱えた儒教の思想書。 日本では朱子学が幕府公認の学問とされた江戸時代に広く浸透しました。 孟子の基本思想は2つ。 1つは性善説。天から与えられた「仁」「義」「礼」「智」などの徳性を発揮するため、絶えざる修養が必要とします。 いま1つは王道政治。「仁」と「義」を尊び、力づくでなく徳をもって人々の生活を最優先する政治です。 リーダーの心得として親しまれていますが、深い人間理解に基づく人付き合い、処世を説いた賢者の書です。 本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。 テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「孟子」の理解が飛躍的に向上します。 また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。 *本書は『全文完全対照版 孟子コンプリート』(2021年7月刊行)の新装版です。
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-クレプトマニア(窃盗症)は古くから知られる病だが,その実態はいまだ十分に語られているとはいえず,精神医学の中でも特に研究が遅れている分野である。診断基準にも混乱がみられ,適切に対応できる治療者の数もまだ少ない。 本書は,クレプトマニア当事者である著者が,専門医療機関への入院を経て「盗らない生活」を取り戻すまでの道のりを,自らの言葉で綴った体験記である。 著者がクレプトマニアを発症した背景には,摂食障害,Xジェンダー(F to X)としての自覚,機能不全家族で育った体験,さらには職場でのハラスメントによるうつ病の発症など,さまざまな「生きづらさ」があった。 四度の逮捕と入院,自助グループへの参加など経て,著者はいかに回復への糸口を見いだしたのか。罪と病のあいだで悩み,揺れ続けたひとりの当事者の回復の軌跡は,クレプトマニアへの理解を深めるとともに,いまなお暗闇の中にいる当事者に,確かな希望の光を投げかける。
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-活動的生と精神の生を行き来したアーレント。行為と直感の合一を終生の課題とした三木。そして理論と実践の対立以前の世界内存在を丸ごと哲学のフィールドとしたハイデガー。三人の哲学者を論じることで、哲学する営みがそのまま一個の活動実践でもあるような生き方を探索する、著者による日々是哲学の記録。 【主要目次】 はじめに――活動的生と哲学 第Ⅰ部 つくることとあらためること――アーレントとともに日々是哲学する 第1章 労働、制作、行為――〈もったいない〉の解釈学 第2章 たてることとあらためること――建物解体問題と憲法改正問題 第3章 つくることの時間性と歴史的公共性――震災後の宮城、仙台にて 第4章 権力、権威、憲法――アーレント『革命論』を現代日本で読む 第5章 評議会制と革命精神――宮城県美術館現地存続運動という事例 第Ⅱ部 ハイデガーと近代日本哲学――活動的哲学者 三木清のために 第6章 ハイデガーと三木清――労働という基礎経験 第7章 〈もの〉と〈こと〉――山本信、廣松渉、アーレント 第8章 形而上学的時間と歴史的時間――九鬼周造と三木清 第9章 活動的哲学者の軌跡――『近代日本思想選 三木清』を読む 第10章 ハイデガーと近代日本哲学――三木清と田辺元の事例から 謝辞 初出一覧 索引
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-「全部自分のせい」に疲れていませんか? 現代は“自己責任”が重くのしかかる時代。失敗もトラブルも、何でも自分で抱え込んでしまい、心がすり減ってしまう人は少なくありません。 本書では、一般的にネガティブに扱われがちな「他責思考」をあえて再評価し、その“正しい使いどころ”を丁寧に解説します。 心を守り、行動を促し、チームの結束を高める――他責思考には、実は知られざるメリットがあります。 ●本書で得られること ・他責思考と自責思考の本質的な違い ・他責思考が有効に働く具体的な場面 ・過度な他責思考がもたらすリスクと回避法 ・バランスの取れた思考パターンのつくり方 ・日常生活での実践テクニック 成功例と失敗例のケーススタディを交えながら、「責任の捉え方」を柔軟にし、ストレスを軽減しながら前向きに生きるための実践的な知恵を紹介します。 自分を責めすぎず、他者を責めすぎず。 適切に“責任の扱い方”をデザインすれば、人生はもっとラクになります。 心が軽くなる新しい思考法を、ぜひ本書で手にしてください。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 他人の人生を見て、理由もなく心が沈むことはありませんか。 SNSで流れてきた誰かの近況、職場で聞こえてきた同僚の評価、親戚の集まりで交わされる何気ない一言。 大きな出来事ではないのに、あとからじわじわと苦しくなる。 私は長いあいだ、その感覚をうまく言葉にできずにいました。 振り返ると、私が最初に「比べる苦しさ」を知ったのは、兄弟との関係でした。 親に悪気はなかったと思います。 それでも、褒められる兄と、期待の向きが違う自分を無意識に比べてしまい、どうしても届かない場所があるように感じていました。 その感覚は成長とともに薄れるどころか、形を変えて残り続けました。 中学校・高校で国語教師として働いていたときも、医療事務として現場を支えていたときも、空調設計の仕事に携わっていたときも、常にどこかで人と自分を比べていました。 成果が見えやすい人、評価されやすい人を前にすると、努力していないわけではないのに、なぜか自分だけが足りない気がしてしまう。 そのたびに、もっと頑張らなければと自分を追い込んでいました。 けれどあるとき、気づいたことがあります。 比べて苦しくなるのは、意志が弱いからでも、性格が暗いからでもない。 そう感じてしまう仕組みが、私たちの心の中や環境の中に、確かに存在しているのだということです。 その仕組みを知らないまま、自分を責め続けるのは、あまりにもつらい生き方だと思いました。 この本では、私自身が経験してきた比較の苦しさを手がかりに、なぜ私たちは他人の人生を見て、こんなにも苦しくなるのかを丁寧にひもといていきます。 答えを押しつけるつもりはありません。 ただ、読み終えたときに、比べてしまう自分を少しだけ許せるようになり、自分の人生に戻る感覚を取り戻せたら。 それが、この本を書いた一番の理由です。
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-米国を揺るがす「キリスト教ナショナリズム」とは何か? 「宗教化」するトランプ政治。米・イスラエルによるイラン攻撃……。 アメリカは、いま何に突き動かされているのか? 移民・女性・若者へと広がる予想外の浸透。 ヒンドゥー教徒やイスラム教徒までもが支持するという現実――。 宗教学の碩学・森本あんりと、現代アメリカ研究の第一人者・渡辺靖が、建国の理念から現代の混乱まで六章にわたり徹底討議。 神学とフィールドワークという異なる視点が鮮やかに交差し、従来の理解を更新する画期的なアメリカ論を提示する。 信仰・歴史・政治が交錯する大国の内側を読み解く、圧巻の対談! <目次> 第一章 キリスト教ナショナリズムとは何か 第二章 過激化するキリスト教ナショナリズム 第三章 世俗化する信仰とZ世代 第四章 リバタリアンとの共通点 第五章 イスラエルとの関係 第六章 リベラリズムという容れ物――民主主義の危機と再生
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-チャットGPTに代表される生成AIが世界的な注目を集めたのは2022年末。それから数年を経て、今や対話型生成AIは爆発的な普及を見せ、後戻りのきかない状況にある。これは、われわれ人類にとって僥倖なのか、それとも……? 前著『AI原論』(講談社選書メチエ、2018年)から8年、第一人者はこの状況を根源的に問うために、もう一度、筆をとった。 チャットGPTやGeminiは、深層学習(ディープラーニング)に加え、大規模言語モデルという精妙な新技術に基づいている。