作品一覧 2023/08/25更新 詩学 試し読み フォロー 政治学 試し読み フォロー ニコマコス倫理学 試し読み フォロー ワイド版世界の大思想 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> アリストテレスの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 政治学(下) アリストテレス / 三浦洋 時代的なものを除外しても、よく体系的にまとまっていることに驚いた。人々の幸せにいかに政治が関わっていくか。一部、人権の面で、現代では不適切な部分もあるが、そこも含めて勉強になった。 Posted by ブクログ 政治学(上) アリストテレス / 三浦洋 平易な訳で読みやすい。時代背景からくるわかりにくいのある部分に関しては、解説において丁寧に説明されているので、理解の助けとなる。解説を先に読むのもいいかもしれない。読後感に関しては、下巻を読み終えてからにしたい。 Posted by ブクログ ニコマコス倫理学(下) アリストテレス / 渡辺邦夫 上巻では人柄に関す徳の話が続いたが、 下巻では下記の内容でバラエティに富んでいる。 6章「知的な徳」7章「欲望の問題」 8~9章「愛について」10章「幸福論の結論」 6章では魂自身の性向として 「技術」「学問的知識」「思慮深さ」「知恵」「知性」 の五つの性向に分けてそれぞれ解説している。 正しい行...続きを読む動のためには「思慮深さ」が必要だが、 「思慮深さ」は全てを支配下に置くわけではなく、 各々の性向は別物であるという結論を出している。 7章では抑制のなさと快楽を追及して、 抑制の無い人の快楽には苦痛が伴うが、 美しいものを愛したり、立派な行動をしたり、 という快楽には苦痛が伴わないと結論を出している。 8~9章はちょっと毛色が変わり愛について説き、 人が人を愛する理由を「有用さ」「快楽」「人柄」 の3つに分けて、「人柄」が最も優れたものとし、 善き人々の間でお互いに善を願い合うのが、 愛として完全なものだという結論を出している。 10章はまとめとして幸福は「徳に基づく生活」 であるという最初の結論に立ち返り、 そのままそれを実現するための政治の話が展開され、 アリストテレスの別の著作である「政治学」に続く。 現代でも人間そのものの本質は変わっていないので、 どう生きるか考えるのに大いに参考になる講義だろう。 特に8~9章は内容もそれほど難しくないため、 色々な人に読んで欲しい内容である。 Posted by ブクログ ニコマコス倫理学(上) アリストテレス / 渡辺邦夫 アリストテレス先生「幸せって何だっけ」の巻 「幸せとは何か?」というテーマの講義だが、 早々に「徳に基づいた魂の活動」と結論を出している。 徳とはある性向における中間性のことであるとし、 例えば「勇気」なら超過すると「向こう見ず」になり、 不足すると「臆病」中間が「勇気」であるとしている。 「...続きを読む向こう見ず」は勇気に似ているが、 必要の無い時は勇敢に振る舞い、 本当に恐ろしいものに耐えられない。 「勇気」は普段は穏やかだが、 必要な時は恐れるべきものにも立ち向かう。 「臆病」は恐れる必要の無いものでも恐れる。 このように様々な性向に関して検証していっている。 Posted by ブクログ ワイド版世界の大思想 第3期〈7〉ウェーバー ウェーバー / 安藤英治 / 松井秀親 版が違うかも。家のは新装版『世界の大思想』3 です。 けして忘れない。 「Ich kann nicht anders,Hier stehe Ich…わたしはここに立つ。他になしようがない。」と言う言葉を。 Posted by ブクログ アリストテレスのレビューをもっと見る