配信予定・最新刊

作品一覧

  • アクロイドを殺したのは誰か
    NEW

    小説・文芸

    -
    1巻1,650円 (税込)
    「困った。もう、■■■■■■が真犯人としか思えない」 青崎有吾(ミステリ作家、『地雷グリコ』) 「テクストを読者の方へ開く思い切りのよさにおいて、バイヤールを凌ぐ批評家はいない」 郷原佳以(東京大学教授、本書解説より) 犯人の意外性によってミステリ史に燦然と輝くアガサ・クリスティー『アクロイド殺し』。だが名探偵の推理は正しいのか? 見過ごされてきた証言や二重の意味をもつ言葉、読者を惑わせる仕掛けをつぶさに検証。そこから導かれるのは、まさかの真犯人だった! 先入観を捨て再読すると、新たな物語が出現する。 『読んでない本について堂々と語る』著者ピエール・バイヤールが、読むことの創造性を鮮やかに示す文学批評。 目次 登場人物 序  A 捜 査  第Ⅰ章 殺 人  第Ⅱ章 捜 査  第Ⅲ章 ヴァン・ダインの法則  第Ⅳ章 黙っているのも嘘のうち  B 反捜査  第Ⅰ章 終りなき夜  第Ⅱ章 嘘つきのパラドックス  第Ⅲ章 ここが変だ  第Ⅳ章 理想的な殺人犯  C 妄 想  第Ⅰ章 道の交わるところ  第Ⅱ章 妄想とは何か  第Ⅲ章 妄想と理論  第Ⅳ章 妄想と批評 D 真 実  第Ⅰ章 カーテン  第Ⅱ章 真 実  第Ⅲ章 真実のみを  第Ⅳ章 そしてすべての真実を  訳者あとがき  文庫版あとがき  解説/郷原佳以
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻1,023円 (税込)
    本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ――大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない! すべての読書家必携の快著。

ユーザーレビュー

  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    「本について語るのに本を読んでいる必要はないどころか、むしろ読んでいることがしばしばその妨げとなる」という大胆不敵な読書論。これは、マジメな読者からは不遜ともとられるであろう挑発的な主張だ。著者は、エーコやバルザック、漱石の読解を通して、「いかに読んだふりをして本について語るか」を例証する。彼によれば、全くその本を読んでいなくてもその本について自分の考えを堂々と相手に押しつけることすらできる。

    しかし、この一見不誠実にもとれるハウツー構造はこの本の浅層に過ぎない。その深層には、人間の認識論として、「書物のテクストそのものを人は語ることができない」という緻密な理論が運動している。だいたい人間は

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    2026年07月22日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    #ヨンデルホン
    #読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) / #ピエール・バイヤール、#大浦康介(#筑摩書房)
    #ドクリョウ #ヨミオワリ
    おもしろかった。
    本を読んでいない状況でコメントしなければならない場面というのが幾つか書かれていて、それぞれに小説や映画などの実例(?笑)が書かれている。文章が良く、すんなりと読めるので、どれも説得力に満ちていて、納得せざるを得ない、笑。(途中で、読んでいるのが滑稽に思えるほど。何のために読んでるんだっけ?という感覚。)
    登場する本には、著者の読んでいない状況(全く読んでいない、流し読みした、読んでも忘れた、など)が略号で示されているのも

    0
    2026年06月01日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    少し本を読むことの抵抗がなくなった。或いは本を読めていないことへの罪悪感がなくなった。積読をする言い訳にするのはかなり勝手な解釈かもしれないが、本書は読書という営みの堅苦しさを和らげてくれる。「正しく読み取る」とか「正確な読解」とか、読書にまつわる神話を解体することが、本書の主眼には据えられているのだ。

    例えば、一度流し読みをした本と、本棚で手付かずの本があるとする。私にとって、割とこの2つの本に差異は殆どない。何故ならば、一度読んだ本も結局内容を正確には覚えていないから、手付かずも同然なのである。しかし、その点で後ろめたさ感じる必要はないというメッセージが、この本には込められている。

    0
    2026年04月24日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本を読んでも、その内容の受け取り方は人それぞれ。これまで触れてきた本や経験がちがえば、同じ文章でもまったく別の景色が見える。そもそも本のすべてを覚えておくことは難しく、心に残るのはほんの一部分だけ。だからこそ、誰かが語る「その本の話」は、断片的な記憶と、その人自身の人生が混ざり合ったひとつの作品になる。つまり、ざっと流し読んだだけでも、目次しか見ていなくても、そこから想像して語ることはできるし、意外と気づかれない。

    この本は、そんな「読書とは何か」を考え直すきっかけをくれた。一冊の本でも、読む人や読む時期によって解釈が変わる。その広がりは無限で、楽しみ方も同じだけ果てしない。そう思うと、読書

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    2025年11月19日
  • 読んでいない本について堂々と語る方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本は読まない方が良いというテーマから創作の始点へと導いてくれる一冊。めちゃくちゃ面白い。
    引用される本の引用の仕方が上手いから、古典的な作品すらとてもモダンに感じ、読まないというテーマに反して非常に読みたくなる。ネタバレが多いなと思っていたら、最後の方にどんでん返しがあって、やられた。上手すぎる。

    0
    2025年04月12日

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