筑摩書房作品一覧

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  • ちくま日本文学全集岡本綺堂
    4.3
    日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。本巻では、新歌舞伎の劇作家として活躍し、江戸に関する豊かな知識にもとづいた作品で広く読者に愛された著者の作品を余すところなく堪能出来る。
  • ちくま日本文学全集夢野久作
    4.5
    日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。怪奇幻想作家として知られる夢野久作。他にも、軍人、農園経営者、僧侶、謡曲教授、新聞記者と多くの顔をもっていた。本巻では、代表的な短篇を始め、詩、実父・杉山茂丸の評伝、能楽に関するエッセイと、特異な才能を発揮した著者の、多彩な作品群を見ることができる。
  • ちくま日本文学全集正岡子規
    3.0
    日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。本巻では、赤貧のうちに脊椎カリエスに冒され、死ぬまでほとんど床についたきりの身でありながらも、近代俳句の提唱と短歌革新を主導。旺盛な精神活動に裏付けられた写生文による文章革新運動で後世に決定的な影響を与えた文学者の全貌が見て取れる。
  • 本を読むわたし――MyBookReport
    4.4
    1巻990円 (税込)
    「ずっと本と一緒だった。アメリカでも、日本に来ても、一人のときも、いろんな人に出会ったときも。」だから、「大切な思い出は、必ず本と結びついている。」4歳から14歳までに出会った本を手がかりに、その時々の自分を振り返って描写していく、彩りのあるセルフ・ポートレート。『小学生日記』で鮮烈にデビューした著者の書下ろし作品。
  • 海野十三集 三人の双生児 ―怪奇探偵小説傑作選5
    4.0
    日本SFの元祖・海野十三。理科系作家がその新しい知識を駆使して生み出す奇ッ怪で新鮮な物語に、昭和の科学少年たちは胸を躍らせた。赤外線、テレヴィジョン、超音波に電気風呂―。エログロ・ナンセンスにみちた初期の作品から戦時下の緊迫した空気を伝える異色作まで、鬼才が遺した多彩な推理小説を収める。
  • 城昌幸集 みすてりい ―怪奇探偵小説傑作選4
    3.0
    ショートショートの先駆者であり、怪奇探偵小説の分野で多くの掌編小説を残した城昌幸。小さな作品ひとつひとつに見られる驚くべき発想の奇抜さ、ときに詩的な雰囲気を漂わせる文章の流麗さから、江戸川乱歩をして「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と言わしめた作家の、自選傑作集「みすてりい」を中心に、魅力を網羅した一冊。
  • 久生十蘭集 ハムレット ―怪奇探偵小説傑作選3
    4.2
    現実と非現実のあわいの世界と人間の狂おしい心情を描く久生十蘭。その該博な知識と彫琢を凝らした世界の魅力を網羅した1冊。高等遊民の男と、非常な美しさをたたえた女性との数奇な運命を描いた「湖畔」「墓地展望亭」、戦後間もなく発表され代表作とされる「ハムレット」と、その原型となった「刺客」等14作品収録。
  • 養老孟司の人間科学講義
    3.0
    ヒト遺伝子は既にその塩基配列がすべて解読された。それならわれわれは、ヒトについていったい何を「知っている」というのだろうか。ヒトに本来そなわる二つの情報系?「神経系=脳=意識」と「遺伝子系=細胞=無意識」という入射角からヒトという存在を捉えなおす、養老ヒト学のひとつの到達点。
  • 東京の下層社会
    4.1
    スラムの惨状、もらい子殺し、娼妓に対する搾取、女工の凄惨な労働と虐待……。駆け足の近代化と富国強兵を国是とする日本の近代は、社会経済的な弱者―極貧階層を生み出した。張りぼての繁栄の陰で、「落伍者」「怠け者」として切り捨てられた都市の下層民の実態を探り、日本人の弱者への認識の未熟さと社会観の歪みを焙り出す。
  • オリヴァー・トゥイスト(上)
    5.0
    18XX年初頭、イギリスのとある町の救貧院で1人の男の子が生まれ落ちた。母親は子供を産むとすぐに、ぼろ布団の中で息を引き取った。過酷な環境の中で育った孤児オリヴァーはその後、葬儀屋サワベリーなどのもとを転々とするも、残酷な仕打ちに見まわれ続ける。ついにロンドンに逃れたオリヴァーを待ち受けていたのは凶暴な盗賊団一味だった……。若きディケンズが19世紀イギリス社会の暗部を暴露し、痛烈に風刺した傑作長編小説。
  • 源氏の男はみんなサイテー ――親子小説としての源氏物語
    4.2
    なぜ『源氏』の男たちはかくまでサイテーか? 『源氏』の男たちは「親子関係」のなかでとらえて初めて、その男女関係も理解できるのだ。『源氏』は愛の物語、親子関係と恋愛関係、愛という同じ穴のむじなに生きる人たちの物語である。それは読み手の恋や親子関係に重なって、私たちの心をほぐし開いていく。幸せって何? という問いかけをはらみながら。
  • 修羅維新牢 ――山田風太郎幕末小説集
    4.5
    明治元年。江戸城は明け渡され、官軍が続々と江戸に入り出す。田舎侍に対して反発が高まるなか、官軍の隊長クラスが続けざまに殺される事件が起こった。薩摩軍先鋒中村半次郎は旗本十人を捕え、犯人が名乗り出るまで一日に一人ずつ斬首してゆくという復讐を始めるのだが……。理不尽な運命の餌食となった侍たちを描く。
  • 横溝正史集 面影双紙 ―怪奇探偵小説傑作選2
    4.0
    恐しくも美しい怪事件の数々――。蔵の中に隠された秘密、美少年が彩る妖しき世界、人形を愛する女、貴婦人の化粧台に棲むもの、名家にまつわる血ぬられた過去……。横溝正史の膨大な作品のなかから、怪奇探偵小説の名にふさわしい傑作を厳選! 怪異・倒錯・耽美・官能にあふれる横溝ワールドをお楽しみください。
  • 青色本
    4.0
    「語の意味とは何か」ーー本書はこの端的な問いかけから始まる。ウィトゲンシュタインは、前期著作『論理哲学論考』の後、その根底においた言語観をみずから問い直す転回点を迎える。青い表紙で綴じられていたために『青色本』と名付けられたこの講義録は、ドラスティックな思想転回が凝縮した哲学的格闘の記録である。
  • 警視庁草紙(上) ――山田風太郎明治小説全集(1)
    4.3
    1~14巻990~1,210円 (税込)
    初代警視総監川路利良を先頭に近代化を進める警視庁と元南町奉行駒井相模守、元同心、元岡っ引の知恵と力を駆使した対決。川路利良、駒井相模守、大久保利通、岩倉具視、一葉、山田浅右衛門、三遊亭円朝らを巻き込んで奇怪な事件は謎を生む。実在の人物と架空の人物が銀座煉瓦街を駆けめぐる!