その革新性ゆえに、生成AIが生産活動の効率を一挙に向上させ、巨大な経済成長をもたらすことは、おそらく間違いない。しかし、と著者は言う。「冷静に眺めれば、生成AIが内部で実行しているのは、単語の使用データを高速統計処理し、出現確率の高い単語を並べているだけだ。質問文の意味を本当に理解しているとは思えない。とんでもない内容の誤情報や偽情報も平気で出力する。そんなAIの回答をうやうやしく信奉し、人間のかわりに仕事の決定を任せて大丈夫なのか」と。 「AIは人知を超える」という予測は、ますます現実味を帯びているように思える。しかし、そもそも「人類の知性」とは何か? それはコンピュータによるデータ処理と等価でありうるものなのか?―─こういったテーマを考えるには「生命と機械の異質性/同質性」や「無意識領域ではたらく情動」という難問に取り組まなくてはならない。少なくとも「情報」という概念を基礎から捉え直す学問が必要になるだろう。その新たな学問を創出する企てに取り組み続けてきた著者は、本書で人類学的な知見をも取り入れて、これらの根源的な問いに正面から向き合う。 その先には、生成AIの進化と普及を踏まえた上での知的革命が予感されるだろう。AIを単純に肯定するのでも否定するのでもない「第三の道」を指し示す本書は、もはやAIと無縁で生きることのできないすべての人に向けられた重要なメッセージである。 [本書の内容] 第I部 生成AIをめぐる疑問 第1章 脳型コンピュータの到来 第2章 日本のデジタル敗因 第3章 挫折した国産第五世代コンピュータ 第II部 デジタルAIとはそもそも何か 第4章 一神教から生まれたデジタル文明 第5章 約束の地アメリカ 第6章 科学と情報を問い直す 第III部 生命と機械をつなぐ 第7章 ネオ・サイバネティクスとは何か 第8章 基礎情報学というステップ 第9章 生命的な超倫理をつくる 第10章 生成AI時代の情報学的転回
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5.0「西洋哲学史」「インド思想史」「中国思想史」……これらを題した書物は無数にあるのに、なぜ西アジアや中央アジアを冠する思想史はなぜ存在してこなかったのか? 人類思想史は、ヨーロッパ・インド・中国だけでは語りきれない。 ユーラシア大陸の中央部から西南部という広大な地域において、何十世紀にわたり言語的一貫性を有した「イラン系アーリア人」たちが、多彩で不可思議で魅力的な思想の数々を次々と花開かせたのである。 古代アーリア人神話、ミスラ神、ゾロアスター教に加えて、まるで別個の伝統であるキリスト教あり、仏教あり、グノーシス主義あり、マニ教あり、ギリシア哲学あり、神秘主義あり、イスラームあり…… 紀元前3600年から紀元後17世紀までの5300年にわたる、従来見落とされてきた人類思想史の巨大なピースが、いまここに浮かび上がる! 認識の枠組みを揺るがし、あらたな問いを喚び起こす無二の通史。 [本書より] ユーラシア大陸の中央部で活動したイラン系アーリア人は、多くの思想を媒介し、相互の境界線上の領域で触媒の役割を果たした。古代アーリア人の多神教時代の神格ミスラ神を地中海世界に輸出したかと思えば、インド仏教と中国仏教の媒介項、即ち、シルクロード仏教の未知数Xとして出現する。また、或る時はギリシア哲学を受容して、これをセム的一神教教理に符合させようと全力を尽くし、或る時はヒンドゥー教の影響を蒙って独自の神秘主義を生み出した(ようにも見える)。……これらの事象をイラン系アーリア人の視点から眺めれば、従来のギリシア思想史、キリスト教史、インド思想史などに対しても、別個の認識の枠組みを得ることが出来るだろう。 [本書の内容] イントロダクション──人類思想史の中のアーリア思想史 プロローグ 第一章 古代アーリア人の神話の時代──古代アーリア人のイラン高原移住(紀元前三六〇〇年頃)からハカーマニシュ朝の崩壊(前三三〇)まで 第二章 時間神・グノーシス主義・二元論の時代──アレクサンダー大王のイラン侵攻(前三三〇)からサーサーン朝崩壊(六五一)まで 第三章 ギリシア哲学と神秘主義とグノーシス主義の時代──アラブ人イスラーム教徒のイラン高原侵攻(六五一)からアッバース朝崩壊(一二五八)まで 第四章 光の修行道と「古代イランの叡智」の実体化の時代──モンゴル人のイラン高原侵攻(一二五八)からサファヴィー朝崩壊(一七三六)まで エピローグ 参考文献表 基本用語集 あとがき
