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シュラクサイの誘惑 ――現代思想にみる無謀な精神
哲学者はなぜ政治でつまずくのか 20世紀哲学の暗部からそのもつれを解きほぐす ハイデガーやシュミットら20世紀の哲学者はなぜ専制政治を擁護したのか。思想と政治の複雑なもつれを解きほぐす。増補版あとがきを新たに訳出。 === 20世紀の哲学を語るうえで決して無視してはならないのが、ハイデガーやシュミットらのナチズムへの加担である。なぜ哲学者たちは現実政治を見誤り、ときに専制的な政治体制さえも擁護してしまうのか。哲学は、その政治との関わり合いにおいて、いかなる役割を果たしたのか。本書では、アメリカの政治哲学者マーク・リラが、20世紀の名だたる哲学者たち──ハイデガー、アーレント、ヤスパース、シュミット、ベンヤミン、コジェーヴ、フーコー、デリダ──を取り上げ、政治と哲学との複雑なもつれを丹念に解きほぐしていく。文庫化にあたり、原著改訂版より新たに「あとがき 信仰のみ」を訳出した決定版。 【目次】 日本の読者のために まえがき 第1章 マルティン・ハイデガー、ハンナ・アーレント、カール・ヤスパース 第2章 カール・シュミット 第3章 ヴァルター・ベンヤミン 第4章 アレクサンドル・コジェーヴ 第5章 ミシェル・フーコー 第6章 ジャック・デリダ 終章 シュラクサイの誘惑 あとがき 信仰のみ(SOLA FIDE) 謝辞/旧版訳者あとがき/文庫版訳者あとがき -
手話の学校と難聴のディレクター ――ETV特集「静かで、にぎやかな世界」制作日誌
東京都港区には、日本でただ一つの、「日本手話」を第一言語とした教育を行うろう学校がある。その名は「明晴学園」。2017年の春、この学校の子どもたちを主人公にしたドキュメンタリーを撮影するために、一人のTVディレクターがこの学校を訪れた。実は彼女も難聴者だ。聞こえる人と共に仕事をするなかで、様々な葛藤を抱えていた。「「共に生きる」はきれいごと?」「私は社会のお荷物?」。難聴のディレクターが手話で学ぶ子どもたちの姿を通して日本社会の現実と未来を見つめた、一年間の記録。 -
春画のからくり
春画では、女性の裸体だけが描かれることはなく、男女の絡みが描かれる。男性のための女性ヌードではなく、男女が共にそそられ、時に笑いながら楽しむものだったと考えられる。また、性交場面を際立たせるために、顔と性器以外は、衣装で隠された。「隠す・見せる」「覗き」等の視点から、江戸のエロティシズムの仕掛けが明らかになる。図版豊富。 -
荘園の人々
日本史の授業でいちばん教えにくいと言われる荘園。時代や場所により性質が様々で、関わり人々の利害関係が複雑なことがその理由だろう。しかし、古代から中世にいたるまで特産物によって日本の経済を支え、王家・摂関家を頂点とする重層的な社会構造を生み出したのは荘園に他ならない。加えて武士の発生や源平の争乱も荘園の支配権争いに端を発する。この制度を把握できなければ日本の歴史を真に理解することは出来ないだろう。本書はそんな荘園の実態を、荘園に生きた人々のドラマを通じて具体的に描いた画期的な入門書。この本を読めば荘園が面白い存在に見えてくる。 -
小学生から知っておきたい よのなかキーワード70 ――この1冊で語彙力・教養力がアップする!