  • 岡本綺堂集 青蛙堂鬼談 ―怪奇探偵小説傑作選1
    4.8
    絶妙な筆致で読者を魅了する岡本綺堂。その代表作「青蛙堂鬼談」シリーズをはじめとする怪談の数々を収録する。綺堂が愛した江戸情緒や、農村、湯治場、戦場など、今や失われた風景のなかで、この世に残る未練・愛憎・因縁が引き起こす、恐しい出来事が、人びとの心に哀しくひびく――。
  • 読み書きのない世界 ――無文字社会の文化を知る七章
    NEW
    -
    「無文字社会」の暮らしを知る/文字がないってどんな生活? 契約書がないのに取り引きできるの? 無文字社会にはどんな娯楽があったの? そんな7つの疑問に答えながら「無文字社会」の経済や法律、歴史や宗教、口頭伝承等の文化について易しく解説します。 【目次】第一章 無文字社会にお金はありましたか?/第二章 無文字社会に法律はありましたか?/第三章 無文字社会にはどんな娯楽がありましたか?/第四章 無文字社会の歴史を知る方法は?/第五章 無文字社会に宗教はありましたか?/第六章 無文字社会にメディアはありましたか?/第七章 今でも無文字社会は残っていますか?
  • 炎上で世論はつくられる ――民主主義を揺るがすメカニズム
    NEW
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    刹那的な感情を煽る「ネット炎上」、真偽不明の「フェイク情報/陰謀論」の拡散は以前から問題視されてきたが、今や政治の世界を覆い、選挙結果を左右するまでになった。米大統領選から参院選まで、注目を集めることに最適化した極端な主張を持つ候補者が支持を得た。既存の政治を破壊するネットの論理とメカニズムとは何か。今後ますますスタンダードになるであろうSNSの暴力と、私たちはいかに対峙すべきか。近年、急激に進む政治とネットの融合を、若き第一人者が問い直す。
  • 転がるように 地を這うように ――私の杖となった文学の言葉たち
    NEW
    -
    「猪口才」な輩に見切りを付け、東京に戻って清と暮らした漱石「坊っちゃん」の馬鹿正直さを肯定し、織田作が描く主人公の地を這うような生き様に喝采を送る――。心に残る物語は、自分が生きる行程に必ず寄り添い続けてくれる。今も愛してやまない作品群から選び出した言葉を中心に、生の豊かさと奥深さを切実な感覚で紐解く。作家デビュー以前の幻の名エッセイ、待望の復刊。
  • 読書嫌いを覚醒させる至高のブックリスト
    NEW
    3.0
    本が読めない人にこそ知ってほしい名作たちを、読書がつらかった文学研究者が紹介します。絵本・マンガから小説、学術書まで、面白さと読みやすさで選び抜いた本を50冊以上掲載! 【目次】まえがき/第1章 読めない人も読める人も、絵本からはじめよう。/第2章 古今東西、マンガはいつも僕たちの味方だった。/第3章 「物語の魅力」の本質が児童文学でわかる。/第4章 ノンフィクションから透けて見える「生」。/第5章 小説をうまく読めない。でも楽しく眺めることはできる。/第6章 物語のように読める本で学問に触れてみる。
  • 歴史小説のウソ
    NEW
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    歴史小説を読んで、「自分もこんなふうに生きよう」とか「この過ちを繰り返してはいけない」と思ったことはありますか? なぜ私たちは、創作物の中に歴史の真実があると感じるのでしょうか。その秘密は、歴史と歴史学と歴史小説のもつれた関係にありました。人気歴史小説家が「真実」を創り出す手口を種明かし! 小説にも漫画にも映画にも騙されず、自分の歴史観を持とう 【目次】はじめに/第一章 歴史は物語なのか/第二章 歴史小説のウソ/第三章 歴史小説と史観/おわりに
  • 「面白い!」を見つける ――物事の見え方が変わる発想法
    4.2
    日常には、意外さやとまどいが潜んでいる。世界を観察してみると、物事の「型」が見えてくる。それをずらして「面白がる」と、思わぬ発見に出会える。おしきせのエンタメじゃ喜べないひねくれものにも、新しく何かを作ってみたい人にも役立つ視点と着想。◆「この本は「面白さを見つけるという行為」そのものが面白いからやってみてよ、という本なんです。無理に人に合わせたり、競争しなくても生きていけます。みんなが楽しんでいることに興味が持てなかったり、お金や名声など世間一般の「幸せ」に疑問を感じていても、オリジナルの面白さがあるんですから平気です。」 【目次】はじめに/パート1 そもそも「面白い」とは?/パート2 「面白い」の探し方/パート3 「面白い」のふくらませ方/パート4 「面白い」を発表しよう/さいごに 「面白い」に人が集まる/あとがき
  • 江戸の刑事司法 ――「御仕置例類集」を読みとく
    -
    奉公先の主人の妻「かめ」から恋文を渡された下男の新助、困惑して返したら、「かめ」は傷心の余り自害してしまった……。このとき、新助の罪は? 物の怪に取り憑かれた様子の伝七は、ある日怪しげなことを口走った挙句、兄の定吉に指図して母を殺させてしまう……。彼らに責任能力はあるといえるのか? 「野蛮で乱暴な江戸の御裁き」というイメージの一方で、江戸幕府の役人たちは、法に照らし、先例を検討し、あれこれ悩んで科すべき刑罰を決定していた。この際の議論を記録した「御仕置例類集」から五つの事件を題材に、江戸時代の法的思考を解き明かす。
  • 裸足で逃げる ――沖縄の夜の街の少女たち
    NEW
    5.0
    打越正行『ヤンキーと地元』とともに沖縄の語り方を変えた、比類ない調査の記録。 累計3万部超の傑作に、13000字の文庫書きおろし「十年後」をくわえた決定版。 それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。それは私たち他人にとっては、不利な道を自分で選んでいるようにしか見えないかもしれない。上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。この街の、この国の夜は、こんなに暗い。 ――岸政彦(社会学者) 沖縄に戻った著者は、風俗業界で働く女性たちの調査をはじめる。ひとり暴力から逃げて、自分の居場所をつくっていく──彼女たちの語った話は著者の手で書き起こされ、目の前で読み上げられ、自己の物語として了解されていく。沖縄の話であり世界の話でもある、比類ない調査の記録である。
  • 発達障害のぼくが世界に届くまで
    3.0
    世界中に『いま、会いにゆきます』を始め、自分の作品が広まっていく、その伝播力の源はどこにある? 植物群で埋め尽くされた理想の自宅に優雅に引きこもり、眩暈と幻覚に揺蕩いつつ、屋内を黙々と走り続ける…。アジア各国からハリウッドまで、世界と直接繋がる作家が綴る、静かな非日常的日常。解説 品川裕香
  • 選ばない仕事選び
    4.3
    (1)仕事選びに正解なんてない。仕事に触れ、仕事とは何かを少しずつ知り、自分の好き嫌いや向き不向きを知っていく。でも、何を選んでもたいして変わらない。それを知っていれば、急いで選ばなきゃと焦る必要もなくなるはず。どれを選んでも、多分、だいじょうぶ。 (2)将来のことなんて何も考えず、行き当たりばったりに生きてきて、仕事なんてやりたくないと今でも思いつつ、それでも何となく楽しく毎日を過ごしている僕自身について書こうと思う。仕事や働き方について僕がどう考えているのかを、そして、これまでどんなふうに僕がいろいろな仕事と出会ってきたのかを、君に伝えてみようと思う。もちろん僕だからこうなったわけで、君も同じようになるとは限らない。僕と君とは違う人生を歩んでいるわけだからね。それに、なによりも、大人のアドバイスは真に受けちゃいけないからね。 (3)出会った時が仕事の始まり 世の中にあるほとんどの仕事を僕らは知らない。だから、まだ決めなくていい。 【目次】Ⅰ 仕事について考えてみよう/Ⅱ どうやって仕事に出会うの?/Ⅲ 働かなくても生きていける?
