小杉英了のレビュー一覧

  • シュタイナー入門
    極一般的な日本人がシュタイナーに触れる時、まず当時のヨーロッパ情勢やキリスト教観念、さらに日本人の宗教観念を学ぶところから始めなければならない。シュタイナーの著書を読む前のワンクッションに
  • 先導者
    ホラー大賞受賞作ってことで。暑苦しい季節になってきたってのもあるし。死後の水先案内人という、既視感たっぷりのテーマではあるけど、設定が破綻していなくて、安心して読み進められる。
  • 赤い呪縛
    校正の仕事をしている秋川美苗.大学教員の葉山郁夫を紹介され気持ちがときめく.食事を重ねるうちに恋が芽生え,将来を話し合う仲になる.郁夫の寝言で西岡麻里の存在が明らかになり,郁夫のやったことを洗い出すが,崖から突き落としたことを突き止めた.証拠を隠滅するために現場に行くが,今度は美苗が同じ目に合い,郁...続きを読む
  • シュタイナー入門
    シュタイナーの生きた時代背景を丁寧に説明してあり、いきなりシュタイナーを読むと誤解したり混乱したりするのを回避させてくれるであろう入門書。
    わかりやすく、いわゆる「シュタイナーかぶれ」にならないような解説をしてあります。

    読んで思ったのは、日本人には元々の意味での「オカルト」を受け入れている精神的...続きを読む
  • シュタイナー入門
    西平さんのシュタイナー入門もよいですが、こちらも素敵です☆シュタイナー思想をコンパクトに。オカルトチックな思想ではあるけど…結構ワクワクするんですよ☆
  • シュタイナー入門
    シュタイナーの生涯と思想について簡潔に解説している評伝です。

    神秘主義的な傾向の強いシュタイナーの思想は、アカデミズムにおいては不遇なあつかいを受けていますが、彼の思想が20世紀初頭において多くの作家や芸術家たちに影響をあたえてきたことは事実であり、ヨーロッパ精神史においてはけっして無視することの...続きを読む
  • 先導者
     ホラー小説で短くてオススメ、みたいな感じでまとめサイト辺りで紹介されていたので買った、はずw
     表紙の女の子が可愛い。
     先導者とは何か。所謂、イタコさんみたいな人のことを指すらしい。
     その先導者であるためには、ココロと言われるようなものがあってはならないらしく、主人公である女の子は、あまり自分...続きを読む
  • 先導者
    15歳になり「先導者」として認可された"わたし"。死者の魂を来世でも恵まれた存在とするように導く「御役」のために生き、そして死んでいく少女の物語。



    この作品がホラーかどうかはいまいちわからないけれど、死後の世界を綿密に作り上げる創造力と、幼い頃から訓練ばかりだった少女が任務を通して自我を芽生え...続きを読む
  • 赤い呪縛
    美苗は地方都市で校正を仕事にしている。
    つまらない印刷物だと思っても、自分の仕事に誇りを持ち、一生懸命やってきた。
    しかし、独身貴族とまではいかない。
    毎日がやりがいと虚しさで包まれている。
    そんな中、彼女は理想的な男性、葉山と出会う。

    完璧な男、シックで、知的で......。
    しかも彼は結婚を前...続きを読む
  • シュタイナー入門
    ルドルフ・シュタイナーの入門書。
    本書を読んで、シュタイナーという人のことは朧げながらわかった。そして、思考することの大切さというのを理解した。よーく考えようー思考は大事だよー、というわけだ。
    教育の人という側面の他にオカルトの人という側面も持ち合わせている。オカルトといっても霊性とかそういったもの...続きを読む