作品一覧

  • フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ
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    1~2巻5,390~6,930円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ユリシーズ』に続いて死の間際まで書き継がれ、20世紀最大の文学的事件とされる奇書の画期的全訳。ダブリン西郊の居酒屋を営む一家と、現実・歴史・神話が絡みあう重層的物語。
  • リスからアリへの手紙
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    カタツムリ君、象さん、リス君、アリさん、熊君など、個性豊かなどうぶつたちが好きな食べ物や誕生日についてやりとりする。風に運ばれる手紙が伝える、オフビートで滋養に満ちた物語。
  • ユリシーズ航海記
    3.0
    1巻3,300円 (税込)
    天才翻訳家が遺した『ユリシーズ』に関する文章を集成。第12章の発犬伝をはじめ、1922年のパリ、音楽、競馬、13-18章の試訳など、ジョイスフルな言葉に満ちたファン待望の一冊。
  • ボルヘス怪奇譚集
    3.8
    1巻913円 (税込)
    「物語の精髄は本書の小品のうちにある」(ボルヘス)。古代ローマ、インド、中国の故事、千夜一夜物語、カフカ、ポオなど古今東西の書物から選びぬかれた九十二の短くて途方もない話。
  • 対局する言葉
    -
    1巻968円 (税込)
    史上初永世七冠を達成した天才棋士の思考はどうなっているのか。その意識と無意識、記憶と感覚、脳と心の奇跡のメカニズムに、言語名人が迫る真剣勝負。強さの秘密を知る格好の一冊。
  • 幻獣辞典
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    セイレーン、八岐大蛇、一角獣、古今東西の竜といった想像上の生き物や、カフカ、C・S・ルイス、スウェーデンボリーらの著作に登場する不思議な存在をめぐる博覧強記のエッセイ一二〇篇。
  • シルヴィーとブルーノ
    4.0
    1巻770円 (税込)
    可憐でおませな妖精姉弟と、ナンセンスで愉快な大人たちが、夢と現実を往き来しつつおりなす、おもしろおかしい愛と冒険の物語。Harry Furnissの美しくユーモラスなイラストと、リズミカルな詩、ナンセンスな駄洒落や気の利いた皮肉が、読者をルイス・キャロルのファンタジー世界へと誘う。キャロルが後半生をかけて結実させた長編ロマンを、原文の味わいを生かした、柳瀬尚紀による洒落っ気たっぷりな名訳で贈る。
  • 日本語ほど面白いものはない―邑智小学校六年一組 特別授業―
    3.7
    1巻1,144円 (税込)
    「子どもの本屋さん」からの依頼をきっかけに、『チョコレート工場の秘密』訳者が島根県の山奥・美郷町で学ぶ16名の前で教壇に立つ。テーマは芥川のアフォリズム「最大の奇蹟は言語である」。日本語がどれほどの天才か、奇想天外な熱弁をふるううち、生徒たちの瞳は輝き、見事な達成がもたらされる。人が育つことの原点はここにある。

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  • ボルヘス怪奇譚集

    Posted by ブクログ

    ・もやもやして不安になる、よくわからない物語の詰め合わせ。
    ・短い物語に唐突なオチがつくので何度も置いてきぼり感を味わう。一気に読むと頭変になりそう。
    ・難解だけど訳が平易なので読みやすい。
    ・はじめの「諸言」と最後の「訳者あとがき」と「解説」のすべてが素敵。この3つを含めて本として完成されてる。
    ・なんの学びにもならないし、共感もできないし、考察しても意味を理解できない物語だらけ。読みながら「なんだこれ...」って呆気にとられるだけの読書時間、最高に贅沢。

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    2023年01月09日
  • リスからアリへの手紙

    Posted by ブクログ

    デザインの可愛さに惹かれて手に取りました。便利な時代になり、本当にお手紙を書くことが少なくなった気がします。久々にお手紙を書きたいという気持ちになりました。とにかく可愛らしい物語です。

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    2022年04月15日
  • リスからアリへの手紙

    Posted by ブクログ

    好きなシリーズをたまたま書店で発見。
    意気投合する動物たち、わざと意気を合わせないようにするところもクセになる。
    熊、ケーキ

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    2021年08月07日
  • ボルヘス怪奇譚集

    Posted by ブクログ

    「汽車」という4ページの作品がある。「死者の百科事典」を読んだ時と同じものを感じた。完璧だと思う。でも、サンチャゴダボベとは誰だろう。それから、須賀敦子の本棚というチラシが入っていた。読みたいけれど、高くて買えない。

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    2018年06月22日
  • 日本語ほど面白いものはない―邑智小学校六年一組 特別授業―

    Posted by ブクログ

    自然に囲まれた田舎の小学校で翻訳家柳瀬尚紀が授業を行う。言葉遊びを通して日本語表現への好奇心を誘う。言葉は相手の心を慮る優しさと傷つけてしまう暴力が共存する。私たちは怒りや憎しみに自制心を失うことなく、そして自然という力に謙虚さを忘れてはいけない。自身を優先する驕りはいつしか自身を貶める。だからこそ言葉は、虚飾の道具ではなく、本心を少しでも吐露する勇気に輝きを放つ。"いいね" は言葉を不健康にしていくのではないだろうか。凡庸でもいい、心と向き合う姿勢に本来の言葉は表出する。

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    2025年04月24日

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