大浦康介の作品一覧
「大浦康介」の「読んでいない本について堂々と語る方法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大浦康介」の「読んでいない本について堂々と語る方法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本を読んでも、その内容の受け取り方は人それぞれ。これまで触れてきた本や経験がちがえば、同じ文章でもまったく別の景色が見える。そもそも本のすべてを覚えておくことは難しく、心に残るのはほんの一部分だけ。だからこそ、誰かが語る「その本の話」は、断片的な記憶と、その人自身の人生が混ざり合ったひとつの作品になる。つまり、ざっと流し読んだだけでも、目次しか見ていなくても、そこから想像して語ることはできるし、意外と気づかれない。
この本は、そんな「読書とは何か」を考え直すきっかけをくれた。一冊の本でも、読む人や読む時期によって解釈が変わる。その広がりは無限で、楽しみ方も同じだけ果てしない。そう思うと、読書
Posted by ブクログ
ピエール・バイヤールの著書を初めて読んだ。
タイトルからなんとなく想像できる通り、今までの当たり前をことごとく打ち壊していくような考えを持った人だなと感じた。
私自身、読書をすることで何かしら情報を得たり、影響を受けるため、読書は良い習慣だと思っていた。
しかし、この一冊を読んで、読書による"リスク"を知った。読んでしまうと、何かしら影響を受けるが故、それ以前の自分にはもう戻ることはできないのである。
これを読んでから、読書がより楽しいものになりそうであり、新たな読み方を発掘したような感覚に陥った。
読書にどう向き合ったら良いのか、初めから最後まで本は読むことが全て