社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ

社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ

572円 (税込)

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日本社会が露呈しているほころびとはどのようなものか.どんな方向に軌道修正をしていけばよいのか.教育・仕事・家族という三領域がきわめて強固で一方向的な矢印で結合し,循環していた従来の日本的社会モデルが破綻するまでのプロセスと要因を分析し,それにかわる新しい社会像をうち出す.「社会を結びなおす」ための見取り図.

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社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年01月10日

    相変わらず熱い本田先生による憂国の書。
    「社会の維持さえ難しくなるような危機はもう目の前に迫っている(p4)」で始まり、「多くの人々が「このままではだめだ」という感覚を生々しく抱く度合いが高まっている(p52)」で終わっている。熱いけれど分析は冷静で極めてわかりやすい。
    戦後日本の3区分で「戦後日本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月30日

    わかりやすく読みやすかった。日本が好景気だった頃のモデルや価値観で今の時代を生きようとするのはもう難しい。自分もその価値感(結婚するのがあたり前・いい大学に入っていい会社に就職しないとだめ等)に囚われており苦しいと感じているが、自分と周りの状況をみて今に合った生き方をしていきたい。

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    Posted by ブクログ 2023年02月14日

    私も『マル激』を観て「では処方箋は?」と思って読んでみようと思った。問題提起に対して回答が薄かったので、★★★★。
    なかなか深刻なデータをここ数年多くの国民が目にするようになってきている。(ハズ)。なのに、なぜか多くの人はそのことに対する反応を自らで抑えているのか、あえてじっとしているような感じを受...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月22日

    マル激トーク・オン・ディマンド(第1136回)
    『まず今の日本がどんな国になっているかを知るところから始めよう』
    に触発されて読ませていただきました。

    2014年6月に発行されていますが、今(2023年)読んでも古びるどころか身に迫ってくるようです。
    戦後の日本社会を1973年のオイルショックと1...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月29日

    「教育は何を評価してきたか」や「『日本』ってどんな国?」の中で触れられてきた、戦後日本型循環モデルと、その破綻、それから、新たな社会モデルについて述べたブックレット。

    二つの循環モデルについて、よーくわかる。

    戦後の循環モデルは、教育と家族と仕事が強固な一方向の矢印で結ばれていたが、それは、人口...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月08日

    仕事・家族・教育の3つの社会領域が一方向的に太く・堅牢に結合した「戦後日本型循環モデル」とする日本社会の捉え方には非常に腑に落ちた。
    高度成長期・安定成長期でこのモデルが形成・成熟していったが、バブル経済崩壊の端を発する低成長期になるとこのモデルは劣化が進み、モデルに内在する様々な問題が生じているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月06日

    初岩波ブックレット

    「社会を結びなおす」ことが、これからの自分がやろうとしていることなのでは?と思って買って積読だった。

    タイトルは「結びなおす」だけど、書かれているのは結びなおすために必要な現状把握。しかし、現状とそれを生み出した経緯を抑えることは、次に進むために大切なステップ。そういう意味で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月17日

    「世界をより良くする」というのは、みんなの共通の願いです。
    この本が述べている「戦後日本型循環モデル」の破綻は、
    確かにそうだな、と思います。それに対する新しいモデルは、
    本を読んで得る、といった受け身ではなく、
    自分で見つけて提示すべきですね。

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    Posted by ブクログ 2017年06月02日

    戦後の日本を、短い文章で論理的にわかりやすく解説されている。共感を抱きながらも、これまでの戦後型循環モデルの頑健さは感じながら、新しい日本モデルは理想論的過ぎた。きっと、これは新しいモデルを皆で考えるべきという余地を与えたものだという解釈をした。

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    Posted by ブクログ 2015年01月06日

    教育・仕事・家族のそれぞれのフィールドでの議論は活発ですが、その大切な3つの場を「結びなおす」というのは、世界中で求められている課題かなと思います。ただ、その実現にはどこから手をつけていけばいいのか?自分でも考え、小さなところから動いてていきたいポイントです。

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