  • 締切と闘え!
    4.5
    人生には締切がある。締切(ほとんど)守って40年。熱血漫画家が教えるスケジュール管理、ピンチを乗り切る方法、そして生き方。特別付録「カウントダウンbook傑作選」つき! 【目次】はじめに 人生には締切がある/第1章 締切ってかっこいい/第2章 漫画家と締切/第3章 スーパー島本和彦、降臨/第4章 ごまかしてるんじゃない、安心させてるんだ!/第5章 嫌な仕事こそ完璧に/第6章 自分の「面白い」を取り戻す/第7章 机で死んじゃダメだ!/第8章 俺が一緒に殴られてやるよ!/第9章 でもやっぱり、締切があると頑張れる/おわりに かっこよく負ければいい/付録 カウントダウンbook傑作選
  • 地域戦略の考え方
    -
    目を覆いたくなるほどに、地域が衰退している。高齢化が進み、子供も減った。基盤産業も失われ、病院やスーパーマーケットさえ消えていく町から、さらに人がいなくなる。この悪循環を食い止め、みんなにとっての豊かで幸せな暮らしを実現するには、どうしたらいいのか。インバウンドの増加とサービス業の低賃金にたよる「観光立国」路線でも、地域ごとに異なるリソースの差を度外視した夢見がちな「先端産業育成」路線でもなく、本当に持続可能な日本の未来を理論に基づき提示する。
  • ニッポンの移民 ――増え続ける外国人とどう向き合うか
    3.4
    少子高齢化による労働力不足や、流動的な世界情勢を受け、近年日本に多くの外国人がやってくるようになった。2070年には、人口の約10%に達するとも言われる。それに対し、治安や社会保障に関する不安の声は多く、排外主義も台頭している。移民は日本にとって救世主なのかリスクなのか? 日本は欧米のように分断されるのか? 移民なしではこの国はもたないのか? 第一人者が、エビデンスを基に、移民政策の歴史と未来について考察。移民をめぐる議論に一石を投じる。
  • 新左翼と天皇 ――炎と爆弾の時代
    3.5
    六〇年安保闘争、六〇年代末の全共闘運動、七〇年安保、七〇年代から八〇年代の成田空港反対の三里塚闘争では、反天皇制が主要なテーマになることはなかった。ところが昭和から平成の天皇代替わりに、新左翼の各セクトは封印を解き、反天皇制を最大のテーマに掲げて、炎と爆弾によるゲリラ闘争を展開した。内ゲバと市民を巻き込むテロに突き進んだ彼らの無謀な作戦、それに対する警備・公安警察。本書は暴力闘争の徒花を、現代史の一側面としてまとめる試みである。
  • カードゲームで本当に強くなる考え方
    4.1
    ゲームとして、競技として――多くの人が魅了され、勝利を目指して打ち込むトレーディングカードゲーム。ゲームの本質、確率的センス、認知バイアス、メタ読み、練習方法、言語化、デッキ構築の視点……どのTCGにも共通するセオリーがここにある。カードゲームの本質は「数理と心理」である――勝てると思ったのに勝てないのはなぜか。カードゲームはどのようなもので、その実力とは何か? プロプレイヤーとしての経験から得られたどのカードゲームでも充実して強くなれる理論をお伝えします。 【目次】第1章 カードゲームの本質/第2章 カードゲームの数理/第3章 カードゲームの心理/第4章 真に上達するための練習/第5章 デッキビルダーとして考える/あとがき――可能性への投資/後悔なく楽しむ/読書案内
  • 福祉は誰のため?
    3.7
    支援が必要な人は「困った人」じゃない。元気な人も誰かの助けが必要になることもある。私やあなたを追い詰める自己責任論を超えてケアし合える社会を目指そう! 【目次】第一章 あなたの一段は他人の十段?/第二章 なぜ人は追い込まれていくの?/第三章 家族が支えるのが当たり前?/第四章 ともにケアし合う社会とは?
  • 入門 男らしさの歴史
    3.7
    人は男に生まれるのではない。男になるのだ、と言えます。そして、時代が変われば、男らしさも変化します。……それをとらえるのが男性史研究です。そこでは英雄や偉人も登場しますが、男らしく生きる/生きようとする「ふつうの」男性も、男らしさに苦しむ男性も、男らしさから落伍した男性も重要な研究対象です。――「はじめに」より ・決闘に応じる男の名誉 ・徴兵を拒むのは臆病なのか ・男もハイヒールをはいていた/男はいつの時代も変わらないのか? 【目次】はじめに/第一章 男らしさはつくられる――男性史の誕生/第二章 男のからだを魅せる――身体とスポーツ/第三章 男同士でわかりあう――大学・クラブ・決闘/第四章 「男らしさの学校」に入隊する――徴兵制と「慰安婦」/第五章 戦わない男、戦えない男、戦いの果てに――誰が英雄か/第六章 「クィアな」性を生きる――「変態」は社会によってつくられる
  • 羽柴秀長と豊臣政権 ――秀吉を支えた弟の生涯
    3.5
    豊臣秀吉の実弟は温厚柔和な人物で、兄の天下統一に力を発揮した。兄の欠点を補ったこの弟が長生きしたなら豊臣政権は長く続いただろう……。羽柴秀長は、そんな印象で語られることが少なくない。だが「偉大なナンバー2」というイメージは作られたもので、一種の虚像である。本書は信頼できる研究や史料に基づいて、秀長が、秀吉の天下統一に果たした役割、豊臣政権内での仕事、大名としての領地支配の実態という三つの視点からその生涯をたどり、人物像に迫る。
  • 自己決定の落とし穴
    4.0
    自分のことは、自分で決める――。本来善しとされるはずなのに、どこか疲れるのはなぜ? そもそも自分で決めるってそんなによいものなのか。他人の決めたことにはどこまで踏み込んでよいのか。「自己決定」をめぐるこの社会の自縄自縛をときほぐす。 【目次】第一章 自分で決めることに息苦しさを感じてしまう……個人化が進む一方で責任を求められる社会/第二章 決定に対する責任の所在……集団と個人の決定をめぐる責任の論理/第三章 決定を回避する私たち……選ばずに済ませるためのエビデンスと合理性/第四章 自分で決めたことに追いかけられる私たち……こうありたいと望んだ「自分らしさ」に囚われる/第五章 決めたことへの介入は「余計なお世話」?……一人になる決定を尊重するか、孤独・孤立を問題視するか/第六章 緩やかに決められる社会へ……決められない・誤ってしまう「弱さ」を受け入れるには
  • 大人の愛着障害 ――人生を縛る心の傷
    4.3
    生まれた赤ちゃんは、自然と母親にくっつきます。母親が、うわべだけの反応をする、無視する、拒絶する……そういった愛情不足によってできた「心の傷」は後々までその子を苦しめて、自己表現や対人関係など、時には人生を制限することもあります。これが「愛着障害」です。子の不登校、拒食症、また大人になってからのうつ病、神経症、多重人格などは愛着障害と深い関係があります。人は制限された自分の人生に気づくことで、それを自然に修正していくことができます。もっと自由に、幸せに生きるために――誰もが心の内に持っている愛着欲求について解説します。
  • 人生にコンセプトを
    3.9
