作品一覧

  • 読んでいない本について堂々と語る方法
    4.0
    1巻1,023円 (税込)
    本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ――大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない! すべての読書家必携の快著。

ユーザーレビュー

  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    少し本を読むことの抵抗がなくなった。或いは本を読めていないことへの罪悪感がなくなった。積読をする言い訳にするのはかなり勝手な解釈かもしれないが、本書は読書という営みの堅苦しさを和らげてくれる。「正しく読み取る」とか「正確な読解」とか、読書にまつわる神話を解体することが、本書の主眼には据えられているのだ。

    例えば、一度流し読みをした本と、本棚で手付かずの本があるとする。私にとって、割とこの2つの本に差異は殆どない。何故ならば、一度読んだ本も結局内容を正確には覚えていないから、手付かずも同然なのである。しかし、その点で後ろめたさ感じる必要はないというメッセージが、この本には込められている。

    0
    2026年04月24日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本を読んでも、その内容の受け取り方は人それぞれ。これまで触れてきた本や経験がちがえば、同じ文章でもまったく別の景色が見える。そもそも本のすべてを覚えておくことは難しく、心に残るのはほんの一部分だけ。だからこそ、誰かが語る「その本の話」は、断片的な記憶と、その人自身の人生が混ざり合ったひとつの作品になる。つまり、ざっと流し読んだだけでも、目次しか見ていなくても、そこから想像して語ることはできるし、意外と気づかれない。

    この本は、そんな「読書とは何か」を考え直すきっかけをくれた。一冊の本でも、読む人や読む時期によって解釈が変わる。その広がりは無限で、楽しみ方も同じだけ果てしない。そう思うと、読書

    0
    2025年11月19日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本は読まない方が良いというテーマから創作の始点へと導いてくれる一冊。めちゃくちゃ面白い。
    引用される本の引用の仕方が上手いから、古典的な作品すらとてもモダンに感じ、読まないというテーマに反して非常に読みたくなる。ネタバレが多いなと思っていたら、最後の方にどんでん返しがあって、やられた。上手すぎる。

    0
    2025年04月12日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    読んでいない本について語ることは創造活動。

    読んでいない本が全体のどの位置にあるかを知っていれば、実際に読んでいなくても充分。

    0
    2025年01月20日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    陰謀論やとんでも歴史論を語る人は、本をたくさん読んでいるようだけど教養があるようには見えない。その理由は、個別の本の内容に深く入れ込んでいる一方で、知識体系の全体像が見えていない(本と本のつながりを理解していない)からなのだとわかった。
    本筋ではないが印象に残ったことだ。

    0
    2023年12月07日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET