軋む社会

軋む社会

836円 (税込)

4pt

3.8

希望を持てないこの社会の重荷を、未来を支える若者が背負う必要などあるのか。この危機と失意を前にし、社会を進展させていく具体策とは何か。増補として「シューカツ」を問う論考を追加。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

軋む社会 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    特に引用する部分が無く、まぁ、他著で言っている事を焼き増ししているだけなので、これといった感想はありません(笑)
    悪い本ではないのですが、著者の熱が理論を邪魔して、説得力に欠ける部分もあり、もう少し学者らしく仕上げてほしかったなぁと感じました。
    僕の評価はAにします。

    0
    2014年06月11日

    Posted by ブクログ

    「楜沢 小説をひとりで読むのが近代文学なんですが、もともとプロレタリア文学には、「壁小説」というのがあって、壁にはられた小説をみんなで読んで、みんなで考えるという手法があった」ー 223ページ

    小説の出版数とかいろいろ厳しいと言われるようになって久しいし、今この時期に小説家になろうと思う人はよほど

    0
    2013年11月25日

    Posted by ブクログ

    私たちの生きる社会がどんな風になりたっているか、社会でよいとされてること、見て見ぬ振りをしている事実がなぜこのままではいけないのか。私たちはきちんと知らないとだめだなと思った。世の中に対しての“それはちとおかしい”という見方が私は好き。鵜呑みにせず、自分の意見を放つ言葉が私は好き。

    0
    2012年12月12日

    Posted by ブクログ

    筆者と同い年である。ここ数年来、メディアに登場することも増えてきた気鋭の教育社会学者である。教育と仕事と家族が研究テーマだそうだ。この本が初出されたのは2008年。くしくも安部首相が退陣したころだ。この本を今、読んでも当時と何も変わらないことに衝撃を受ける以上に、より選別や排除の論理が進んでいる気が

    0
    2012年11月14日

    Posted by ブクログ

    社会学者による教育、仕事、家庭、若者の現在についての考察。

    元々、高校や大学におけるキャリアキャリア教育の充実が必要だと自分は考えていたが、著者はそれを専門高校の復権と絡めて、柔軟な専門性といっている。
    これは僕も一部賛成である。もっと早い時期、中学生くらいから行うのが個人的には理想だ。

    他にも

    0
    2012年10月02日

    Posted by ブクログ

    いくつかのレポートをまとめて1冊にされている。ここにも湯浅氏が登場し、ぶれない持論を展開。全体に「今はこうだから、これからこうしよう」という提案や投げかけはなく、現状を知ろう、ということだ。本田さんは自分の意見よりも他人の受け売りをわかりやすく解説するのが得意らしい。引用元も示しているので悪いことで

    0
    2019年08月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     この本は、いかに社会が様々な点において「軋んでいるか」が書いてある一冊である。一つの問題に対して考察しその問題の対処法を考案するというより、著者の目から見て現在社会に存在するように見える問題の洗い出しを行っている。
     第一章「日本の教育は生き返ることができるのか」では、過去(1960年代)と現在(

    0
    2012年01月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    筆者の近年の主張や概念(ハイパー・メリトクラシー、やりがいの搾取etc...)が見事に縮約された一冊。
    細切れにされたかのような社会の、至る所で起きている軋み。教育、仕事、家族。日本のいびつすぎる現状が描き出される。

    あとは、このようにあぶり出された軋みからいかに声を集積し、具体的な力としていくの

    0
    2012年06月01日

軋む社会 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

河出文庫 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

本田由紀 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す