絶滅危急季語辞典

絶滅危急季語辞典

935円 (税込)

4pt

4.2

『ぎぎ・ぐぐ』ゴンズイ科の海水魚。胸鰭の棘を動かして「ぎぎ」「ぐぐ」と鳴く。『オランダ雉隠』アスパラガス。ちなみにブロッコリは『子持花椰菜』である。『われから』藻に鳴く虫といわれる、謎多き虫。『雪坊主』雪国の妖怪。『大根祝う』鏡餅の上に輪切りの大根を飾る、元日の宮中の風習。──消えゆく季語に新たな命を吹き込む読み物辞典。超絶季語続出の第二弾。

...続きを読む

絶滅危急季語辞典 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年12月06日

    読んでタイトルの通り、今にも絶滅しそうな俳句の季語を紹介する本。
    懐かしき日本の日常風景や伝統行事がたくさん載っていそうだな、と読んだ通りであった。
    特に「正月」の項には個人的に惹かれる物多し。
    しかし、中には珍妙なものも、先生も内心「いらんわい」と思っているだろうものもあり、そこはかとなくおかしい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月01日

    絶滅季語辞典の続編。前作よりも投句が多く紹介されていて、サクサク読める。私のような門外漢はこちらから先に読む方が良かったかな。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    前作だけでも、へんてこ季語にお腹いっぱいと思ったのに、まだあったのか、こんな季語と呼んでいいのかわからない季語!

    この文庫版が出版されてからしばらく経つ。
    その間に生まれ、ほどんと日の目を見ること無く忘れ去られた「一発屋季語」もあるはずだ。

    ぜひそれらも蘇生させてください、と夏井いつき氏にお願い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月27日

    TVなどでも大活躍の著者
    これは辞書だけれど読み物として面白い
    様々な季語が絶滅していくんだろうけれど
    ちょっとカナシイけれど
    これは面白かった
    ≪ 自然から 遠くになって 季語絶滅 ≫

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月03日

    解説の方が書いているように、雑学の本のように楽しく読めました。いくつか気になる箇所があり、そういうのが許せない性分なので、評価も低くなりました。まず、百科事典を足置きにしてるところ。テレビで拝見するお着物姿とのギャップが大きすぎます。書物は踏んではならない、との教えが体に染み付いている自分には許容し...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年07月17日

    いまやTBS系のプレバトでもおなじみの夏井いつき著。俳句も読まないのになぜ買ったのだろうか。あまり使われなくなった季語に脚光を浴びせるというのが、面白いと思ったからである。もちろん、内容は面白いし、絶滅季語を保護しようという目的は言葉そのもの愛を感じるので、歌人は読んでみてもよいだろう。

    0

絶滅危急季語辞典 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

夏井いつき のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す