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-世界の科学者が大注目 最新科学でわかった「自然のもつ究極の力」 集中力を取り戻せる! ストレスから解放される! フェイクグリーンを置くだけで脳が変わる! 公園を散歩するだけで成績や生産性が上がる! 近所に木が10本多いだけで若返る! デザインは直線より曲線、フラクタルやグラデーションが脳に効く! 自然に触れれば幸福度もアップ! Nature and the Mind: The Science of How Nature Improves Cognitive, Physical, and Social Well-Being、待望の邦訳! 私たちが研究したところ、なんとフェイクの観葉植物を身近に置くだけでも、健康増進効果があることがわかったのだ。……また、さらに調査を進めたところ、1本の樹木を眺めたり、鳥のさえずりに耳を澄ましたりするだけでも、学校の成績から犯罪発生率、術後の回復の早さといったあらゆるものに良い影響が及ぶことがわかった。 要するに、自然は生活を快適にするための贅沢品ではない──必需品なのだ。(「はじめに」より)
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4.3
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-単行本『民衆こそ王者――池田大作とその時代』の中から、 池田・トインビー対談『21世紀への対話』誕生のドラマを抜粋、 再構成し、ワイド文庫化! 「20世紀最大の歴史家」アーノルド・トインビーと、 若き民衆指導者・池田大作。 1972年、80歳の碩学はなぜ、 41歳の日本のリーダーとの対話を切望したのか。 世界31言語に翻訳され、国家指導者や知識人が 座右に置く対談集『21世紀への対話』。 二度の世界大戦を経験した歴史家の執念と、 平和を希求する指導者の魂が共鳴した 40時間の真剣勝負。 混迷の時代を生き抜く「希望の哲学」と「対話の力」に迫る――。
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3.6占いと心理学は混ぜるな危険、でも親戚!? 「昼の空は、太陽の大きな光で明るいから、星々の小さな光は普通は見えません。しかし、本当のところ、星は宇宙の向こうで変わらずにまたたいています。占いと心理学は同じように見えないものを見ることに関わっているから、僕らは古今東西、縦横無尽にスターゲイズすることについてお喋りしたわけです。」 (本書『はやくはじめたいまえがき』東畑開人著 より抜粋) ★★早くも騒然!!★★ ■宮部みゆきさん 占いとカウンセリングは、大昔、「人がよりよく生きたいと願って求めるもの」の広大な星間宇宙のほぼ同じ場所で誕生した。以来、それぞれが恒星へと育ってゆくうちに少しずつ離れていって、今では地上から仰げば隣り合っているように見えるけれど、観測すれば何光年も離れていることがわかる――という「近さ」にある。本書のページを開き、それぞれの星のエキスパートであるお二人の楽しいお喋りに触れると、私たちはより一層確かに、二つの星の距離と、その輝きとぬくもりを知ることができる。 ■千葉雅也さん そうしたいからそうした、というだけでない「他の要因」を社会はあまり認めたがらない。そこには自己責任論がある。だが、人間には、意志もあるが、何かに動かされている面もある。心理学はそれを「無意識」と呼んだ。そして古来、それを「星の配置」として見る占星術があった。 ■石井ゆかりさん いちばん新しくて、いちばん基本的。とにかくおすすめです、ぜひ。 古代の鳥占いや肝臓占い、占星術からユング、夢分析まで語り尽くす――。 才気と笑いと、そして親愛に満ちた異色の対談本が誕生!
