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Posted by ブクログ 2023年01月09日
・もやもやして不安になる、よくわからない物語の詰め合わせ。
・短い物語に唐突なオチがつくので何度も置いてきぼり感を味わう。一気に読むと頭変になりそう。
・難解だけど訳が平易なので読みやすい。
・はじめの「諸言」と最後の「訳者あとがき」と「解説」のすべてが素敵。この3つを含めて本として完成されてる。
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Posted by ブクログ 2019年06月16日
20世紀ラテンアメリカの作家ボルヘス(1899-1986)が編んだ、古今東西の書物から引かれた幻想的な掌編のアンソロジー。
「文学が与える数多い楽しみのひとつは、物語の楽しみである。・・・。物語の精髄は本書の小品のうちにある、とわれわれは自負する」
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解説によると、ボルヘスの編むアンソロジー...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月06日
ボルヘスが世界中から集めた92の掌編・短編が収録されている。怪奇というより幻想小説っぽいのが多いが、どれもとても面白い。とくに「汽車」か物語としても構成・文体としてもすごくよかった。
ちなみに、各話に典拠となる書名とその作者が明記されているが、それらがすべて本当かどうかは疑わしいらしい。どんなに調べ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月12日
ボルヘスとヒゴオイ=カサーレスの二人が、古今東西の書物から短い物語(やその一部)を抜き出したアンソロジー。必ずしも怪奇という感じではないが、広い意味での幻想文学集になっている。古典も多いため、文体の関係で、短いくせに読み肉いものもあるが、全体としてはなかなか面白かった。それ自体を完成された文学として...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月11日
ホルヘ・ルイヒ・ボルヘスとアドルフォ・ビオイ=ハサーレスが、古今東西の書物からが収集した幻想的な物語。
河出文庫さんが斉藤壮馬さん(※読書家で有名な声優)とコラボフェアをやっていた際に購入した1冊。タイトルにボルヘスの名が入っていますが、ボルヘスの作品集というわけではなく、彼が様々な物語から収集し...続きを読む
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