本田由紀の作品一覧
「本田由紀」の「軋む社会」「教育の職業的意義 ――若者、学校、社会をつなぐ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「本田由紀」の「軋む社会」「教育の職業的意義 ――若者、学校、社会をつなぐ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
鈴木翔先生の教職科目を受講した際に本書のことを知り、手に取った。
スクールカーストの定義やそれを考える意味については、自身の経験や教職課程の学びから持っていた印象と同じだった。3章から5章の生徒と教師の語りから探るスクールカーストの見え方や意味は生々しい経験が描き出されていて、すごく心苦しかった。生徒視点は大学1年生でまだしょうがないにしても、教師がスクールカーストを肯定的に受け止めていることが衝撃的だった。
6章のまとめで出てきた図(P273 図6-1 「スクールカースト」のメカニズム)が、この研究で見えたスクールカーストの構造をきれいに表していて素晴らしかった。
結局教師が生徒の目線にたっ
Posted by ブクログ
たまたま、東大生の親はどんな家庭教育をしていたかという文脈でこの本の一部が紹介されていたが(地方は共働きの親が多くお金のかからない読み聞かせなどを重視しているという偏った内容)、本の内容自体は、そんな物見胡散ではなく、学内に内在する地域格差や経済格差を紐解き、それが日本の官僚や大企業の人材を排出する機関だとすれば内から検証すべきではと警鐘を鳴らすもの。
地方から都内の大学に進学したものとして「あるある」と当時の思い出を抉られる内容。
一つ目は地域格差。地方は公立進学校(中学受験していない)出身者が多い中、首都圏は私立中高一貫校の出身が多い。それはすなわち、親の学歴や職業の違いのみならず、当
Posted by ブクログ
今の日本の停滞の原因のひとつが「偏差値エリート」にある、と私は見ている。
この新書は、「学歴エリート」ということばで、東大卒についてデータで掘り下げ、
私の「仮説」を検証してくれている。
序章、第一章、第二章で今の東大生の多くが首都圏の私立中高一貫校の男性であることを明らかにしてくれている。
36校の有力校だけで東大生の半分を占めるという。36校の中には灘、ラサール、東大寺、久留米、旭丘、甲陽など
首都圏以外が10校あるにはあるが、大半が首都圏。男子校が17校。女子高は3校。
地方、女性、大学第一世代はマイノリティ。
つまり、首都圏で両親が大卒で年収が一千万以上の男子が恵まれた環境から東大