    ユニクロの「LifeWear」や、スターバックスの「サードプレイス」など。名コンセプトには人を導く力があります。選択肢の多い現代、自分だけのコンセプトを持つことが、進むべき方向ややるべきことを知るための強力な後押しになります。 【目次】第1章 社会から浮くということ/第2章 コンセプトの本質/第3章 夢もいいけどコンセプトもね/第4章 まずはモヤモヤを整理しようブモヤモヤ/第5章 モヤモヤをコンセプトに落とし込む方法/第6章 コンセプトは借りてもいい/第7章 コンセプトは軽やかに、しなやかに
  • 出版という仕事
    4.3
    出版という仕事は、編集であれ、営業であれ、「おもしろい」を日々扱う。そういう仕事なのです――。一冊一冊に向き合い、著者と読者をつなぎ続けて四半世紀。「仕事としての出版」の現実とこれからを語ります。 【目次】第1章 ようこそ、出版の森へ/第2章 「本好き」と「出版の仕事」を分けるもの/第3章 編集者のしごと――企画のたて方とそれ以前の話/第4章 先人たちの歩んだ出版の森/第5章 営業のしごと――最初の読者として/第6章 商売として――読者と消費者のあいだ/第7章 未来の森を育む
  • 不登校のあの子に起きていること
    4.0
    不登校の小中学生は約34万人。もしクラスの子が、自分が、わが子が、不登校になったとき、どんな困難や解決方法があるのか。学校に行かない・行けない彼らをとりまく環境はどうなっているのか。子どものつらい気持ち、親の孤立などの現状を伝える。 【目次】第一章 三四万人という数字の背景──不登校の現状/第二章 学校に行かないのもつらい──子どもの気持ち/第三章 軽視されている保護者の孤立──親の気持ち/第四章 ゲームと寝坊のスパイラル──家庭での対応方法/第五章 先生も不登校のプロじゃない──学校との相談・交渉/第六章 不登校ビジネスに要注意──適切な居場所探し/第七章 不登校は「お先真っ暗」なのか──その後の進路
  • 賽の河原 ――供養の宗教学
    3.8
    死別した、愛する人はどこにいってしまったのか。人間はその答えを求めて、死後の世界についてあれこれ考えを巡らせる。日本では、亡くなった子どもの行先として、独自の「賽の河原」が考えられた。著者は、10年以上にわたって、死者の口寄せなどで知られる津軽地方の「シャーマン」たちの調査をしてきた。本書は、「和製の地獄」とも言われる賽の河原を中心に、日本の供養を考えるものである。
  • 忙しい人のための美術館の歩き方
    4.1
    美術館に行きたいけど行けていないあなたへ。忙しいあなたにこそ、至福の余白時間を美術館で過ごすことが人生に必要なのです。美術館を出た後、世界が違って見えるはずです。時間がなくても、知識がなくても、大丈夫。とある現役学芸員が、美術館での過ごし方のキモとコツを、最新の美術館事情とともにガイドします。「語れる」ための鑑賞の心得も、レクチャーしますよ。さあ、スマホから顔を上げて、出かけましょう。
  • 「主体性」はなぜ伝わらないのか
    4.0
    多くの企業が、就活生や若手社員に「主体的であること」を強く期待している。この傾向は小学校から大学まで、教育現場にも波及している。しかし、最長16年間も育まれたはずのこの資質は、「学生に不足していると思う能力」第1位として指摘され、企業内部においても世代間の大きなすれ違いを生んでいる。この本では「上司が評価してくれない」「若手は言われたことしかしない」といったお互いの不満を解消し、「主体性」という曖昧で便利な言葉に込められた意味を解き明かす。
  • 有吉佐和子ベスト・エッセイ
    4.0
    研ぎ澄まされた美意識旺盛な好奇心と行動力 有吉佐和子のエッセイ集ベスト版! 『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『青い壺』『非色』・・・・・・ 今また読まれている理由がこの1冊でわかる。歴史や社会問題、伝統芸能から現代人の心の機微まで、作品のテーマは多岐にわたり、また書くものは次々にベストセラーとなった昭和を代表する作家・有吉佐和子。若くして始まった作家人生を支えたのは美への探究心や旺盛な好奇心、行動力であった。その明るくバイタリティに溢れる人物像や創作の現場がうかがえるエッセイやルポルタージュをまとめる。ちくま文庫オリジナル・アンソロジー。
  • 星の牧場
    3.7
    児童文学者で小説家の庄野英二の代表作になる長編ファンタジー小説。世界大戦の復員兵イシザワ・モミイチは戦地で、愛馬ツキスミを失い、心に深い傷を負って、記憶もまた失っている。ある日、牧場で働くモミイチは、馬の蹄の音を聞き、それに導かれるように山に分け入ると、クラリネットを吹く男に出会う……。刊行当時、数々の名だたる児童文学賞を受賞した名作の復刊。解説 絲山秋子
  • 新版 いくさ世を生きて ――沖縄戦の女たち
    5.0
    終戦から33年が経過した1978年、著者・真尾は沖縄へ向かう。県民の四人に一人が犠牲になった地上戦に巻き込まれ、親を、子を、夫を、友を、尊厳を、あらゆるものを奪われた女性たちの痛みの記憶は、戦後なお静かに秘められていた。黙する声を聴き取ろうとする「己の罪深さ」を強く自覚し、それでも未来へ言葉を残す。祈りを届ける傑作ノンフィクション、待望の復刊。解説 吉川麻衣子(沖縄大学教授)
  • 意識の不思議
    3.0
    意識はどこにあるのか? 脳はただの物質で、脳で行われているのは単なる電気信号の伝達だ。なのに、私たちは、何かが見えていると感じたり、リンゴは赤いなぁと感じたりする。脳のどこで何をどのように感じているのだろう? 電気信号がある時に意識となるのなら、機械にも置き換えられるのだろうか? 意識が湧くその仕組みが分かってくると理論的には脳と機械を繋いで意識をアップロードすることも可能になるかもしれない。私たちは機械の中で生き続けられるのか?? 壮大な研究に挑む。 (1)意識はどこにあるのか? 意識はどのように発生するのか? そのメカニズムから意識を機械に移植するという脳神経科学の最先端の研究までをわかりやすく解説。(2)私たちの身体や脳は電気仕掛けで動いている。では、私たちが感じているこの「意識」はいかに生じるのか? 意識の発生するメカニズムから、意識を機械に移植するという脳神経科学の最先端までを分かりやすく解説。 【目次】第一章 意識について三つの不思議/第二章 脳を研究する方法/第三章 脳と機械はどう違うのか/第四章 機械脳の作り方/第五章 機械の中の意識を確かめる/第六章 意識を機械にアップロードする/第七章 デジタル世界で生きる未来
  • だれが戦争の後片付けをするのか ――戦争後の法と正義
    4.0
    戦争にかかわる法は、人類の歴史のなかで着実につくられてきた。21世紀に入り、「戦争後の法(ユス・ポスト・ベルム)」と呼ばれる概念が注目されている。本書では、ロシア・ウクライナ戦争をおもな例にとりながら、戦争犯罪の捜査・裁判、兵士の帰還、被害者への賠償といった戦後処理の実践を紹介する。類のない、「終戦後」論である。
  • アラン ――戦争と幸福の哲学
    5.0