普遍、コンプライアンス、仮説……こどもの「どんな意味?」に一発解答! 世界を「知る」「考える」ための好奇心がぐんぐん伸びる 小学生向けキーワード集! 世の中を説明する、「考える」ことの本質を知る、人の気持ちや行動を説明する、最近よく聞く新しい常識など、小学生から知っておきたいキーワードを集めて解説! 毎日1キーワード、70日で世界を「知る」「考える」ための土台をつくります。 キーワードに関連するマメ知識、歴史に残る「名言コラム」も人物伝とともに収録し、語彙力とともに教養力もアップ! 総ルビ・イラスト入りで、こどもが自分ですいすい読める一冊。自学自習の芽を育てます。 国語で出題される文章を読み解く、社会の時事問題の理解を促す……など、中学受験対策にもマル。 一家に一冊! ニュースを見ながら「これってどんな意味だろう?」と、家族で学ぶのもオススメです。 -
訟師の中国史 ――国家の鬼子と健訟
訟師とは人びとの訴訟を助けた者たちである。彼らは狡智にたけた悪党とみなされ、清代では職業として訴状を代作しただけで、しばしば死刑一歩手前の重刑が科せられた。しかし実際には、それは中国国家が自ら生み出した鬼子であった。宋代以降、訴訟が多発する健訟社会となったのだが、伝統的な政治思想と訴訟制度そのものが逆に人びとに訟師を必要とさせたからである。また訟師には訟師であることに誇りを持つ者さえいた。訟師の全体像を中国史と世界史のなかで初めて明らかにする。 【目次】序章 訟師というカギ/第1章 悪訟師のイメージ/第2章 訟師有用論/第3章 伝統中国の訴訟制度/第4章 訴状への虚偽と誣告の書きこみ/第5章 私代書の容認から処罰へ/第6章 積慣の訟棍/第7章 名士と犯罪者のあいだ/第8章 北京への直訴/第9章 世界史のなかの訟師/第10章 江戸との相違/第11章 訟師自身による訟師観/第12章 訟師の終焉/終章 現代中国の訴訟制限/あとがき -
小説にできること
第一章 小説にはなんでもできる(技術篇)/第二章 小説にはなんでもできる(内容篇)/第三章 小説は道徳にとらわれない/第四章 小説は人間の多様性を描きわける/第五章 小説はダメな人間を輝かせることができる/第六章 小説は空想を描ける/第七章 小説は時代を描くことができる/第八章 小説は理想を託すことができる/第九章 小説は美を追求することができる/第十章 小説は人を励ますことができる -
詳伝 小杉放菴 ――近代日本を生きた画家とその交流
若き青木繁のライバルであり、国木田独歩も認める文才の持ち主。洋画家として「日展」の前身である「文展」で二年連続の最高賞受賞。欧州遊学後は南画を手掛け、「片ぼかし」の手法を編み出すなど、横山大観ら多くの日本画家たちに影響を与えた。春陽会の設立の中心人物として活躍し、東京大学安田講堂の壁画を完成させる。美術史上いくつもの重要な役割を果たしたにもかかわらず、その多彩な才能ゆえ全体像が理解されにくかった小杉放菴の本格的評伝。 【目次】表現の地肌に触れる。──小杉未醒(放庵・放菴)への道案内 水沢勉/はじめに/第一章 日光の山中にて/第二章 不同舎入塾/第三章 『戦時画報』特派員/第四章 独歩と共に/第五章 水戸コネクションの拡がり/第六章 田端の運動家/第七章 『方寸』同人/第八章 欧州遊学/第九章 日本美術院再興をめぐって/第十章 春陽会設立/第十一章 壁画制作への情熱/第十二章 『奥の細道画冊』の旅/第十三章 摠見寺その他の襖絵/第十四章 赤倉の山荘にて/あとがき/参考文献一覧/人名索引 -
昭和ジャズ喫茶伝説
新宿「汀」「DIG」「きーよ」「木馬」銀座「オレオ」日暮里「シャルマン」門前仲町「タカノ」四谷「いーぐる」横浜・野毛「ダウンビート」中華街「ミントンハウス」etc… 「60年代と70年代前半の東京ジャズ喫茶シーンを、俺一人称で描き出したことが、世相風俗資料としての本書の値打ちになるだろう」(「あとがき」より)。 熱く沸騰していた時代、東京および近郊に存在した数々の名店。独自のグルーヴに乗せて「平岡節」で記録した、全編ジャズと珈琲の香りに満ちた一冊。ボーナストラックに単行本未収録「野毛のジャズ喫茶」、山下洋輔「弔辞」、平岡秀子による書下ろしエッセイ「山下洋輔さんと平岡のこと」を収録。 -
昭和文芸院瑣末記
日中戦争突入前夜、文芸および文化一般の保護育成と称して、官民合同での文芸院設立の構想が、再び持ち上がった。多くの文学者の反発で一時は後退したかに見えたが、国家総動員体制への流れの中で、次第に国家と巨大資本に包囲されていく。やがて文化勲章の制定、帝国芸術院の創設と文芸も戦時体制に組み込まれる運命に……。時代の大きなうねりの中で翻弄された昭和文人たちの誇りと、苦悩し苦闘する姿が描かれる。執筆の開始の直後に癌に冒され、病床で書き続けられ、死の三日前に完成された文壇史の傑作。 -
食卓の世界史
