絶滅寸前季語辞典

絶滅寸前季語辞典

935円 (税込)

4pt

4.3

「亀鳴く」春の夕暮れ、オス亀がメスを慕って鳴くという空想的季語。勿論亀は鳴かない。「毒消売」越後や越中から来る行商の薬売り。「夜這星」流星の別称。「竃猫」竃にもぐり、暖をとろうとする猫……季節感が大きくずれたり、風習が廃れたりして消えていくたくさんの季語。そんな「絶滅寸前」の季語たちの持つ豊饒な世界を紹介し、新しい命を吹き込む読み物辞典。

...続きを読む

絶滅寸前季語辞典 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年04月01日

    消えゆく言葉にこだわりつつ、かつ肩の凝らない一冊。時折挟まれる著者の自伝が、よいアクセントになっている。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    「これ本当に季語?」と目を疑いたくなるような珍問疑問ならぬ珍季語疑季語の大行列。

    なかには五七五の形式に収まらないんじゃないのと思うもの。

    あえてそんな季語を使って今を語れば、思いがけない「笑劇の事実」に出会えるかも。

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月28日

    最近、テレビでも活躍中の夏井先生の本。絶滅寸前の季語を一つ一つ解説していく語り口が、ぽんぽんと気持ちよくて、すいすい読めてしまう。俳句は学校で昔習った程度で、まともに詠んだことなどないが、ちょっと興味がわいてくる。今では消滅しかかっている、季語に使われている習慣は、なんだかもったいない気がする(こい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月06日

     俳句をたしなむ人たちの、「季節」を見る目、感じる力ってすごいなぁ、としみじみ。俳句の面白さは正直イマイチわからないけれど、作りたちのもつ感覚はおもしろく、自分にも欲しいなぁ。

    0

絶滅寸前季語辞典 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

夏井いつき のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す