    アランは思想の体系化や理論化を嫌い、具体的なものを目の前にして語り、ノートを毎日持ち歩き、プロポ(哲学断片)を綴り続けた。名著『幸福論』を通じて広く親しまれてきた彼の哲学には、二度の世界大戦が影を落としている。戦争の愚劣さを体験するため、自らすすんで従軍し、危険な前線に立ったアラン。その言葉は、暗い現代を生きる私たちに何を投げかけているだろう。生涯と思想の断片をつなぎ、「考えるとは否と言うこと」というアランの声に〈いま〉耳を傾ける、第一級の評伝。
  • 経済学者のアタマの中
    4.0
    経済学者が日々考えているのは「世の中をよくするための仕組み」です。伝統的経済学、行動経済学の考え方の本質と、学問全体の見取り図がわかる「経済学」入門! 第一人者が案内します。
  • もっと学びたい!と大人になって思ったら
    3.5
    社会科8科目の予備校講師で現在は人生3度目の受験生。49歳のときに2度目の大学卒業を果たした著者が伝える「大人になっても学び続ける」技術。メリットとデメリット、時間とお金、大学再入学の経験を本音で伝える1冊です。講義をする側・受ける側双方の経験を通して得た知見を語ります。 【目次】第1章 なぜ学び続けるべきなのか?/第2章 学び続けてよかったこと・わかったこと/第4章 大学・大学院での「学問」ってなんだろう?/第5章 学びの不安に応えるQ&A
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと
    4.3
    死刑制度に「なんとなく」で賛成または反対していませんか。冤罪があれば取り返しのつかない「究極の刑罰」にもかかわらずその実態は知られておらず、十分な議論もなされていない。日本の死刑制度とその運用にはどのような問題があるのか、維持するのならどうあるべきか、考えるための材料を示す。 【目次】第1章 死刑はどのように運用されている?/第2章 刑事政策の暗黒時代とその後/第3章 被害者を支援するとはどういうことか/第4章 死刑存置派と死刑廃止派の水掛け論/第5章 日本の市民は本当に死刑を望んでいるのか/第6章 「死刑は残虐な刑罰か」の過去・現在・未来/第7章 アメリカが死刑を維持するためにとった7つの観点/第8章 死刑存廃論のミニマリズム
  • 世界の力関係がわかる本 ――帝国・大戦・核抑止
    4.2
    戦争をなくしたい。兵器のない世界をつくりたい。でも、自分だけ先に武器を手放してしまったら、他の国に侵略されてしまうかもしれない……。そんなジレンマのなかで戦争と平和を繰り返す、世界の国々の力関係を読み解きます。 【目次】第一章 世界の力関係はどう変わってきたか――帝国と主権/第二章 帝国の出現を防ぐ手立てとは何か――勢力均衡/第三章 世界大戦はなぜ起こったか1――脆弱性による戦争/第四章 世界大戦はなぜ起こったか2――機会主義的戦争/第五章 国連はなぜ機能しないのか――集団安全保障/第六章 核兵器はなぜなくならないのか――核抑止/第七章 戦争はどう終わるのか――戦争終結/第八章 人類はまた大戦争を引き起こすのか
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感
    4.0
    「やらない」「できない」のは、大人のせい!? やる気や「できる」を増やす声のかけ方や環境の整え方を、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』著者の児童精神科医と現役教諭が日常生活ですぐに使えるヒントを具体的にアドバイス。 【目次】第一章 子どもが“見通し”をもてるように/第二章 子どもの“目的”を支えるために/第三章 やる気を“使命感”に繫げるために
  • 検証 異次元緩和
    -
    日銀が黒田総裁のもと採ってきた大規模金融緩和政策は、雇用環境の改善、財政赤字の縮小など多くの成果をもたらしてきた。だがそうした事実にもかかわらず、大規模な緩和が物価の急騰、為替の暴落など様々な副作用をもたらしてきたとの批判がある。そこで本書では、客観的なデータに基づいて大規模緩和の成果を検証。大規模緩和に対する否定論が十分な事実に基づかない議論であること、緩和の副作用もありえないことを示す。あわせて今後の金融政策の採るべき道筋を示したい。
  • 子どものおしゃれにどう向き合う? ――装いの心理学
    3.8
    「ちょっとぽっちゃりしてきた?」「最近は小学生でも脱毛するんだって」「ほら、クラスのあのかわいい子」……大人の何気ない声かけ・言葉が、子どもたちの身体への意識に影響を与えます。子どもたちにとっておしゃれとは、社会と向き合い、そして自分を知るための大切なツールなのです。イメージで語る前に、まずはその実態を探ってみましょう。 【目次】はじめに/第1章 おしゃれと装いの心理学/第2章 見た目を意識する子どもたち/第3章 メイクアップ・体毛処理/第4章 瘦身体型とダイエット/第5章 おしゃれによる心身のトラブル/第6章 メディアの影響/第7章 (母)親の影響/第8章 親が本当に困っていること/第9章 大人は子どものおしゃれにどう向き合っていくか/第10章 子どもにとってのおしゃれの意味や意義/おわりに
  • 実践! 新社会人のキホン
    5.0
    世代間ギャップ、時間意識やライフステージの変化。この三つは新社会人なら誰しもぶつかる問題である。それらを解決し、充実した社会人生活を送るにはどうすればよいか。ビジネスコーチが効果バツグンの知識とスキルを解説。 【目次】まえがき/第1章 世代間ギャップと社員教育の実情/第2章 知っておいてほしいこと/第3章 ぜひ実践してほしいこと/第4章 ウェルビーイングの実現に向けて/あとがき
  • 社会は「私」をどうかたちづくるのか
    3.6
    なぜ「私」は、今のような「私」であるのだろうか? 他者との関係性からより広い社会的状況までに影響を受け、「私」という存在は複雑にかたちづくられている。社会学のさまざまな観点からその成り立ちについて考え、「私」と社会をめぐる風通しをよくする手がかりを示す。 【目次】第1章 数字でみる「私」/第2章 他者と「私」/第3章 現代社会における「私」/第4章 つくられる「私」/第5章 語られる「私」
  • 国立大学教授のお仕事 ――とある部局長のホンネ
    4.2
    時は1993年。若き政治学者・木村幹(27歳)は、愛媛大学法文学部に助手として採用された。「雇用の安定した国立大学に就職し、研究に集中したい」という夢が早々に叶い、これで韓国の政治文化研究に打ち込めると思いきや、国立大学の置かれた状況は刻一刻と悪化していく。神戸大学に移るも、2004年の独立行政法人化により研究費も人員も削減され、予算獲得のための仕事が日々の研究を圧迫する。昇進しても、小さいパイの取り合いで疲弊するばかりだ。還暦間近のとある部局長が見つめた、おかしくも哀しい国立大学の30年。
  • 「東大卒」の研究 ――データからみる学歴エリート
    3.9
