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「シリコンバレーで今何が起ころうとしているのか、この目で見きわめたい。産業の大変革を身体で実感したい」。1994年10月、同地に移住した著者は、ネット革命とバブル崩壊の一部始終を目撃し、マイクロソフト帝国の変質と、リナックス、グーグルの誕生に注視する。技術と経営と投資家の幸福な結びつきと、その背後の「変化を面白がる楽天主義」を明快に、余すところなく伝えるスリリングな1冊。
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Posted by ブクログ
シリコンバレーの流儀 第一に、事業の成功・失敗はあくまでもビジネスというある世界でのゲームで、 それを絶対に人生に反映させないこと。 第二に、事業というのは「失敗するのが普通、成功したら凄いぞ」という ある種いい加減な遊び感覚を心の底から持つこと。 「成功するのが当たり前、失敗したら終わり」とい...続きを読むう まじめな発想を一掃しなければならない。 第三に、失敗したときに、「投資家や従業員や取引先といった関係者に迷惑がかかる」という考え方を捨てること。皆、自己責任の原則で集まってきているのだと、自分勝手に都合良く思い込まなければならない。 成功するプロスポーツ選手が厳しい練習による自己研鑽を怠らないのと同じように、シリコンバレーの起業家たちも実によく頭を使い、実によく勉強する。 「アーリー・リタイアメントのゴール」とい概念は、 「若いときに勢いで稼ぐ金」を頼りに「老いの不安」を払拭しようとする 精神安定剤のような意味もあり、長い目で見れば 「両刃の剣」のような性格を併せ持っているのだ 「シリコンバレー精神」の根底に流れる「好きで好きで仕方ない」こととは、 自分にとって何なのか。どうせ一生仕事を続けていくのなら、 そのことを突き詰めていくしかないんおではないか。
◎「シリコンバレー精神」で、ベンチャーとは何たるものか、その精神構造を知った。 ◎「ウェブ進化論」で、いまなにがおこっているのかにふれた。 ◎「ウェブ時代をゆく」でなにをしていかなければならないかの感覚をつかみつつある。 これが、基本の三部作だとおもう。
刊行の順番は逆だが、ウェブ進化論に触発されて読んだ。 熱いね、シリコンバレー。 行きたくなってしまった。 今後の生き方を考えさせられた本。
フォーサイトに連載されている「シリコンバレーからの手紙」をまとめて文庫にしたものである。 筆者がそのときそのときの考えをまとめたもので、本を執筆するときに考えをまとめて書いた本ではない。 よって、今からみるとまったく予想がはずれているものもあるが、それが肝心なことではない。 その予想や考えに到るまで...続きを読むの筆者の考えを知ることができたのは、とても大きなことだった。 なにより、筆者の言葉は、シリコンバレー精神が大きく影響しているためか、とても前向きで夢のある言葉である。 筆者の本を読むと、そんな言葉に押されるようにやる気がでてくるのがなにより素晴らしい。
20070125 梅田さんのシリコンバレーでの日記。 起業をしたり、友達を作ったり。 新しい常識が通用するエキサイティングな世界を垣間見れる。 アメリカ行ったらシリコンバレー行こう。
Linuxの創始者の思想、考えを知れてよかった。 また、Redhat社について知ることができてよかった。 資本主義がいかにしてLinuxOSを飲み込んだか。 フィンランドはゆるい社会主義 競争社会が苦手な人には良いかもしれない
やや古い。 すでに多く知られている、日本とシリコンバレーとの資金調達方法、シリコンバレーにいることのメリット等。 ・大企業が変わってきたとなっていて、昔は小さい企業を買収することはなかった ・自分が変わることを楽しむ
シリコンバレーで実際に事業を興した著者が、1996年からの5年間、日本に向けて書いた手紙を「シリコンバレーからの手紙」として出版したもの。 まるで小説を読んでいるかのような感覚を覚えるほど自然な流れで、シリコンバレーの一角で「あわただしくものんびりした時間の流れ」を楽しみながらも、ネット革命とバ...続きを読むブル崩壊の一部始終を当事者の目線で目撃した著者による迫力のある文章には非常に引きつけられるものがある。 印象に残ったポイントを3つ。 1点目に、「シリコンバレーの流儀」。事業の成功・失敗はあくまでもビジネスというルールのある世界でのゲームであり、失敗したときに、投資家や従業員や取引先といった関係者に迷惑がかかるという考えを捨てるということ。 日本に多いベンチャーのタイプとして、創業者が多額の個人債務保証つきの借金で資金調達を行い、失敗したら後がないパターンとはかなり異なる。 (自分自身も、ベンチャー企業に勤めていたことがあり、失敗パターンを目の当たりにしているので、妙に納得。) 2点目に、いかに「機会」に対して貪欲で、実践的であるかということ。梅田さんの仲間は、あまりマクロな議論はせず、時代の大きな流れをつかんだら、自分の問題に落とし込んですぐに実行してしまうらしい。 イノベーションはかくして、「プロトタイプ」や「実験」の繰り返しで生まれるのだろう。そう考えると、批評している暇があったらひとつでもふたつでもとにかく「考えながら行動する」ことを実践しなければ・・・と考えせられた。 3点目には、やはり何といってもシリコンバレーという、環境の素晴らしさ!自然環境はもちろん、産学一体の名門スタンフォード、リベラルな雰囲気が生み出す多様性・・・アカデミックな面だけでなく、こんな自由でオープンな文化がイノベーションの創出を助けているのだろう。自分自身もベイエリアの大学で学んだ経験があり、本を読んでいてとてもうらやましくなってしまった。 それにしても梅田さんの日本人離れした(?)前向きな姿勢は素晴らしい!元気づけられた読者も多いのではないかと思う。日本再生への、必読書!
梅田望夫さんの処女作(?)です。 1996年から2001年にかけて「シリコンバレーからの手紙」 として書かれたものをそのまま使って2001年に発刊されたものを 文庫化したものです。あとから書き足したものは「文庫のための前書き」 と、「文庫のための長いあとがき」のみという潔いもの。ついついいろ...続きを読む いろと訂正を加えたくなると思うのですが、訂正はありません。 したがって、その当時の人たちの雰囲気がそのまま伝わってきます。 その意味でも非常に参考になります。 そして、「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」「ウェブ時代 5つ の定理」の流れの根底にある人への想いの強さの変化が見えるように 私には思えました。
梅田望夫さんが、今のように有名になる前の本。 シリコンバレーってどんなところだろう?という本です。 とにかく、天気が良くて、明るくて、広々したイメージが湧いてきます。 「先が見えないこと」を、多くの人は「不安」と意味づけしますが、 かの地の人たちは「楽しいこと」ととらえます。 いろん...続きを読むなことに、別の角度から光のあたる本です。
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梅田望夫
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