【感想・ネタバレ】訂正する力のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年05月04日

考える力、考え方、現代の日本で必要な自分の持ち方を教えてくれる。私を持つには自分の頭で考えること。それは常に自身を訂正し更新していくこと。それでいいんだ、そう思える一冊。私にはめちゃくちゃ良かった。世の中を自分で見られる、それができるような気になれる。

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Posted by ブクログ 2024年04月21日

訂正する力がないと、自分の話したことにこだわり動けなくなる。時が経てば考えかたも変わる。そういう時に、自ら訂正することは普通な雰囲気を作っておく。訂正は何か問題あるの、といった空気を作っておく。周りからは、朝令暮改かよ、と言われるかもしれないが、それが通常なのだ、と自分に思い込ませておく。

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Posted by ブクログ 2024年02月05日

オトラジシリーズ。
白黒つけた方が立場がハッキリしていてわかりやすい。
だけれどそのわかりやすさが対立を生む。
分断が深まる現代において、東さんの主張は、とても成熟した大人の考え方だと思った。
人によっては、「どっちつかず」とか「優柔不断だ」とか取られかねない。
でもそんな意見さえも包括できそうな包...続きを読む容力を感じた一冊。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月30日

訂正する力とは、物事を前に進めるために現在と過去をつなぎなおす力で、「リセット」と「ぶれない」の間でバランスをとる力である。
明治維新や配線による国の一新という成功体験、東日本大震災後の「災後」のように、日本はリセット願望が強い国であるため、変化や老いの要素を含む訂正は嫌われ、謝罪は忌避される。
...続きを読む本という空気が支配する国だからこそ、いつの間にか空気が変わっているように状況を作ることが重要。
民主主義の基本は議論だが、議論を成立させるためには相手が意見を変える可能性を互いに認めなくてはならない。
訂正する力の切除が一文字たりとも憲法の条文の変更を拒み、結果として憲法を「読めないもの」にしてしまっている。だから、「変わる」ことを恐れてはいけない。
新海誠をはじめとした10代の主人公のような日本の映像の純粋主義に対し、ハリウッドではマーベルなど家庭の崩壊した中年の主人公が多くいる。
ポリコレは名詞を用いて正しさを静的で固定的なものとしているが、本来は動的で常態的なものである。
社会全体に信頼が失われ、皆が安直な正しさに飛びついた結果が、訂正する力と対極にある今日の論破力のもてはやしである。

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Posted by ブクログ 2023年12月29日

あなたのうんまあ?いれ?とれものとにらげんめつ、がんまんがそふにもてつかない、ひびやてんかいまさきのうてきさいかんや、だらいまんまみやぶるはなつきつきいたかんがだにいかたがいまたがたくてきにかたんや、ぶうたにん、おやじとおなじしきいのみかたたがやせいさいやどくさいかっこずけ、ずかいはつ、ずんずら、や...続きを読むまがたべんしきいて、できのわるぎに、にかたやせいさつまきや、かたかたのどろうがくれきしもう、どてわらの、たいかいかたかいまきくやきくのこえもんとおおらかのけびいしふくのしようごっけしんものわらいたかじよよくぼつよ

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Posted by ブクログ 2023年12月02日

安直に言語化してしまうと「地に足をつける」や「時間をかけて考える」といった範疇に収まってしまいそうな題材でもあるが
消費としての思考が加速する中でのカウンターカルチャーとして、本著の訂正する力が埋めるべきニッチは広がっているのだと考えさせられる。

東氏の著作では専門に2,3歩足を踏み入れた哲学入門...続きを読む書などのイメージがあるが、「訂正する力」という人々の手元で地道に磨き続けるしかない地味な思考様式を、燦然としたものとして改めて語りあげる力を如実に見せられた思い。

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Posted by ブクログ 2023年10月30日

「じつは…だった」をキーフレーズに進んで行く本書。
どっち付かずの方法論。
何でも正しいか間違っているかと白黒つけないと気が済まない昨今。
昨日と違うことを言えば怒られる。

でもホントはゆるく考えるのが大事。
方向転換をするだけで過去との連続性を断ち切らず同じ流れの中で変化して行くようにすればうま...続きを読むくいく。二者択一から脱しよう。
著者も書いているように捉え方によっては、歴史修正主義とか相対主義的に見えることもあるけれど違う。

昔、英語の講義でsuccessionという単語の意味を習ったことがある。影が連続して重なりながら移動するようなイメージ。何か難しい小説の1シーンだったと思う。実体は変わらないけれどぼんやりとした周縁部の影は変化して行く。

マルセル・デュシャンの「階段を降りる裸体」の も僕が思ったイメージに近い。
変化しながら同一であることの表現。
時間上の変化をひとつの時間に重ね合わせるとああいった感じになるのだと思う。

