四角形の歴史

四角形の歴史

ビジネス・実用
726円 (税込)

3pt

犬は風景を見るのだろうか? 四角い画面。四角いファインダー。その四角形はどこからやってきたのだろう……。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した「こどもの哲学 大人の絵本」第2弾。文明論的な考察にまで思索をめぐらせ、読者を「眼の冒険」にご招待します!

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四角形の歴史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    <poka>
    四角と丸は太古から自然にありますが、三角は数学ですね。
    <だいこんまる>
    ニラハウスは近所でした。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    「?」と思ったこともないようなことに疑問を持っていること、またその疑問に読者が興味を持って読み進められるように構成されているところがすごいと感じた。絵と文字の配置も面白く、歴史のようなものを語っていても長々と話しているなぁという印象はない。気づいたら読み終わっているほど引き込まれていた。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    毎度毎度面白いし、絵本という構図上、純粋な気持ちで読み進められて楽しい。書店をあちこちまわって見つけられなかったが、個人書店に置いてあってすぐに手を伸ばした。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    2022.08.30~08.31

    小学生の時、担任の先生が算数の時間に、「点がいくつも集まって線ができる。そして、その線がいくつも集まって、くっついて四角形ができる」と話していた。
    確かに、そうだな、と思っていたが、その歴史については考えたこともなかった。
    考えさせられることがさらっと表現されていることに、凄さを感じた。素晴らしい本です。読めて良かった。

    0
    2022年08月31日

    Posted by ブクログ

    赤瀬川原平さん。天才の仕事。

    鉛筆でサラサラっと、あるいは集中に任せて緻密に描き込んだスケッチ。フリーハンドなのにド正確。らくがきみたいな犬の挿絵。目が絵文字の➰みたいな一筆描きで、超テキトーなのに、妙にかわいい。

    文章も楽しい。
    かつての人間は、対象物だけを見て、その背後に広がるものには意味を見いだしてこなかった。それはいうなれば「犬の目」。
    やがて文明が育つ。住居を建て窓を得ること、あるいは画布を仕立て絵を描くこと。自然界にはなかった「直線」を組み合わせて「四角形」を作り出す行為。
    四角形のフレームを得て「余白」を見いだすことで、今まで見ていなかった背後のアレコレが「風景」となった。

    データもうんちくも振りかざさずに、サラサラと連ねる「絵画の歴史」「風景の歴史」。
    短い文なのに多くのものを含んでいて、読む前とあとで風景の捉え方が変わる。これが感性であり教養ということなんだろうか。

    素で持っているものの大きさに包容される心地よさ。
     
    イヤモニもAI補正もないのに、ピッチもテンポも完璧、ついでに声量もバケモノ級な天然天才ベテラン歌手みたいな風格。

    天才だなあ。

    あとは特に意味のない余談。

    自然のなかに直線、あるよね。それは水平線。そのこともちゃんと触れてある。
    水平線や地平線で画面をまっすぐ区切った、質感以外になんにもない写真を撮るのが好きです。たとえば曇天と雪原なんて、ほんとになんにもないただのグラデーション。撮ってどうするというわけでもないんですけど、好きです。
    以上、ほんとに意味のない自分語りをしでした。おしまい。

    0
    2026年10月21日

    Posted by ブクログ

    世の中のものが大体四角なことに違和感を覚えたことなんてなかったので、見方が全然違う…!たしかに…!と衝撃だった
    風景を意識して見てみようと思った

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    著者である赤瀬川原平らによる『路上観察学入門』に書かれてあった「子供の科学」というものを体現したような本だった。
    赤瀬川氏の好奇心と着眼点にはいつも目からウロコで、日常の目線に奥行きが出る感じがする。

    四角形は自然界には存在せず、人が生活の中で見つけた合理的なカタチである。納得。

    0
    2023年10月18日

    Posted by ブクログ

    荒木博之さんのvoicy、マイブックカフェのコーナーで紹介されていた本。
    赤瀬川さんの著作は新解さんの謎以来で2作目。

    確か、子どもと一緒に読み継ぎたい本として紹介されていたのだが、鉛筆描きのような、ゆるく味わい深いタッチの絵に、そこまで長くないセンテンスが添えられていて、大人なら10分あれば読み通せる。
    絵だけ眺めるのも楽しいが、文章が秀逸。
    こんなに簡単で短い文章なのに、今まで考えたことなかった、わりと本質的な問いに気づかせてくれて、その問いを考えることで、今まで見てきた世界の、新たな面白さを教えてくれる。
    赤瀬川さんなりのこの問いに対する探究は、最後にはクルリと一周して、なんとも言えない心地良い余白と余韻を残す。

    読書に不慣れな人でもたぶん楽しめて、何度でも読み返したくなる本。

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    絵のルーツ、風景画のルーツ、四角形のルーツを探っていくうちに、キャンバスの余白→人生の余白へと。
    肩の力を抜いてくれるいい作品。
    ヨシタケシンスケが好きな人はきっと好き。
    赤瀬川さんといえば、亡くなったあと、ニラハウスはどうなったのだろう。

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    四角形の始まりなど考えたこともなかった。
    言われてみると、なるほどと思った。
    意外と簡単な事で全て繋がっているのかもしれない
    この本も「ではないだろうか」と言っているように、そうやって考えることが
    無意味な余白を眺めることなのかもしれない

    0
    2022年10月05日

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