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Posted by ブクログ 2014年09月16日
何かをしなければ「死」という状況では、制度が役に立たないこともある。本書はそこを突破するにあたって、思想的、実践的に極めて興味深い指摘に満ちている。事例(ケース)がとって付けたものではなく、論の血肉になっている。不条理を嘆いているだけでは、明日はこない。たくましさ、生き延びるための優しさが大事なんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月13日
福祉や保険制度があって、それにあわせて人を救おうとしても、それはごく限られた対応でしかない。
制度的救済は、生活の一部にのみ関わるもので、適応範囲をいくら広げ、細かくしていっても、全面的な解決はありえない。
そうした当たり前のことを、制度外で生きる人々の暮らしや、イエスの生きた姿から問い直そうとす...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月05日
既存の福祉の制度からこぼれてしまった時にどうすればいいか、という話だから、別に「反」福祉論ではないかなぁと思った。事例は参考になるが、これをどう活かしていくかと考えたときに、なぜそのようなことが実現したのかという要因の分析などが甘い気がするし、解釈に疑問が残るところはある。5章のイエスに関するくだり...続きを読む
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