変わらないけれど変化して行く道を探して。
過去を過去として切り捨てるのではなく過去を残像のように保ちつつ現在に合わせて行く。
そんな厚みのある生き方を選びたいと思った。

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Posted by ブクログ 2023年10月22日

読後、救われた気分になった。「こんなはずではなかった」「こうであるべきなのに」そうやって自分を追い詰めてしまう事が多かったが、確かに「じつは・・・だった」と捉えなおすと、前向きに考えることが出来る場面が多いことに気が付かされる。
「ひとはだれでも交換不可能で、固有の存在」この記述に励まされた。

...続きを読むめて「訂正可能性の哲学」を、今度はじっくりと読み直したい。きっと、もっと発見がある。

ありがとうございます。

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Posted by ブクログ 2023年10月17日

デリダ関連の本を読んでいて『存在論的、郵便的』を次に読まねばと思っていたら『訂正可能性の哲学』が出たので、そっちから読もうかと思っていたら、今度はこれが出たのでまず読んだ。結局どれも読むことになると思うが。

現在のSNSなどから垣間見る日本の思想的状況からして、個人的にはかなり自分にフィットするも...続きを読むのを感じた。

さらに、1つ前に読んでいた『言語の本質』(今井むつみ、秋田喜美)に書かれていた、言語習得におけるアブダクション推論の働きについての論考とも響き合うものを感じた。

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Posted by ブクログ 2024年04月04日

【人も概念も、「変わる」前提で】
訂正できる社会を提唱する本。
「訂正」については、「再解釈」や、「じつは、、、だった」と言い直すことが可能である環境。

その対象は、様々な概念や存在。国や個人、そのアイデンティティや歴史、そして特に重要だとして論じられているのがイデオロギー。リベラルや、平和主義。...続きを読む

過去を否定する「修正」や、切断して新しくする「リセット」ではなく、科学において、正しさを更新する「反証可能性」はなく。

バフチンのいう、「最終的な言葉がない」開放的な議論やルールのあり方のように、
定義が動的に変化し続ける、ヴィドゲンシュタインの言語ゲーム理論のように。

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Posted by ブクログ 2024年03月19日

訂正するとは、「正しく直すこと」ではなく「過去を見直すこと」だと解釈しました。

凝り固まった考えを捨て、常識を疑うことがこの先必要になる力だと改めて理解させられました。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

大胆な改革、既成概念に問われない、現状否定して変わえる、リセットすると言葉は躍るけど…。訂正する力が、ほんとうに変わること、変化し続ける力につながるじゃないかと感じた。
持続する力、聞く力、記憶する力、読み換える力。過去を安易に否定するのではなく、過去からの一貫性を持ちながら解釈を変え、前に進み、現...続きを読む在とこれからを変え続けていく柔軟な考え方が大切ってことかな。

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Posted by ブクログ 2024年02月15日

着眼点が素晴らしいと思ったが、なんか難しかった。スラスラと読めるが難しい。伝統も残しながらアップデートして未来につなげるとか、交換不可能な固有な存在になれというのは、本当にそうだと思った。

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Posted by ブクログ 2024年02月14日

とても分かりやすい。実に現代的。動物的に言論ごっこしている場合じゃない。まずは「訂正」に道を開こう。漠然と考えていた現代の政治の隘路を打開する道筋を、明快な言葉で示してくれた。

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Posted by ブクログ 2024年02月06日

 訂正する力とは何か?それは老いる力で、持続しながら変化する力でもある。世の中に絶対なものなどなく、日々変化し続ける。そんな中で人類はルールを作り統制していくのだが、必ずルールには穴があり、そこから綻びが出る。
 しかし我々は綻びに手を加えて直すことができる。その綻びから生まれるものもある。
 如何...続きを読むに自分をメタ認知し、訂正していけるか?考えていけるか。昨今のネガティヴケイパビリティに通じる話である。
 加速していく社会、時間は有限で、我々は為すべき仕事が多い。その目まぐるしい世界の変化に対して、速度を合わせることではなく、しっかりと思考しなければならないのだ。しんどいが。

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Posted by ブクログ 2024年01月30日

誰もが日常的に行なっている「訂正」を自覚して、現実の変革に活かそうとする提案が示される。
内容は、時事問題、政治、歴史、サブカル、文学、AIに至るまで、多岐にわたる。まっさらな状態にするリセットではなく、読み替えて価値を再発見することが、著者の主張する「訂正」である。

人間は、「じつは……だった」...続きを読むという「訂正」を通して、物事を再定義してきた。作為と自然という対立を超え、「自然を作為する」という第三の立場に立たないと、本当の平和はつくれないと著者は語る。訂正する力を取り戻し、平和を再定義することが日本復活の道になると言う。

