新・建築入門 ──思想と歴史

新・建築入門 ──思想と歴史

1,100円 (税込)

5pt

4.0

建築は、一見すると哲学とも思想とも関係のない即物的なもので、定義など簡単にできそうである。ところが、建築ほど定義しづらいものはない――。20世紀末、構築的なものへの批判に晒され混乱をきわめた「建築とは何か」という問いに、著者は建築史と思想史を縒り合わせながら、真正面から立ち向かう。一本の柱が原野に立てられた太古から、ゴシック、古典主義、ポストモダニズム建築まで。建築様式の歴史的変遷の背後にはどのような思想があったのか。本書は、ひとつひとつ思考を重ねつつ、歴史的視座を与えようとした意欲的主著である。著者自身による自著解説を付した、待望の文庫版。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新・建築入門 ──思想と歴史 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あの有名な『すべては建築である』から始まり、歴史的背景や哲学的なところから建築を見直せる。
    一つ一つの章が短いから読みやすい。
    すべては建築である=すべてを学ぶことが建築家の理想なのかなぁ…って思うと気が遠い笑

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    建築家(実作者)の書く文章にありがちですが、強引な論旨展開がやや難点です。
    特に第1章がダメなのですが、後の章では改善されるので、第1章だけ読んで判断するのは早すぎですね。
    コンパクトに西洋建築思想をまとめていて、こういう本は意外とないので貴重だと思います。
    隈研吾氏に興味がない人にもお勧めですよ。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    洞窟からポストモダンにいたるまで、「建築」は、どのような意味を担ってきたのか、設計者・デザイナーはどういう思想背景でそのデザインを生み出し、各時代の様式が形成されてきたのか、客観と主観、普遍性と多様性、構築と自然のせめぎあい、入れ替わりは歴史の中でどのように進んできたのかを、時間軸を下り、複雑混沌を

    0
    2022年06月19日

新・建築入門 ──思想と歴史 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま学芸文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

隈研吾 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す