あらすじ
「亀鳴く」春の夕暮れ、オス亀がメスを慕って鳴くという空想的季語。勿論亀は鳴かない。「毒消売」越後や越中から来る行商の薬売り。「夜這星」流星の別称。「竃猫」竃にもぐり、暖をとろうとする猫……季節感が大きくずれたり、風習が廃れたりして消えていくたくさんの季語。そんな「絶滅寸前」の季語たちの持つ豊饒な世界を紹介し、新しい命を吹き込む読み物辞典。
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Posted by ブクログ
「これ本当に季語?」と目を疑いたくなるような珍問疑問ならぬ珍季語疑季語の大行列。
なかには五七五の形式に収まらないんじゃないのと思うもの。
あえてそんな季語を使って今を語れば、思いがけない「笑劇の事実」に出会えるかも。