人文学の価値についての記述が興味深い。未来の可能性は過去の訂正によって切り開かれる。できるだけ多くの過去の可能性を蓄積しておくことが、未来を豊かにすることだと言う。その意味では、文系の学問の価値が見直されるべきだと考えた。

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

東さんというと、『動物化するポストモダン』以来。
現代思想系の本としては読みやすい方だったが…
そんなイメージで本書を手にすると、よみやすさにびっくりする。

さて、「訂正する力」とは。
「過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力」とのこと。
ものごとを持続的...続きを読むに問い直し、対話の場に開いておく力。
誤ったら、謝って変更する力。
忘却するのではなく、記憶に留めながら変化させる力。
その意味で、老いる力でもある…ということになろうか。
あと、ポストモダンあるあるの「何でもあり」にはならない、とも釘を刺してあった。
ルールを変なふうに解釈する個人を排除できないが、その都度、ルールを見直して訂正すればよい、とのこと。


中盤には、それを哲学的に裏付けていく。
その一つにウィトゲンシュタインの言語ゲーム論があった。
その中で、東流の解釈で、アイデンティティは当事者には決定できず、観客が必要になるという話があった。
とても興味深い話ではあったので、もうちょっと説明が欲しかった。
というのも、内部者はそれぞれの自己イメージがあるので、アイデンティティが作れないというのはわかるのだが、それは外から見ている人についても同じではないかと思えるからだ。

後半は、訂正する力の実践編?
自分の人生を「訂正する」には、ということで、ご自身の経験を例に説明されていた。
「親密な公共圏」の中で、個人が「固有名」であることが必要だとのこと。
うん、それ相当難しいね。

最後は、近代日本の思想史の点検。
平和主義と政治の関係を「訂正の力」を用いて解きほぐし、「自然を作為する」という道を示す。
これを平和論に適用していく。
いろいろな人が立場に囚われず語り合い、極論が極論のまま共存する「喧噪」の環境こそが平和だという。

空気を読むことを強いられ、間違ってはいけない、ぶれてはいけないという圧力にがんじがらめになりがちな現状に「訂正する力」は必要だと思う。
その意味で、とても共感したのだが、自分が実践できるかといわれたら、かなり難しいように思う。
あることがらを議論の場において、問い直し続けるというのは、かなりの粘り強さというか、精神力が必要ではないかと思うのだ。
本書がどう読まれていくのか、気になる。

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Posted by ブクログ 2023年12月06日

超線形性の時代に入った21世紀の人類。

ここに必要なものが、「 訂正の力 」と考えるといいか。

モダン化が、線形性の極みに至り、ポストモダンへ移行し、そこにグローバル化が、識字率拡大に拍車をかけ、更にAIの進化も相俟って超線形性を前提にする必要が生まれた、と。

いよいよもって、やっと日本人も本...続きを読む当の大人に、成人になることが出来る岐路に立つ、と。厨二病からの飛躍が、必要な時。
あるいは、やはり、乳母日傘のまま年老いて、死にゆく文化なのか。可愛がりと甘えは、そのままに、童が、子供を育てつつ近代風の中で滅ぶのかな。
利権と立場が、絶対の物差しではないだろうに。

クリプキの「クワス算」、独特な集合化、面白い。

「じつは… だった」の力も、面白い。陰謀論が、流行る理由だろうし。固有名の話や、作家性も。一神教のヤバさもココらかな。

ひとはひとにしか金を払わない、というのもよくわかる話。鉄道、銀行等のインフラの信頼具合の低下も、ここら辺りにあるのだろう。TOICA、Suica、券売機、ATMで済む仕組み、労働する人は不遇だ。訂正する機会すら、ろくに与えられていない。

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Posted by ブクログ 2023年12月04日

『訂正可能性の哲学』に比べて密度は落ちるが、その分、軽快さがある。語り降ろしという本書の成立プロセスも関係しているだろう。

脱線(=余剰)が魅力的だ。
生活の全ては政治というスローガンの行き過ぎへの指摘も目から鱗だ。
リセットの限界を説くことから、訂正する力を説くことも説得力がある。

人間理解に...続きを読むおいても、社会構築においても、訂正する力を基盤にするあり方は、重要だ。

抜き書きをいくつかした。

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Posted by ブクログ 2023年11月21日

1.本著の概要(書かれている内容)

