岩井克人の一覧

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作品一覧

2023/03/29更新

ユーザーレビュー

  • 経済学の宇宙
    主流の新古典派経済学を批判する様々な学説を打ち出してきた岩井克人氏の経済学者としての人生をインタビューを基に辿る。
    知的にエキサイティングな内容で、大部だがのめり込んだ。経済学者として没落したと著者は自嘲するが、著者の貨幣論をはじめとする学説にはかなり説得力を感じた。
    岩井克人氏というと、高校教科書...続きを読む
  • M&A国富論 「良い会社買収」とはどういうことか
     M&Aが国を富ませるという理屈をやりとりしてる本。岩井先生の会社論の要点が、ほどよく散りばめられており、なるほど感が高かった。

     以下は、その要点。

    <モノとしての会社>
    ・モノ=商品としてみた場合の株式固有の性質は、「議決権」が含まれている点。

    ・総会議決権の中で最も重要なのは、取締役の選...続きを読む
  • 会社はこれからどうなるのか
    欧米の会社と比較しての日本の会社の特質を分析しながら、会社の法人格の定義をした著作として読んだ。
    自身も25年前の入社数年後の社内レポートで、管理職を専門職能を持つ師匠として定義したことがあり、他でも共感を以って読ませていただいた。
    現在においては、優秀な学生の志向は、将来の独立も視野に入れた修行の...続きを読む
  • 会社はこれからどうなるのか
    今年度上半期ベスト5に入る面白さ。
    ・会社
    ・資本主義
    のことが本質から非常によくわかる本。

    会社(法人)
    → 所有する主体としてのヒトと所有される客体としてのモノの二重構造を持つ存在。法律上、ヒトでもモノでもある。

    資本主義
    → 資本主義の本質は「差異から利潤を生み出す」こと。現在の差異の源は...続きを読む
  • 会社はこれからどうなるのか
    会社について、歴史的にも、構造的にも、説明している。「株式会社無責任論」をベースに、その株式会社に在籍している者の一人として、もっと思い切った施策をやるべきだと、提言してきたつもりだが、その根拠となる点が整理できた。

    ヒトとしての会社の復活、文化的には、日本人が、取りいれやすいのではないか。という...続きを読む

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