「中務哲郎」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2016/11/04更新

ユーザーレビュー

  • アンティゴネー
    ギリシャ悲劇は、自らの力ではどうにもならない運命に翻弄された人間の運命悲劇だと言われる。『オイディプス王』は確かにその通りだが、『アンティゴネー』は死を覚悟の上で自らの意志を貫いたアンティゴネーの性格悲劇ではなかろうか。そのような人物造形は、『オイディプス王』よりも、むしろシェイクスピアに近いように...続きを読む
  • イソップ寓話集
    500近いストーリーをひたすら読む。
    西洋の考え方を楽しく学べる。
    教訓もたくさん学べる。おすすめ。
  • アンティゴネー
    ちょうどいいタイミングで新訳が出ていた。旧訳からかなり読みやすくなっているし、解説もちきんとした量があって理解を助けてくれる。あらためて読んでも、ギリシア悲劇の中でも「オイディプス王」と並ぶ傑作だと思う。
    祖国テーバイを攻めた兄ポリュネイケスの死体を埋葬しようとするアンティゴネーと、反逆者の埋葬を決...続きを読む
  • 老年について
    現代でも高齢化社会のなかで「老後の幸福」論の類の本はよく見かけるが、古代ローマのキケローの『老年について』はそのような本の原点にあるものと言えるかもしれない。

    キケローの考えのの土台にあるものは、ギリシアから続く「魂の不死」の思想である。
    そのような人生というものを広く観た観点から「老年」にスポッ...続きを読む
  • 老年について
    「人生の折り返し地点」という言葉も在るが、キケローはカトーにこう語らせる。「自然の道は一本で、しかも折り返しがない。そして人生の各部分にはそれぞれその時にふさわしい性質が与えられている」、と。
    この作品では「老い」は十分に耐えうる価値あるものとして扱われる。私はカトーの語る考え方を気に入った。古代ロ...続きを読む