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Posted by ブクログ 2016年06月11日
■被災者同士のタブー。家族を亡くした遺族から話を切り出されれば自分たちも話すがそうでない人に対しては話さない。家族を亡くした遺族も亡くならなかった人も一線をお互いに設けている。
■「記録筆記法」は被災者自らが大災害で経験した事象についていつ誰がどこで何をどのようにしたのかを書き綴っていくというシンプ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月06日
政府が対応し、マスメディアが伝える。その当たり前になった震災の「イメージ」ががらがらと崩れ、今まで気付かなかった、そこに生きる人々の息遣いが感じられた。
・日本は世界で希に見る四つのプレートの境界に隣接し、世界の九割以上の地震が頻発する地帯にあり、さらに台風をはじめ急峻な山々に囲まれた土砂災害や洪...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月07日
津波に襲われるのは起こりうることで、許容するのではなく、しかしそういうものだと受け容れる。これは歴史である。人は死ぬものだ。だが、街は死なないようにもできる。それが歴史だろう。
国が生きるか、街が生きるかどちらの歴史が優先されうるのか。当事者主権というのは国を成り立たせている原理でもあるのだから、...続きを読む
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