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-一般社団法人日本発達心理学会が、2016年7月開催の国際心理学会第31回横浜大会(ICP2016 Yokohama)に向けて、わが国の発達心理学のこれまでの成果と現状を世界に問うために編集・刊行する英文書籍である。発達心理学の各領域での日本の研究を概観し、先端的でオリジナルな発達研究の広範な成果を報告する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ショーペンハウアーの「意志の否定」は生存を放擲し否定するようなものではなく、むしろこの世での生存をより高い次元において肯定し、苦しみからの真の救済をもたらすものであった。 ショーペンハウアーのペシミズムの哲学は、この世に生きることを諦める「弱さのペシミズム」ではなく、この世に生きることに必死で意味を見出そうとする「弱き者のためのペシミズム」であると言える。 ショーペンハウアー哲学をキリスト教思想の伝統を受け継いだ一種の「宗教」として解釈し、西欧思想・文化史に新たな視座を提供した渾身の書籍。
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4.0受験生から哲学者まで。 頭を使う人ほど、歩いてる。 散歩とは、心の世界を耕しながら、世界と私のあいだにある微妙な“間(あわい)”を感じさせる営みです。公認心理師・臨床心理士という立場で、“心の回復”の場面に身を置いてきた著者は、さまざまな心の支援の局面において、散歩の要素が関係していることに気がつきます。散歩と心の関係をひもとく、稀有な一冊。 この本は、散歩に関心のある皆さんに、その豊かな人間回復の世界を見出していただければという願いのもとに書かれた本でもあります。いろんな時空を散歩するような気軽な気持ちで、読んでいただけると幸いです。 === 【目次】 第1章 散歩という営み 第2章 散歩は時空を超える 第3章 散歩は交配する 第4章 散歩は世界と私を接続する 第5章 散歩は世界と私のあわいにある ===
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3.0西洋と東洋を繫ぎ 禅ブームを巻き起こした 異色すぎる宗教者── 重層的な思想、屈折した生涯 仏教は こうして世界を 魅了した! 世界的「禅」ブームを巻き起こした鈴木大拙は、近代仏教においてひときわ異彩を放つ存在だった。大学を中退して単身渡米。既存の宗派を疑い、西洋と東洋、神秘と伝統を大胆に往還しながら自らの思想を形成した。ハイデガー、ユング、フロムら世界的知識人と交流し、日本人の生き方とは何かを問い続けながら、アメリカで仏教を講じ時代の寵児となる。「禅」はいかにして世界を魅了したのか? 型破りな仏教者の重層的な思想と屈折した生涯を、最新の研究成果と共に描く決定版。 === 【目次】 序章 近代仏教と大拙 1 世界宗教としての仏教 2 俗人たちの仏教 第一章 悟りと進化論 1 貞太郎の成長 2 大拙の悟り 3 『新宗教論』 第二章 世界宗教としての大乗 1 ケーラスと科学の宗教 2 西洋人の仏教観 3 『大乗仏教概論』 第三章 神秘から伝統へ 1 学習院、ビアトリス、神智学 2 『スエデンボルグ』 3 「伝統」の再発見 第四章 戦時下の日本的霊性 1 日本仏教のマイノリティ 2 『日本的霊性』 3 戦争、敗戦、復興 第五章 禅とアメリカ文化 1 アメリカとの再会 2 『禅と日本文化』 3 禅ブームの実相 第六章 未完の東西対話 1 キリスト教と仏教 2 『禅と精神分析』 3 東洋的「自由」を求めて 終章 大拙の逆説 1 大拙批判は何を語るか 2 人に固有の霊性 あとがき 鈴木大拙略年譜 参考文献 ===