    学力格差や体験格差が深刻化する日本の教育。そんな中、入試難易度や威信という点においてトップに君臨しつづける東京大学に進学するのはどんな人たちなのか。学歴エリートはどこからきてどこへ行くのか。中高一貫男子校出身者の多さや地方女性の少なさの実態、親の学歴、家庭環境や文化経験、卒業後の職業・年収・役職、結婚や子育て、そして社会意識や価値観まで。東大卒業生を対象に行われた大規模な独自調査のデータから明かされる、学歴エリートの生態と格差社会のリアル。 【独自調査から徹底検証! データから読みとく学歴エリートの実態】こんなに多い!中間一貫男子校出身者/幼少時の読者や文化経験は?/地方女性という困難/親の学歴はどう影響している?/就職・年収・役職/「東大女性は結婚できない」は本当?/学歴エリートの偏った社会意識……
  • されど魔窟の映画館 ――浅草最後の映写
    4.5
    下町風情あふれる浅草に残った旧作映画を上映する昭和レトロな映画館。じつは所謂「ハッテンバ」だった。しかも警察や消防が時には出動してくるなど場内はカオス状態。多額の借金を背負い、そこに映写係で勤務することになった著者が体験する疾風怒濤の日々。かつては映画館街として栄えた浅草から、ついに映画の光が消える日がやってくる……。文庫オリジナル/解説 鈴木里実
  • 自分にやさしくする生き方
    4.2
    セルフケアは「一人で頑張る」ものではありません。日常のストレスに気づき、心の根っこにあるもやもやを解消し、自分にやさしくする技術を身につける一冊です。こんな人におすすめ:寝る前も勉強や仕事が気になってリラックスできない/休むと自分を甘やかしているようで罪悪感がある/人に迷惑をかけるのが怖くてSOSを出せない/みんなはもっと頑張っているのに……と落ち込む 【目次】第I部 自分にやさしく気づきを向ける/第1章 ストレスに気づいて観察する/第2章 ストレスを感じる自分にやさしさを向ける/第II部 周囲からのサポートを受けることで自分にやさしくする/第3章 孤立せずに人とつながることの重要性/第4章 サポート資源を確認したり調べたりする/第5章 サポートネットワークを作成し、積極的に活用する/第III部 「自分にやさしくする」スキルを身につける/第6章 安心安全を自分に与える/第7章 中核的感情欲求に気づいて、満たす/第8章 セルフ・コンパッションを理解し、実践する
  • 私たちは何を捨てているのか ――食品ロス、コロナ、気候変動
    3.7
    食品ロスは、コロナ禍やウクライナ侵攻、気候変動など、地球規模の事件と繋がっており、貧困や飢餓の問題にも影響を与えている。社会問題として複雑に絡まった因果関係を、多数の事例を挙げながら丁寧に解説する。牛乳、コメ、卵など身近な食べ物をめぐる話題から賞味期限と消費期限、ごみ問題まで、私たちの生活と直結する内容が満載。
  • フッサール入門
    4.2
    現象学は、世界とかかわる私の経験の仕組みを解明し、日常の事柄に新しい視点を与え、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。一生をかけて愚直に著述を重ね、認識をめぐる哲学の根本問題と対峙し、現代哲学を切り拓いたフッサール。超越論的還元、エポケー、直観、志向性、ノエシス/ノエマ、知覚、生活世界、エンパシーといったエッセンスを平易に解きほぐしながら、誰も踏み入れたことのない場所で孤独に探究しつづけたフッサールの哲学的思考を追いかける、決定版入門書。
  • 日本経済の死角 ――収奪的システムを解き明かす
    4.2
    「失われた30年」で日本の生産性は上がっているのに、実質賃金が上がらないのはなぜなのか? 労働法制、雇用慣行、企業統治、イノベーション……日本経済の長期停滞をよみとく際の「死角」や誤算を白日のもとに晒し、社会が陥りかけている「収奪的システム」から抜け出す方途を明示する。予測的中率に定評のある最注目のエコノミストによる、まったく新しい経済分析の渾身の快著。経済構造に関わるあらゆる謎が氷解する。
  • 新版 禁酒宣言 ――上林暁・酒場小説集
    4.0
    「私は酒がやめられないのである」「だらしない話である。恥かしい話である」しかし不思議と憎めず愛しい、戦後・昭和の人間模様――。「小生、この度感ずるところあって、酒を止めることにしました。断然止めたいと思います。」「酒を飲むから、仕事が出来ぬ。仕事が出来ぬから、金があんまり入らない。」(「禁酒宣言」)止せばいいのに今日も今日とてふつか酔い、後悔してももう遅い。確かな筆致で人間の生活を描き続けた私小説作家・上林暁の世界から坪内祐三が選りすぐる、ユニークな酒場小説集。解説 青柳いづみこ
  • 読めば分かるは当たり前? ――読解力の認知心理学
    4.2
    読解力は一朝一夕で身につくものではなく、絶えず鍛えていかなくてはならないものです。まずは、自分の読解力の現状や、自分が望んでいるような「読解力がある状態」にどうやったらたどり着けるのか、その道筋を考えます。そして、自分の読解のクセやつまずきを知って、読解力を高めるためにもっともよい練習方法は何か選べるようになる事が重要です。この本を通して、皆さん自身で練習方法を見つけたり、練習方法を編み出すことができるようになってほしいと思います。 【目次】第一章 三つの読解/第二章  読んで理解するための心の「道具」/第三章 文字を読むのは簡単か/第四章 単語を知っているということ――ボキャブラリー/第五章 文の意味を読み解く/第六章 文章全体を把握する/第七章  表象構築のために何ができるか/第八章 心を動かす読解/第九章 状況モデルの批判とアップデート/第一〇章 おわりにーー読解力の地図は描けたか
  • 「嘘をつく」とはどういうことか ――哲学から考える
    3.5
    「噓をついてはいけない」と言われるけれど、噓をつくとは何をすることで、どう悪いのか。それでもなぜ噓をついてしまうのだろうか。「自分自身であること」を選び取るために、ごまかすことなく噓を真面目に考えてみよう。 【目次】第一章 噓をつくとは何をすることか/第二章 噓をつくことはどう悪いのか/第三章 それでもなぜ噓をつくのか
  • まさかの税金 ――騙されないための大人の知識
    4.0
    増税、減税と手取り、インボイス制度、ふるさと納税など、「税」は私たちの身近にある。庶民がせっせと働いて真面目に納めている税金、その使い道を決める議員がズルをするのは許せない。しかも、税金の制度は、政治家や富裕層ばかりが得するように作られていないか。はたまた、庶民が勘違いしている盲点はないか――税法のご意見番の先生が、庶民が知っておきたい「税」知識を解説する面白税金問答。「まさか」と騙されないために……制度や権力の闇とからくりを暴きます。
  • 景気はなぜ実感しにくいのか
    3.0
    「給料が上がらず生活が苦しい」という国民の実感と「景気は緩やかに回復している」という政府の発表は食い違っている。テレビや本で紹介される経済学者の言うことは現実問題と関係が無いとすら思える。どうしてデータと実感がズレるのか。GDPや景気動向指数はどのような仕組みなのか。景気の問題と二百年以上向き合ってきた経済学の歴史から、現代の政策に至るまで「景気」の実相を究明し、不透明な日本経済に光をあてる。
