作品一覧

  • 赤い呪縛
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    フリーの校正者として働く秋川美苗は、パーティーで出会った大学准教授の葉山郁夫に急速に惹かれていく。結婚を前提に交際をはじめた美苗だったが、ある晩、葉山が寝言で「マリ」とつぶやくのを聞いてしまう。マリは彼が以前付き合っていた女性で、髪を赤く染めた彼女の“呪縛”から逃れられないという。さらに問い詰めると、葉山は自分がマリを誤って殺してしまったかもしれないと告白した。それを聞いた美苗は、思いも寄らない行動に出る……。
  • 先導者
    3.5
    1巻616円 (税込)
    15歳のとき、ある組織から「先導者」として認定された“わたし”。死者に寄り添い、来世でも恵まれた人間として転生できるように導く役割を託されていた。突然の命令に戸惑いながらも、寡黙な世話役、曾祢の献身に支えられ、“わたし”は過酷な訓練を積んでいく。そしてついに最初の任務を果たすときが来たが……。葛藤しながら生きるひとりの少女の自我の芽生えを、繊細かつ鮮烈に描いた、第19回日本ホラー小説大賞大賞受賞作!
  • シュタイナー入門
    -
    「シュタイナー教育」や「人智学」で広くその名が知られるルドルフ・シュタイナー。だが、アカデミズムからは「胡散臭いオカルト」の烙印を押され、一方の受容する側にも、その思想への盲目的な追従、偶像化が見られる。本書は、彼が立脚した第一次大戦下ドイツの時代状況やドイツ精神史における思想系譜、歴史経維に広範な省察を加え、その生を内側から活写することで、「みずから考え、みずから生きること」への意志を貫いた「理念の闘士」の思想的核心を浮き彫りにする。
  • ターミナル・デイ
    -
    1巻1,650円 (税込)
    厳格な階層社会が敷かれた近未来日本。エリート高校に通う天木京は、クラスメートの父親が国に裁かれたことをきっかけに、闇に葬られた12年前の事件の謎を知ることに。気鋭の新人が放つ、衝撃のSFサスペンス!

ユーザーレビュー

  • 先導者

    Posted by ブクログ

    ホラー大賞受賞作ってことで。暑苦しい季節になってきたってのもあるし。死後の水先案内人という、既視感たっぷりのテーマではあるけど、設定が破綻していなくて、安心して読み進められる。

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    2020年07月08日
  • 赤い呪縛

    Posted by ブクログ

    校正の仕事をしている秋川美苗.大学教員の葉山郁夫を紹介され気持ちがときめく.食事を重ねるうちに恋が芽生え,将来を話し合う仲になる.郁夫の寝言で西岡麻里の存在が明らかになり,郁夫のやったことを洗い出すが,崖から突き落としたことを突き止めた.証拠を隠滅するために現場に行くが,今度は美苗が同じ目に合い,郁夫は失踪する.麻里の消息を尋ねる中で同居していた宮下昌代に出会い,麻里の状況を把握する.郁夫がトロントでプレゼンをすることがわかり,資料の中に衝撃的な絵を潜り込まで,郁夫のプレゼンを台無しにすることで復讐を成し遂げる.脇役として義妹の絵津子の存在が良い.

    0
    2016年01月14日
  • 先導者

    Posted by ブクログ

     ホラー小説で短くてオススメ、みたいな感じでまとめサイト辺りで紹介されていたので買った、はずw
     表紙の女の子が可愛い。
     先導者とは何か。所謂、イタコさんみたいな人のことを指すらしい。
     その先導者であるためには、ココロと言われるようなものがあってはならないらしく、主人公である女の子は、あまり自分の意思を表に出さない。
     そんな、日々一心に先導者であるために生きていく彼女に、自我と呼ばれるようなものが芽生えていって、そうして……というお話。
     短く、さらさらと読めた。
     人と人の気持ちのすれ違いだとか、思い込みだとか、自分も生きていきたいだとか、ああ、人ってそうだなあ、色々考えて生きていくの

    0
    2016年08月19日
  • 先導者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    15歳になり「先導者」として認可された"わたし"。死者の魂を来世でも恵まれた存在とするように導く「御役」のために生き、そして死んでいく少女の物語。



    この作品がホラーかどうかはいまいちわからないけれど、死後の世界を綿密に作り上げる創造力と、幼い頃から訓練ばかりだった少女が任務を通して自我を芽生えさせていく成長譚を楽しめた。

    0
    2015年11月22日
  • 赤い呪縛

    Posted by ブクログ

    美苗は地方都市で校正を仕事にしている。
    つまらない印刷物だと思っても、自分の仕事に誇りを持ち、一生懸命やってきた。
    しかし、独身貴族とまではいかない。
    毎日がやりがいと虚しさで包まれている。
    そんな中、彼女は理想的な男性、葉山と出会う。

    完璧な男、シックで、知的で......。
    しかも彼は結婚を前提にして美苗と付き合うというのだ!
    しかし、そんなめでたしめでたし、のわけがない。
    彼が呼ぶマリという女。
    彼女は人格破綻者だった。
    愛した男を苦しめる恨みがましい女。
    美苗はこの女を抹殺することにする。

    ホラーと呼ぶべきだろうか。
    せまりくるマリの恐ろしさ、そして、人々の豹変。
    人間とは恐ろしい

    0
    2015年10月14日

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