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-誰もができる究極のイメージトレーニング 「私も幽体離脱と夢を実現しました」 TOCANA元編集長の角由紀子氏もイチ推し! 本書は魂が本来持っている夢を形にし、着実に願望実現するための実践的な手法が満載の本です。18歳のとき体外離脱で得た知見をベースに、40 年に渡る研究を経て到達した「魂絵道(タマエミチ)」。満を持して世に送り出す本書では、魂の視覚を鍛えるタマエミチの真髄と具体的手法をわかりやすく、惜しげも無く公開しています。 魂の視覚を鍛える8つの秘法 ・意識の巻き戻し法 ・異邦人になりきる法 ・タイムスリップ法 ・凝視法 ・空間移動法 ・意識のワープ法 ・魂のワープ法 ・夢見の技法 ※「魂絵道(タマエミチ)」とは? 中島修一氏が考案・提唱。未来のビジョンを視覚化し、夢や願望を実現するためのイメージトレーニング法。集合宇宙(集合的無意識)から得たビジョンを捉え、絵や文字に起こすことで意識の変容を促す。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 まさか、こんなことになるなんて思ってもいませんでした。 私は長崎県平戸市に住む、2児の母。老人ホームで看護師のパートをしながら、子育てに追われる毎日を送っていました。 夫は漁師で夜に家を空けることも多く、家事や育児のほとんどは私が担っています。大変だな、疲れたなと思う日もありましたが、そんな慌ただしい日常が私は好きでした。 あの頃の私は、大変なことがあっても時間が経てばきっと乗り越えられる、どんなできごともいつかは落ち着いていくものだと、どこか楽観的に考えていたのだと思います。 「妊娠出産は奇跡」 「出産は命がけ」 何度も耳にしてきた言葉ですが、当時の私は本当の意味を分かっていませんでした。 あのできごとを経験して、初めてその重みを心の奥から実感しました。 あたりまえだと思っていた毎日は、本当は少しもあたりまえではありませんでした。 家族と過ごす時間。 子どもたちの笑い声。 慌ただしい日常のすべてが、かけがえのないものだったのです。 この経験を通して感じたことを、ただ静かに綴ろうと思います。 もし今、あのときの私と同じように悩んでいる人がいるなら、この文章がほんの少しでも心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。 【著者紹介】 浦邉莉渚(ウラベリナ) 長崎県平戸市在住で看護師として老人ホームでパート勤務をしながら、子育てに奮闘する母親です。夫は漁師で、家事と育児を一手に担いながら慌ただしい毎日を送っています。 第3子妊娠中、突然の破水により長期入院を経験し、安静生活の中で、母親として何もできないもどかしさや、先の見えない不安、孤独と向き合う日々を過ごしました。 本書では、その入院生活の中で揺れ動いた心の葛藤や、家族への想い、そして「当たり前のことと思っていたことが実は当たり前ではなかった」という気づきを、当時の経験をもとに綴っています。
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-ロシア正教の倫理と共産主義の精神 ロシアの共産主義はナショナルな特徴に根ざす現象であり、マルクス主義的な見地からのみでは決して説明しえない──ベルジャーエフは、ロシアにおけるボリシェヴィズムの必然性を、キエフ・ルーシから連綿と続くキリスト教精神と、インテリゲンツィアによって編まれる歴史・思想史のなかに探っていく。「ロシア本国において一九九〇年代から、ベルジャーエフも含めて、一九世紀末から二〇世紀初頭に登場したあまたのロシアの宗教哲学者たちが、西欧とは異なるロシア独自の精神的価値として、高く評価されるようになった。しかし、今日では、こうした見かたもまた一面的なものとして克服を迫られている。ベルジャーエフによる「ロシア的理念」にたいする批判的分析は、ベルジャーエフ自身も含めたロシア思想を新たな視点から再検討するうえでも重要な示唆を含んでいる」(本書解説[佐藤正則・九州大学教授]より)
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-≪≪内容紹介≫≫ 『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙、『サイエンス』誌、『ニュー・サイエンティスト』誌など、各紙誌が称賛! スタンフォード大学の神経科学者・行動生物学者のロバート・サポルスキーが、自由意志と自己責任の常識を根底からくつがえす! あなたの人生は、本当にあなたの責任か? 「あなた」が決めたと思う前に「あなたの脳」はすでに答えを出している。 そして、その脳は、あなたの遺伝子とあなたがこの世に生を受けたときからのすべての経験、家庭環境、教育、社会環境や文化、メディアからの情報などとの相互作用によりつくられている。 