あらゆる情報やひととどこにいても、アクセスできる現代では
『より早く、目的地へ。すぐに!
役立つものを。需要があり売れるサービスを(=会社が儲けになるものを)』

そんなタイパ、コスパ重視のサービスが価値と捉えられる。

そのサービスは誰が作ったか。背景や作り手...続きを読むの人となりではなく、目的の音楽や本をただ楽しめればいい。
ただすぐに役立つものが人間の幸せや豊かな時間を叶えてくれるのだろうか。

そんな問いに対する著者なりの見解を、正確を求めずに、対話を深める人文学や哲学的立場から【豊かに老いる力】
としてあらゆる角度から論じてくれた。

"訂正力"=温故知新(過去から学び新たな知見を見つける)

がいまの日本に必要な概念。

聴きなれない言葉で、読む前は曖昧な理解でしたが、数あるわかりやすい言葉で、【訂正力】を言い換えて解説してくれています。

【感想】
変化を恐れて誤ちを認めずに自分のやり方にこだわること

正解や結果がわかりやすい理系や自然科学との違いを知ってともに生かしあえたらいい。

正解の見えない人生では、幸せはひとの数だけあり、活躍できる舞台もさまざま。
ひとりとして同じ体験はできないからこそ、正しい解釈はなく、あなたって面白いね!
これはこんな見方があったのか。
攻め合いではなく、他者を通して気づき合う。
そんなわちゃわちゃした井戸端会議が当たり前な日常が続いてほしい、、

社会問題の核心に迫る読み応えありまくりの貴重な時間にさせてくれました。
社会人一年目に読みたかった。

読めて良かった。

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Posted by ブクログ 2023年10月24日

この本を読むと、ブレない考えの単純さが強調される。コロナ対策を例に、日本の試行錯誤の難しさを感じた。日本の失敗を許さない文化がイノベーションの障壁として描かれており、訂正する力の重要性に深く感銘を受けた。

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Posted by ブクログ 2023年10月20日

感想
一貫性はかっこいい。だけど難しい。誰でも間違えてしまう。だからお互い様。大事なのは謝罪と訂正を受け入れる心。雰囲気作りから始めよう。

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Posted by ブクログ 2024年04月18日

優しい言葉で読みやすかった
確かに訂正する力って必要だよな〜とは思えたけど、それをどうやって実生活に落とし込むのかがピンと来なかった
訂正する力に関する当事者意識があんまりわかなかった

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Posted by ブクログ 2024年03月13日

続く力と訂正する力。持続するということの大切さ。
ゼロかイチの社会ではなく友と敵の分断に支配されない「喧騒に満ちた国」こそが平和な国である。

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Posted by ブクログ 2024年02月21日

主張そのものには首肯するが、自分向きではなかった。
新書が故かもしれないが、構成としては一つの訂正する力という主題について特に近年のトピックを挙げながらその骨格や本筋を説明するものになっている。しかし、その論拠や議論の周縁に関する情報が乏しく、説得性に欠ける。自分の主張に沿うような近年のニュースを恣...続きを読む意的にピッキングして、一面を切り取っているだけのように見えてしまう。

主張そのもには共感する部分が多かったので、訂正可能性の哲学を読もうと思います。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

日本にいま必要なのは訂正する力。日本には訂正を嫌う文化があり、SNSでも少しでも矛盾した発言をすると集中砲火を浴びてしまう。しかし人間は成長するいきものであり、人の話を聞いて自分の意見を訂正することは必要な力なのだ。

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Posted by ブクログ 2023年12月24日

うーん、久々に理解がついていけない内容だった。これは完全に自分の理解不足だな。後日改めて再読したい。

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Posted by ブクログ 2023年12月22日

自分の能力不足のせいでいまいち概念が理解できていない。
なんとなくだが自分の読み方では明治維新以来続く西洋普遍主義、合理主義への日本人の過剰反応に対しての提言だと取った。

人間は間違えるし、気が変わるし、気まぐれだし、そうやって社会を作ってきた。
論理的整合性にがんじがらめになると、訂正できなくな...続きを読むり、柔軟性がなくなる。
西洋社会はロジカルだというが、実は訂正がうまいとの事。実際には事例も少なく検証もされてないので注意が必要だがそうなのかもしれない。
もう一度熟読してみよう。


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Posted by ブクログ 2023年12月05日

第一章が一番印象的且つ読んでいて共感できる要素が多いと感じた。
訂正=変化を恐れる今の日本社会と照らし合わせながら話が進んでいくので、読みながら危機感を感じることが出来た。論破が流行することによって訂正する力を妨げてしまっていることについても納得がいった。
後半部分は話の流れが途切れていて、伝えたい...続きを読むことが見えず、インプットがないと感じてしまった。
本全体としては、訂正を繰り返すことの重要性は改めて実感することが出来、批判やルール違反にも柔軟に対応する余裕を持ちたいと思った。

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