地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰――「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかになる。古今東西の英雄から、時には庶民の食卓まで、興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する。 【目次】1 ハンムラビ 古代メソポタミア野菜の「三本柱」/2 アレクサンドロス三世 食事は質素で大酒飲み/3 ネロ 絶滅危惧種最後の一本/4 楊貴妃 茘枝は幼少期の味/5 ハールーン・アッ=ラシード 食は市場にあり/6 バシレイオス一世 古代から中世へ/7 チンギス・ハン 「赤い食べ物」「白い食べ物」/8 マルコ・ポーロ 大旅行家が観察した食事情/9 コロンブス 近世の食卓へ/10 エルナン・コルテス 「コロンブス交換」の時代/11 スレイマン一世 多様な遺産を継承するオスマン帝国/12 カトリーヌ・ド・メディシス 「伝承」の真実/13 ルイ14世 洗練されたサーヴィスの確立/14 フリードリヒ二世 コーヒーではなくビールを飲め!/15 リンカーン 感謝祭とクレオール料理/16 コナン・ドイル 大英帝国のカレー/17 夏目漱石 一生にして三食を経る/18 マクドナルド兄弟 ファストフードの誕生 -
食品表示の罠
スーパー、コンビニなどで売られている食品には、品名や値段だけではなく、メーカー名、原材料名、賞味期限といったさまざまな情報が記載されている。その表示方法は法律や業界の自主的ルールによって事細かに定められている。しかし本来、食の安全を確保するための食品表示が、製造者本位の、消費者にとって非常にわかりにくいものになっている。本書は、料理研究家の著者が、一消費者として、一人の料理家としての視点に立って、食品表示の裏側に隠された本当の意味や問題点を鋭く指摘。知られざる食品業界の慣習などトリビアも満載。賢い消費者になるためのヒントが得られて、簡単につくれておいしく食べられる厳選料理レシピも付いたおトクな一冊。 -
初版 金枝篇
「肘掛椅子の人類学」と断じ去るのは早計だ。ただならぬ博引旁証に怖じる必要もない。典型的な「世紀の書」、「本から出来上がった本」として、あるいはD・H・ロレンス、コンラッド、そして『地獄の黙示録』に霊感を与えた書物として本書を再読することには、今なお充分なアクチュアリティがあろう。ここには、呪術・タブー・供犠・穀霊・植物神・神聖王・王殺し・スケープゴートといった、人類学の基本的な概念に関する世界中の事例が満載されているだけでなく、資料の操作にまつわるバイアスをも含めて、ヨーロッパ人の世界解釈が明瞭に看取できるのだから。巧みなプロットを隠し持った長大な物語の森に、ようこそ。 -
所有と分配の人類学 ――エチオピア農村社会から私的所有を問う
これは「わたしのもの」ではなかったのだろうか。調査地でのある出来事から、私的所有の感覚がゆらぐ経験をした著者は、所有への違和感を抱きつつエチオピアの農村へ向かう。畑を耕す牛、畑になる穀物、台所道具、生活する人々など、ミクロなものに目を向けて調査していくなかで見えてきたものとは? 作物は頻繁に分配され、持てる人から貧しい人に与えられる。土地を所有することと利用することの関係。国家による「土地」のコントロール。様々な角度から私的所有をめぐる謎を掘り下げていく。気鋭の文化人類学者による鮮烈なデビュー作。 -
史料が語るビザンツ世界
千年の帝国を人々はどう生きたか 貴重な史料の数々で案内するビザンツ世界 千年におよぶビザンツ帝国の歴史の中で、人々はどのような生を送ったのか。皇帝、宦官から異民族まで、貴重な史料の数々を通してその実像に迫る。 === ローマ帝国の東西分裂後、千年余りにわたって存続したビザンツ帝国。ローマに比してその実態が語られることの少なかったビザンツ世界を、歴史書や各種の勅令、聖人伝など豊富な史料から読みといたのが本書である。専制君主として君臨しつつもたびたび暗殺や処刑の対象となった皇帝、時に政治を左右するほどの実権を握った宦官、理想的キリスト教徒として民衆の精神的支柱となった修道士、尊敬や敵対の念を抱きながらビザンツと交流したイスラーム世界・カトリック世界の隣人たち──。史料に刻まれた人々の営みから、ビザンツ世界の多様な相貌が浮かび上がってくる。巻末に詳細な史料解題を付す。 -
新・建築入門 ──思想と歴史
建築は、一見すると哲学とも思想とも関係のない即物的なもので、定義など簡単にできそうである。ところが、建築ほど定義しづらいものはない――。20世紀末、構築的なものへの批判に晒され混乱をきわめた「建築とは何か」という問いに、著者は建築史と思想史を縒り合わせながら、真正面から立ち向かう。一本の柱が原野に立てられた太古から、ゴシック、古典主義、ポストモダニズム建築まで。建築様式の歴史的変遷の背後にはどのような思想があったのか。本書は、ひとつひとつ思考を重ねつつ、歴史的視座を与えようとした意欲的主著である。著者自身による自著解説を付した、待望の文庫版。 -
震災アーカイブを訪ねる ――3・11 現在進行形の歴史って?