  • 忘れの構造 新版
    -
    「カラダは私の宇宙のブラック・ホールかもしれない。ブラック・ホールは光より速い速度で万物をひきよせているから見えないのだそうだ。言葉以上の速さで思考が突入する地点、それがカラダであり、思考の言葉にとってそれはナイというほかない。」人間はなぜ忘れるのだろう? “忘れ現象”に独自の光を当てて、人間が人間であることの意味を深く見つめる哲学エッセイの名著。 解説 若松英輔
  • ストリートの思想 増補新版
    4.0
    イデオロギーによる旧来の党派的「動員」とは異なる、自律性を帯びた資本/権力への抵抗運動はどのように現れたのか? パンクやニューウェイヴなど80年代のインディーズ文化を源流とし、90年代のサウンドデモや「素人の乱」を経て、3.11後の反原発・反政府・反グローバル資本主義デモへといたる地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史。2010~20年代の動きを増補して文庫化。
  • ヤンキーと地元 ――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち
    4.1
    生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、一人の若者。その出会いを原点に、沖縄の若者たちをめぐる調査は始まった。暴走族のパシリとなり、建設現場で一緒に働き、キャバクラに行く。建設業や性風俗業、ヤミ仕事で働く若者たちの話を聞き、ときに聞いてもらう。彼らとつき合う10年超の調査から、苛酷な社会の姿が見えてくる──。補論を付した、増補文庫版。
  • よりみち部落問題
    3.6
    私は被差別部落に生まれた。自らの出自を考えずに自由に生きることこそが、部落問題の解決ではないか。そう考える著者がたどりついた地平は――。被差別部落のみならず、あらゆる差別を考える一冊。たまたま被差別部落に生まれたために、部落問題についてあれこれ思い悩んだ半世紀。記者として取材した差別、共同体の過去・現在・未来、今こそ語りあかす。
  • 組織論の名著30
    4.0
    私たち人間は、組織をつくることで繁栄を遂げてきた。20世紀に興隆する組織論は、企業組織のあり方の探究などわめて実務的な面をもちつつも、他方で集団を形成し協働するという人間本性に根ざした学際的な学問だ。本書では、バーナード『経営者の役割』やウェーバー『支配について』といった近代組織の基底をなす議論から、リーダーシップ論、組織文化論、組織学習論、意思決定理論、さらにはオライリー&タッシュマン『両利きの経営』といった近年の著作まで国内外の名著30冊を精選。組織に生きるすべての人に向けられた最良のガイド。
  • ルポ アフリカに進出する日本の新宗教 増補新版
    3.5
    コンゴ、ウガンダ、ガーナ、ブルキナファソ、コートジボワール……アフリカ各国で著者が出会ったのは、なんと日本の新宗教を信じる現地住民たちだった。統一教会、創価学会、真如苑、崇教真光、幸福の科学、ラエリアン・ムーブメント、天理教などを信じる彼らの生活や思い、現地での実像や人気の理由に迫る、唯一無二のルポ。その後の情報を追記し、新章を増補。解説 安田峰俊
  • 洲之内徹ベスト・エッセイ2
    -
    「「かすみ草」を見ていると、私はふしぎに、いま自分はひとりだという気がする。いい絵はみんなそうかもしれない」白洲正子がその審美眼に全幅の信頼を寄せた「目利き」洲之内徹。獄中「転向」によって思想の意味を見失い、その場その場を生き延びる習性を身につけた。放蕩と諦観の果てに、洲之内が見出した美への「誠意」とは──。戦前に書かれた最初期の批評を含む美術エッセイの名筆を集めたアンソロジー第2弾。
  • ヘルシンキ 生活の練習
    4.0
    フィンランドの子育てに、目からうろこ。「母親は人間でいられるし、人間であるべきです」二人の子どもと海を渡った社会学者による現地レポート。「考え方が変わる」と大反響。待望の文庫化!
  • 水木しげる厳選集 虚
    4.2
    「あの世もこの世も、過去も現在も未来も同時に存在するかのようにして、救われる」──怪優・佐野史郎の魂の遍歴は常に水木作品と共にあった。俳優としての指針ともなったゆるぎない世界観、幻想文学へ導いてくれた怪異譚の愉悦……「かたときも離れられない」と言わしめた傑作短編群から愛する「鬼太郎」シリーズの好編まで、ニヒリズムをユーモアに包んだ逸品を厳選。選者解説を付す。
  • 水木しげる厳選集 異
    4.0
    「わたしも水木しげるになりたい」──。作者とその生み出したキャラクターたちをこよなく愛する漫画家・ヤマザキマリが、広大無比な作品群からマイ・フェイバリットを厳選。代表作「河童の三平」「のんのんばあ」掌中の逸品から『ガロ』以降の諧謔と飄逸に富んだ傑作短編まで、選者ならではの視点で選び抜かれた、異境に遊ぶ奇譚集。水木ワールドとの出会いと愛を語る選者解説を付す。
  • ぼっちのままで居場所を見つける ――孤独許容社会へ
    3.8
    『アナ雪』でひとり氷の城を作ったエルサは本当に孤独だったのか? 運命の恋人、姉妹の愛、孤独から救うのは個人のつながりだけなのか? 映画、マンガ、英文学の名著、とある女王の史実までを読み解き、良い孤独のある社会、孤独を許容する社会を想像する。新時代を目指すカルチャー批評。 【目次】第一章 ロンリネスとソリチュード――または、エルサの孤独/第二章 孤独はいつから避けるべきものになったのか――ひとりぼっちのロビンソン/第三章 「ソウルメイト」の発見――依存と孤独とジェイン・エア/補論 「友達100人」は孤独を癒やしてくれるのか?/第四章 死別と孤独――ヴィクトリア女王から『葬送のフリーレン』へ/第五章 田舎のソリチュードから都会のロンリネスへ――森の生活と、ある探偵の孤独/第六章 自分ひとりの部屋と向かいのおばあさんの部屋――ヴァージニア・ウルフの場合/第七章 誰でも孤独でいられる社会へ――排除型社会と孤独
  • 金利を考える
    3.9
    住宅ローンや消費者金融、銀行預金に個人向け国債。私たちの身の回りには「金利」があふれている。「低金利だから円安になる」「金利を上げると不景気になる」といったニュースも、毎日のように聞こえてくる。これらの「金利」はお互いにどんな関係があって、それぞれの金利はなぜ/どうやって決まるのか。金利が動くと私たちの生活に何が起きるのか。金融政策の第一人者が、身近な事例をもとに根本から解き明かす。お金と社会を見る目が変わる、実践的経済学の書。
  • 5語で通じるすごい英語表現 ――94パターンで話がとぎれない
    5.0
    日本人の英語は丁寧だが、時代に追いついていない表現もある。ビジネスや旅先で、SNSでもう少し生きた英語、かっこいい英語を使いたい人はぜひ手に取ってほしい。決して難しいわけではなく、ほとんど「5語以内」のシンプルなやさしい表現で相手に通じて、「わかってるね」と思われる。あなたの英語をブラッシュアップして、会話力を爆上がりさせよう!