本書では、神経科学、行動生物学、心理学、量子物理学、カオス理論、複雑系科学などの最新の知見を駆使し、 ・私たちの脳の選択のメカニズムを読み解いたリベットの実験 ・量子物理学・カオス理論・複雑系科学の視点から探る自由意志 ・努力して何かを為すことは本当に美徳なのか? ・犯罪者に責任は問えるのか? といったテーマをユーモアを交えた語り口で解説。 科学的・論理的に導かれる結論に、著者自身が悩みながらも、現代社会が抱える問いに希望の光を投げかける。 【編集者から】 著者が導いた結論には賛否両論があるでしょう。著者自身も「これは私がずっと前に出した結論である。そしてその私でさえ、真剣にそう考えるのはどうかしているように聞こえると思う。」と認めています。 圧倒的な知識量で示される科学的合理性と、それを自身の感情に落とし込もうともがく人間的矛盾が同居しているのが本書の魅力です。著者の結論に共感するにせよ反発するにせよ、とにかく読み応えのある大著です。。 ≪≪目次≫≫ 第1章 どこまでもカメ 第2章 映画のラスト三分 第3章 意図はどこから来るのか? 第4章 自発的な意志力─気概の虚構 第5章 カオス入門 第6章 自由意志はカオスなのか? 第7章 創発的複雑性入門 第8章 自由意志は創発するのか? 第9章 量子不確定性入門 第10章 自由意志はランダムか? 第10.5章 幕間 第11章 私たちは意図して暴走するのか? 第12章 私たちの内なる古来の装置─どうして変化は起こるのか? 第13章 私たちは実は前にやったことがある 第14章 罰する喜び 第15章 貧しく死ぬのは 付録 神経科学入門
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-『生きる意味を求めて』(2016.8)や『わたしのキリスト教と仏教』(2018.3)で、自らの思索遍歴を書き記してきた著者が、その後に考えてきたことをまとめたのが本書になった。 われわれ日本人はどこから来たのか(1章)、日本語というものはどうやってできたのか(2章)。学生時代からの課題であった日本の戦争責任(3章)。丸山眞男が記していた、日本の思想にもっとも大きな影響をもたらしたマルクス主義について(4章)。また、テーラワーダという南伝仏教との出会い(5章)、さらに袴谷憲昭の「批判仏教」に関連して出てきた八木誠一他の「キリスト教と仏教」(6章)、さらに30歳の頃から関心のあった史的イエスと復活というテーマ(7章)、そこからイエスの歩いた道とゴータマの歩いた道へと展開している(8章)。前半は人文・社会的で、後半は宗教的な内容となっている。
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4.0「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」 がなくなる本。 励ましたい。感謝したい。 褒めたい。謝りたい。共感したい。 ただ、大切な人とつながりたいだけだった。 それなのに言葉は、 ときどきその気持ちを裏切ります。 ほんの少しの言い方の違いで、 やさしさがプレッシャーに変わり、 励ましが上から目線に聞こえ、 感謝が社交辞令のように 響いてしまうことがあるのです。 このように言葉は、選び方次第で、 相手の心を閉じることも、開くこともある とても繊細な道具です。 「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」 人間関係の多くのすれ違いは、 このひと言から始まります。 本書は、そういったすれ違いを 減らすための本です。 「知らない間に嫌われる言葉」と 「話すたびに好かれる言葉」を 109個の具体例でご紹介いたします。 たとえば—— ======================= ×「緊張しなくていいですよ」 〇「緊張しちゃいますよね」 ×「辛かったら休んでいいからね」 〇「息抜きに何したい?」 ×「もう歳だから」 〇「今の自分に合う方が安心で」 ×「○○しないでください」 〇「○○してもらえると助かります!」 ×「疲れた~」 〇「よく頑張った~」 ×「コーヒーでいい」 〇「コーヒーがいい」 ×「待たせてごめんね」 〇「待っててくれてありがとう」 ×「若いのにすごいね」 〇「素晴らしい成績だね!」 ×「あかぬけましたね」 〇「また一段と素敵ですね」 ======================= ほんの少しの言葉の違いで、 届き方はまるで変わります。 あなたのやさしさと思いやりが、 誤解されず、そのまま届くように。 そんな願いを込めて、 言いかえ講師として 10万人以上に支持される著者が贈る、 すぐに使える「言葉の処方箋」です。 【目次より】 ◆場面1 励ましたい ◆場面2 感謝したい ◆場面3 褒めたい ◆場面4 意見を伝えたい ◆場面5 謝りたい ◆場面6 共感したい ◆場面7 気づかせたい ◆場面8 力を借りたい ◆場面9 断りたい ◆場面10 動いてもらいたい ◆場面11 理解してもらいたい ◆場面12 話を広げたい ◆場面13 気遣いたい ◆場面14 失礼のないようにしたい ◆場面15 品格を出したい
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-不眠のための認知行動療法(CBT-I)は、現在高い有効性と安全性が証明され臨床現場に広く浸透している。実施方法もグループで行うものやwebを用いたものなど多様化しているが、基本は対面式で行う個人CBT-Iである。 本マニュアルは、2020年に刊行した『不眠症に対する認知行動療法マニュアル』の改訂版である。外来で個人CBT-Iを実施する際の、患者向けの資料も含んだ手引きとして、睡眠学会のホームページに収載したものを元に作成されている。改訂版作成にあたり、コラム数を増やし実臨床での実践の工夫などの項も追加した。 いま、CBT-Iを実践している方にはもちろん、これからCBT-Iを始めようと思っている方にもすぐに活用していただける一書である。
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5.0
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-・「戦後文学」は鎖国の中でつくられた:青野聰・坂本龍一・中上健次と(1985年) ・〈分裂病〉をめぐって:木村敏、中井久夫、市川浩と(1988年) ・〈近代の超克〉をめぐって:廣松渉、浅田彰、市川浩と(1989年) ・芸術の理念と〈日本〉:磯崎新、岡﨑乾二郎、浅田彰と(1993年) ・中上健次をめぐって 双系性とエクリチュール:蓮實重彦、渡部直己、浅田彰と(1993年) ・〈戦前〉の思考 1930年代的状況と現在:小林康夫、絓秀実、西谷修、福田和也、山城むつみ、浅田彰と(1994年) ・日本文化とジェンダー 〈家父長制〉とその批判から始めて:水田宗子、上野千鶴子、浅田彰と(1994年) ・ハイパーメディア社会における自己・視線・暴力:浅田彰、大澤真幸、黒崎政男と(1995年) ・ 冷戦終結後の政治と文学 スーザン・ソンタグとの対話:スーザン・ソンタグ、浅田彰と(1995年) ・現状に切り込むための「足場」を再構築せよ 理念、社会、共同体:山口二郎、中島岳志と(2008年)
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-5000人以上のがん患者と対話した医師が見つけたネガティブ感情との付き合い方 弱い自分、感情的な自分を認めることで、人生の新しい扉が開く。 *** 人生には2つの課題があります。 1つは親から与えられた人生の脚本を修正し、自分なりに納得がいく脚本に書き換えていくこと。 それによって「生きづらい」と感じること、強がること、ありのままの自分を隠すことから抜け出し、自分のままで生きることができるようになります。 2つ目は、人は必ず老いや病を経て、死に至るという運命をどう自分の人生に位置づけるかということ。 誰もが年をとり、最後には死を迎える。若くしてがんになった場合、老いを飛び越えて急に死について考える必要が出てくる。 死生観をどのように養っていくか、がん患者さんやその家族からの言葉をヒントに考えていきます。 *** 精神科医として数多くのがん患者の人生と向き合ってきた著者が、 自身の生きづらさや傷つきの体験を赤裸々に明かしながら、それに向き合うヒントをお伝えします。 <目次> 第1章 過去の傷を癒すということ ──こころの安全基地に出会い直す 第2章 wantとmust ──「○○しなきゃ」から解放される 第3章 人生の締切への向き合い方
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