シュタイナーの生きた時代背景を丁寧に説明してあり、いきなりシュタイナーを読むと誤解したり混乱したりするのを回避させてくれるであろう入門書。
わかりやすく、いわゆる「シュタイナーかぶれ」にならないような解説をしてあります。
読んで思ったのは、日本人には元々の意味での「オカルト」を受け入れている精神的
...続きを読む土壌があったはずで、そういう世界をわかろうとしている人や自然に神様や精霊のことを考えられる人なら、「かぶれ」はしないだろうに、ということ。
キリスト教の神話の脆弱さみたいなものも感じた。