  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛
    4.0
    病気やケガをしたとき、出産や育児、そして介護が必要になったときの生活を保障する社会保険。働けなくなったときや老後の生活を支える年金制度。毎月の給料から天引きされているものの、いざというとき自分がどの給付を受けられるのかわかりにくく、申請するのもどこか後ろめたい。日本の社会保障はなぜこんなにも使いづらいのか。複雑に分立した制度の歴史から、この国の根底に渦巻く「働かざる者食うべからず」の精神を問い、誰もが等しく保障される社会のしくみを考える。
  • 持続可能な交通まちづくり ――欧州の実践に学ぶ
    4.7
    欧州では、大都市も地方都市も、街の空間を再編し、多様な移動の選択肢を提示することで豊かな生活を実現しつつある。これはEUが提示した「持続可能な都市モビリティ計画(SUMP)」に基づく交通まちづくりの成果といえる。欧州の事例をそのまま日本には適用できなくとも、良いところを学ぶことで活力を取り戻せるはずだ。欧州における最新の取り組みと背後にある考え方、日本の交通政策の歴史的経緯を踏まえつつ、これからの日本に求められる具体的な戦略を提言する。
  • 翻訳をジェンダーする
    4.0
    翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されていることがあります。翻訳と社会とわたし達の密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊。
  • 東大ファッション論集中講義
    3.9
    ファッションとは何か? 衣服とは? 12のテーマを通じて文化や芸術としてのファッションを学び、歴史と未来に問う。東大生の反響を呼んだ一度きりの特別講義がその熱を凝縮した一冊となってよみがえる。
  • マンガ認知症【施設介護編】
    4.3
    大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。在宅介護が限界を迎えて施設に入居してもらったものの、祖母の認知症の症状がみるみる悪化していきました。ふたりはしょっちゅう呼び出され、かかる費用は月40万円……!? じつは、認知症の人には「向かない施設」があるんです。「施設介護の始めどきって?」「この行動は本人からのSOS?」「職員さんとどう話せばいいの!?」「施設で最期を迎えるのはかわいそう……」介護事業を立ち上げて30年のコジマさんと認知症の心理学の専門家・サトー先生が、認知症の施設介護の不安を解きほぐします。
  • 歴史学はこう考える
    3.7
    史料の山に埋もれ、ひたすら解読している? 過去の出来事の是非を論争する? このようなイメージがある歴史学では実際に何が営まれているのか。明らかにしたいものは様々でも、歴史学には共通のプロセスがある。史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史について語る前に、最低限知っておきたい考え方を解説する。
  • 洲之内徹ベスト・エッセイ1
    -
    「買えなければ盗んでも自分のものにしたくなるような絵なら、まちがいなくいい絵である」。かつて小林秀雄が「今一番の批評」と称賛し、美術エッセイ「気まぐれ美術館」で人気を博した洲之内徹。陰惨な戦争体験を引きずり、癒すことができない飢えを抱えながら、屈託のある達観の文を書いた。振り返られることが少なくなった異才の随想を、稀代の美術評論家・椹木野衣が選りすぐったコレクション。
  • 暗渠マニアック! 増補版
    3.3
    かつてあった川、暗渠の存在を知るとまち歩きが一気に楽しくなる。著者は、歴史を掘り下げ情緒豊かに描き上げる吉村生と、調査データを元に俯瞰的に暗渠に迫る髙山英男、二者が織りなす暗渠偏愛本。東京(杉並、巣鴨、荒川等)をはじめ近郊三県、札幌から那覇、台北まで。文庫化にあたり、下北沢、横浜、豊橋(暗渠上ビル)、堺(古墳)の暗渠40頁分を書し下ろした。
  • 大阪・関西万博 「失敗」の本質
    4.1
    遅々として進まないパビリオン建設。肩透かしを食らう機運醸成。理念なき中、喧伝される経済効果。夢洲の開発にかける維新の思惑。過去の成功体験に引きずられながら、詰めが甘いまま進行してしまった大阪・関西万博。現状のまま開催されれば、「成功」とは到底言えないだろう。なぜこうした事態に陥ったのか。その真相を深掘りする。
  • 樹木の教科書
    4.0
    どれも似ていて、見分け方がわからない。よく見かけるけれど、名前を知らない。樹種はわかっても、どんな特徴をもつのかわからない―。特徴、利用法、環境との関係など、樹木の生態がわかれば、地球の歴史と進化が驚くほどクリアに見えてくる! 植物学の第一人者が、地球環境のなりたちを樹木でひもとき、カラー写真を用いてやさしく説く入門書。
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学
    3.3
    ダークな性格として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つである。それぞれの特性、測定方法を紹介、また仕事の相性、職場での行動、人間関係、異性との付き合い方等を分析し、どんな問題に結びつきやすいか、さらにその気質は遺伝なのか、環境なのかにも迫る。「悪い」性格が社会に残っていることには理由があり、どんな人にもダークな面はあることも明らかにする。
  • バトラー入門
    4.2
    現代のジェンダーとセクシュアリティ研究の方向性を決定づけたとされるジュディス・バトラーの主著『ジェンダー・トラブル』は、その難解さでも名高い。実は、バトラーの理論を理解する鍵は、当時のフェミニストやセクシュアル・マイノリティが置かれていた現場――社会と歴史と思想の文脈にある。クィア理論って何? ブッチ/フェムやドラァグ論はどこから来たの? パフォーマティブってつまりどういうこと? バトラーの主著『ジェンダー・トラブル』を時代ごと理解する。
  • 闇の中国語入門
    4.2
    「生活が苦しい(日子很难过)」「ひとりぼっちだ(很孤)」「もう精神の限界です(我的精神快要崩溃了)」。お金の不安や競争に疲れて悲鳴を上げるのは、どの国の若者も一緒です。一方で、こんな状況を離れて「奢求(過度の望み)」を持たず、「风险(リスク)」を回避し、「没出息(意気地なし)」と言われながらも「塦平(寝そべる)」ことを選ぶ人も出てきました。経済の悪化や社会への不満、同調圧力への反発は、中国社会に新たな文化を生み出しています。心と社会の闇を表現する45の言葉から読み解く、かつてない現代中国文化論。
  • 戦国武将と男色 増補版
    3.5
    「織田信長×森蘭丸、上杉謙信×直江兼続、武田信玄×高坂昌信… 戦国武将が麗しい小姓を寵愛するのは当然の嗜みで、人々はその関係を心から礼賛した―」とする「常識」は、どこまで事実なのだろうか。本書では、史料をベースに、俗説と実像を区別していく。男心と歴史を動かした武家衆道の盛衰史。
  • 老後は上機嫌
    -
    人間が生きるというのは非常に面倒くさいが、どうせなら、笑って面白く、長い人生、楽しんだもん勝ち! 舌鋒鋭い生物学者と、自称「面白中毒」のイラストレーターが贈る、抱腹絶倒の人生賛歌。「つまらない」と「面白い」の違い/「発見」のよろこび/先のこと考えない/適当にAIやコンピューターに頼る/変化を歓迎する/世の中のヘンなこと、冗談を探す/マイノリティーをおそれない/首尾一貫はバカのやること/頑張るのはNG……朗らかに面白く生きるヒント満載の楽しい本。
  • ミステリー食事学
    3.0
    昭和24年に江戸川乱歩を唸らせデビューした小説家・日影丈吉のもう一つの顔は、名だたる有名ホテルの料理人たちに仏語を教えた料理研究家であった。伝説の毒薬から悪食珍味に絶品フレンチ、メグレやホームズ、クイーンら名探偵が口にしたはずの各国の味の裏側まで、世界の「食」と「謎」をたっぷりと語る。グルメ文化史としての魅力も輝く名エッセイ、待望の復刊。
  • ニッポンの思想 増補新版
    4.8
    80年代の浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦がもたらした知の衝撃、90年代における福田和也・大塚英志・宮台真司の存在感、ゼロ年代を牽引した東浩紀、テン年代と切り結ぶ國分功一郎と千葉雅也―。およそ半世紀にわたるこの国の思想と批評の奔流を一望したベストセラーに、二つの新章を加え更新して文庫化。
  • 岡倉天心『茶の本』の世界
    -
    明治時代に国を挙げて西洋化に突き進むなか、 日本美術の発展に功績を残した岡倉天心(1863‐1913)。ボストン美術館中国・日本美術部の責任者として、 東洋の美術を欧米に紹介し、1906年刊行のTHE BOOK OF TEA(『茶の本』)が全米ベストセラーとなったことで国際的に知られる。 岡倉天心の曾孫であり、近現代の国際関係史を専門とする著者が、国際文化交流の見地から『茶の本』をこれまでに知られていなかった視点をふんだんに盛り込んで徹底解説する決定版入門書。

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