ニコマコス倫理学(上)

ニコマコス倫理学(上)

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

自分のまっとうな努力で得た徳(アレテー)のみが人の真の価値と真の幸福の両方を決める。そして徳(アレテー)の持続的な活動がなければ人は幸福ではない。と考えたアリストテレス。上巻では幸福とは何かを定義し、勇気と節制、正義、また気前の良さ、志の高さなど、人柄の徳(アレテー)について考察する。若者が自分の人生を考え抜くための書物、倫理学史上もっとも重要な古典です。

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ニコマコス倫理学 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ニコマコス倫理学(上)
    1,650円 (税込)
    自分のまっとうな努力で得た徳(アレテー)のみが人の真の価値と真の幸福の両方を決める。そして徳(アレテー)の持続的な活動がなければ人は幸福ではない。と考えたアリストテレス。上巻では幸福とは何かを定義し、勇気と節制、正義、また気前の良さ、志の高さなど、人柄の徳(アレテー)について考察する。若者が自分の人生を考え抜くための書物、倫理学史上もっとも重要な古典です。
  • ニコマコス倫理学(下)
    1,760円 (税込)
    なぜ欲望に負けてしまうのか。役に立つ、楽しい人だからと愛するのは、愛なのか。快楽を追究するのは悪いことなのか。下巻では、行為と思慮深さの関係、意志の弱さにかんする哲学的難問、人生における愛と友人の意義、そして快楽の幸福への貢献についてアリストテレスは根源的に考え抜きました。現代的な意味をもつ究極の「幸福論」。

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ニコマコス倫理学(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アリストテレス先生「幸せって何だっけ」の巻

    「幸せとは何か?」というテーマの講義だが、
    早々に「徳に基づいた魂の活動」と結論を出している。

    徳とはある性向における中間性のことであるとし、
    例えば「勇気」なら超過すると「向こう見ず」になり、
    不足すると「臆病」中間が「勇気」であるとしている。

    「向こう見ず」は勇気に似ているが、
    必要の無い時は勇敢に振る舞い、
    本当に恐ろしいものに耐えられない。
    「勇気」は普段は穏やかだが、
    必要な時は恐れるべきものにも立ち向かう。
    「臆病」は恐れる必要の無いものでも恐れる。

    このように様々な性向に関して検証していっている。

    0
    2020年04月23日

    Posted by ブクログ

    光文社古典新訳文庫でもこれだけ難しいか。哲学を読み解く力が未熟だと感じた。個人的には全てを読む必要はないと感じた。

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    批判を恐れずにいうならば、この本は「中間」が最も優れていることを丁寧に解説する本である。また、いくつかの徳(アレテー)が紹介されているのだが、その中でも最も素晴らしい徳は、正義の徳(アレテー)であると言う。それは、正義の徳だけが、自分だけでなく、他人に対しても適応されるからである。

    裁判や仲裁においても、その「中間」の美徳は採用されており、片方が一方に損害をもたらしたら、他方も同じ程度の損害を与えられることで、「中間」に戻すということだ。あらゆることがこの「中間」の考え方を適用できるのが興味深いところだった。

    0
    2024年06月12日

    Posted by ブクログ

    幸せを得る方法や、そのために必要なアレテーについて書かれている。
    この本は道徳の頂点にいると思う。価値観などのエッセンスが全て記載されている。多分、2割くらいしか理解出来ていないが、色々な本を読み進めたり、経験をする事で身になっていくのだろう。

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    ・アリストテレス先生の倫理学の講義を受けている気分になる。
    ・2300年前の人が書いた講義ノートを読み解くってすごい体験だな。
    ・「幸福とは何なのか」ではなくて、「幸福でいるためには何をするべきか」についての本だった。すごく実践的。
    ・ちょうど良いところを維持して、やるべきことをやる暮らしこそが幸福、っていう内容かなー。
    ・第五巻『正義について』が難しかった...。「不正」とかの用語のニュアンスがよく分からない。
    ・下巻もがんばろ。

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    まず驚いたのは、これが紀元前に書かれた?ものであること。そして、倫理観や人生観について、紀元前も現代も大差がないことを実感した。特に第一巻から第三巻については、人格主義の重要性を唱えるコビー博士の7つの習慣の原型を感じた。
    人生におけるアレテー(徳)の重要性と中間性について、その価値観の洞察がすごいと思った。
    第一巻  幸福とは何か
    第二巻  人柄のアレテーの総論
    第三巻  アレテーの観点からみた行為ので構造、および勇気と節制のでアレテー
    第四巻  いくつかの人柄のアレテーの説明
    第五巻  正義について

    0
    2019年11月29日

    Posted by ブクログ

    昨年末に出たばかりの新訳と知り、興味をひかれ手に取った。翻訳は基本的に新しければ新しいほど良いと思っているが、それにしても本書の訳文は平易な言葉で書かれており、驚くほど読みやすい。訳注も、原語の意味や文脈によるニュアンスの違い、本文での訳し分けなどについて丁寧に解説されており、本文の理解にとても役立つものになっている。

    0
    2016年06月05日

    Posted by ブクログ

    幸福とは単に新しいことや欲しいものを得ることではなく、徳(中間を選ぶこと)を身につけ、それを日々の行動で実践することにあると述べている。何が正しいかをすぐに人に聞いたり、与えられた答えをそのまま受け入れたりするのではなく、自分で調べ、考え、判断し、行動する。その積み重ねによって、自分なりの「善い生き方」が形作られていくと思う。そうしたベースを築く上で、幼少青年期の学校教育が果たす役割は大きいと感じる。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    「善」とは、単なる信条ではなく実際の行為であり、善いことを行為する事こそが善いことである。そしてその行為は、「性向」として、本人がそれを望むがゆえに積極的な態度で行われる必要がある。善きことを「適当な程度」に望む性向が「徳」。例えば、過剰な勇気は蛮勇であり、過少な勇気は臆病であるように。言ってみれば、徳は中庸と呼べる行き方、態度に関わる性向と言えるか。テキトーにやる、のでなく、適当を見極める、なので、非常に能動的かつ精神を働かせる形ではあるが。
    個人的に興味深いのは、キリスト教が支配的になる以前は、こうしたバランスを取る事を良しとする生き方が称賛されていたのだ、ということ。アウレリウスの自省録でも感じたが、どこか禅的というか、万物とバランスを取り、流れの中で時々の姿勢を定めて行くような。
    私の宗教への理解が足りないのだろうが、一つの神を唯ひたすらに信仰し身を捧げるのを良しとする行き方は簡素にして美しいと思うのだが、一直線の生き方であるが故、どこか終わりのない直線を思わせ、どこまで行っても終わりがないような、時として行き過ぎてしまうような不安感を覚える。私を含め多くの人は、それに耐えられない面もあるのではないだろうか。
    時々でバランスを取って生きていく、という方が合っている人も居るかもしれない。ただ、これにしても正しさの指標を常に判断し続ける、という別の苦しみが有るわけだが、少なくとも自分で選び取ったバランスであり正しさであるという自覚は得られるだろう。
    芥川龍之介が、たしか侏儒の言葉でgood senceとは中庸のことであり、これ無しでは何事もなし得ない、といった事を書いていたと思う。日本にも、古くには中庸を追い求めそれを良しとするセンスがあったのだろう。特定の人、特定の体制、特定の思想にすがり過ぎて思考を失うよりは、苦しくても中庸を求める方が尊い、ということか。

    0
    2022年10月03日

    Posted by ブクログ

    これは講義録の底本になっている。簡潔な叙述が延々と続く。もはや理解できない。ので、またいつか読み直す。

    0
    2024年07月22日

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