近年、東日本大震災のようすを伝える「震災アーカイブ施設」「震災遺構」と呼ばれる学びの場が次々とオープンしている。福島・宮城・岩手の3県は地域によって抱える課題が異なり、住民たちが下した復興への決断も様々だ。特徴的な12施設をめぐりながら、震災から何を学び次の世代に語り継ぐか、考えていく。 -
志ん生の忘れもの
親子三人競演の『びんぼう自慢』出版記念会、りん夫人の涙、洋服嫌い、最後の改名、志ん生のネタ帳……古今亭志ん生に信頼され、名著『びんぼう自慢』の聞き手&構成者として、長年、志ん生とその家族と交流を続けてきた著者が『びんぼう自慢』に収録しきれなかったエピソードや志ん生への愛情あふれる思い出をつづる。 -
シン・中国人 ──激変する社会と悩める若者たち
待ったなしの少子化、激変する結婚・住宅事情、未来を担う若者の奮闘と苦悩などニュースの裏側の中国の「ガチの素顔」をレポートする。画一化された競争人生を強いられメンタルが繊細化し焦慮する若者(「内巻」)、手塩にかけて育てた一人っ子に「優良」な結婚と孫の誕生を切に望む親世代。男女人口の崩れも影響し婿家族が嫁家族に渡す結納金が高騰、加えて、住宅私有化とともに不動産も高騰、そこに出現した「結婚道徳」……。圧縮された国際化と市場化の激流の中で、市井の人々、特に若者は何を思い、人生を歩むのか。 -
神道入門 ──民俗伝承学から日本文化を読む
日本の神道とは何なのか。それは、いくつもの信仰が、繰り返し「上書き保存されたもの」と捉えることができる。古代天皇の神祇祭祀に、仏教や儒教・陰陽道等が流入、さらに幽界霊界の存在への信仰が加わって、混沌としたまま全てを含みこむ形で展開。そのため、日本の神道は複雑に見えるのだ。本書では、その後、さらに天皇崇拝を中心とする近代の国家神道を経て、現代の宗教法人神社本庁が統括する神社神道へと至る変遷全体を追う。伝承分析の手法によって上書き保存の履歴を解明しつつ、変わることなく伝承されてきた神道の中核部分をあらわにする。 -
新版 いくさ世を生きて ――沖縄戦の女たち
終戦から33年が経過した1978年、著者・真尾は沖縄へ向かう。県民の四人に一人が犠牲になった地上戦に巻き込まれ、親を、子を、夫を、友を、尊厳を、あらゆるものを奪われた女性たちの痛みの記憶は、戦後なお静かに秘められていた。黙する声を聴き取ろうとする「己の罪深さ」を強く自覚し、それでも未来へ言葉を残す。祈りを届ける傑作ノンフィクション、待望の復刊。解説 吉川麻衣子(沖縄大学教授) -
新版 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
丹念な取材から最新科学が示す「色の見え方」の驚くべき多様性と、悩ましい検査の問題が明らかに。20世紀には、学校健診から雇用時検診までありとあらゆる場面で制度的色覚検査が行われ、「異常」の人には大きな制限が課されました。極端な扱いはなくなったものの、未だに前世紀の「色覚」観と検査の問題は社会の隅々にまで浸透しているように思えます。本書は、色覚に関する誤解を塗りかえるべく「色」をめぐる冒険へと旅立った科学作家が、進化生物学、視覚科学、ゲノム科学、医学等の最先端に接して、様々な事象を再点検。「色覚」とは何なのか。そもそも、あなたが見ている赤と私が見ている赤は同じなのだろうか? 取材の末見えてきたのは、「多様性と連続性」の新しい地平でした。多くの取材を通して得た「色覚」についての新しい知見と考察を重ねた1冊。 -
新版 空気の教育
