小説 浅草案内

小説 浅草案内

770円 (税込)

3pt

3.6

粋なやつ、不器用なやつ、土地っ子、よそ者……、色とりどりの人間模様が見られる東京浅草。その奥深さに、作家自らも吸い寄せられてゆくかのように書かれた連作小説全12話。SFから時代小説まで幅広い作品を残した半村良。彼が愛した昭和末年の浅草を舞台に、なさけ、酒、色恋を実際の風物を織り交ぜながら描いた人情小説の最高傑作。

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小説 浅草案内 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年08月13日

    コレよかったなぁ。

    空気感が伝わる。

    浅草に歩いていける(がんばれば)
    下町暮らしを始めて10年以上。
    お祭のあり方。
    島内⁉︎村内のおじさま方々。
    美味しそぉ。

    いとうせいこうの解説もよかった。

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月29日

    サラリーマン一家で育ち自分も会社勤めで、まして転勤族な上に海外でも暮らしたような人(僕とか)には、実はこういうのって一種、SFのような神話性がある気もする小説です。

    半村良、というとSF小説家だという偏見がありましたが(素直な意味での)、これはなんというか、「山口瞳風の正統派人情現代劇(書かれた...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月21日

    この空気感。いいな〜
    浅草の人情もグタグタ感もひっくるめて愛すべき町、愛すべき人が描かれた傑作。浅草に、そして故郷に帰って古い友に会って、町にがんじがらめにつかまりたい衝動にかられた。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    半村良さん、初読み。
    浅草の住人たちの日常を描いた、古きよき昭和の臭いのする小説。
    実在のお店などもたくさん登場し、浅草に土地勘がある人にはより楽しめると思う。

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月10日

    古き良き昭和の浅草。
    表を歩けば誰かに声を掛けられ、飲み屋に入れば必ず知り合いがいる。
    そんな下町情緒溢れた浅草を半村良が案内してくれる。
    ノスタルジーを感じさせてくれる1冊。

    0

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