無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
いろんな視点が得られた。
ぶれないことが大事と思ってたのは、もしかしたらそう思わされてたような気がした。
日本の周りを気にする空気感があまり好きではなかった。自分は意味がないと思ってても周りが気にしてるから何かやめよう、変えようとは言い出しづらい空気感。これを批判してもそれすらもまた一つの空気感になって、結局は誰にも本気に取り上げられず、何も変わらない。そこで行うのが訂正力。「実は実情はこうだから変えよう」と言って実際に変えていく。
文系と理系の科目の違いは面白かった。確かにプラトンなど昔の人たちの本を読む理由は何?と言われると説明できなかった。理系の知識は確かに古いことに価値はないような気がする。あくまで世界の説明言語だから。古いかどうかではなく、説明できるかどうか。文系は言葉の世界にしかないものを扱うから、常に新たな視点に照らし合わせるとどうなるか、をやっている。やれることが訂正しかない。
現代はAIが台頭してきて、理系が優位のような空気になっている。つまり、新しいこと、数字化できるかを重要視している。人間を機械に近づけようとする。
こんなに長い時間人類が続いてるのに、いまだに人生どう生きたら良いのか?などのような問いに明確な答えが出てないのは、考えてる問題が外部と接点を持たず、知識の訂正をずっと続けてるから。
とにかく面白かった。もっと理解したい。
Posted by ブクログ
非常に読みやすく、そしてとてもタメになる本だった。 ★「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力。(p. 76) ※ちな、古来から日本には訂正する力のゆたかな伝統があった(p. 77) p.148 「固有名詞になれ」」「属性を超えたなにか」で判断される環境をつくる p.156 人生は、自分を属性でジャッジする人に囲まれても、決して豊かにはならない。
p.134 ゲンロンカフェ…登壇者への「実は…だった」という気持ちの生まれる場所→これこそが、今の作家生(p.137) p.161 社会には、親密な公共圏がたくさんある方が、豊かになる →これを作ることで、柔軟な人が周りに集まり、「訂正する力」をはたらかせることができるようになる。(p. 181) p.175 人文知や論壇の再生には、地味なつながりが大事。 p.120 未来の可能性は、過去の訂正によってこそ切り開かられる
Posted by ブクログ
昨年、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン)と立て続けに発売されていて気になっていた、東浩紀さんの「訂正」シリーズ。どちらから読もうかと迷った結果、新書のこちらの本から手に取ってみました。
「訂正する力」とは何か?
読み進めてみると、「聞く力である」「続く力である」「老いる力である」とたくさん出てきます。どうやら一言で説明するのが難しそうな力です。
「この状況認識は「脱構築」に似ている」とあり、千葉雅也『現代思想入門』でジャック・デリダの脱構築という考え方もおさらいしながら読み進めていくと、一気に理解が進みました。
「脱構築」とは、何か対立する場面において、自分が安定していたいという思いに介入して、他者の考え方にも開いて対立を乗り越えていこうとする考え方。
要するに、「訂正する力」はデリダの「脱構築」をより現代の私たち日本人に伝わりやすいように東浩紀さんがアップデートしてくれたもので、さらに対立を乗り越えるだけでなく、それを持続させていこうというときに、状況に合わせて訂正し続けることがその解決策になるのだ、と理解しました。
そして、東浩紀さんは私たち日本人こそが訂正が得意なんだと訴えかけています。
「ぼくはなぜか、いまの世界には考えるひとがあまりにも少なく、それはまずいと感じてしまった。みなが「考えないで成功する」ための方法ばかりを求める国は、いつか破滅すると感じてしまった。そう危機感を抱いたこともまた、本書執筆のきっかけのひとつです。」
最後のこのメッセージは刺さりました。
AIが躍動する便利な世の中だからこそ、しっかり学び考える力を養わないと!
続いて『訂正可能性の哲学』に進みます
Posted by ブクログ
論破を目的としたディベートと議論は似て非なるもの。
議論が成立するためには、自分も相手も意見は変わるものという認識が必要。
訂正とは、自分に都合よく現実を見ることではない。
現実を直視して、少しずつ変化させながら続けていく。
すべてが交換できる世界(その場が嫌ならば転職や転校をすればいい)というのは、人を自由にしてくれる。最近は、この交換可能性を高めることが善として語られることが多い。でも肝心の自分の心身は交換できない。環境を交換しただけでは対応できないケースが起きたとき、本当に自分を自由にしてくれるのは「訂正する力」だ。
物事を単純に友と敵に二分して対立するのではなく、両儀的に考える。両者を往復するかたちでより良い状態を探っていく。対立するしかないと思い込んでいるだけで、両立できるものは意外とあるのだと気づいた。そのために必要なのが、訂正する力。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
試し読み
ビジネス・実用
試し読み
ビジネス・実用
ビジネス・実用
試し読み