300万部突破の『思考の整理学』の著者による独自の教育論 言葉による注意や指導ではできない 本当に人を成長させる方法とは? 家庭や学校で人を育てるための普遍的なヒント満載 教育に大切なのは「空気」である。家庭には家風、学校には校風、会社には社風──営みのあるところ、必ず空気や雰囲気が生まれ、これが心の深いところへ作用し人を成長させる。お茶の水女子大学附属幼稚園園長を務め、『思考の整理学』でも知られる著者の教育論的エッセイ。「ゆっくり急げ」「苦労は買っても」「忘れる」など普遍的で今でも心に響く教育への道しるべ。 解説 カヤヒロヤ カバーデザイン カヤヒロヤ(コニコ) カバーイラスト 高橋由季(コニコ) 【目次】 1ゆっくり急げ マラソン 長い目 かけっこの教訓 汗を流せ 苦労は買っても 転校 2家庭のしつけ 家風 スミマセン お寺の柏手 金銭的 血のめぐり 3子を育ててこそ 給食の思想 お母さん、早く起きて さびしさ きく耳 “先生”のマナー 青い鳥 4ちょっぴり不幸 モミジとブドウ かわいい子の旅 質実剛健 寄宿舎 パブリック・スクール おそるべき幸福 5逆説 勉強部屋 忘れる 三尺の影 6聖域 ことばを大切に 自分勝手 イメージ・トレーニング 親の期待 家庭と学校は聖域 7勲章 あまりにも否定的 サクラ切るバカ 笑い 本日は晴天なり キビダンゴ ホメル先生 8空気の教育 学校に校風、家庭に家風 文庫版あとがき ぼくの家族の空気 カヤヒロヤ -
新版 知的創造のヒント
『思考の整理学』の原点となった主著。「独創的なアイディアは自分からは出てこない」と諦めていませんか? 日々の思考トレーニングでユニークな発想は生み出せます。本書では著者の経験を踏まえ、個性的な思考を発揮する方法、忘却の効用、雑談のすすめ、メモの是非、本の読み方まで、すぐに実践できる知的トレーニングを案内します。新版に際し、東大生・京大生の疑問に答える特別講義を増補。 -
新版 日本の思想とは何か ――現存の倫理学
日本人はいかに「よく」生きようとしてきたのか 倫理思想史の大家による遺著にして最終到達点 日本人はいかなる思想を持って生きてきたのか。この問いを生涯をかけて追究した日本倫理思想史家による、遺著にして最終到達点。 === 日本人とはいかなる思想を持って生きてきた人々なのだろうか――。その探究は「今・此処」を生きる「現存」としての日本人が、どのようにして「無窮・無辺な「時・空」」を志向し、いかなる「形而上の存在」を「夢想」して生の「究極の拠りどころ」を求めてきたのかを、過去にさかのぼって解明することに他ならない。本書は、倫理学者・哲学者として「よい「生」」とは何かを問い続けてきた佐藤正英の研究の最終到達点とも言える傑作。全面改訂版をほぼ書き終えたところで亡くなった著者の遺志を継いだ研究者による校訂を経た完全版。解説 上原雅文 -
新版 文科系必修研究生活術
「卒論を準備する時期になった」「(文科系の)研究者を目指したい」と思ったとき、何から手をつけたらよいのだろうか? 「学問研究は、しかるべき方法・手順を身につければ誰にでも可能」と主張する本書では、研究テーマの見つけ方や指導教員の選び方、読書術、論文執筆法、留学など、研究生活に必要な事柄を丁寧に解説する。 -
新版 プラトン 理想国の現在
「理想」という語は、明治の時代、プラトンの「イデア」の訳語として造られ、定着した。そしてプラトンの最高傑作『ポリテイア』(『国家』)が『理想国』の標題で出版され、近代国家建設をめざす多くの日本人の希望の拠りどころとなる。だが、新たな理想社会を創らんとするその熱情は、やがて全体主義に利用される運命を辿った――。かくも激しく人々の魂を突き動かしたプラトンの理想主義哲学とは、果たしていかなるものか。『ポリテイア』の核心を読み解くことで、哲学という営みが切りひらく最良の地平を描き出す。初学者への案内として「プラトン『ポリテイア』を読むために」を付した決定版。
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