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近年、東日本大震災のようすを伝える「震災アーカイブ施設」「震災遺構」と呼ばれる学びの場が次々とオープンしている。福島・宮城・岩手の3県は地域によって抱える課題が異なり、住民たちが下した復興への決断も様々だ。特徴的な12施設をめぐりながら、震災から何を学び次の世代に語り継ぐか、考えていく。
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Posted by ブクログ
軽く手に取りましたが思ったより大幅に良かったです。最後の方普通に泣いて出先で読めなかった。福島県出身者で現東京都民(多分)としての思いがベースにあり、1つ1つの施設についてその土地で起きたことや現在の状況、検証の大切さが非常に丁寧にまとめられていました。
いわき出身の新聞記者による、中高生に向けた、2014年11月時点の東日本大震災の震災アーカイブ施設や震災遺構のガイド本 ちょうど福島でいくつかの施設や跡地を観てきて、時間も経ったので学びなおしたいと感じ、岩手や宮城のことも知りたいと思っていた矢先に手に取った。自由に旅ができる社会人に便利なガイドで...続きを読むある 世間的に震災のことはどんどん忘れて去られているように感じるが、廃炉や交通や過疎など進行形の問題もあり、こういった試みの本は素晴らしい
震災アーカイブ、3.11というキーワードは気になっていながら、近寄りがたかった。阪神淡路大震災に直面した経験もあって、何も知らない土足のままで上がるわけにはいかないし、ちょっと取っ掛かりに困っていたので、ピッタリだった。
現在進行形な問題だけど、危機感については、どうしても物理的距離もあって、身近に感じにくくはなってしまう。その距離感を縮めるのに、本書で取り上げられた各アーカイブなどは非常に有効な訳で、こうしてまとめて紹介する本の存在は有難い。
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震災アーカイブを訪ねる ――3・11 現在進行形の歴史って?
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大内悟史
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